2015年03月01日

雀明華の元ネタについて判明していることまとめ

以下,ほとんど自分で調べた要素がないので,自分がまとめるのも何かなーと思いつつ,誰もやらないままなのもネット上の損なのでやっておきます。

○様々な論拠から,雀明華の元ネタはエディット・ピアフ及び南仏に関連する事項と推測される。
・エディット・ピアフ(Wikipedia)

1.「らっさいらっさい」から推測される明華が歌っていたとされる曲は,エディット・ピアフが歌っていたもの。
「あっさいら,あっさいら」のつなぎがくっついてらっさいになっている模様。




2.エディット・ピアフは芸名だが,「ピアフ」は「雀」を意味するパリの俗語。
・参考:Moineau(フランス語版Wikipedia)の下段,Moineau dans la culture populaireに記載有り。雀明華の名字。また,無論のことながら麻雀の「雀」でもある。


3.明華の出身地ソフィア・アンティポリスと,エディット・ピアフの死没地グラースは同じアルプ=マリティーム県にある。
・参考:プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏(Wikipedia),およびアルプ=マリティーム県(英語版Wikipedia)
→ ついでに言うと,プロヴァンス地方というと強烈な“南風”であるミストラルが吹くことで有名。言うまでもなく明華の二つ名は「風神(ヴァントゥール)」で,麻雀では風牌を多く集める傾向がある。実は私はソフィア・アンティポリスの地名と彼女の打ち筋からこっちが先に引っかかったし,先行記事では指摘もされていた。
・参考:雀明華ちゃんについて(さくやこのはな),および風の山?救国の聖女? 雀明華仮説(アルカ茄子)
……が,そこから他のプロヴァンス要素と全く結びつかなくて放棄していた。シャンソンはさすがに知りません。


4.すっごい深読みすると岩館揺杏との関連性が出てくる。
有珠山高校についてはキリスト教モチーフが極めて多用されており,それぞれの名前にも反映されている。岩館揺杏の名前は「岩館」がおそらくペテロ,揺杏は「ゆあん」の読みからヨハネからと推測されている。今気づいたけどヨハネ・パウロだと前々教皇と同じ名前。残念ながらぺテロなのだが。
・参考:第114局[調整]◆撻優織丱譴△蝓曄覆気やこのはな),および岩館揺杏元ネタ探し(アルカ茄子)
→ 一方,エディット・ピアフの本名はエディット・ジョヴァンナ・ガション(Edith Giovanna Gassion)で,Giovannaはヨハネのイタリア語形(エディット・ピアフはイタリア系で,その意味でも伊仏国境にあたるプロヴァンス地方とは関連性がある)。前出の記事でさくやこのはなのあおいさんが指摘しているように,プロヴァンスと言えばマグダラのマリアが隠遁した土地としても名高い。
→ これがどう関連してくるかというと,
・聖書においてマグダラのマリアとペテロは対立構造にある。4つの福音書でマグダラのマリアに好意的なのがヨハネ福音書,逆に厳しいのがルカ福音書。最も顕著な例として,ルカ福音書は「ノリ・メ・タンゲレ」のエピソードをほぼカットした上で,「使徒たちには、それが愚かな話のように思われて、それを信じなかった。ペテロは立って墓へ走って行き、かがんで中を見ると、亜麻布だけがそこにあったので、事の次第を不思議に思いながら帰って行った。」(第24章11〜13行)と,イエスが復活したというマグダラのマリアの証言をペテロに疑わせるエピソードをわざわざさし挟んでいる。
・『ダ・ヴィンチ・コード』において「ダ・ヴィンチの《最後の晩餐》に描かれたヨハネは,実は女性でマグダラのマリア」とされ,これがマグダラのマリアがイエスの妻だった説の論拠とされている。さらに,マグダラのマリアの隣に座るペテロが彼女に敵意を向けた顔をしていると指摘。これ自体は珍説としか言いようがないが,史上最も有名な珍説であろう。
→ 以上から,ヨハネを挟んでペテロとマグダラのマリアが立つという構造が,『咲』における中堅戦の背景として存在すると考えることもできる。この考察は自分でしておいて正直深読みにすぎると思うのだが,ただ,「マグダラのマリアが麻雀でペテロ(とヨハネ)をぼこぼこにした」と考えるとその光景がめっちゃおもしろいので,それだけでも記述する価値があると判断したことを付記しておく。


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