2017年04月17日

コロンビア和平合意の国民投票とか

・コロンビア和平合意、国民投票で否決 大統領「紛争終結へ努力」(AFPBB)
コロンビア政府とFARCの和平合意はなぜ国民投票で否決されたのか?(AFPBB)
・コロンビア和平プロセスの課題――新和平合意をめぐって(SYNODOS)
→ 一見して和平合意されるべきだと思われたものが,なぜ国民投票で否決されてしまったのかは,2・3つめの記事に詳しく書かれている。FARC側に甘すぎるという反対理由はわかるが,「サントス大統領を信認する形になってしまう」という反対理由は,国民投票という制度の難しさを考えさせられる。Brexitもそうだが,あまりにも特殊な課題だから,他の経済政策や社会政策とは全く別に考えるべきだからこその国民投票ではなかったか。大統領自身,自らの人気が無くなっているのを自覚し,自らが大統領を下りても確実に履行されることをねらってのこの国民投票であるから,やはり自ら人気と切り離す意図が大きかった。他国の国民投票を批判したくはないが,国民の側がこの国民投票を大統領への信任投票にすり替えてしまって否決に回るというのは,国民投票の価値を自ら毀損してしまったように思う。その意味で残念であるし,Brexitやアメリカ大統領選の結果とは意味合いが違うと感じた。


・館内の端っこに座ってるだけじゃない!岐阜県美術館の監視係のお姉さんが描く仕事エッセイ漫画がじわじわ人気(Togetter)
→ 美術館にはよく行く人間だし,一応学芸員資格も持っていて博物館でバイトしたこともあるので,上から下まであるあるwwwwwwwwと読んでしまった。おもしろい。
→ 美術館に行く時は完全に普段着勢です。5話の3コマ目,学生時代の俺だわ。
→ 6話な。日本の美術館,なんでシーンとした雰囲気じゃないといけないという謎の同調圧力がそれなりに定着してしまったのか。
→ 7話もあるある。「おっちゃん,その人に聞いても多分わからんで……」と横から思ったことはしばしば。かく言う私も「あのキャプション,年号間違ってます」とか「誤字(脱字)があります」とかつっこんでばかりで,何というか申し訳ない。大概の場合,その場でメモりながら「上の者に報告しておきます」って言われます。皆も見つけたら監視員の人に。


・2016年美術展覧会入場者数 TOP20 (美術手帖)
→ このランキングの中だと2位兵馬俑展,3位若冲展,4位カラヴァッジョ展しか行っていない(厳密に言えば兵馬俑は2015年)。印象派・ポスト印象派の展覧会は2014年11月にオルセー美術館に行っていて,そこで飽きるくらい見たので当分は日本で行かなくていいかなと思ってパスした。東京以外のものは行く機会がなく断念。現代アート系は興味がわかず。ダリ展とダ・ヴィンチ展はラインナップを見てそれほど豪華には感じなくて意欲がわかず,選択肢にはありながら行かなかった。こうして振り返ると,意外と大規模な展覧会に足を運ばなかったのは去年なのかなと。
→ やはり圧巻は若冲展で,他は会期がそれなりに長いし大きな会場も多いが,これは1ヶ月であの狭さだ。単純に1日で約1.5万人いたことになる。1品1品じっくり見る人が多かっただろうし,そりゃまああの混雑だよなぁ。
→ 逆にランキングに入っていないのが不思議なのは,東博のアフガニスタン展。これは地味にショックで,あんなにおもしろい展覧会だったのにもったいない。あとは同じく東博の禅展。あれはそれなりに混んでいた気がしたが,20万人には届かなかったか。

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