2018年05月10日

最近読んだもの・買ったもの

・『だがしかし』9巻。
→ 駄菓子界最大の問題,きのこたけのこ戦争に切り込んだ野心作。ココノツがきのこ派,豆くんがたけのこ派であった。まあ,ほたるさんの出した結論は「全部おいしい」なんですけどね。パイの実にきのこのきりかぶまで登場していてアルフォートが登場しなかった件については絶対に許さない。
→ そしてその後に,うまい棒の妹キャラ「うまみちゃん」を出して,ほたるさんは萌キャラか否かという,この漫画のアイデンティティにかかわる重大な話を。最後が近いからってぶっこんできてるな? その他,ココノツとサヤ師のデート編など,終末が近いので,大きく話が動かない日常パートで入れられることは全部入れたというような巻。『だがしかし』は11巻で完結である。


・『火ノ丸相撲』18巻。第一部(高校生編)完結,第二部(大相撲編)開幕。
→ 優勝の瞬間の反応でキャラの性格を出すのはこういう物語のキーポイントだが,本作でボロ泣きしていたのはやはり桐仁と礼奈であった。この二人はこの団体戦にかかる想いが重すぎてな……部長も万感の思いはあれどそもそもよく泣くイメージ。客席ではこっそり邂逅していた互いの親族,環境・才能の全てに恵まれた草薙の母は,火ノ丸の両親がすでに他界していることを知り,こっそり退出する。勝負を分けたのが火ノ丸の敗戦の経験だっただけに,母が息子の成長を察したこのシーンは意外と重い。
→ 天王寺さん,実際に高校生が幕下十五枚目格付出でデビューしたらとんでもない騒ぎになりそうな。そして主人公は三段目百枚目格付出。11巻の感想でこんなことを書いていたので,なんだか感慨深い。作者は連載開始当初,どういう結末を想定していたのかちょっと気になる。ひょっとしてこの制度ができたから,安心して潮が負ける展開を描けるようになったので,天王寺というキャラを出したか。
→ 大太刀高校相撲部の送別相撲,毎度のことながら土俵作りを手伝ってくれる佑真の手下たち,最後まで付き合いよくて笑ってしまった。大相撲編でもモブで時々登場しそう。なお,五輪砕きは確かに幻中の幻技。狙う人もいないので本当に出ない印象。今の大相撲の決まり手にはないので,決まっても名目上は別の判断になるだろうが。
→ 栄華大学相撲部,佑真に大包平に金剛力とこれはこれで見たいメンバー。番外編でどうですか。
→ そして火ノ丸負傷で舞台は3年後へ。


・『ゴールデンカムイ』12巻。姉畑支遁編終幕,釧路到着,バッタの大量発生とラッコ騒動,都丹庵士登場。
→ 姉畑支遁の元ネタは言うまでもなくアーネスト・シートン。うん,解説するのも野暮だね。なんというか,そこまで似せなくてもいいのに感。そして連載当時にちょうど艦これで神威が登場したこともあって,ウコチャヌプコロが一瞬流行ったのがちょっとおもしろかった。
→ アイヌはウミガメもマンボウもラッコも食べるのか。この漫画見てると,本当に何でも食うなと感心する。ウミガメとラッコは美味そうだが,マンボウはイメージがわかない。どれも食ってみたい。
→ バッタの大量発生,明治期の北海道では何度も起こってたそうだ。これもそういうイメージが無かったので新鮮な話であった。ググるとこんな記事もあった。
→ ラッコ騒動は杉元・白石・谷垣のおもしろ珍道中に尾形が巻き込まれてたのがおもしろかった。尾形,お前はそういうのとは無縁なキャラだと思ってたよ。
→ キロランケとインカㇻマッというまさかの対立軸。そして尾形もここに来て何を考えてるかわからん。のっぺらぼうの正体は果たしてアシㇼパの父か否か。
→  都丹庵士の元ネタは名前から推測しやすく,トニー・アンソニー。『盲目のガンマン』というマカロニ・ウェスタン映画の主役を演じた俳優(兼脚本)だそうだ。風貌はあんまり似てない,かな。