2018年08月22日

紅白巫女と呼ばれるだけのことはあり

・東京駅の自販機で「売り切れ」続々発生も「頑張れ!」「もっとやれ」の声 背景にサントリーグループの残業代未払い問題(ねとらぼ)
→ 今のところ遭遇したことはないが,これが理由で自販機が売り切れになっていたなら,納得できるし応援したい。これについては,こういう話も。
・自販機大手求人、紹介中止を 都内職安に都労委が通報(東京新聞)
・「全問正解で有給チャンス」 サントリー子会社のジャパンビバレッジ、“有給取得クイズ”メールの存在認める(ねとらぼ)


・皮ごと食べられるバナナを発表(共同通信)
→ 味が気になるので,1回は試しに食べてみたい。食べた人によると「甘くない,剥いて食べた方がおいしい」とのこと。5本で4千円という値段を考えると,普及はしなさそうだが,一発ネタとしては生き残ってほしい。


・13歳少年が大手柄! 伝説的なデンマーク王ゆかりの品発掘 ドイツ(AFPBB)
→ ハーラル1世青歯王はデンマーク王国の統一とキリスト教化に功績があったデンマーク王で,実際には歯が青かったわけではないが,デンマーク語から英語に翻訳される過程で「浅黒い英雄」という意味の単語が誤ってBluetoothと訳されてしまい,そのまま定着した。原義で考えると「イルモーロ」が最も近いか。後世,こういう形でめちゃくちゃ有名になるとは,当時の人はおろか20世紀末の人間だって予想がつかなかった。
→ そういうわけなので,「北欧神話の戦トールにまつわる金づち」が発見されているのは,ちょうど移り変わりの時期らしさがあってよい。また,「見つかった硬貨のなかで最も古いものは、ウマイヤ朝時代のシリアで714年に作られたディルハム硬貨」というのも非常に気が長い話だが,当時の事情を考えれば,摩耗していなければ普通に使っていただろうと思う。当時としても骨董品だった可能性もあるが。


・科学史の定説をくつがえす−アラビア語写本の山をかきわけて−(広島大学)
→ 受験世界史の定番,近年最頻出テーマと言っても過言ではない12世紀ルネサンスに直接関係する研究で,高校世界史の基礎になっている研究を垣間見させてもらったという感想。955年没のマグリブで活躍し,アンダルスに広まった本なのであれば,おそらくイブン=ルシュドも読んだものだろう。12世紀ルネサンスだけでなく,イスラーム科学の西方地域の研究にも寄与する発見だ。
→ これで次はクレモナのゲラルドがなぜ原著者をマーシャーアッラーフと誤認したのかを調べる研究が始まるのだろうと思うと,書物の海の果てのなさに思いをはせることになる。


・「霊夢」中国で花の品種に。東方Projectの人気キャラから命名(huffingtonpost)
→ こういうのの裏を取りに行くのは大概ねとらぼかBuzzfeedのイメージだったので,ハフポスが取りに行ったのはやや意外。
→ どうやら名付けた本人は東方Projectを知らず,後輩が素知らぬ顔で「いい名前があるよ」と教えたということらしい。こういうのでありがちなパターンと言えばそうなるか。それにしても,誰もが納得するレベルで博麗霊夢を連想する造形。



この記事へのコメント
→ こういうのの裏を取りに行くのは大概ねとらぼかBuzzfeedのイメージだったので,ハフポスが取りに行ったのはやや意外。
記者の方が『封印作品の謎』といったサブカル・オタクカルチャーにも通じている人だから取りに行ったのかもしれません。

ちなみに、もしかしたらお読みかもしれませんが、この方が書かれた『封印作品の謎』(だいわ文庫)ではサーカス『〜水夏〜O-157』の顛末が書かれています。
Posted by 書肆ヘルニア at 2018年08月22日 23:32
なるほど。ネットメディアの性格というよりは,記者の個性が出た形ですね。
ハフポスにもこういうのに強い記者がいたんですね。むしろそこに驚きました。
情報ありがとうございます。

Posted by DG-Law at 2018年08月25日 01:23