2019年08月20日

最近読んだもの・買ったもの(『徒然日和』他)

・『徒然日和』1・2巻。
→ 某所で某人がお勧めしていたので読んでみた。地方都市の女子高生4人組のまったり日常もの,の王道オブ王道の漫画(ただし4コマでもなければきらら系でもない百合姫・一迅社)。4人の配置も元気なリーダー役・家庭的ないい子・小動物系・黒髪ロングのクール系ポンコツと黄金の配置なら(最後の子がポンコツなのも含めて完全に),手前2人が幼馴染で完全に熟年夫婦だったり,黒髪ロングのクール系ポンコツだけがガチめで小動物系の子が好きだったりなんてところも,実にこの系統の漫画の標準装備である。長所はとにかく絵が上手く,描写が丁寧である点。なんてことない日常を描くものだからこそ,これでよいのだろう。総じて,この系統の漫画の完成形の感あり,この系統の漫画は割と眠くなってしまって読まない私でも2巻まですいすい読めたので,一定の力があると思う。





・『ダンジョン飯』7巻。ライオス一行は第6層探索,幽霊に連れられて黄金郷へ,ライオスが予言を受け,戻ってグリフィン編。一方,地上でのエルフ襲来とカブルーの交渉,ダンジョン封鎖へ。
→ 正直話が全然進んでなかった5・6巻からすると一気に加速した感じ。そういえばグリフィンはメジャーどころとしては珍しくまだ出てきてなかったか。コカトリスは随分前に食べていた。ヒポグリフという魔物は知らなかった。馬と鷹の合成生物もいるのね。
→ チルチャックまさかの妻子持ちだった。センシの過去も判明。魔物を食べ続けていたのは,過去に食べたものが本当にグリフィンだったのか探すためであった。思いも新たにさらに下層へ。
→ ライオスは狂乱の魔術師を倒すというすごい予言を受けてしまったが,現実的にこの漫画の終着点はそこにならざるをえない気もしていたので,むしろ納得している。地位を投げ出して地上に帰っちゃうか,魔物だらけのダンジョンに喜んで定住するかw。


・『りゅうおうのおしごと!』10巻。雛鶴あいVS岳滅鬼翼と,なにわ将棋大会編。
→ 鶴が翼を得て空へ飛び立った回。あいちゃん,何でもできそうな演算能力があるのに,本作中の主要キャラではこれでもまだ弱い方というのは,どんだけ序盤・中盤がズタズタなんだ……とかえって心配になってきた。これからもきらめく才能の暴力で人をなぎ倒していってほしいところ。
→ なにわ将棋大会,これは泣くでしょ。306ページの最後の1行だけでやられてしまった。307ページの挿絵も最高にすばらしい。同じ方向を向いている子供同士にしかわからない,大人の入れない世界がここにあるのだ。ここまでネタ要素としか思えなかったJS研の面々がメインを張った話がこんなに感動させる話になるとは思わなかった。感服である。



・『球詠』5巻。梁幽館戦の続き。
→ 両チーム参謀による頭脳戦,戦力差から弱気になって裏目に出,さらに不運も重なる展開がリアルである。27話で満塁になった場面の絶望感。しかし,押されに押されているという印象と違って5回裏までで3−1と大差がついておらず,実は詠深のエースピッチングで抑え込んでいる展開は,点差の割にハラハラさせられ,漫画として上手い。詠深のメンタルの強さがよく描けていると思う。6回表,ノーアウト3塁というところで6巻へ。