2018年08月31日

2017年07月18日

『絶対に解けない受験世界史2(大学入試問題問題シリーズ2)』が出ます

無事に2冊めが出そうです。担当編集の方による告知記事はこちら。





以下は1巻同様に,本書の紹介をFAQ形式で。

よくわかる! 『絶対に解けない受験世界史2 ―悪問・難問・奇問・出題ミス集』FAQ

Q.目的や内容は前巻と同じなの?
A.全く同じです。大学入試における悪問や超難問,出題ミスを収録・解説した本です。本気で難しくて解けない問題から,日本語の崩壊した問題,単なる誤植,笑える問題,珍しい問題など,多岐にわたって収録しています。
1.入試問題作成の杜撰さを世の中に訴えること
2.出題ミスの事例を集めて,出題者へ提供すること
3.悪問を笑い飛ばして当時の受験生の無念を供養すること
4.世の中の世界史マニアに難問を提供すること
を主な目的としています。以下,1巻と同じQ&Aは省略。


Q.収録範囲は?
A.前著で2014年の早慶上智・国立大を扱いましたから,それ以外の2014年の私大入試。2015・2016年は全大学,2017年の早慶上智・国公立大までです。2017年のその他私大は(2巻が好調に売れれば)3巻に収録します。


Q.今回はどんな問題が収録されてるの?
A.1巻同様に,帯に入れた例題を掲載しますと,以下のような様子です。

・地図をよく見ると,ペロポネソス半島がペロポネソス島になっている(中央大・法学部,2016年)
・セゴビアの水道橋に対する誤答が熊本県の通潤橋(上智大・2/5実施,2015年)
・指定字数が35字の論述問題なのに,指定語句だけで16字ある(慶應義塾大・商学部,2017年)
・カリフォルニア州に本拠地を置いていないIT企業を問う問題(早稲田大・商学部,2017年)
・ググっても11件しか出てこない(2017年5月26日現在)用語を出題(青山学院大・法学部A方式,2014年)
・最古のジーンズのブランドとして「リーバイス」を問う問題(東京外語大,2017年)

その他ですと,以下のような問題が代表例かと思います。

・まさかのセンター試験からの収録(2015年・2016年)
・ソ連よりの思想信条を取らないと明確には解答が出ない問題(明治大・情報コミュニケーション学部,2016年)
・中華人民共和国側の政治的立場を取るかどうかを問われていると見なされかねない問題(青山学院大・国際政治経済学部・法学部,2015年)
・ここまで出てそうで出ていなかった「宇宙大将軍」こと侯景を出題(明治大・法学部,2014年)
・2016年にもなって教科書からは消えている「モンゴル人第一主義」を論述で出題(福井大,2016年)


Q.前著の社会的影響で悪問が減ったってほんと?
A.前著の影響かどうかはわかりませんが,上智大は目に見えてひどい問題が減っていて,早稲田大も前著の時よりはまともな入試問題になっていると思います。前著も持っている人は見比べて,上智大や早稲田大の減少の様子を観察するという楽しみ方もできると思います。

また,その意味では今回の注目ポイントはMARCHだと思っています。特に明治大と青山学院大はむしろひどくなっている印象です。ブログ版で扱っていないからって批判されていないなんて思ったら大間違いだ,と各大学の担当者には言いたい。上記の例にも挙げましたが,特定の思想信条・政治的立場をとらないと解答が出ない問題は最悪だと思いますよ。


Q.対象読者は?
A.前著の時に「まず歴史好き全般」としつつ「教育問題に関心がある人」として,さらに「あえて対象を絞るのなら,研究職・大学教員の方には読んで欲しいかな」と書いたのですが,実のところ読むのはサブカル層だと思ってました。しかし,Twitterや読書メーター等の感想を拾って読んでいくと,意外にもちゃんと研究者・大学教員の方々,またかなりの数の世界史得意な受験生が読んでいたのには驚きました。引き続き,これらの方々にも届くとよいなと思っています。


Q.今回の書き下ろしの割合は?
A.さすがに前回の書き下ろしが3/4は無理がありました。あれを続けるのは労力的に死にますので,割合は下がっています。ですが字数を数えてみると,今回も半分ちょっとくらいは書き下ろし(書籍で初公開)のようです。


Q.またしてもめちゃくちゃ分厚いんだけど……
A.約410ページあります。大人の購読者は厚さを気にしていない様子でしたが,実は受験生の購読者からは「分厚すぎる」という苦情が散見されていて,担当編集の方に「薄くしませんか?」と持ちかけたんですが,いろいろあってこうなりました。(次があれば,薄くなる努力はします……)


Q.間に日本史版とか現代文版とか挟めなかったの?
A.挟みたかったです。このままでは「大学入試問題問題シリーズ」が世界史だけになってしまいます。他教科・他科目の執筆者急募。私は解答解説にジョークを挟まないと自分が耐えられないのでこういうスタイルですが,別にもっと硬質な文章で書きたい人はそれで構わないと思っていますし,逆に私よりもさらにジョークを挟みながら書きたい人はそれで書けばよいと思っています。また,全大学対象は労力的に無理なのであれば,早慶上智に絞った本にしてしまうのもアリだと思います。

なお,一応の類書として以下のような書籍があるのは見つけましたので,参考までに。(リンク先はAmazon)
・現代文:『哲学の誤読 ―入試現代文で哲学する!』入不二基義著,ちくま新書
・古文:『「無理題」こそ「難題」―大学入試古文問題を検証する』松岡義晃著,東京図書出版会


Q.出版社変わってない?
A.社会評論社からパブリブに変わりました。担当編集の方が独立された関係です。


Q.今回も正誤表を作るの?
A.極力誤植が残っていないことを祈りますが,作ります。この記事に正誤表を作る&重版がかかった際に直す予定ですので,あとでやんわりと教えていただけると幸いです。

<訂正表>
p.28 10行目 「ガズナ朝の創始者」は「ガズナ朝の最盛期の君主」の誤植。
p.69 コラム1 下から2行目,当然ながら「シュリーヴィジャヤ」と三仏斉が逆。
p.134  2016早慶36番 早稲田大 商学部(4つめ) 解説で「ブラウン判決は範囲外」と述べているが,用語集未収録なだけで,新課程の山川教科書本文には記載がある。ただし,解説全体の論旨には影響なし。
p.214 番外編4 「vritu」は「virtu」の誤植(2箇所とも)。
p.256 2015早慶15番 早稲田大 国際教養学部(2つめ) 国連憲章第1章を根拠とした派兵は初回の国連緊急軍のみで,これが制度化された以降のPKOは第6章を理論的根拠としている。実態として第6章と国連軍の規定がある第7章の中間的な活動になっているため,「6章半活動」と呼ばれる。ゆえにp.257の下から4〜7行は解説に誤りがある。
p.334 「立命館大 全額統一日程」は「立命館大 全学統一日程」の誤植。


<その他のご指摘>
p.367 2014その他24番 法政大 2/8実施分
解説で「権利の章典は法律ではなく憲法なので,誤答ではないか」と述べているが,「権利の章典も形式上は議会制定法なので,その指摘は無意味ではないかという指摘をいただいた。確かにそう考察することは可能であり,その場合4を誤答とする根拠が「終止符を打った法律は,直接関係しているといえるのかどうか」の1点しかなくなるので,より判断が難しくなる。正答の可能性が高まった。

  
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2016年12月30日

2016年自薦記事10選

今年はそもそもブログ記事あんまり書いてないからやめようかなと思っていたが,なんだかんだで10個くらいは自薦できそうなものがあったので書いておく。それぞれに読み返した感想とか裏話とかをつけておいた。「受験世界史悪問集」は別枠としてあえて選ばなかった。これが今年最後の更新です。それでは良いお年を。


1.授時暦は“何の影響”を受けて成立したのか?(4/7)
→ 今年唯一の「高校世界史」シリーズだろうか。実はストックはあるのだけれど記事になっていないものがあるので,いつかお披露目できれば。

2.黄金のアフガニスタン(4/23)
→ 今年一番行ってよかった展覧会というと若冲展だが,一番おもしろかった展覧会というとこっち。アフガニスタン国立博物館の宝物は,本当にいつか故郷で安住できることを願う。

3.稀勢の里スマイルに始まり終わった場所かも(5/22)
→ 今年の大相撲は稀勢の里のアルカイック・スマイルに振り回された印象が強いので,その象徴でこの場所の感想記事を。

4.中国麻雀を打ってみた感想(6/3)
→ あれからも打てる人が4人そろうたびに打ってる。仲間内の恒例行事化しそう。皆ルールを覚えてやりましょう。

5.書評:『三国志』宮城谷昌光著,文春文庫(6/9)
→ 長らく自分の中の宿題になっていて,やっと消化できた記事。それだけに良い文章が書けたのではないか,と思っている。

6.書評:『ルワンダ中央銀行総裁日記』服部正也著,中公新書(6/24)
→ こちらは読んですぐに書いた書評。今年も『まなざしのレッスン2』や『哲学の誤読』など,おもしろい本はいろいろと読んだが,読む前の印象と読後の印象が全然違ったのは本書である。そのことを書けたのを書評に書けたので良かった。

7.『シン・ゴジラ』感想(8/22)
→ 書評や映画評・展覧会評はなるべく独自の意見を載せる,そうでない場合は見たこと自体とおもしろかったかどうかだけにして簡潔に,を最近心がけているのだけれど,この『シン・ゴジラ』評は比較的独自性の高い感想になっているのではないかと思う。
→ なお,『君の名は。』で感想を書いていないのは,凡百の感想しか書けそうにないので,他の映画とあわせて2・3行で済ませようと考えているから,だったりする。

8.『ブロークバック・マウンテン』(11/7)
→ 今年発表のものかどうかを考慮に入れないなら,今年見た中で一番おもしろかった映画。「私が見た映画の傑作トップ20」候補一覧も記事中に書いたので,自分への備忘録もかねて自薦しておきたい。

9.最近読んだもの・買ったもの(『NEW GAME』3・4・5巻)(12/7)
→ 漫画・アニメに限って言えば今年最大の出会いは間違いなく『NEW GAME!』になる。こんなにはまるとは全然思っていなかった。感想で少しでも良さが伝われば。

10.「真田丸」(12/22)
→ ついこの間書いたものなので裏話も久々に読み返した感想もないのだけれど,大河ドラマを見た記念で。
  
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2015年12月30日

2015年自薦記事10選

昨年の。それぞれに読み返した感想とか裏話とかをつけておいた。それではみなさんよいお年を。私はコミケ頑張ってきます。


1.2015年度センター試験地歴の「やらかし」について(1/18)
→ 物事がいろいろ終わった2,3ヶ月経過した後,周囲の状況を鑑みつつ言及するスタイルの自分としては,極めて速報性にこだわったという点で珍しい記事。これはさすがにセンター試験後即日じゃないと意味が無いとは思った。ジョン=ケイ(紡績機)は,私自身ほとんど知らない人物だったので,急いで東大図書館に駆け込んで,近代イギリス史や科学技術史の棚と長いことにらめっこして書かれた記事だったりする。ちなみに,今年で一番はてブが伸びた記事でもある。

2.受験世界史悪問・難問・奇問集 ver.2015(3/12-15)
→ これは毎年恒例で。恒例すぎるのでちょっと選ぶのを躊躇する気持ちがなくはなかったが,そうは言っても看板企画ではあろうと。読み返してみると,一番おもしろかったのは上智大の8番「熊本の古代遺跡」だろうか。

3.この春に西美に入ったフェルメール帰属の作品について(4/29)
→ 今年は展評から2つ選んだ。そのうちの1つめ。ほとんど私見が入っておらず,単なる紹介記事ではあるのだが,自分ではよくまとめられていると思う。

4.兄弟弟子の奮起とか泣くしかないでしょう(5/26)
→ 大相撲五月場所の感想。今年一番力を入れて書いた相撲記事であり,また根本的に今年一番感動した場所でもあった。ついでに今年の相撲記事を全部読み返してみたのだけれど,今年は照ノ富士の躍進の一言であるなと。五月はそれを象徴する場所でもあったと思う。

5.歴史コミュニケーション研究会(5/31)報告(6/9)
→ 自分としてはやはりプロの研究者の意見というのはとても貴重で,それは悪問集の校正を頼んでいる友人たちの意見ももちろんなのだけれど,さらに外部の意見を聞く場を与えられたというのは本当にありがたかった。その記録として。
→ また,ここで得られた「東大の第1問は,理論上高校世界史範囲内を順守しているとしても,実態上満点を取れる高校生が存在しないのであれば,一周回って悪問なのでは」という意見は,後で出てくる東ロボの研究会でも再び登場し,私的には一年で最も悩まされたトピックとなった。

6.がっこうぐらし!:原作とアニメの差異について(10/30)
→ アニメ・漫画の感想系としては一番力を入れて書いた記事。一年を通して一番楽しんだテレビアニメは何かと言われるとやはり『デレマス』になってしまうのだけれど,考察しがいがあったのは『がっこうぐらし!』の方だった。ただ,はてブの伸びを見るとやはり世間の関心は『デレマス』や『艦これ』のアニメではあるなぁと。

7.「ロボットは東大に入れるか」成果報告会 in 2015(11/14)レポート(11/18)
→ これも恒例なのだけど,世界史論述に関する結果とその分析は非常に驚かされるものであった。論述を組み立てる力も,そのうち人間の特権ではなくなるのかもしれない。

8.山陰旅行記(11/21-22)
→ 今年は大規模な国内旅行には2回行っていて,新潟旅行も楽しかったのだけれど,レポート記事として読んでおもしろいのはやはりこちらの投入堂部分かなと。自分自身,旅行前に「投入堂」でググッて,意外と体験談が引っかからなくてやや様子がわからなかったところがあった。この記事が将来行く人の参考になればと思う。
→ とは言いつつ,はてブとしてもtwitterとしてもアクセス数としても,受けが良かったのは後編だったりする。かなり多岐にわたる観光案内を書いたので,刺さるところが人それぞれあったのかも。

9.高校世界史上のフン人やマジャール人の扱いについて(12/6)
→ 今年は下半期にかなり高校世界史ネタを書いたのだけれど,調べていて一番おもしろかったのはこれ。当時の感想として「受験用の教科書は思っていた以上に気をつけてアジア系を排していた,というのが正直な感想」と書いているのだけれど,私の中での教科書の信頼度って低かったんだなぁと改めて読んで思った。

10.地中海の黄金伝説展(12/25)
→ 美術展の展評から2つめ。「どれだけノリノリなんですか」というコメントがついた通り,ノリノリで書いた記事ではあって,それなりにウケがよくて何よりである。展示のコンセプトには一切中二病要素が無いのに,見る人が見ると勝手に妄想が膨らむという点では,大変よい展覧会であった。1/11まで会期があるので,興味がわいた人でまだ間に合う人は是非。  
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2014年12月30日

2014年自薦記事

昨年の。今年も10+αで選出したが,なんというか考えるまでもなくアレとかアレとかは入るので,選ぶのが楽だった。逆に言ってシリーズ物化が激しく,マンネリ化しているということでもあるのだが。人気の出た記事をシリーズ化するのは当然なので,許してほしいところ。それでは良いお年を。


1.2014都知事選雑感(2/10)
この間の衆院選の感想は全く書いてないわけだけど,何を書いてもこの時と全く重なってしまうから書けなかった,というのはある。野党は殴り合いで票を食い合い,与党が大勝する。こっそり共産党が躍進するという構図。ただし,都知事選の田母神フィーバーと比較して,衆院選では次世代の党が壊滅したのを見ると,やや国民が冷静になったのかなぁ,とか。

2.受験世界史悪問・難問・奇問集 ver.2014 その3(国立大)(3/12)
千葉大の一件で電話したのが間違いなくシリーズ通しての最大のハイライトでしょうね。よほどのことがない限り来年度はインパクトで勝てないので,どうしたものかと。

3.【咲-Saki-】「末原さんは全ての点数移動にかかわる性質を持っている」説(4/17)
今年一番熱心に書いた咲記事。当たっているかどうかは2014年中に判明すると思ってたのだけれど,案外と本編が進まず,来年に持ち越し。当たり外れは正直に言ってあまり自信無いが,それなりに説得力のある説だとは自分で思っている。
実はもう1記事,ミョンファさんの元ネタ集を作ろうと思ってたのだけれど,ほとんど自分で調べたところではないので遠慮していた。誰も書く気が無いっぽいので,手を付けようと思います。

4.舞の海講演会について(文字起こし有)(5/27)
「舞の海講演会文字起こし」の落穂拾い(6/9)
ザ・怒りの文字起こし。その後の反応への対処を含めて面倒臭かったが,やってよかったと思う。落穂拾いの方で触れた二つの反応についてはいまだもって許せてない。

5.エロゲ版「屈辱」は可能か,及び無差別級お試し版(6/20)
エロゲ版「屈辱」の講評と結果発表(6/22)
これも作業が大変だったけど,おもしろかった。「ブクマが何十か集まったら結果発表します。集まらなかったら,やっぱりルールに無理があったということで無かったことに。」とは本当に成立するとは思ってなくて書いたのだけれど,蓋を開けてみたら三桁ブクマである。集まったエロゲーのラインナップを見ても,はてな村民,古参エロゲーマー多し。

6.『言の葉の庭』(7/9)
多分,ネット上に存在する本作のレビューで唯一「なぜ新宿御苑だったのか」について解説したものだと思われる。その意味で自薦に値。一方,これだけレビューしがいがある作品なら,ちゃんと劇場公開時に見てレビューしとくべきだったなぁという後悔もある記事。

7.なぜイスラーム国は預言者ヨナの墓を破壊したか,と聖遺物崇敬の話(7/28)
よくある話ではあるのだけれど,骨子が定まってから,「確実なことを書こう」としていろいろ調べていくと際限なく対象が広がっていき,かつ実は読んだ成果はほとんど記事に現れてないという。調べる前に書いた草稿とほとんど変わっていなかったり。まあ無駄な勉強じゃなかったとは思いたい。
あと,さらっと入れた「ネタ的に言えばアブドゥル・アルハザードもここに入るんだろう,多分。」というギャグがなにげに大受けだったので,満足。

8.『絶対に解けない受験世界史 (大学入試問題問題シリーズ)』が出ます(10/3)
続刊構想中でございます(小声)確実に出るとは言えないし,いつになるかもわからんけど。悪問が溜まらないことには出ず,ということは出ない方が世の中的には良いということでもあり。実は入れそびれた2014年の私大(明治とか青山とか)だけで,相当な分量があったりもするのだけれど。

9.『WHITE ALBUM2』レビュー(11/24)
時期外れだし伸びるとはちっとも思ってなかったので,アクセスをかなり集めたことは素直に嬉しかったし,コメント欄での議論もおもしろかった。
エロゲ史に燦然と輝く至高の傑作の一つです。3年かかった私が言うのもなんだけど,勧めておきます。

10.ドイツ・フランス・ベルギー旅行記(前編:フランクフルト・ハイデルベルク・ストラスブール)
ハイライトは五体投地になるはずだったんですが,フランシスコ・ロッシに持って行かれた感が。次はドイツの東の方(ベルリン・ドレスデン)か,チェコ・ハンガリー辺りに行きたいなと。
  
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2014年10月03日

『絶対に解けない受験世界史 (大学入試問題問題シリーズ)』が出ます

twitterや編集者のブログ等では先行して告知しましたが,本を書きました。




以下,本書の紹介をFAQ形式で。

よくわかる! 『絶対に解けない受験世界史 ―悪問・難問・奇問・出題ミス集』FAQ

Q.どういう本なの? 何が目的なの?
A.サブタイトルの通り,大学入試における悪問や超難問,出題ミスを収録・解説した本です。本気で難しくて解けない問題から,日本語の崩壊した問題,単なる誤植,笑える問題など,多岐にわたって収録しています。
1.入試問題作成の杜撰さを世の中に訴えること
2.出題ミスの事例を集めて,出題者へ提供すること
3.悪問を笑い飛ばして当時の受験生の無念を供養すること
4.世の中の世界史マニアに難問を提供すること
を主な目的としています。

Q.どんな問題が収録されてるの?
A.帯に入れた例を引用しますと,

・p.37:青磁か白磁問いながらも問題用紙はモノクロプリント(早稲田大 文学部 2014年)
・p.65:大学教授自らが書いた学術論文のテーマを入試問題に転用(名古屋大学 2014年)
・p.112:ユーゴ連邦構成国が東西に分裂した架空戦記並の地図(慶應大 経済部 2013年)
・p.210:インカ帝国の都市遺跡を問う選択肢にラピュタ(慶應大 経済学部 2013年)
・p.212:カルパティア山脈をカルパンティア山脈と誤植(早稲田大 国際教養学部 2012年)
・p.279:東晋を建てた人物を問う選択肢に司馬遼太郎(神戸学院大 2012年)

という感じです。あとは
・正誤判定なのに,日本語が崩壊していて正誤が判定できない(該当多数)
・某博士論文のごとく,問題文や選択肢が全部教科書・参考書のコピペ(該当多数)
あたりが,見どころではなかろうかと思います。コピペはマジで多いです。こんなところにまで罪悪感の無いコピペが蔓延してるんだなぁと驚くこと請け合いです。

Q.対象読者は?
A.まず歴史好き全般。大学受験で世界史を使ってない人でも楽しめる……と思います。もしくは教育問題に関心がある人。世界史をさっぱり知らなくても,ひどさがわかると思います。というよりも,世界史をさっぱり知らない人でさえ部分的にはひどさがわかってしまう,というのは本書の一つの肝ですので。
その中でも,あえて対象を絞るのなら,研究職・大学教員の方には読んで欲しいかな。特に,将来的に入試問題を作る可能性のある方や,現役で作っている方。

Q.ブログで毎年連載してましたよね。再録はどのくらい?
A.約1/4ほどが再録になりますが,かなり加筆補筆しているので,それなりに新鮮味をもって読めるのではないかと思います。残りは書き下ろしになります。

Q.めちゃくちゃ分厚いんだけど……
A.全部で460ページくらいあります。別の表現をすると30万字くらいあるはずです。まともに全部解いて読もうとすると,軽く10時間は必要になりますし,頭の疲労感が半端ないと思います。ちょっとずつ読み進めるか,ざっと読みながら得意な時代・分野に重なっている問題だけ解いていく,という方が楽しめると思います。

Q.長いから,とりあえず読むべきお勧めの問題はある?
A.ぱっと見でわかっておもしろいのは帯に引用された問題になるかと。あとは,地図・画像問題は難しい・質が悪い理由がわかりやすいので,そこだけ拾っていって読んでもいいかもしれません。
地図・画像問題を含めて,帯以外のおもしろ問題だと,
・p.17:2014年上智4番(十字軍の問題)
・p.34:2014年早慶12番(早大法学部,黒人奴隷の問題)
・p.68:2014年その他6番(千葉大,画像問題)
・p.100:2013年上智7番(三国志の問題)
・p.173:2013年その他29番(神戸学院大,天津甘栗の問題)
・p.204:2012年早慶2番(慶大文学部)
・p.208:2012年早慶4番(慶大法学部,ミリオタ問題)
・p.290:2011年上智1番(地図問題)
・p.378:2010年上智8番(画像問題)
あたりがお勧めできるかと思います。

Q.タイトルの「絶対に解けない」は嘘でしょ?
A.ええ。実際のところ,分類したもののうち「難問」や「奇問」は,世界史マニアなら解けてしまうものがけっこうあると思います。ですが,「出題ミス」は絶対に解けません。言うまでもなく,解答自体が存在しないからです。表題の「絶対に解けない」はどちらかというとそういう意味合いで捉えてもらえればと思います。

Q.俺の知ってるあの難問が入ってないんだけど?
A.序文のところでも書きましたが,2009年から2014年の直近6年間に絞って収録しています。伝説的な難問・悪問,たとえば「ハムレットのあらすじを60字で書け(慶應大)」や「ビザンツ帝国滅亡によるイタリア社会が受けた影響を400字で書け(一橋大)」といったものは収録していません。それでも十分にインパクトのある問題が出揃ったと思っています。

Q.そもそも現行の大学入試制度自体が間違ってるんだから,その中で悪問を糾弾しても意味がない!
A.これも序文で書きましたが,本書ではその点を問題としていません。あくまで現行の大学入試の世界史において,適正か否かを問題としています。

Q.この問題,悪問でも難問でもなくね?
A.これも序文に書きましたが,ある一定のルールに則って機械的に収録した問題もあります。なので,難易度的には簡単だったり良問だったりしても,引っかかってしまったものもあります。

Q.表紙の取ってつけたような女の子は誰?
A.一番よく聞かれる質問。フリー素材です。まさに取ってつけました。私は「いらんやろ」と主張したんですが,編集者の方が「何か無いと,赤本とガチで間違われるとまずいので……」って言ってまして,なるほどと。

Q.日本史版は無いの? 現代文版は無いの? etc.
A.これもかなり多く聞かれた質問ですが,そんなもん俺が読みたいわ。というわけで,我こそはという著者を期待します。社会評論社の濱崎さんと交渉してください。

Q.ペンネームの「稲田義智」って何?
A.早「稲田」,慶應「義」塾,上「智」の合体です。友人が考えてくれました。後から別の友人に指摘されて気づいたんですが,一橋からも一文字とって「稲田橋義智」にしてもよかったなぁと。

Q.ちょっとこの解説間違ってんよ? 誤植を発見しました! etc.
A.申し訳ございません申し訳ございません申し訳ございません。この種の本で自分が間違ってるのはつらい。この記事に正誤表を作る&重版がかかった際に直す予定ですので,あとでやんわりと教えていただけると幸いです。


<正誤表>
p.40 2014早慶 15.早稲田大 人間科学部(2つめ)
×解説冒頭「aとbは正文である」(中略)「審議の対象はcである」 → ○「aとcは正文である」(中略)「審議の対象はbである」(二刷では修正済)
p.43 2014早慶 18.早稲田大 教育学部
「ユーグ=カペーの祖父の妻がカロリング家出身であるから,これを姻戚関係と見なすかどうかでaの正誤が危うくなる悪問」と指摘しているが,読者の指摘で調べ直したところ,ユーグ=カペーの父はこの妻の嫡子であるので,間違いなくユーグ=カペーとカロリング家は間違いなく血縁関係がある。したがって本問のaははっきりとした正文であり,本問は明確な出題ミスである。分類の「?」も不要なので削除。
p.121下から4行目 ×「知って入れば」→○「知っていれば」
p.148 2013その他 7.学習院大 経済学部 中段,イギリス東インド会社が商館を建てたのが「長崎」になっているが,どう考えても「平戸」の誤り。
p.178 山川出版社の『詳説世界史B』の構成に誤りがあった。ひとまずの修正として,p.180の「1997年版」が2003年からの構成なので,年度をそのように修正。また,「分析」の上から3行を削除。
p.210 2012早慶 〔番外編3〕 問題3・問2の2行目 ☓「気づかれた」 → ◯「築かれた」
p.217解答解説の14行目×「たがかが大学入試に」→○「たかだか大学入試に」
pp.249-250 2012その他 14.中央大 統一入試(2つめ)
×解説最後の行「(e)を正解と見なすしかなさそう」→○「(c)を正解と見なすしかなさそう」(二刷では修正済)
p.245 [番外編1]国際基督教大 解説の下から2行目に「『軍隊』と『驚愕』は交響曲」とあるが,残りの『時計』も交響曲。
p.422 2009早慶 1.慶應大 法学部 ×(13)(14) →○(11)(12)



<その他の指摘>
p.20 2014上智 7.上智大 2/4実施
『赤本』がeを正解=正文にしている理由は,用語集に同様の表記があるからではないか,とのこと。確認したところ,確かにそうだった。つまり,『赤本』のミスというよりも,用語集の不用意な表記という案件の模様。よって,「『赤本』がこういうミスをやらかすのは珍しい。」の一文を削除した上で,段落の最後に「『赤本』はどうやら用語集の表記に拠ったようである。用語集のセシル=ローズの項目には,確かに「アパルトヘイトを推進した」とある。しかし,アパルトヘイトの実施は前述の説明の通りであり,また用語集自身がアパルトヘイトの項目で「南アフリカ連邦成立時からとられた」と記しているため,用語集同士で矛盾が生じている。これは用語集の不用意な表記が責められるべきであろう。また,ということは上智大の想定した解答もeになるだろうが,まともに世界史を勉強してきたなら受験生だって気づくレベルの事実誤認であり,これは用語集の不用意な表記に気づかない作題者がおかしい。近現代アフリカ史の専門家が監修していないというレベルでなく,受験レベルの世界史知識もおぼつかない作題者ということになる。となると,種別を悪問としていたが,出題ミスに格上げにしてよいかもしれない。」と書き足しておく。

p.440 2009早慶 17.早稲田大 政経学部
「汎ヨーロッパ・ピクニック」に関する問題で,東ドイツ市民に出国を認めた東欧圏の国を選ばせる問題。汎ヨーロッパ・ピクニック自体が高校世界史範囲外なので収録したが,選択肢を見ると「ハンガリー」「ユーゴスラヴィア」「ポーランド」「ルーマニア」であり,ユーゴスラヴィアを東欧圏ではない(親ソではない・ワルシャワ条約機構非加盟)として除くと,ポーランドとルーマニアは西側と国境を接していないという判断から,史実を知らなくても「ハンガリー」に絞れるのではないか,という指摘をいただいた。一応「海路から西側に出国するという許可を出したと考えられないこともないから,確証のある正解の出し方ではない」と言えるものの,常識的な判断ではこの思考を取れば易しい問題として解答できる。  
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2013年12月26日

2013年自薦記事

昨年の。今年も10+αで選出。ノミネートはもういくつかあったのだが,絞って落とした。結果として展評枠・大相撲枠が消滅したが,しかたあるまい。10の並びを見ると,咲記事・報告系記事・歴史ネタの3つで固まった。この3つは伸びやすいし,書いてて楽しいのもまた確かであった。


1.『咲-Saki-』の登場人物が宇宙麻雀を打ったらどうなるか(1/26)
本格的に咲考察に言及した最初の記事じゃなかろうか(玄になりきって打ってみたは去年)。思わぬところで他者にいろいろ影響を与えていたようで,非常に思い出深い記事。

2.受験世界史悪問・難問・奇問集 ver.2013 その1(上智大)(3/8)
受験世界史悪問・難問・奇問集 ver.2013 その2(慶應大・早稲田大)(3/9)
毎年恒例ではあるのだが,年年アクセス数を集めるようになっている。もはやうちの看板記事の一つ。決定的にそうなったのは,今年をやったからであって,自薦しないわけにもいかない。

3.第221・222回『三国志 7・8巻』宮城谷昌光著,文春文庫(4/11)
宮城谷昌光の劉備に触れることができたのは僥倖であった。私のそれなりに長くなってきた三国志歴において,重要な転回点になった。この三国志シリーズは書評としても毎回良い物が書けている気がするので,一つ挙げておきたい。

4.人類史において最重要な『5つの出来事』は?(4/25)
今年も歴史系の記事をいくつか書いたが,書いてて一番楽しかったのはこれ。条件をつけてあれこれ考えるのは楽しい。

5.松実玄は裏ドラにまで能力を及ぼしているのか議論について(6/24)
一時期咲界隈で話題になった松実玄裏ドラ論争に首をつっこんだもの。予定説→阿知賀女子「学院」→カルヴァン派もしくは聖公会系……?という発想が降りてきたときにはネタの神が降臨していた。

6.東駐車場待機列の覚書(8/15)
案外伸びなかったのだけれど,自分では貴重な証言・参考記録なのではないかと自負している。探してみたが,入城待機列については意外とまとまった報告がないので。

7.阿知賀編の説得力(9/5)
あわせて3つ,今年はよく咲記事を書いたなぁと。ただし,本記事については咲記事というよりも,スポ根物全般の分析といったほうがよい。その意味で,咲記事としても書いたせいで,少々論理構造が繁雑になったところは否めない。前2記事もそうだが,とても良いリアクションが返ってくるから,咲界隈は読者に恵まれていると思った。

8.『ネギま!』に対する私的落穂拾い(9/11)
赤松健論として自薦できる水準にあると思う。UQHOLDERはここまで予想してたよりもおもしろく,少年漫画に特化した策はここまであたっているのではないかと。今後とも注視して読んでいきたい。

9.love is blind ―まどか☆マギカ劇場版[新編]感想・考察 ※ネタバレ(10/30)
まだ一応ネタバレ自粛中なので,コメントは差し控えたいというか,ほむらちゃんほむほむとしか言いようがないというか。意外とネストリウス派にツッコミが少なかったのが残念といえば残念。

10.「ロボットは東大に入れるか」発表会(11/23)レポート(11/25)
これは受けると思っていたし,実際に伸びてほっとした記事。読者の読みたいところを割とよくまとめることができたのではないかと思う。記事中にも書いたが,この研究は今後も追っていくつもり。次の報告会がいつあるのか全く知らないけど。


〔番外編〕
・大洗巡礼記
思い出の記録ではあるんだけど,巡礼記としては平凡かなぁと。

・なぜローマは崩壊したのに中国帝国は存続したか
これは本当に軽く書いて突発的に伸びた記事。あれだけ伸びるならもうちょっとしっかり書けばよかったと思った。追加補足記事を書こうかとも思ったが,書かないままずるずると。  
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2012年12月26日

2012年自薦記事

昨年の。数は例年通り10+α。今年は前半がんばって後半さぼったかなという気がしていたが,まとめてみるとそうでもない。上半期5・下半期5の綺麗な半々であった。


1.第200回『シラノ・ド・ベルジュラック』エドモン・ロスタン著,渡辺守章訳,光文社古典新訳文庫(2/9)
ブックレビュー枠。今読んでもこれは文章としてよく書けていると思う。書評としても自薦できるが,それ以上に自分の翻訳文に対する思考,そして芸術観が簡潔に現れている。その意味でも自薦しておきたい。


2.世界征服彼女 レビュー(2/25)
エロゲレビュー枠その1。この作品については,私にしては珍しく「世評が不当」と割と本気で考えている。それゆえに,その魅力を伝えるのがレビューではないか,本作には読み込むだけの内容があるのだ,というのを伝えなくてはならない,というある種の使命感があった。結果として長文化し,可読性が下がったような気がしなくもないものの,再読しても自分で納得できるだけのレビューになっている。『月に寄りそう乙女の作法』のレビューも,自分なりによく書けていると思っているのだが,あちらは世評が十分に高いので,選外とした。というよりも,批評空間の点数を見る限り私のつけた点数よりも世評のほうが高い。


3.受験世界史悪問・難問・奇問集 ver.2012 その1(上智大・慶應大)(3/7)
受験世界史悪問・難問・奇問集 ver.2012 その2(早稲田大)(3/8)
今年最大のヒット作の一つ。はてブはそこまででもないが,検索によく引っかかるためか,一ヶ月に一度ほどの周期で爆発し,恒常的にアクセスを集めている。一応来年もやる予定だが,万が一上智大さんと早稲田大さんが悪問を出さなくなったら終了ということで。


4.無限煉姦 レビュー(3/20)
エロゲレビュー枠その2。こちらの作品は世間で十分に評価されているが,案外と『EXTRAVAGANZA』との関連で語られたレビューを見なかったもので,こうなった。バンヤー好きの方にはぜひ読んでほしいレビュー。


5.虚構新聞騒動雑感(5/18)
今年のネット事件簿枠。昨年のカオスラウンジ騒動・現代邦楽議論に比べると事件としては小粒感もあるものの,あの2件はどちらも比較的私自身の関心項目に近かったのに対し,これは本当に岡目八目的な記事になっている。結局1コメさんはマジだったのか,狙ってやったのか,いまだもって気になる。


6.アイマスクエスト考察(1)(7/11)
アイマスクエスト考察(2)(7/12)
アイマスクエストは名作である。視聴者の年代的に考えても,古いドラクエのファン層とアイマスのファン層はおおよそ重なっていると考えてよいだろう。一方で,どうも楽しむべきポイントが押さえられていない・余分な雑音による議論が生じていることに対する懸念によって書かれたのが(1)。だから(1)の内容に関しては「ドラクエ・アイマス・”ニコニコ”」の要素合体が本作の骨子であるという点,本家の楽曲展開がマスクエの展開にも影響を与えている点の二つを指摘したものとなっている。(2)は設定が複雑になってよくわからないという意見をちらほら見たのが,書かれた動機になっている。もっとも,半ば自分用ではあって,終末に向かって急激に設定が増えたとは思う。理解の助けになった方がいれば幸いである。


7.松実玄の能力で打ってみた(8/27)
今年の実生活における最大の変化は,まず間違いなく『咲-Saki-』関連に触れたことである。無論のことながらもっと早く手を付けておけば良かったなという後悔がないわけはないものの,逆にちょうどよくインフラが整った時期に参入できたので,うまいこと入り込めたなという気もしている。それで,最初に書いた記事がこれになる。次はたかみスロットでも実践してみようかなと思っていたが,すでに実例多数であった。そうするとあれかなー,亦野さんかなー。


8.第212回『西洋美学史』小田部胤久著,東京大学出版会(9/6)
これは書評枠というよりは,読書会の楽しかった記憶として,自薦しておく。約一ヶ月の駆け足ではあったが,久しぶりに(仕事外で)本気で勉強した。整理された知識も新しく得られた知見も多い。しんどかったけど,またこういうのやりたいな。


9.「入試問題の正解(解答例・講評)は公開されるべきか」について(10/13)
世間に向けての意見公開という点では,最もブログの本分を全うしている記事。記事中に書いているが入試問題を見ていると「大学の教育機関としての姿勢を疑う」ことが本当に多いので,あまり残念な気分にさせないで欲しいと思う。


10.絶対王政について(11/3)
最後の最後で歴史物枠。書いた動機としてはセルクマコメの通り「ちょっと自分なりにまとめておきたかったので」。リアクションが嬉しかった記事というと,自薦10の中でも一番がこれになる。実は書いたのがけっこう前で,すっかりお蔵入りしていたのを発掘して投稿したものだということをこの場で明かしておく。続編的に啓蒙専制について書こうかどうしようか迷いつつ,途中の原稿がお蔵入りしつつあるので,どうなるかは。


選外
・彼女と彼女と私の七日 レビュー
あんなに伸びると思っていなかっ記事の一つ。『WWE』のレビューもそうだが,同人ゲーのレビューは伸びやすい傾向にあるらしい。伸びた理由は,どちらかというと前半の同人ゲー論,価格論だと思うのだが,書いた本人からするとこの記事はそうした大上段に構えたものではなくて,単純にこの作品の評価をしただけのつもりであった。ゆえに,よく書けているとは思うが選外。


・(割と古い)PCの捨て方
今年,というよりも私がブログを始めて以来,最も伸びた記事。ちなみにどのくらい伸びたかというと,日間2万PV・UUを達成したくらい。普段は1千PV強/dayなので,約20倍に近い。にもかかわらず選外としたのは,何よりこれは私じゃなくても書けるという独自性の低さと,それに付随して,私は別にPCに詳しいわけではないという点を考慮してのことである。まあでも,PCリサイクルマークのついていないPCの捨て方についての知見が広まったなら幸い。


・美術展の展評と大相撲関連の記事が一つも入っていないが,あれらはどちらかというと記録的意味合いが強いので。自分の中でよく書けたなと思えたものがないでもないが,他ジャンルの記事と比べたときに自薦するほどのものかという問いに耐えられず,落選した。大相撲関連については昨年の自薦集には入っていたのだけれど,あれは八百長騒動という事件があったからであり,むしろ喜ばしくはない。  
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2012年09月22日

自己紹介ver.3.0

前の自己紹介がかなり古くなってきたので更新することにした。

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2011年12月28日

2011年自薦記事

昨年の自薦記事にて,「良くも悪くも一つの記事に対する気力は増したが,その分更新頻度は随分と下がったもんだと思う。」とか書いていたが,今年はその傾向がさらに強い。まあ,なんだかんだ言って隔日更新はおおよそ守れているので,来年もこのペースで。

昨年からの形式継承として10までは絞ったが,候補に入っていたものはそれぞれ次点としてリンクだけはっておくことにした。続編は1つでカウントしているので,記事としては全部で20ほど挙げていることになると思う。時間がないので紹介文は短めに。かわりといってはなんだが,けっこう印象的なブコメがついたことが多いので,それを紹介しながら。


1.大相撲八百長騒動について(2/16)
いろいろな義憤に駆られて書いた記事,と言える。少々言葉が汚かったり感情的だったりするのはそのせいで,今後気が向いたら書き換えると思う。別記事で後述したが,この記事に対して入った指摘として「最大の被害者であるはずのピュア層が魁皇に手拍子を送ることによって「互助」を支えていた。ピュア層には被害者面するなと言いたい。」は目から鱗であったことは,改めて強調しておきたい。
相撲関連では,次点として魁皇引退によせても挙げておく。べた褒めで締める記事が多い中,ここまで批判方向に踏み込んだものはおそらくあまりないと思う。


2.ピレンヌ・テーゼ考(3/15)
今年の歴史系長編というとこれだけ。もうちょっと書いたかなと思っていたがそうでもない。わりかし仕事が忙しかったところでエロゲに集中していた,とか言い訳しておく。


3.キリエ・エレイソン −キリスト教的に解釈するまどか☆マギカ(4/23)
キリエ・エレイソン(2) −魔法少女まどか☆マギカの私的解釈・感想(4/27)
これを自薦しないでどうするんだ的な。(1)については絵解きの要素を説に組み込めたのが,自分の特徴がでて良かったかなと。杏子とさやかの鏡合わせについては,本当にぶっさんに聞いてみたいところだ。偶然だとするなら奇跡的としか言いようがない。ブコメにあった「まどマギ=コード」については,本当にその通りだと思う。こじつけ具合的に。
(2)については,ネ右の書いてくれたブラスレイターとの関連記事で,ようやく締まったのかなと。一番重要な部分はブコメでハイキャンさんが見事に引用してくれているのだが,”確かに魔獣がいる世界での魔法少女は「理想をだいて溺死しろ」的であることに違いないのだが,まどかがやったことというのはむしろ「それを溺死だなんて間違ってる,貴女のことは私が弔ってあげる」でありまして。”というあたりで,これは世にあるまどマギ批判に一定の解答を出せているのではないかなと思う。


4.穢翼のユースティア レビュー(5/15)
今年はやたらとエロゲレビューに力を入れていたのだが,中でもがんばって書いたなと思えるのはやはリユースティアである。「素晴らしき日々」や,けなしてはいるけれども「仏蘭西少女」「G線上の魔王」も他のレビューではあまり見ないことを書けているんじゃないかなと思う。
特に「すば日々」は本来書くつもりのなかった倫理的観点からの文章は,リンク先と含めてよくまとまっているのではないかと思う。ただし,それぞれ異様な長文化傾向が見られるので,もっとすっきりした文章にしたい……


5.島耕作雑感(5/20)その後編
漫画批評を書き慣れてない中,それなりにまとまったのかなと。マンガ読みに褒めていただいたのが一番嬉しかった。


6.カオスラウンジ周辺諸問題について(7/31)
自薦せずにどうする的なその2。センター試験に潜む変態をかわして,我がブログトップの稼ぎ頭となった。いまだに「カオスラウンジ」の検索で飛んでくる人が多い。また,この年末になって玄米茶氏が復活し,全くおなじことをつぶやいていたのを見て,まあ普通はこういう風に分析するわなと,再確認した。「3.今後どうなるか」もおおよそ当たっていたようで,安心している。
これも,見事に1行で要約してくれたブコメがついてるので引用しておこう。「つまるところ現代アートの問題では全くなく、pixivの運営姿勢とカオスラウンジの力量不足、そしてなにより両者に誠実さが足りなかったことが問題」。これがわからずに,まったく見当外れな反論や主張も見ないではなかったが。


7.南北アメリカの歴史的相違点(8/6)
今年書いた記事で,伸ばす気もなく伸びてしまったものの筆頭。セルクマもしてない宣伝する気のなさである。「ブラックラグーン」に食いつく人が誰もいなかったのが,不思議と言えば不思議。ブコメにあった「アメリカ連合国が生き残っていたら」の場合の太平洋戦争は想像もつかないなぁ。


8.現代邦楽に関する議論について(9/1)
予想以上に伸びてくれて,またたくさんのお褒めをいただき,素直にとても喜んだ記事。しかし,kurukiraさんのまとめがなければこの記事はなかった。あらためて感謝するとともに,全てのtogetterはこれをお手本にすべきであると述べておく。


9.東方projectに関する一推察 特異点・転換点としての永夜抄(9/7)
これに関しては,その後の様々なインタビュー(特にフェブリの)を読むに,やはりこのようなことを考えていたということが確認された。こっそりほくほくしている。東方関連の次点としては,東方茨歌仙の要点がある。


10.ゆるゆり考察(10/20)
やたらと濃くてきもい語りである。しかしそれだけに,論考として読み応えがあると思いたい。今読んでてますます,やはり補足として「マリみて」の解説記事が必要だろうと思った。考えてみると極めて対照的かもしれない。新年に気合いがあればがんばろう。
  
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2010年12月22日

2010年自薦記事

今年もいろいろ書いたなぁとは思ったが,良くも悪くも一つの記事に対する気力は増したが,その分更新頻度は随分と下がったもんだと思う。いまや毎日更新は名乗れまい。


1.センター試験に潜む変態
今nixで一番伸びている記事(二番目はいまだにエロゲ名作選という)。正直何の気なしに書いた上に半分他人の褌なので,割となんともいえない気分であるということは,この場で暴露しておきたい。実は,この1つ前のpat様の記事も割とアクセス数の稼ぎ頭だったりするが,あちらはどうも「pat様 センター試験」でぐぐるとうちが割と高いページに登場する模様。


2.ニコニコは本編削除である意味終わってた
これも書いた当初はあんなに伸びるとは全く思ってなかった記事。というよりも,はてブ数だけで言えば↑に次いで第2位というのは,「お前ら本当にニコニコ動画好きだなw」と言わざるをえない。記事本文の内容は自薦できるだけあっていまでも有効なことを言っていると思う。ただし,私はこの記事で単純に現象面だけを語ったのに,あさっての方向へのリアクションが見られたのが大変残念な記事である,とも言わなければならない。「誤解のないように言っておくが、今のニコニコにそんなに不満があるわけではない。」と書いているし,ちょっとブログの他の部分を見てくれれば,私が重度のニコマス民であることは自明であるのに。読解力が無いなら物を言うな,と初めて思った記事でもあり,今読むといらだった自分の追記もあって,やや感慨深い。


3.芸術定義議論の歴史的経緯(1)
一気に時期が飛んだが,間の時期はKanon問題だったり宮崎の口蹄疫だったりで,ろくなことを書いてなかったので仕方が無い。これは伸ばそうと思って書いたもので,実際伸びたので大変嬉しい結果であった。そもそもこれまでブログで美術系の記事を書いて伸びることなど無かったし,この記事を機会に過去記事もいくつか発掘されたことに至っては望外の喜びであった。


4.三国時代の歴史的意義を考える
さして伸びなかったけど,あえて自薦しておく。今年は3〜4年ぶりくらいに,自分の中で三国志イヤーであった。長らく積み本となっていた宮城谷三国志に手を付けられたというのも大きい。しかし,こうして書き出してみると「薄い歴史的意義」と言われがちな三国時代も,十分後世への影響を残しているのではないか。この点については,誰か三国志の識者に聞いてみたいところではある。


5.『東方コミュニティ白書』分析(1)
またしても半ば他人の褌で相撲をとっている記事ではあるが,自分としても力作には違いないので掲載しておく。久々に東方(と儚月抄)についてじっくり考える機会ではあったし,また自分の東方に対する価値観を省察することもできた。『東方コミュニティ白書』への注釈としても,単純に東方コミュニティに対する分析としても,読んでいただければ幸いであるように思う。ネット上で,コミュニティをここまで切ったものはあまりないとそれなりに自負している。


6.地政学シリーズ
打って変わって歴史系の記事。これも伸びるべくして伸びた記事だとは思うのだが,(4)の朝鮮半島史が一番伸びたのが驚きではあった。やはり身近な出来事のほうが関心を集めやすいのだろうか。個人的に一番熱が入っていたのは,(3)のオランダについての考察である。覇権国家の推移はウォーラーステインの近代世界システム論で語られがちだが,実は地政学から語れるのではないだろうか,という問題提起を改めてしておきたい。


7.完成度だけを追う見る専はわがままなのです
伸ばす気はないのに伸びてしまった部類。なので自薦としては微妙なのだが,今年の下半期はボーカロイドの話題を多く取り扱った記憶があるのと,読んでみると確かに自分のボーカロイドに対する価値観がよく現れているなと思うので選出した。なお,シンヴェニアさんのところでしたコメントにつながるので,ボーカロイドに興味のある方はそちらも読んで欲しい。


8.俺たちに翼はない レビュー
エロゲのレビューも一つくらい入れておこうか。しかし,作品そのものよりも背景の説明のほうに,どう見ても力が入っている文章。レビューとしてはどうなのか。でもまあ,PULLTOPの元ネタ探しシリーズといい,こういうのが自分のエロゲレビュワーとしての一つの役割なのではないかなと思う。一つ気をつけていることとして,シナリオ以外の要素にも必ず触れるレビューを書くようにはしている。今回であれば,西又葵の私服センスについて触れられたのは良かった。


9.第171回『アンナ・カレーニナ』トルストイ著,望月哲男訳,光文社古典新訳文庫
意外と反響のあったブックレビュー。この記事で読み始めた人が,自分の知ってる範囲で数人はいる。それだけ影響力を持つというのは嬉しいことだ。これだけ登場人物が生き生きしている小説は珍しいし,だからこそ古典文学の中でも傑作中の傑作扱いされるのであろう。記事中でも触れているが,エロゲプレーヤー,特に瀬戸口好きならば必ず読んでおくべき作品。なるべく新訳で。


10.東方イコノグラフィー 〜萌え絵への美術史学的アプローチ〜
まあ,最後はこれ以外あるまい。まだ書いてからそれほど日が経ってないのであまり言うこともないが,自薦する価値は十分にあると思っている。この場で少しブコメに反応しておくと,実は「判子絵」についての着想はまったく無かった。なるほど確かに,その意味での判子絵批判は無意味だ。しかし,現実としてひどい判子絵になってくると,アトリビュートもかぶって判別不能になるわけで。仏像に関しては,実は日本美術で一番様式史が洗練されているのが仏像なので,東西両方の美術史に通じている人なら「あー同じことやってるんだなー」というのはピンと来るところであります。「ぐぬぬ」に関しても同様だろう,あれはまさにアトリビュートの力。



来年もおもしろものが書ければいいなぁ。
  
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2009年09月26日

俺の嫁を表にしてみた。

桃月Pがやっていて、おもしろそうだったので。私もよくわかりやすいと何かといわれることが多いので。

実際のところ、桃月Pのを見てもわかるとおり、好みの軸なんて人間複数にあるもので、二次元嫁なのにとても二次元じゃ表現しきれないというパラドックスを含むのではあるが、そこを無理やり二次元で表現するから、ブログのネタになるのではないだろうか、と思い至った次第。それでも縦軸、横軸はそれなりに基準を決めて配置したつもりなので、法則性を読んでみよう。似たような趣味の人ならぴんと来るかも。


俺の嫁表





















左列
・綺堂さくら 『とらいあんぐるハート1』画像はDVDのおまけより。
・リースリット・ノエル 『夜明け前より瑠璃色な』
・ルゥリィ 『さくらシュトラッセ』
・西園美魚 『リトルバスターズ』

・社霞 『マブラヴ(オルタネイティヴ)』
・水守御波 『そして明日の世界より―』
・パチュリー・ノーレッジ『東方project』
・楓ゆづき 『はるのあしおと』

中央列
・鷹月殿子 『遥かに仰ぎ、麗しの』
・ネリネ 『SHUFFLE!』
・如月千早 『アイドルマスター』
・里村茜 『ONE』

・牧野那波 『水月』
・浦島可奈子 『ラブひな』
・月村忍 『とらいあんぐるハート3』
・夏海里伽子 『パルフェ』

右列
・川澄舞 『Kanon』
・四条貴音 『アイドルマスター』画像はアイマス架空戦記ロダの歪氏より。
・深咲涼 『さかあがりハリケーン』
・八意永琳 『東方project』


以下、解説と言い訳。
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2005年07月19日

虚構とは何か?

現代日本、いや現代世界ほとんどの国家は民主主義である(一応)。では、民主主義の根幹の考えは誰か作ったものか。それはロックである。ではロックはなぜ民主主義国家でないと良くないと考えたのか。それは人間は自然状態ではうまく生きられないからと、彼が考えたからだ。では、ここで考えたい。自然状態とは現実にあったか?いやあるはずがない。ロックの仮定なのだから。ロック自身もそれは認めている。つまり自然状態とは虚構である。その仮定に立脚するロックの思想全体が虚構であり、すなわち現代の政治体制は虚構である。一例でロックを出しただけで、マルクスでもウェーバーでもケインズでも何でもいい。誰にせよ、政治理論は虚構を元に作られている。

では経済は?もっと言わずもがな、といった様相を呈することは考えるまでもない。「神の見えざる手」とは何か?そんなものが現実に存在すると思うか?市場均衡は人間に感情が存在せず、国家や税金という概念が無いなど、限りなく理想的な世界でしかありえない。

文化なんて本当にいうまでも無い。小説にしろ演劇にしろ美術にしろ音楽にしろ、一つの現実とは違う別の世界を作り上げる作業であって、虚構性からはけして脱却できない。ノンフィクション小説にしたって、文字化された時点で全くの虚構性が無いとはいいがたいだろう。

つまり、人間が理性的に生きていく以上、そして想像力を働かせて生きている以上、現実は虚構に立脚しない限り存在することすらできないのである。人間は複雑なこの世界をそのまま直視できるほど、賢くはない。しかし想像力は無限である。だから単純化して考える。ここに虚構性が生まれる。単純化された世界はその時点で現実とは切り離され、人間の想像力によって別の世界として拡大する。こうして政治、経済、文化が生まれた。

すなわち、虚構に生きるということはけして現実を捨てるということではなく、現実の裏側に生きる、とでも言うべきだろう。またけして虚構の世界こそ、つまり現実の裏側こそが真実であるとも主張しない。現実とは、表裏合わせて初めて立体的に真の姿を現すものであると思うからだ。だから自分は虚構に生きる。あまりにも大きすぎるこの世界を、単純化された欠片の世界を通して、出来る限り多くの真実に肉薄してみたい。  
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2005年04月25日

ラテン語なんて調子にのってる

ほんとに作ってしまった。ちょっと後悔。だが人生に後悔はつきものらしいので、よしとしよう。

さて最初の投稿なのでこのブログの立ち上げ理由でも書いておこうか。

一つは友人たちがブログを書いていて、面白そうだと思ったこと。もう一つはパソにいろいろ書き溜めているうちに、発表せずにお蔵入りはもったいないと思ったこと。あとは……二年生になって暇になったこと。バイトしろよ、というつっこみは勘弁。そのうちします。

明日はコンテンツ紹介。明後日から試運転。ゴールデンウィーク明けから本格的に始めるので、それまでは暖かい目でよろしく。


最後にタイトルについて。意味不明だと思うのでいろいろヒントを書いておきます。ちなみにラテン語ね。

1、I'veのタイトル。
2、サブタイトルの文章。
3、「desertis」

どうしても答えが知りたい人は誰かが答えをコメントに書いてくれるまで待って。  
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