2017年11月20日

非ニコマス系動画紹介 2017.4月下旬〜2017.5月中旬




テレ東の番組,11/30までの限定公開。2週連続放映の特番で,内戦の爪痕が残るリベリア,台湾ギャング,アメリカギャングと取材して,彼らの食事にフォーカスした番組。プロデューサーへのインタビューも公開されている。
・全員、人殺し。「ヤバい人たちのヤバい飯」を知るヤバいグルメ番組がマジでヤバい(BuzzFeed)
→ 記事を見るとすごく考えられて制作された番組ということがわかる。



エロゲのOPかな? ってエロゲだった。



まーたおやつさんがわけのわからないことを。現在週一で連載中。



開発2部に行くと41連携を達成できるという驚きの発見。連携名は今回も「剣」。



実質的な完結編。戦闘自体はけっこう楽な(そしてそれ以外のところで苦戦させられた)本作だったが,さすがにラヴォスは強かった。



これはすごい。よく作るなー。



上手いこと原作の隙間を埋めた12.X話だった。



いたじゃんRのパロは今後も未来永劫作られそう。  

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2017年11月19日

最近読んだもの・買ったもの

・『ごちうさ』劇場版を見に行った。素直に「心がぴょんぴょんした」と書いておいてもよいのだけど,どうせなら突っ込んだ感想も。ストーリーは原作5巻のエピソードをつなぎあわせたもの。サブタイトルのDear My Sisterから,まあそこを使うんだろうなという予想はついた。絵は,「死ぬほど美しいストラスブール・コルマールの風景を思う存分大画面で見てくれ」という気合が入った背景美術とは対象的に,人物は作画が崩れないというだけで,テレビアニメ版との差異は特に感じなかった。それもあって,「わかってはいたものの,なんで『ごちうさ』を劇場で見る必要があるのか」「あとでレンタルで見ても良かったのでは」という感情はどうしても芽生えてしまい,自分で自分に負けた感が強い。まあ,大画面で死ぬほど気合の入った木組みの町が見れたから,損をした気分はない。
→ ところで,新宿バルト9でレイトショーで見たのだけれど,ネクタイ締めたままの残業明けサラリーマンの群れ(自分含)がずらっと並んで『ごちうさ』を見ている光景は大変にシュールであった。新宿バルト9は今『ごちうさ』特集中で,館内が『ごちうさ』デコレーションで飾られているので,都内の人はどうせならここで見るのをお勧めする。


・『ゴールデンカムイ』11巻。ほぼ稲妻強盗と蝮のお銀VS第七師団編。最後の方で姉畑支遁登場。
→ 稲妻強盗と蝮のお銀は作中で「あのボニーとクライドよりも何十年も前に…北海道で実際にこの凶悪な夫妻が暴れまわっていたと記録が残っている」と触れられているが,ググってみると実際に調べた人がおり,その方によれば作中名「坂本慶一郎」は実在する「坂本慶次郎」,お銀はそのままお銀だそうだ。二人とも樺戸集治監にいたのが共通点だそうで。『北海道行刑史』に記載があるそうで,興味ある人は。というか,東大の総合図書館の開架にあるので,今度読みに行こうかしら。毎度のことながら,よく拾ってくるな,こういう実在の人物。なお,実在の坂本慶次郎は北海道から関東に移っており,そちらで逮捕され,1900年に処刑されている。
→ 尾形百之助の父,花沢中将の自殺も,鶴見中尉の指示で尾形百之助による他殺だったことが明らかに。花沢中将のモデルは6巻の感想でも考察しているが,エピソードが増えてより明確になった。203高地の指揮をとり,後に明治天皇に殉死した乃木希典と,日露戦争当時の第七師団の師団長だった大迫尚敏の二人であるが,二人とも息子を203高地で亡くしているという共通点がある。さらに,実は乃木希典の後任の学習院の院長が大迫尚敏だったりして,これまたすごい元ネタを。
→ 107話のp.130の,赤子を抱く鶴見一行の不自然な構図は,ブグローの絵画から。これは見つけた人は本当にすごい。不自然な構図だとは思ったし,元ネタはあると思ったが,自力ではわからなかった。
→ なんでまたこのエピソードをここに挟んだかと思えば,大枠の物語である小樽から網走監獄への移動編はアシㇼパとのっぺらぼうの親子の物語であり,これに尾形の話と稲妻強盗夫妻の話を挟んで「子供は親を選べない」と来た。果たしてのっぺらぼうの人格はいかに(雑誌連載だともう判明しているが)。
→ この稲妻強盗編の次が動物とウコチャヌプコロする姉畑支遁編という落差は一体。動物とウコチャヌプコロしても子供は生まれないね,うん。


・『冴えない彼女の育てかた』12巻&Girls Side3。倫也のデートすっぽかしの真相,紅坂朱音が倒れて,フィールズクロニクルのディレクター代打&完成,倫也の告白。
→ 本来は12巻がメインでGS3が補完なはずのところ,12巻が本編の時間軸を進めるための存在になっていて,恋愛劇としての真相は全部GS3に投げてしまっているために,役割が逆転している。この2巻はどうしたってセットだろう。
→ パロディは冒頭の『君望』のOPの展開があったが,確かに11巻の引きはあれを連想した。実際に本作で倒れたのは別の人だったけど。というか,あのパロディの文言を読んだだけで即座に頭にRumbling Heartsと映像が流れ出したので,私もまだアレに魂が捕らわれているようだ。もう15年以上前やぞ。どうせなので張っておく。「もーおー戻れなーい」で任意ラジオを思い出すところまでがお約束だ。多分,これと『Kanon』のOPは一生忘れたくても忘れられないと思う。

→ そしてGS3,第12.75章の章題が「ルートを譲らなかった彼女」。ゲーム制作をしながら,恵と倫也のこれまでの物語の回想が入る。こうして見ると,確かに恵はルートを譲らなかったのだなと。はっきり言ってしまうと,8巻以降の第二部はp.205からの12ページ分,特にp.209の挿絵のためだけにあったと言っても過言ではなかった。本作は主人公がヒロインを選ぶギャルゲーに見えて,実際には最初からヒロインが確定したライトノベルなのだ。13巻完結の物語の,12巻+αの最後の最後まで来てなされた,遅れに遅れた宣言であった。このシーンはぜひともアニメ化してほしいが,3期あるんですかね。  
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2017年11月17日

最近読んだもの・買ったもの(『ゼロの使い魔』他)

・『だがしかし』8巻。ほたるさん帰還,紅豊さんがほたるの兄だったことが発覚,そして冬休み。
→ ほたるさんが久しぶりにシカダ駄菓子店内で雄弁に語っているのを見て,この漫画の原動力はゴスロリでキメキメな女の子が駄菓子について熱く語るギャップであるという魅力を再確認した。7巻も悪くなかったし,スーツのハジメさんが駄菓子屋でバイトしているというギャップも悪くなかったけども,『だがしかし』はやっぱりほたるさんありきなのだ。
→ ポテトフライの重ね食いについて東豊製菓から否定された話が入っていたが,1巻の時点では『だがしかし』はアニメ化していなかったし,それほど有名でもなかったからできたネタだったんだよなぁとw。公式からの否定が入ったのはある種の有名税か。
→ ベビースターラーメンのパッケージキャラクターが変わる話は当時報道されていたから,拾うだろうなとは思っていた。新キャラがチャラいというネタをほたるの脳内でストーリー仕立てにして処理してしまうのはさすが。


・『ダンジョン飯』5巻。狂乱の魔術師登場,ファリン再び失踪,カブルー一行の紹介,カブルーとシュロー一行の合流,さらにライオス一行と遭遇。
→ ファリンの捜索という当初の目的を達成してしまったから次の展開が来るわけだが,まさかファリンがまたすぐにいなくなるとは。どころか別パーティーが主人公の話に。物語が複雑化していく。迷宮自体や魔術についての説明も出てきたし,本格的に長期連載の道に入ったか。10巻くらいまでは続きそうな感じ。
→ 食したモンスターはドリアード,コカトリス。すでにバジリスクが出ているので,コカトリスは出てこないかと思っていたが,上位モンスター扱いだった。そういえば,コカトリスが石化の能力を持つようになったのはどこからなのだろうか。
→ 石化したマルシルが変顔なのはもはやお約束。石化した仲間を漬物石に使うのもお約束。
→ シュローの名前はトシローだった。パーティーは忍者に鬼,鶴の妖怪ともろに日本。


・『ゼロの使い魔』22巻(完結)。
→ 最終巻自体は上手く世界も救ってヒロインも救ったという以外にストーリー展開もないので,シリーズを通した感想も書いておく。ヤマグチノボル氏の追悼文のときに少し書いたが,私にとっての『ゼロ魔』の魅力は次の2点が主だ。まず,「近世を扱った歴史物」であったこと。魔法(ファンタジー)の有無にかかわらず,多くの創作物のアイデンティティは中世である。現実と比較した際のリアリティ(迫真性)は横においておいて。しかし,『ゼロ魔』は絶対王政の敷かれた諸王国,アンシャン・レジームの社会体制など,徹頭徹尾アイデンティティにおいて「近世」であった。中世でもスチームパンクでもない,近世であることをこれだけ活かしきった作品は,ラノベによらずジャンルを超えて,非常に珍しい。ヒロインの「ルイーズ・ド・ラ・ヴァリエール」をはじめとして,登場人物の名前も多くが現実の近世ヨーロッパに登場する人物を模したものというお遊びや,現実のヨーロッパ史を知っていると尚更おもしろいストーリー展開も,良いスパイスになっていた。
→ もう1つが,「地球舐めんなファンタジー」であったこと。今となっては珍しくもなんともないし,対象がファンタジーではなく過去の歴史へのタイムスリップものであれば昔からあったジャンルではあるが,『ゼロ魔』の場合はサイトくんがなんでもかんでも現代の兵器を入手できたわけではないという制限のおかげで,ファンタジーとのパワーバランスがちょうど良かった。その上,最後の最後でその現代世界との戦争という話が持ち上がり,絶対に勝てないということを唯一人知っているサイトが奔走するという「現代科学が牙を剥く」展開も,『ゼロ魔』らしい最後であった。
→ ラストはサイトが現代世界に戻ってきて終わることになるが,ますます氏が生前に言っていた「ゼロ魔はノンフィクション」につながる。このエンディングを迎えたことで,現代世界とファンタジーの世界をつなげた『ゼロの使い魔』は,真にその架け橋として昇華されたと言えよう。
→ なお,最終巻の後に,単行本化されていなかった短編集や,21・22巻を実際に執筆した志瑞祐によるコメントと,ヤマグチノボルの遺稿プロットなどが収録された『メモリアルブック』も発売された。昔追いかけていた人は,22巻とともにぜひ読んでほしい。
ゼロの使い魔 22 ゼロの神話 (MF文庫J)
ヤマグチノボル
KADOKAWA / メディアファクトリー
2017-03-24


ゼロの使い魔 Memorial BOOK (MF文庫J)
ヤマグチノボル
KADOKAWA / メディアファクトリー
2017-07-24


  
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2017年11月16日

RPGなら明らかにイベントポイント

・ モンゴル民族のメタルが思ったよりモンゴル(フリーク)
→ 海外のメタルなんてほとんど全く聞かないし,モンゴルのメタルなんて初めて知ったのだが,「メタルは土着する」というのはおもしろい。
→ 拙著の編集者さんがこういう海外メタルが好きで,『デスメタルインドネシア』や,『デスメタルアフリカ』なんてものを手がけているので,なんとなくそういう話は小耳に聞いてはいたけども,実際にモンゴルの土着具合を聞くとすごいなと。


・むしろ紅楼夢をどこで知ればいいのか分からない問題(増田)
→ これは実際にある。四大奇書は『金瓶梅』を除いて全部読んだことがあるが,『紅楼夢』はない。見事に卑近な入り口が無くて,評価と知名度の割にそういえば読んでない。
→ 『紅楼夢』は非常にギャルゲー・エロゲー向きな設定であるので,案外入り口はそこなのではないかと思う。実は2009年に中国でギャルゲー化していたようだが,あまりぱっとしなかったのか,ゲームが発売されたのを最後に情報が入ってこなかった。残念。

→ ニコニコ動画にOPの映像があった。どうせなので張っておく。


・有明→テニスできず、ビッグサイト→商談できず、神宮→高校野球できず “施設難民”から悲鳴続々(産経新聞)
→ 諸施設が使えなくなるのは全然コミケだけの話ではなくて,むしろコミケより甚大なダメージが出るものもある,という話はネットではすでに広まりつつあるけど,最近ようやく新聞やテレビも取り上げ始めた印象。だからこそ,
・「2020年、東京ビッグサイトをコミケ関連で使えるように調整中」小池都知事が会見で言及【コミケ問題部分全文】 (ニコニコニュース)
→ こんなのには当然乗れない。コミケが心配だからこそ,コミケだけ助かるなんて方策には賛同できない。また,同人誌即売会に限定してもなぜコミケだけってことになる。オタクにとっては当然ながら,ビッグサイトで開催される即売会はコミケだけではないので。


・アラスカの森に「砂漠」の段々畑 永久凍土解けて変化か(朝日新聞)
→ タイガと砂漠が隣接している光景は初めて見た。さすがに衝撃的な光景である。砂漠化するにしても,もっと単なる荒れ地みたいになりそうなものだが,こんなに典型的な「砂漠」になるとは。記事を読む感じだと専門家でもよくわかっていなさそう。  
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2017年11月10日

最近読んだもの・買ったもの(『エマは星の夢を見る』他)

・『エマは星の夢を見る』。モーニングで短期間に集中連載されていた作品の単行本化。原作者が主人公と同じ名前(エマニュエル・メゾンヌーヴ)となっていることからもわかる通り,本作は元ミシュラン・ガイド調査員の実体験を,日本の漫画家が漫画化したものである。1話だけはネット上で試し読みできる。そして1話だけでも十分おもしろいので,読む価値はあるだろう。
→ 2話以降ではミシュランガイドの仕事の様子がリアルに描かれている。登場するレストランやシェフ・料理まで,いくつかは本物(ただし,エマが実際にミシュランで働いていた当時の約10年前の情報であるため少し古い)。調査にもいろいろな手段があり,調査員は身分を明かしたり隠したり,真正面からオーナーに質問したかと思えば,性格の悪いテンプレ小姑のような仕草もする。調査される方の人々も悲喜こもごもで,身分を明かされても動揺しない人もいれば,かわいそうなくらいあわてふためく人もいて,さらには一方的にくだされる評価に反感を持つ人も。全く知らない世界なので,わかりやすく漫画化されてありがたい。一つ残念なのは,漫画がモノクロであるということだ。これだけ料理描写が売りになるべき漫画なのだから,ところどころにカラー絵が欲しかった。実際にフランス語版はカラーになるらしい。漫画家も海外で評価が高い人を起用したのは,そこまで見越してのことか。確かにフランスでの方が売れそうな内容だ。日本でフランス語版売ってくれないかな。
→ なんでまた日本で漫画化したのか,といえばエマが日本に出張したことがあるからで,作中でもエマの持った日本料理の感想が出てくる。そういう縁でこういう漫画生まれたというのはおもしろい。
→ 作中で一番印象に残ったセリフは「(我々の仕事は)フランスのガストロノミーの伝統とクオリティーを守っている」という上司のセリフ。そうとでも思わんと,こんな重労働はやってられない。





・『球詠』2巻。練習試合が終わって,合宿,そして再び練習試合。
→ なんてことはない修行回なのだが,急造チームの急造らしさと,それがまともなチームとして完成していく過程が描かれた2巻だった。経験者が未経験者を引っ張っていく(しかも未経験者は特殊な能力を持っているわけでもない)のは,こういう設定にした部活漫画ならではか。3巻からは公式試合が始まるので,この2巻は非常に特殊な巻になりそう。


・『リボンの武者』7巻。カルデロン1回戦3つ。
→ 6巻の感想で書いた通り,カルデロンが始まって,先は非常に長そう。「敗者は勝者のチームに従う」というルールはおもしろく,これなら思いもよらぬマッチが多数設定できるので,賢い。ただ,それゆえに勝ち上がれば勝ち上がるほど大規模な戦車戦になるので余計に長引きそう。あるいは,途中でルールが変更されるか。
→ ところでこの漫画,本編の強キャラが大体すごい顔をしている(オレンジペコあたりまで含めて)のだけれど,西住まほさんだけは表情穏やかである。彼女は肩の荷が下りて,劇場版で大洗も救って妹とも完全に絆を取り戻して,いろいろなしがらみから解放されて生き生きと戦車道をしているんだろう。  
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2017年11月07日

心がぴょんぴょんした(美味だったので)

・『Fate stay night Heaven's Feel』1作目を見に行ってきた。めちゃくちゃ高い評判通りの傑作で,2作目以降の期待も高まる。
→ 間桐桜はド直球な「母性」と「ファム・ファタル」の典型例ではあるけど,キャラ造形としてはやっぱりとんでもなく上手くて,この二つの属性は融合することで「闇をはらむ母」に転化する。物語前半の桜は士郎にとって聖杯戦争とは全く無関係な平和の象徴であり,だからこそ良妻賢母であることが光るのだけど,実際には聖杯戦争を陰で操る黒幕の一人であることが明らかになるにつれて,破滅を導くファム・ファタルの側面が強くなる。映画は三部作になったことで,よりシナリオのメリハリがついたように思う。1作目での「母性の強い平和の象徴」たる間桐桜が強調された。これは本当に上手かったと思う。2作目はいよいよファム・ファタルたる部分が現れ,描かれるのはヒーローの堕落。そして3作目はファム・ファタルが堕落したヒーローに救われるカタルシスへと続く。


・それとは別に,ウサギの丸焼きを食した。


→ 味は基本的に鳥肉。ちょっと脂身が多いのと,小骨が多いのが特徴か。養殖で丸々太っていたのではないかと思うものの,それにしても多く,5人で行って1匹注文して,他の料理はあまり注文できないまま満腹になってしまった。そりゃ狩猟生活時代の人類にとって,ウサギはご馳走ですわ。
→ 同店舗,羊の足の丸焼きや,カエルの四川風鍋,蚕なんかも食べられるし,他にも中華(東北地方料理)ならではの珍しい料理がたくさんあるので,また行きたい。


・RPGの「僧侶職(Cleric)」はいつ回復呪文を唱えはじめ(その後さらにヒーラー役割を期待されるようになっ)たのか?(Togetter)
→ 自分の場合,RPG体験はドラクエ以後であってTRPGも全くやらないから,RPGに触れた当初から回復役は僧侶で違和感を持たなかった。しかし,歴史をさかのぼるとそうでもなく,どこかしらに起点があるというのはちょっと驚いた。
→ もちろん歴史的な経緯をさかのぼると,キリスト教の聖人が奇跡で人を治癒したり,修道院が病院の役割を果たしていたりと結び付けられるイメージソースがあるのは確かだが,本当にそこから出てきたものかは,Togetterを読む限り断定できない模様。意外と難しいお題である。


・炎上するニシキゴイ放流イベント、優雅な姿の裏に潜む“利権”(WEDGE)
→ やっと大きな問題としてメディアに取り上げられるようになった印象。この調子で,無意味を通り越して逆効果であるというのが広まっていくとよいのだけれど。
→ これは多分,高度経済成長期の工業廃水垂れ流しからの生物は死滅した「死の川」になってしまった反動で,「何かしら魚が住んでいればまだマシ」という意識がいまだもって引きずられているのではないかと思う。そろそろもう一歩進んで生態系維持などの要素を考えられる日本社会になってほしい。  
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2017年11月04日

袋田の滝はお勧め観光地リストに入れます

・そういえばこの間袋田の滝に行った。1記事立てるほどのものでもないのでここで。岩肌からあまり離れず,一般的に連想する滝とは少し違うものの,多段になっていて水量が多く,なかなか壮大で見応えがあった。これは日本三大瀑布名乗れますわ……というか華厳の滝よりもすごかったので,個人的には美しさ暫定1位(2位は華厳の滝か称名滝か)。お値段も大人1人300円で良心的で,華厳の滝の550円はやはりぼったくりでは。那智滝だけまだ行ったことがないので,そのうち行きたい。

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唯一の難点は交通の便がね……水郡線なんて存在自体初めて知ったぞよ。立地上仕方がないけれども本数が少ないし遅い。バスで行くのが正解なんだろうけど,とんでもなく山道なのでそれはそれでしんどそう。そういえば,

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こんなところにもガルパンはいた。そう,ここは茨城県。私の中では,なんとなく栃木県か福島県のイメージがあったので修正しておきたい。


・カタール孤立化は宗派対立ではなく思想対立(ニューズウィーク日本版)
→ サウジとイランの対立は宗派対立ではないというのは以前から指摘されていたことで(たとえば2年近く前の同著者の記事),それがカタールの行動により改めて浮き彫りになった形の国際情勢である。
→ これ,自由と民主主義を信奉する立場から言えば「どっちがマシか」という話でしかなく,言うまでもなくイラン・トルコ・カタールの方がマシではあるのだけれど,それも消極的応援にならざるをえない。私のイスラーム型民主主義に対する評価はこの記事からいささかも変わっていないので。その意味で,記事中の「ムスリム同胞団に代表されるイスラーム主義の「思想的革新性」も、もはや老朽化しているのかもしれない。」にも同意するところで,もう一歩革新的な思想は出てこんものかなと。いや,それで(反動的に)出てきたのがISISと言われると困るところではあるのだけれど。


・池袋駅最大の謎 なぜ「東が西武で西、東武」なのか?(エンタメ!|NIKKEI STYLE)
→ 話をまとめると,元々東武東上線は「東京と上州(群馬)をつなぐ路線」として計画されたが,国鉄が八高線を引いたことで,埼玉寄居で止まることになり,名と実が乖離する路線名となってしまった。確かに寄居から高崎は現在JR八高線がつないでおり,これが東武の路線になる世界線があっても不思議ではない感覚はする。現在の東武伊勢崎線がまさに群馬に到達していることを考えると,なんともおもしろいズレが生じている。
→ 西武の起点が巣鴨ではなく池袋になった理由は明確ではないようだが,結果的には良かっただろう。巣鴨になっていたら交通の便がかなり悪くなっていたような。


・新幹線岐阜羽島駅は大野伴睦の政治駅だったか検証してみる(骨まで大洋ファンby革洋同)
→ 実家が東海道新幹線沿線にある愛知県民として言うと,この話は小学校中学年くらいの時には複数の大人から聞いたことがある。うちの両親も信じ込んでいたらしいが,新聞も乗っかっていたようなので,致し方ないか。
→ 実際には,米原と名古屋の間が長すぎ,しかも関ヶ原等で降雪があることから,安全上停車可能な駅を一つ置く必要があったと。とはいえ岐阜まで行くと回り道にすぎるので,岐阜羽島になったところ,わかりやすく大野伴睦が「悪役」を買って出てくれた,という経緯らしい。確かに,新幹線についての理解が深まった後世ならいざしらず,当時の情勢で「作らないでもなく,岐阜ではなく,岐阜羽島」というのはこうした悪役でもいないと社会が納得してくれていなかったのかもしれない。こういうものは,当時の社会が叩くのは致し方ないとして,後世の人間はしっかりと再評価してあげたいところ。  
Posted by dg_law at 21:00Comments(0)

2017年11月03日

ねらってやって流行ったのはすごい>外人4コマ

・ 最近知ってびっくりしたこと@世界史板(歴史的速報@2ch)
→ 他はほぼ全部知ってたけど,ポート・サイ(ー)ドだけは初めて知った,というか勘違いしていた。なんともまぎらわしい。



→ あれ,当人たちが認知していたどころか,ねらってやっていたという。しかもご当人の日本語が堪能なのも,ゲーム業界の著名人なのも驚き。


・コール元ドイツ首相が死去 "東西ドイツ統一の立役者"その激動の人生 メルケル首相を見出す(HuffPost)
→ ついこの間に前任のシュミットが亡くなったところだったような気がしたが,あれは2015年の年末だったので意外と前だった。コールと同時期の宰相というとフランスのミッテランだが,こちらは20世紀のうちに亡くなっている。イギリスのサッチャーが亡くなったのは2013年,アメリカのレーガンは2004年。本邦の中曽根はまだ生きているので,最後に残ってしまった感が。
→ 1990年の段階で,ここで統一させないとまた長引くと考えて,強引にでも統一にもっていった手腕は,あれから30年近く経ったからこそ評価されるべきだろう。歴史には振り返るとここしかないというタイミングがあるからおもしろい。その後,東独の再建が進まないがために,直後は統一自体が失敗だったなんて批判されたのは少しかわいそうだった印象。


・ボツワナ独立50年──アフリカ型成功モデルの終焉?(ニューズウィーク日本版)
→ やる夫ボツワナでボツワナのファンになった身としては,非常に悲しい話。イアン・カーマがこれ以上の長期政権になると怖い。


・大田区と江東区が壮絶バトル 中央防波堤帰属巡り調停へ(朝日新聞)
→ これは現時点でも全く解決しておらず,都が調停案を出すも「江東区86.2%・大田区13.8%」というパレスチナ分割案を彷彿とさせる偏り方だったために大田区が受け入れず,東京地裁に提訴した。
→ 埋め立てのためのゴミを運搬する通路として使われた江東区と,埋め立て前は住民が海苔の養殖に使っていたという歴史的経緯がある大田区なので,どちらも譲れないというのはわかる。正当性ではなく実益で言えば,今ではなくて五輪後の活用を考えてのことだと思うが,本当に収益が出るのかどうか。私は疑わしいと思っている。
→ 歴史的経緯等を外して考えると,地図を眺めると確かに位置が絶妙で,これは難しい。「本土」からの位置が近いのは圧倒的に大田区だが,周囲の他の埠頭は江東区になっているので。うーん。  
Posted by dg_law at 20:50Comments(2)

2017年10月31日

非ニコマス系動画紹介 2017.4月中旬〜2017.4月下旬



デバッグルームを使ったダメージ限界突破版FF8。エンドオブハートのダメージが9999で止まるのはもったいないと当時は思っていた(その後FF10が出て99999ゲーになってしまったのは若干萎えた)。単発で5万を超えるんだな。



未完結。というよりも,なぜ天和・地和含みで達成可能だと思っていたのかw。




新記録,完結済。緻密な計算に基づく戦術で,まさかの多くのステージで算術不使用。必要なアビリティは持っているモブを勧誘で引き抜くというのも斬新。



テントバグによる再走スタート。未完結(正確にはプレイ完結済,未動画化)。700歩以上も更新されるとは……




MMDではなくBlenderでハイクオリティな東方の弾幕動画を作り続けているminusT氏の地霊殿動画。今回も豪華・美麗な弾幕動画になっている。魔理沙が闘う裏で,アリス・パチュリー・にとりの裏方組もせわしなく動いているのが良い。次回作は地霊殿EX?



まさかのヒテッマンリスペクトとけもフレのコラボ。



珍しいシリアスな12.X話。シリアスへの導入が上手い。完結済。  
Posted by dg_law at 12:00Comments(0)

2017年10月27日

京大を受ける(受かる)ポテンシャル

・一部で話題になっていた透明ミルクティーを飲んでみた。表現が難しいが,「近未来の合成紅茶ってこんな感じなんだろうな」と思うような人工感あふれる味で,紅茶と言われて飲めば紅茶だが,言われないと気づかないかもしれない。一度飲む価値はあるが,多分二度と飲まないと思う。


・「東京出身の京大生」が紹介する 人をダメにする都市、京都。(360° 京大発オンラインメディア)
→ なるほど,全体的には東大に無い要素だ。まず,実家暮らしの南関東出身者が多く,下宿も分散しているから,溜まりにくい。授業やサークル活動が全部終わると,皆さっさと生活基盤に帰ってしまう。当然飲んでも終電までに解散する。道に迷いやすい以前の問題として坂が多すぎて自転車は全く向かない。家賃は当然とんでもなく高い。近隣にも大学が多いので,「見かけた大学生は全部東大生」みたいなことにはならない。特に駒場はこれが顕著で,渋谷に近隣のあらゆる大学生が流れ込む。本郷はまだ本郷通りならまず間違いなく“同胞”という雰囲気がするが。
→ 駒場は進振りがある上に,政治活動が活発で,のんびりした雰囲気がほとんどない。本郷は多少なりともマシだが。私もこういう京大の雰囲気で学生時代を過ごしてみたかったが,京大ではなく東大を選んでしまった時点で,ポテンシャルが足りなかったということで。あと,ある方の「森見登美彦の作品のノリに納得した」というコメントに全力で同意する。


・ FF6の飛空艇バグの人、EDYさんは何をしているのか?
→ 複雑怪奇極まるエディさんの「FF6高ステータスデータ作成」は一体何をやっているのかということの,第三者による親切解説。なにせバグ技を使える限り使い倒して進んでいくところ,飛空艇バグが物語のフラグをバキバキに折るものだから,戦闘回避・低レベル維持のためのストーリー破壊と,物語を正常に進めるためのフラグ回収が交互に進んでいく。しかも無理やり低レベルを維持するために他のバグも利用するので,バグにバグが重なっていく。整理してみると意外と理解できるのだけど,動画の投稿ペースに沿って何ヶ月かぶりに最新動画を見ると,今どっちをやっていて,何のためにこのバグを起こしてるんだっけ? となる。しかもこれ以外のシリーズも並走しているので,究極的には「今何のシリーズだっけ?」という。よく本人が混乱してないなと本当に思う。


・無期懲役刑は終身刑だ(弁護士三浦義隆のブログ)
→ 確かに,「20年で仮釈放」って話は,10年以上前に聞いたことがある。当時としても誤りではあるのだが,当時はまだ中高生であり,インターネットの普及も中途半端だったので,デマであるかどうかの判断はつかず。あのデマもどこから出てきたのやら。厳罰化を望む勢力ということか。


・痴漢冤罪問題は刑事司法問題の縮図だ(弁護士三浦義隆のブログ)
→ 同ブログより。この記事からたどれる痴漢冤罪三部作は非常に読み応えがあるので,読むべし。端から端までおっしゃる通りとしか。  
Posted by dg_law at 06:50Comments(2)

2017年10月23日

捏造せずとも奇問は多いのに

・【解説】 英政界はどうなっているのか 総選挙後の展望(BBC)
→ 6月にやったイギリスの選挙について。イギリスの議会は日本と違って頻繁に解散するものではないからこそ,メイ首相のやらなくてもいいことをやってしまったという失敗感が強い。とはいえ保守党が負けたというわけでもなく,ほとんど誰にとっても煮え切らない選挙であった。DUPは記事中にある通り,かなりアレな政党なので,こいつらが一人勝ちというのは予想だにしない展開であった。完全に他人事として見るなら選挙の妙味を感じるおもしろい出来事ではあったのだけども,うちの国でも起きかねないから笑えない。
→ 元々Brexitを遂行するための安定した政権を築くという目的の選挙であったが,記事末尾で触れられている通り,Brexitへの影響は出そう。ところで,
>「女王演説」は伝統的に、ヤギの革を使った羊皮紙に書かれるのが決まりで、乾くまでに何日かかかる
→ とあるが,イギリスはマグナ=カルタ以降の全ての法律を羊皮紙に記録して保存しているそうなので(維持費がばかにならないから廃止しようという論議もある),議会の重要書類は羊皮紙を使う伝統と考えた方がよさそうだ。


・6億円のバルテュス作品、個人が寄贈 愛知県美術館(朝日新聞)
→ 愛知県美は去年もムンクを5.5億円で買っていた。コレクションが充実していっている。ムンクの絵もまだ見に行ってないし,まとめて見に行きたいが,愛知県美以外の用事が名古屋になさすぎて行けていない。
→ で,このバルテュスの作品はというと,なんともコメントしがたい……はっきりと言えばよくわからない。のっぺりとした描き方で少女(女性)と動物という点はバルテュスの典型例を押さえているものの,むしろそれ以外はバルテュスのよくある作品からは外れている(なお,私のバルテュス評はこちら)。
→ 本題からはずれるが,記事中に出てくる「副田一穂学芸員」ははてな村民で,今回の記事もしっかりブックマークしている。意外と知らない人が多そう。


・早稲田の入試問題は美術史がお好き?!(いまトピ)
→ 美術ファンの側が世界史の入試問題に注目するというのは珍しいので,コメントを残しておく。
→ 2016年早稲田大文化構想学部の方。「フェルメール」はこの中だと難問に入るが,範囲内。というよりも,21世紀になってから教科書等への記載が増えていて,おそらく美術ファンの側の動きが反映されていると思われる。
→ 2015年早稲田大文化構想学部の方。確かに,「モニエ通りの舗装工事」の絵だけでマネを問えば当然範囲外の難問・奇問になり,拙著の収録対象である。しかし,拙著の2巻をお持ちの方は見ていただければわかる通り,収録されていない。これは漏れたのではなくて,本来の問2で問われた空欄はセーヌ県知事「オスマン」の方で,標準的な問題である。出典も明示しておく。大問8,p.10以降である。問題を捏造してまで話題のネタにするのはさすがに早稲田大への濡れ衣であり,風評被害になるのではないか。
→ この記事の筆者のブログ「青い日記帳」はたまに読んでいるが,Takさんはこういうことをする人では全くなさそうなので,いまトピ側に問題がありそうか。ちょっと問い合わせをする気力が無いので,放置しているが……
  
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2017年10月15日

「島ケルト」問題とか

・けものフレンズ特集(dアニメストア)
>かばんの中には何が入ってるの?
>かばん:ええっ!? えっと、色々入ってますけど、名前が分からないものってどういう風に説明したらいいんでしょう…? うーん、ううーん……
→ かばんちゃん,自分のかばんの中に入っているものが何かわかっていないことが発覚。てっきり,かばんは中身が空っぽと思っていたので衝撃を受けた。たつき監督の頭のなかでは設定が固まっているのだろうか。


・「睡眠負債に気をつけよう」(視点・論点)(NHK 解説委員室)
→ これは衝撃的なデータだった。まず,6時間以上はとってもあまり意味がないと聞いていたので,睡眠6時間と8時間の間に有意な差が見られ,しかも8時間睡眠の方が注意力散漫になりにくいということ。次に「寝だめは意味がない」というのは前から知っていたが,負債も解消はきかないと思っていた。負債が解消できるのであれば,尚更8時間以上寝る意味は出てくる。実のところ,寝すぎると時間を無駄にした感じがして謎の罪悪感があったのだが,これからは眠いものは眠いと割り切って,休日はよく寝るようにしたい。


・台湾の東方文化は“オタクのタイムカプセル”だった!? 国外で発展中の東方最前線に迫ってきた【第二回博麗神社例大祭 in 台湾・レポート】(電ファミニコゲーマー)
→ この記事の要点は「比較的短い期間に浸透せざるをえない“輸入文化”ならではのダイナミズム」という一点に尽きると思う。各時期の流行はそれぞれおもしろかった面がある一方で,流行は流行でしかなく,後追いでは厳しいものがある。この点を気にせず追える分,後追いは海外の方が有利なのかもしれない。
→ なお,東方では同じような現象がニコニコ動画で東方ファンが広がった07〜08年にも起きていて,永新参から07年までの流行がミックスされた状態で再度展開されたものだから,それこそ既存のコミュニティとの衝突がすごかったのを覚えている。古参からすると若気の至りを発掘されているようなものだから,その意味でも気持ちはわからんでもない。


・「島のケルト」は「大陸のケルト」とは別モノだった。というかケルトじゃなかったという話(現在位置を確認します。)
→ これもすごく驚いた話。記事中にもあるが,改めて調べてみると,20世紀末頃にはすでに研究者の間で指摘されていたようだ。近年進んでいるのは遺伝子研究の分野であり,それ以外の分野での研究は特に近年というわけではないようである。いかに専門領域から一般の好事家に下りてくるのに時間がかかるかという話かもしれない。
→ 高校世界史的に言うと,やっぱり「ローマ征服前には,大陸・ブリテン島ともにケルト系の民族が広がっていて」という教え方になっているのをどう修正するか。また,アイルランド・スコットランド・ウェールズは“そこから血統的につながった”ケルト系と教えてしまっているので,この辺をどうするのか。という大問題に直面する。当然,この辺りは入試にも出しづらくなり,旧説に基いて出題すれば悪問の温床になってしまう。もっとも,ラ=テーヌ文化が各教科書から消えて範囲外になったくらいなので,そもそも近年の入試でケルト人に関連する問題を見たことがないから,入試問題としてはそれほど問題にならないかもしれない。
→ ちなみに,そういえばと思って引いてみたら
◯2014年までの旧用語集のケルト人「……その後大部分はローマ人・ゲルマン人に征服され,同化されたが,今日でもイギリス・フランス・スペインの一部にこの文化を引き継ぐ人々が居住している。」
◯2014年以降の新用語集のケルト人「……(同化されたまでほぼ同じ説明)妖精や森を題材とした彼らの神話や文学作品は,ヨーロッパ世界の文化形成に大きな影響を与えている。」(イギリス〜の説明はカット)
→ これ,新課程の説明を書いた人は学説の変化に気づいているのでは? こんなミクロな記述の変化気づかんよ……もっとアピールしてくれよ……用語集は教科書よりフットワークが軽いからできたのかも。そうすると,教科書の側も書き換わっていってほしいところだけども,時間がかかりそう。
(追記)
→ 大陸ケルトの神話には妖精とか出てこないから,やっぱり駄目なのでは? という指摘があった。言われてみるとその通りで,これは気づかなかった。しいて言えば,用語集の表現は旧課程から新課程に変わる際にもほぼ引き継がれているところ,書き換えたということは何かしらの理由があると推察され,具体的な地名を避けたところは一応評価してもよいのかもしれない。
  
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2017年10月14日

ウェスターマーク効果,覚えておきたい

・近親相姦はなぜいけない?意外と説明できないタブーの正体(ダイヤモンド・オンライン)
→ ウェスターマーク効果は大学の教養(長谷川眞理子氏の授業)で習った覚えがある。ウェスターマーク効果だけで考えれば,生き別れの近親よりも幼馴染と結婚するほうが不自然ということになる,という話が印象的であった。


・実例から見る『展覧会の公式サイトが終了後すぐ消えてしまう問題』(日毎に敵と懶惰に戦う)
→ ほんとこれ。アーカイブの保存の重要性を一番知っている人たちがインターネットサイトの保存に興味がないとかいう矛盾。後から「美術館広報の歴史」なんてテーマで研究する人が出てきた時に,何の史料も残ってないなんてことになりかねない。独自ドメインで後から消えるのは不便極まりなく,何らかの形で残してほしい。著作権法上問題があるなら,画像だけ削除してまとめ直すだけでも十分意味があるだろう。
→ 私もzaikabouさん同様,美術館の展覧会評を書く際に,前は独自ドメインの広報ページにリンクを張っていたが,最近はより残りやすい美術館内の広報ページにリンクを張ることにしている(それでも消える時は消えるのだけど……)。その意味で「公立系の博物館・文学館のドメイン/nowexhibitionみたいなのも本当にやめて欲しい」も全くの同意。後から見たらリンクがずれてしまうので。


・弁護士が簡易裁判所を避ける理由(弁護士三浦義隆のブログ)
→ これは初めて知った。「一般の方はたいていこれを知らないから、言うといつも驚かれる。」とあるが,はい驚きました。「簡裁判事ガチャ」……なんて恐ろしい用語なんだ……


・中国史におけるブタトイレの風景(壁魚雑記)
→ おもしろい。今までそれほど注目していなかったけど(呂后と戚夫人のエピソード含めそういう風習があるのは知っていた程度),今度中国美術の企画展が来たら,あるいは中国の美術館に行く機会があれば探してみようと思う。なお,意外にも東博の東洋館には無いっぽい。


・小宇宙高い系なのでギリシャの神殿にアテナ像を立てる(本しゃぶり)
→ いつもながらに良い旅行だ。ミニチュアのアテナ女神像を現地に持っていってそれっぽく写真撮影するの,聖地巡礼の醍醐味だよなぁ。これができるから聖地巡礼はやめられないのだ。


・古代都市を築き上げる都市開発シミュレーション『Ancient Cities』開発中。原始時代で未開の荒野に文明を築き上げる( AUTOMATON)
→ やっている時間があるかどうかを横に置いておけば,興味はあるゲーム。イメージ的にはBanishedに近いが,もう少しタイムスパンが長そう。出ている情報だけだと,戦争は無く(あるいはメインではない),農耕もできない(あるいは農耕が終着点)っぽい感じか。  
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2017年09月26日

非ニコマス系動画紹介 2017.3月下旬〜2017.4月中旬

『けもフレ』のMMDで極楽浄土がすごく流行っていた時期。



理由を考えるに,
1.そもそも「極楽浄土」は,『けもフレ』によらずMMDダンスの登竜門みたいなところはある。(当然,極楽浄土のダンスの完成度自体も高いし,MMDの再現度も高い。)
2.あまり性的な匂いのしないフレンズたちがセクシーなダンスを踊るというギャップがすごい。特に後半。
3.「ジャパリパーク自体が“極楽浄土”みたいなもんやし」という理屈が立ってしまった。
あたりではないかと思う。大体どれも出来はよいのだが,とりあえず発端のトキと,



際立って出来の良かったミミちゃん助手(博士の方もすごい)と,
(ところで,元の動物のサイズはワシミミズクの方が圧倒的に大きいというのが,助手は本気で博士を尊敬しているというのとあいまって,博士と助手の関係にとって良い追加要素になっているのは本当に上手い。)



人間代表かばんちゃんと,
(これもMMDには直接関係ないけど,動画のような最終話段階のかばんちゃん,たまにフルアーマーかばんちゃんって呼ばれてて笑う。ZZかな?)




オチ的にサーバルちゃんを貼っておく。動かない方,「今日こそは動きそう」ってコメントが必ずあって,「忙しい人のための粉雪」を彷彿とさせる状態になっている。




公式から「難民キャンプ」を提供された衝撃。「難民ホテル」の称号を与えられたのも納得である。



以後,セルフ難民キャンプ(本来的にはこれが正しい難民キャンプ)が乱立したが,ボイス付きのものは珍しい。




「※音声は「けものフレンズradio!!」と「けものフレンズアワー」から」とのこと。



Tool Assisted Servalちゃん。あるいは強くてニューゲームサーバルちゃん。  
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2017年09月21日

最近読んだもの・買ったもの(『東方文果真報』他)

ようやく6月発売のものにたどり着いた。

・『東方文果真報』。
→ 東方のひねくれた書籍その第……何弾だっけ。週刊誌風の体裁でフェイクニュースブーム(?)に乗っかったもの。フェイクニュースの話題はすぐに過ぎ去るだろうと読み,数年後には幻想郷入りしていそうなことを予測しての本誌となった。そういう事情もあって時事ネタが乱発されている。まさかのトランプ大統領ネタまで。「どうせいつか全部幻想入りするんだから」という開き直りが使えるのは強い。
→ フェイクニュースの内容は,東方の雰囲気を知っている読者には大体真相がすぐにわかる仕様で,射命丸さんがどういう風に事実を捻じ曲げて報道しているのか推測しながら読むとおもしろい書籍。
→ 「水素水」ネタと「白砂糖の恐怖」ネタがぶっこんであったのはちょっと驚いた。水素水はともかく砂糖で来るとは,科学の子である神主もニセ科学ネタは気になるところなのだろうか。お子さんもいるし。
→ 週刊誌なので,ちょっとエロスな袋とじグラビア(という名のフルカラーイラスト)もあり。東方公式でここまで露骨なエロスを投げてきたの,さりげなく初めてでは。神主の冒険が見られる。





・『へうげもの』24巻。大坂夏の陣開戦から終戦まで。秀頼は気絶させられて大坂城を脱出,淀君・大野治長らは自害。真田信繁らは戦死。織部は監禁状態,重嗣は秀頼の子を匿って金森宗和とともに逃避行の旅へ。
→ 何が何でも織部を殺したい猜疑心の塊になっている家康と,なんとか織部を助命したい秀忠,豊臣を完全に滅亡させる気はない諸将と,徳川軍が全く団結できていない。しかしながら圧倒的な物量で豊臣軍を押しつぶしてしまう。無粋を尽くして真田信繁を討ち取った家康と,織部の「ひょうげ」を用いて危機を脱出した秀忠・柳生宗矩という差も,今後の展開を考えると趣深い。
→ 本巻最後に出てくる粟田(口)焼について。金森宗和が後押しをしていたのは事実。ここで登場する野々村清右衛門は,後に野々村仁清を名乗り,粟田焼から自立して御室焼を開くことになる。しかし,野々村仁清というと活躍したのは本作から約30年後の1640〜50年代であるから,この頃は相当に若いはずである。作中の容貌はそこから考えると少々老すぎにも見えなくもない。


・『NEW GAME!』6巻。新人の入社と,『PECO』の完成・発売,八神コウのフランスのゲーム会社への出向。
→ 新人二人がそれぞれ別方向に向上心がありすぎて何かずれているという。ラフな格好が許される社風とはいえ,パジャマのまま出社する紅葉さんは確実にヤバイ子。ただ,周りを全く気にしていないとか,コミュニケーションの必要性を感じていないとかいうほど振り切れてはおらず,完全に空気が読めないわけでもなく,気を使われたらそれに気づけるし,単純に「真面目すぎて何かがずれている」子。振り切れていない分,かえって珍しいキャラ造形かもしれない。上手く話せないせいで引っ込み思案になっているけど空気はめちゃくちゃ読めるひふみんとは上手くいってるけど,基本的に天然で空気は読まなくても多くの人と自然にコミュニケーションができてしまうタイプの青葉とは噛み合ってないというのが絶妙にリアル。そんな紅葉が八神やひふみんを介して青葉を理解して,次第に職場に溶け込んでいくのは読んでいてい安心した。でも根本的に治ったわけではないから,この子はほっとくとまたパジャマで出社するんだろうなw
→ そして八神コウはフランスへ。フランスに関係者が集まっているし,明らかにフランス編が本編に挟み込まされて進んでいく雰囲気。遠山さんはもっと引き止めるかと思ってたけど,案外すんなりと。まあ,付き合いが長い分,八神本人にああ言われたら納得するしか。一方で青葉は濃密な1年間だっただけに,あの別れの挨拶の後もしばらくは放心状態だろうなぁ。気持ちは非常によくわかる。  
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2017年09月20日

ましてや人力状況再現なんてなぁ

・星になるひと(内容の浅い資料集(仮))
→ ドラクエ4はプレイ状況に応じて称号が変わっていくのであるが,本来ありえないような状況になると「改造コードの星」という称号になるものと思われる。しかし,実際にはこのセーブデータは改造されておらず,あくまで状況再現だけで短いプレイ時間でありえないレベルになっているにもかかわらず,このような称号に。「改造コードの星」何ていう称号が用意されているのもちょっとした驚きだが,それ以上にPS版のドラクエ4が発売された2001年当時だと,まだプレイヤーが状況再現なんてことをやるのをスクエニ側が把握していなかったということが推測されるのが,非常におもしろい。
→ なお,調べてみると「改造」とついた称号は3つあり,意外と豊富であった。「改造コードの星」は,3時間以内に勇者のレベルが31になるとこの称号になるようだ。


・「それっぽさ尋常じゃない」2分20秒でRPG一本クリアした気分になれる動画を作ってみた(Togetter)
→ これは本当にそれっぽくておもしろかった。完全に1本クリアした気分になった。すごい。イベント戦(Lv.30〜)が好き。
→ でもこれ,ドラクエでもFFでもない感じはする。そして私はドラクエとFF以外のRPGはサガシリーズくらいしかやらないのに,このBGM集は「標準化されたJRPG」感が強くて,郷愁さえ感じる。どこから来ているんだろうか,この感情は。


・「AIR」の舞台・和歌山県美浜町、「アニメ聖地150」選出( ITmedia ビジネスオンライン)
→ なんでまた今更と思ったら,海外のアニメファンの投票によるらしい。それなら妙に古い作品が出てきてもわからなくはない。
→ しかし,150から88箇所に減らす過程で漏れてしまった模様。この過程では「国内ファンの投票分を加えて」選ばれたそうなので,とすると古い作品は不利かもしれない。国内ファンで今更『AIR』を挙げる人も少なかろうし。
→ そういえば,私も一度も行ったことがない。しかし,これはさすがにあまり行く気も……
→ 『AIR』といえば,昔「なんで和歌山なんだろうな」「KEY山地だからじゃねーの」という会話を15年くらい前に友達としたようなこともあったような。


・驚愕の新種!その名は「サザエ」 〜 250年にわたる壮大な伝言ゲーム 〜(国立大学法人 岡山大学)
→ こういうこともあるもんなんだなぁ。
→ “発見者”が「フグ田」ならぬ「福田」准教授だったり,sazaeが絶妙にラテン語の属格に見えたりと,登場する名前同士に奇妙な縁を感じる話である。  
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2017年09月14日

最近読んだもの・買ったもの(『官能先生』他)

・『官能先生』1巻。
→ 舞台は昭和のいつ頃か,少なくとも平成ではない時代。出版社に勤めるかたわらで自分でも小説を書いて副業としている主人公(40歳)が,喫茶店で働く女性,雪乃(22歳)と運命的な出会いを果たして一目惚れし,同時期に官能小説の原稿も依頼されて,いろいろと思い悩む,という展開。イブニング連載分が1巻となった。
→ メインヒロインの雪乃さんがとんでもなくかわいいんだこれが。恋路に奥手で古めかしい恋愛観を持った,ツンよりのクールビューティー。そんな性格なのに制服がかわいい喫茶店で働いている。完全にストライクですわ。雪乃さん,恋路に奥手なのは何やら事情がありそうで,この辺が物語の主軸になりそう。生粋の小説家で文学的発想にあふれているものの,不器用な生き方をしている主人公との年の差カップルの行く末は。そして,そもそも2巻の発刊予定はあるのか,気になるところである。





・『火ノ丸相撲』15巻。引き続き白楼高校VS大太刀高校。副将戦決着から大将戦の完全決着まで。
→ 不良に厳しい漫画,やっと五條くんにデレる。この1勝のために1巻からずっと厳しかった感ある。
→ 天王寺VS火ノ丸はどちらも相撲オタクで互いのことを研究し尽くしている,どちらもチームの面々が大好きでその個性をも吸収して強くなってきたと極めて似た者同士。となると問題になるのはやはり体格差であるところ,火ノ丸が唯一上回ったのはこの一戦に掛ける重みであった。この点,天王寺はかえって百戦錬磨すぎたのかもしれない。
→ 川田先生が特に影響を受けた力士で「朝青龍」を挙げていた。特に意外というわけではないが,私と同世代かやや年上の層だと,相撲を見始めたというと若貴時代,本格的にはまったのはよくも悪くも朝青龍というパターンは多かろうと思う。そして平成20年初場所千秋楽結びの一番。伝説の一番と言って差し支えなく好角家ならそれでさっと通じるあれを朝青龍の思い出で挙げてくるあたり,本当に経験が全く同じである。それから約6年後,2014年にこういう漫画が始まってそれなりに人気を博しているというのは感慨深い。


・『乙女戦争』8巻。ジシュカがオレープ派を結成,ジェリフスキー謀殺,自称ボヘミア王がポーランドから到着,帝冠と王冠をめぐるカルルシュテイン城攻防戦,シャールカ捕縛・死刑宣告からの妊娠して恩赦・出産・ボヘミアへの帰還,内戦終結。
→ 例によって史実は漫画として描きやすいようにかなり整理・シャッフルされている。詳しくは巻末の解説に。ジェリフスキー謀殺はじっくりやるのかと思ったら1話,しかも回想で消化された。巻に入っているのか,それともシャールカの物語としての本作にとっては本筋ではないと判断されたか。この8巻で急激に時間が進んだ点(1422年初から1424年6月まで)やその後の展開を見るに,両方ありそう。なお,ジェリフスキー暗殺の経緯は意外にも史実そのまま。また,徹底抗戦を訴えるオレープ派と穏健派が対立し,教義上の急進派であるターボル派は静観するという三つ巴から,ターボル派が現実を悟ってオレープ派と和解して穏健派を一時的に打倒するという大きな流れは史実通りである。
→ シャールカがフニャディ・ヤーノシュとくっついたことで,本格的に話の終着点が見えてきた。あとの大きいイベントはジシュカの死亡とフス派内戦の再燃かな。  
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2017年09月10日

コンテンツ自体はともかく元ネタは制覇したい

・温泉むすめ
→ 最初見たときは16人しかいなかったのに,いつの間にか37人にまで増えてて驚いている。しかも確か,この間某所でやってた展示を見ると,基礎的な設定と立ち絵だけある子まで含めると60人くらいいるはず。人気が出たら声と細かい設定をつけて出番を増やすというデレマス方式をとるつもりなのだろうか。確かに日本全国に温泉はあるので,『艦これ』並に元ネタは豊富だが……
→ これ,原画が一人一人違うのはさりげなくすごい。しかも,アニメ絵の方で絵柄の統一を図るから,原画の方は雰囲気バラバラでよくて,場面と状況によって元絵とアニメ絵を使い分けているのは妙案と言わざるをえない。ところで,原画家はpixivのイラストのランキング上から乱獲しましたよねというのがすごくよくわかる。その意味で,変な統一感はある。
→ 国内旅行はそれなりにこなしているけど,意外と温泉に入っていないのだった。裸のお付き合い(意味深)があるのは,メイン9人だと草津・箱根・下呂の3人だけ。由布院はこの間の九州旅行で,別府を優先してほぼスルーしたからカウントしていない。有馬温泉は今年中か来年中には行く予定。その他の37人を含めても,4人増えるだけ。行っててよかった玉造温泉。
→ そういうご縁とか全く無視して原画とキャラだけで言えば,まあ乳頭ちゃんですよね。はい。乳頭温泉入りに行かないと(使命感)


・なぜ『けものフレンズ』はヒットしたのか? 現役CGアニメ監督にその要因を聞いた(ネタりか)
→ 「絵と深みのギャップ」「明らかな低予算なのに可愛い絵柄」「謎の小出し」。全部確かにその通りで,なるほどと。


・迷惑ウニ、廃棄野菜で美味に変身? 商品化へ実証実験(朝日新聞)
→ 廃棄野菜で駆除対象なので上手くいきそうに見えて,人件費と輸送費を考えるとどうなるんだろう,という。その意味では研究と言わず,「地元の県立海洋科学高校や京急油壺マリンパークと連携」したまま人件費度返しで商品化まで進めて,廃棄野菜と駆除対象という文脈込で売った方が採算取れるのかもしれない,とは経営を1ミリも知らない部外者目線からの放言として。
→ それはそれとするならキャベツを食ってるウニの光景が最高にシュールなので,ぜひとも成功してほしい。この光景ごと売れて欲しい。ウニの自然な生育環境ではキャベツは存在しないが,美味いんやろなぁ……栄養価が高い食物を食べると生殖巣が膨らむという考えるとわからんでもないが,食えること自体が不思議だ。



→ 「何て?」が一番耐えられなかったw
→ 意味を持った歌詞を伝えるボーカルと音としてのボーカルって役割が違うし,前者って割りと無視されがちなところあるよねってパロディとしては極めて秀逸な出来。はてブで「(歌詞が聞き取れない)洋楽」って指摘してた人は鋭い。  
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2017年09月06日

最近読んだもの・買ったもの

・『火ノ丸相撲』14巻。引き続き白楼高校VS大太刀高校。先鋒決着から副将戦の始まりまで。
→ 先鋒戦の部長の敗因は対人戦の経験不足,急激に強くなったというのは裏を返せばそういうことだ。そして次鋒戦の蛍の敗因は,どれだけ努力と工夫を積み重ねても半年で覆せないものはあるということだ。つまるところ,この二人の敗因の根は同じで,取り返せないものは取り返せないし,相手方にも懸命の努力はあるということだ。これは本作で徹底されているテーマであり,だからこそそれを取り返しに行く五條や火ノ丸の戦いが輝く(この二人にしたって挫折は多い)。ひるがえって本作のトリックスター國崎はここまで挫折がほとんど全く無い……が,この人の挫折の話は次巻に出てくるのでそこで。
→ 中堅戦の國崎は,ここまでずっとレスリング由来のトリッキーで多彩な技と,相撲の独自の動きの融合にあった。その最後を飾ったのが突き押しからの寄り切りと純相撲な技という,一周回った奇抜さである。そして最後に副将戦が始まる五條くん……これだけ「心」の強さが強調される相撲漫画というジャンルで心が弱い子というだけでもうキャラが立ってる。


・『U.Q.HOLDER』13巻。刀太くん過去を垣間見る,明日菜さんちょっとだけ再登場。そして現実へ,再び時は動き出す。ネギVS刀太開戦。
→ ここからが雑誌移籍後。明日菜さんの再登場は素直に嬉しかったし,良いところで出てきた。この頼もしさは,冗長には過ぎたが『ネギま』の積み重ねがあったからこそではあるか。フェイトがやたらと刀太くんの身柄を欲しがるのは,刀太くんが一般化可能な不老不死の成功例だからだった。ネギくんにあっさり反論されているように,仮に人類が生病老死から解放されても,人類から「苦」は残るだろうし,根本的に敵さんの行動原理は「過去の怨嗟」だからダメだろうなぁ。ここまで引っ張ってきたにしては浅くて残念ではあった。これは残りの伏線も期待できないかも。


・『八雲さんは餌づけがしたい。』3巻。妹さん登場。
→ この兄にしてこの妹ありである。基本ジト目。
→ 我が家もクリームシチューはご飯にかけなかったな……
→ 大和くんがだんだん柊子さんのことを気になり始めているのだけど,柊子さんの方はそういう目で見ていないし,大和くんもそれに気づいているという関係,すばらしい。
→ 亡き夫の情報が少しずつ。元教授と女子大生だったということは,かなりの年齢差があった模様。男>女の年齢差からの,女>男という年齢差へ。


・『冴えない彼女の育てかた』11巻。加藤と延々とイチャイチャしている回。
→ そして次巻は大変なことになる。一応クリエイター論的な話も展開されているが,とにかく加藤がかわいすぎてそれ以外が全部飛んでった巻。別に加藤を特別好きなわけでもない私でそうだったのだから,世の加藤ファンはとんでもないことになったのでは。
→ p.115のエピソード,企画屋の実話じゃないですよね……(共通ルートを書いたところでライターが逃げたので,二日で個別ルート二人分を書くことになった)
→ 今回も『ホワルバ2』のセルフパロディが(p.163)。うん,「三年かけてやっと決着ついたと思ったら二年後に白紙に戻っちゃって,最終的に心が壊れるくらい悩む」なんてことをされたら,プレイヤー胃痛で死んじゃうよね。お前,何人のプレイヤーを殺したと思ってるんだ。
→ p.183は『パルフェ』ネタ。「あまり嫌じゃないのが嫌だった」。里伽子さんのセリフでしたっけ。  
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2017年09月05日

海外の「世界史」出題ミスも興味はあるのだが

・「不服従のフランス」からEUへのレジスタンスが始まる 反骨の左翼メランション急上昇の秘密(ニューズウィーク日本版)
→ 大統領選挙前の記事ながら。メランションさん,私が思っていたよりもヤバイ人だった。政策が極端なのもあるが,
>ベネズエラの大統領ウゴ・チャベスやキューバの最高指導者フィデル・カストロ(いずれも故人)を崇拝し
 というのを見ても,一周回って新しく見えるけど,実のところオールドタイプの極左なのではと思わせられる。右か左かという違いはあるし,国民戦線と比べたら民族差別に陥っていない分まともではあるにせよ,ベネズエラの現在の惨状や,キューバだって独裁政権には違いないという部分をスルーして崇拝しているなら筋金入りの反米極左であろう。そこはアメリカのサンダースやイギリスのコービンとは決定的に違うし,私はメランションについては全く支持できない。
(追記)
→ と書いたら,サンダースやコービンもチャベスを支持した過去はあるという指摘を受けた(例えばこういうTweetもある)。「過去」になのか「現在も」なのかは考慮してあげるべきポイントではあるかなと思う一方で,そこは総反省してほしい部分であり……欧米左翼,軽々しくあれに飛びつきすぎたのでは。情報と意見を修正しておく。


・フランスのゲイはなぜ極右政党に投票するのか(BBC)
→ これもフランス大統領選に関連して。投票行動はシングルイシューでは決まらないという話でもあるし,ムスリムが増えれば結局同性愛者は身が危なくなるのではないかという懸念もわからんではない。弱者同士の連帯は難しいというのは,悲しいことだ。


・世界史に「勤王運動」を入れた誤りについての報告
→ 非常に珍しい,偶然見つけた海外の公的な入試の,“世界史の”出題ミスの事例。問題自体は解答可能であるものの,本来ベトナム史の科目として出題するべきだったものを,世界史の試験用紙に記載してしまった,ということらしい。世界史もベトナム史も必修であるから生徒は解答できたため,大きな問題はなく試験が終わったらしいのが不幸中の幸いか。「9年生」ということは中学3年生の試験だろう。日本の教育課程だとまだ未分化でどちらも社会であるから起こり得ないミスではある。仮にセンター試験でミスプリで世界史Bに日本史Bの問題が掲載されていたら,大惨事に違いないが。


・天才三谷幸喜監督映画全7作と脚本作を3段階評価してみた(アノ映画日和)
→ 見ていない(そして見る気もなくなってきた)『ギャラクシー街道』以外は大体同じ感想。
→ 『清州会議』はコメディではなく,三谷臭が薄く,このノリで大河をやっていたら『真田丸』はコケていたと思う。三谷っぽさを強くしたのが勝因。『みんなのいえ』は,悪くないけど小さくまとまりすぎてるというのも同感。三谷幸喜ファン以外が見たらつまらないと思う,という意味で他作品より評価が落ちるというのも同意できる。
→ 『12人の優しい日本人』と『笑いの大学』は監督じゃないけど,作品に漂う雰囲気が完全に三谷作品なんだよなぁ。要するに三谷幸喜らしさとは原作・脚本なのだろうと思わせられてしまう2作品。
→ 『ステキな金縛り』はおもしろいけど,他の作品に比べてなぜだか影が薄い。更科六兵衛さん,なんで『真田丸』に出てこなかったのか。カメオ出演してほしかった。
→ 個人的には『ラヂオの時間』も「三谷」評価で良いと思う。どうしても1本に絞って選ぶならこれにする。  
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2017年09月02日

非ニコマス系動画紹介 2017.3月下旬

とんでもなくFF6学会が揺れ動いた時期。



突然出てきたすごいバグ。これをエディさんが見逃すはずがなかった……というかすぐに応用を思いつくこの人が怖い。




エディさんによる悪用版。タグの「神回避」と「無神論」が面白いw。とうとう三闘神(四闘神)とは誰も戦わなくてもよくなってしまった……ということは低歩数に影響が出るということで,再走が確定。




2015が来てた。ノミネート作品が事実上2つと少ないが,2つとも伝説級のクソゲーすぎてヤバイ。2016の動画は来ないのかな……




アプリ版未プレイなのでありがたかった。『旧約聖書』タグが言い得て妙。『けもフレ』は未来の神話であった。



タイトル誰うま。三人に分裂した時「本体は右」ってコメントしたやつw



おーいしおにいさん,サービス精神旺盛だったなぁ。



かわいい。





徒歩で日本一周を目指している人。ほとんど1日1回近況報告の動画をあげているがすごい。その報告動画とTwitterでおおよその位置がわかることもあり,凸者が非常に多い(差し入れも非常に多い)のが特徴であり,本動画の美点。そうそう,この動画で知ったのだが,バイクはもちろんのこと自転車で日本一周はかなりメジャーなチャレンジなのね。徒歩者もこたつさん以外に普通にいて驚く。  
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2017年08月30日

マンモスの牙も地下資源になるのだろうか

・乾貴士は断っていた。現地取材で見えた「安倍晋三・スペイン国王晩餐会」招待の真相。((豊福晋) Yahoo!ニュース)
・乾は「今やエイバルの柱」 35歳女性CEOが明言(日刊スポーツ)
→ 詳細は上の記事を参照のこと。このときは,日本の外務省側からクラブに依頼があり,乾選手は行きたくなかったが,クラブ側は様々な思惑から行かせたかった。結局乾選手がその意を汲んで出席することにした,という流れと結論付けられていた。私もクラブ側の意志ならばそれは仕方がないと思う。
→ しかし,下の記事を読むと少し印象が変わってくる。「国王から直接招待状が届いた」なら,そりゃクラブとしては断れんだろう。一応,スペイン国王から日本外務省・日本大使館を経由してクラブに依頼が届いたとすると話に矛盾はないものの,いずれにせよ,スペイン国王の依頼という情報がない初報は誤解含みで,随分と日本外務省への印象が悪くなる。冷静に判断したい一件。


・PTAをなくした小学校16年目の真実 「いいことづくめ」の美談のはずが(J-CASTヘルスケア)
→ これは「やっぱりPTAがいるやんけ」という話ではなくて,「PTA“的組織”の必要性を再確認できた上で,無駄をそぎ落とせた」という話であり,どちらかと言えば「潰して良かった」という結論になると思われる。PTAの問題点は上部組織が腐っていることと不要な行事・仕事まで多く負担が大きいこと,本来ボランティアなのに強制的な加入・仕事の割り振りという実態があること等であるが,存在自体が全くの不要というわけではないので,独立・自発的組織ならこの辺りかなりの部分解消されるだろう。タイトルと筆者の感想に反して,これはほぼ「いいことづくめ」の美談では。


動物園好きから見たケモノフレンズ7―お互いに自分のほうが頭が良いと思っている―(けものフレンズ7話)【2017冬アニメ感想】(見下す蠍の徒然)
→ フクロウのインタビューに出てきたフクロウカフェという業務形態について,動物園好きの人からのコメント,というか批判。なるほど,その通りだ。「動物」というものについて,あるいは動物と人間のかかわりについていろいろ考えられて作られた『けものフレンズ』という作品(の幕間)にしては,確かに迂闊と言えるかも。


中国税関 マンモスの牙100本以上を押収=国営メディア - BBCニュース
→ マンモス? 象じゃなくて? と思ったら本当にマンモスだった。象牙より貴重やん……と思ったら
>ツンドラ地域の永久凍土の中には、約1千万体のマンモスがあると推計されるという。
→ である。話のスケールが大きすぎてよくわからなくなってくる……


・憲法ルネサンス 児童買春・ポルノ禁止法 「見過ごせぬ」漫画の表現規制(毎日新聞)
→ この辺の話が,それも好意的な目線で新聞に載るのは珍しい。風向きがいろいろと変わってきているのかな。  
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2017年08月27日

最近読んだもの・買ったもの

・『ゴールデンカムイ』10巻。旭川の白石奪還作戦。鯉登少尉の登場。
→ 作中登場する有坂成蔵は実在しない……が,明らかなモデルがいる。有坂成章というらしい。Wikipediaにある通り,三十年式歩兵銃を発明した人物。この人が中将(最終階級でもある)に昇進したのは1906年とのことなので,有坂成蔵=有坂成章とするなら,本作はやはり1906年以降であり,以前考察した1907〜08年頃という推論と矛盾しない。さらに,有坂中将が「これからは飛行機の時代」と言っているが,ご存じの通りライト兄弟の飛行実験成功が1903年。有坂中将が最新の国産武器として三八式歩兵銃・機関銃を鶴見に紹介しているが,これも開発は1905年,「三八式歩兵銃を開発した部下の南部」は実在の南部麒次郎のことだろう。ここに来て年代を特定できる情報や,この時代特有の物体が一気に増えた。そしてこの連中のどうしようもない会話を真顔で受け流しつつもちゃっかりコマの端には居続ける月島軍曹好き。
→ 三船千鶴子も実在しない……が,御船千鶴子なら実在した。彼女らによる千里眼ブームが起きるのは1909年頃であるから,その直前の時期と言える。作中の義兄が三船千鶴子を「出戻り」と言っているが,実際の御船千鶴子も離婚歴がある。また,この義兄は御船千鶴子と同じなら姉の夫であり,確かに御船千鶴子を超能力者として売り出そうとした張本人という点も同じ。なお,その後の御船千鶴子は1910年に公開実験,世間に信用されないことを苦に1911年に自殺している。
→ パウチカムイが住むパウチチャシを通過。珍しく作中に補足がないが,現在は層雲峡と呼ばれる峡谷観光地・温泉郷となっている。また一つ行きたい聖地巡礼地が増えてしまった。そして変なところで元ネタかぶりが。まさか『咲-Saki-』と『ゴールデンカムイ』でねぇ……w。
→ 戦争から心が戻ってこない大人たちの物語である『ゴールデンカムイ』。アシㇼパさんはアイヌにとっても新しい女だが,本作の主要人物たちにとっても唯一の子供,新しい世代の代表者なのだ。杉元を気遣うアシㇼパさん。99話のラストは,さりげなく本作の核心の一つを突いている名シーンだった。


・『ヒストリエ』10巻。カイロネイアの戦いの決着,エウメネスが「王の左腕」候補に選ばれる。
→ カイロネイアの戦いは王子アレクサンドロスの異常性がいかんなく発揮されたが,発揮されただけで戦いの大勢には全く影響しなかったところが,創作としてはちょうどいい塩梅だったのかもしれない。
→ 時系列は前337年まで進んだ。翌年とうとうフィリッポス2世が死ぬ。ここまで来たなら,そこまではさくさく進んでほしいところ。


・『がっこうぐらし』9巻。大学編,一時完結? 武闘派が壊滅。くるみ復帰。りーさんはちょっと回復。
→ 基本的に大学編のごたごたを片付けただけの解決編で,大学編自体,話の本筋が大きく進んだ章ではなかった。ゾンビについて言えば,「空気感染という経路もある」「今無事な人間の多くは空気感染に免疫があると考えられる」という情報が新しいくらいか。次はいよいよ本丸,ランダルコーポレーションかな。
→ 「最終的にどちらもゾンビに食われそう」と8巻の感想に書いたら,男のリーダーの方はすでに感染していた。女の方は生き残りそうな,そうでないような描写で終わったが,いずれにせよ再登場しそう。


・『ひとはけの虹』3巻(完結)。ルーベンスの続き,グイド・レーニ,そして最後にカレル・ファブリティウスとフェルメール。
→ カレル・ファブリティウスは本作に出てくる画家では知名度が低い部類に入るが,レンブラントとフェルメールをつなぐミッシングリンクとして近年注目が高い。それをこう使ってきて,本作の最後に登場する画家をフェルメールにしたのは上手い。
→ 案外早く終わってしまった。題材が特殊すぎてあまり売れなかったのだろうか。まずまずおもしろかったのだが。次回作はシシーことエリザベート皇妃とその侍女が主役っぽい『エルジェーベト』だそうで。
→ Cuvie絵を見る機会が減って寂しくなったので,今からでも『絢爛たるグランドセーヌ』でも追おうかしら。  
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2017年08月25日

無事に落ち着く良いフィーバーの終わり方ってなかなか見ない

東北旅行記は土日に書きます。



→ 文科省の役人のパワポもこんな感じ。情報量が多すぎて読みづらいというよりかは,そんだけ文章だらけになるなら表組みにする必要がないし,パワポの形式にする必要もない。pptファイルにすることが先立っていて,かつ情報量も確保しなければならないというジレンマの結果の産物なのだろうと思う。
→ しかも読んでいくと同じ内容を何度も繰り返しているので,再要約すればかなりの枚数が減らせるのではと思うことが多々ある。あれは,本当は1枚ごとに別の場面で使っているパワポを,一般公開用に一つにまとめた結果なのではないかと思う。本来は内容を繰り返しているわけではないのではないか。そうだとすると確かに,一般公開用にパワポを再編集する(そして枚数を減らす)なんて労力はかけてられないとは思う。


・「CiNiiから論文が消えた」 研究者に困惑広がる(ITmedia NEWS)
→ その後復活して本当に良かったと思う。もはやCiNiiの無い状態でのあれこれの作業は全く考えられないので。
→ J-STAGEへの統合自体は良いことだと思うのだけれど,その移行が間に合わない状態でCiNiiから直接アクセスできる論文が消えれば大混乱が起きるのは目に見えていた。Nii側がそれを軽視していたのか,軽視していたわけではないがどうしようもなかったのかは知る由もない。


・けものフレンズ11話 気付きと感想(#untitled note)
→ 自分では気づかなかった指摘がたくさん。特に幅跳び,なるほど。
→ あまりにも多いので,話を作った人というかシリーズ脚本の人は11話から逆算して必要なものを10話までに散りばめたのだろうか,と思い始めた。あれは,人類の叡智を追う旅というだけではなかったのだな。


・チーター繁殖に挑む ペアリング成功、おめでた期待 多摩動物公園 /東京(毎日新聞)
→ 『けものフレンズ』で特異な現象として大きな話題になったのがしんざきおにいさん。1話が無料で何度でも見られる仕様,独特の語り口,ディレクターズ・カット版で明らかになったアプリ版ユーザーという情報等が複合的に影響した結果であろう。それにしても,この毎日新聞の記事に出てくる新崎慶太さんがしんざきおにいさんのことだと最初に気づいた人,すごい。確かに名字が一致しているし,多摩動物公園も一致しているし,肉食獣担当だから気づいてしまえば間違いないと思えるけど,普通新聞記事を読んでいる時にピンとは来ないと思う。
・けもフレ「しんざきおにいさん」実物も「神」だった あの噂の真相…(withnews)
→ となれば当然直接インタビューに行く人が出てくるのがネット時代である。普通に顔出ししてたのはちょっと驚いたが,良いインタビューだった。
→ この後,しんざきおにいさんフィーバーは落ち着いていて,フィーバーが(多分)悪い影響を出さずに終わったのは本当に良いことだったなと。場合によってはしんざきおにいさんや多摩動物公園の『けもフレ』に対する心証が悪くなりかねなかったので。  
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2017年08月14日

非ニコマス系動画紹介 2017.3月上旬〜2017.3月下旬

『けもフレ』動画が一気に作られていった時期。11話の放映が終わったあたりまで。




カメ五郎,ラーメン作りに挑むの巻。あれだけ完璧な素材から,どうしてあんなことに……いや間違いなくドングリのせいなのだけれど。カメ五郎,こと動画における料理においてはドングリに呪われているのでは。アナグマは食べてみたくなった。




これを端緒に,けもフレのMMDは異様な発展を遂げていくのであった。



とんでもない完成度の高さ。NEW GAME! の仕事の流儀を作った人だと知って納得。



このサーバルちゃんはかなりアニメに近く,以後のスタンダードになっていく。



別に仕事でAdobeを多用しているわけではないけど,ネタは通じるw。すっごーい! 



ギターが得意なフレンズ。あるいはミリオンセラーのCDがいっぱいあるフレンズ。



これは本放送時に本編の展開に呆然としていて全然気付かず,後から指摘されて気づいた。やっぱり本編に全員集合ってことで消えたという解釈でいいのかな。



この発想はあった。日本の危機とパークの危機。



11話までの良いまとめ。12話までの1週間は本当に長かったですね。
  
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2017年07月21日

非ニコマス系動画紹介 2017.2月中旬〜2017.3月上旬



完結編。次は『サガフロンティア』へ。



非常に懐かしいものをやっている動画。本当にやるやつがいそうでいなかった種目ではある。




完結済。「〆脳勝利回数(51回)」はともかく,「10時間以内でクリア」がミソ。ご存じの通りFF8はイベントが長く,そこでかなりプレイ時間が削らっれるため,この制限によりじっくりカードゲームをやる時間がなくなっていて,低レベルながら強い魔法をジャンクションして突破,というのが難しくなっている。じゃあリミット技無双かというと,プレイ時間が短いと準備に手間をかけられないというジレンマ。FF8の縛りプレーというと,どういう縛りを課してもカード変化で強力魔法をジャンクションするかリミット技無双かのいずれかになりがちなところ,上手いこと縛ってその中間を行ったこの縛りプレーはなかなかすごいと思う。



おまけでブラック・ウィドウを倒しつつ実地試験満点を取るというアルティマニア超えに挑んでいる。



学園十色はこういうの作りやすいBGMだよなぁ。



こういう古参が乗ってきたのは,けもフレブームの特徴かもなぁ。ななひら愛してる。「古参のロリ」の語義矛盾感w



なぜに8bitアレンジはこんなにも人の心に効くのか。みゆはん巡回済。



文明の息吹を感じるMADである。「サーバルにとっては人類の技術を追う旅」というコメントがあって,確かにそうだなぁと。  
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2017年07月17日

「元寇」も「鎖国」も悪くないかと

・屈折とは(ニコニコ大百科)
→ 1・2の解説かと思ったら,3の言語学的な意味の解説という。なにゆえこんなに詳しくてわかりやすいのか。ニコニコ大百科,言語学系の記事がかなりガチなものが多いのだが,誰が書いてるんやろと思って調べてみたらEuroP貴方か。


・【巫女服】袖の飾り紐の発祥は?【巫女装束】(麻宮騎亜先生のツイート追加/更にまとめの反響追加)(Togetter)
→ 非常におもしろい文化史。1989〜93年頃に,水干と混ざって誕生したということか……と思わせておいて,江戸時代後期までさかのぼれるという。10年代でも赤い紐無しが駆逐されたわけではないのは,考証をしっかりやった作品というのが半分,デザイン的に無い方が良いというのが半分ではないかと思う。今後も混在しそう。


・ けものはいてものけものはいない—大石昌良『ようこそジャパリパークへ』特別インタビュー(後編)(Nizista (ニジ★スタ) )
→ いろいろとおもしろいインタビューではあるのだが,1点だけ。
>きっとニコ動に上がった『ようこそジャパリパークへ』の仮歌バージョンも耳にした方なら、「えっ、この声って楽曲を作った本人!?」と気づき、点と点が線として繋がった意識を覚え、余計に楽しく聴いてもらえるんじゃないかな? と思っています。
→ これを狙ってやっていたのには驚いた。偶然の出来事だと思っていたので。仮歌とコーラスは見事につながった「点」と「点」であり,すばらしい仕掛けだったと言わざるをえない。


・たまに「レヴィ=ストロース」と書かれた(綴りは忘れました)ジーンズを見かけますが(Yahoo!知恵袋 )
→ これ,実は2巻の作業をしていて,東京外語大が「リーバイス」を聞いていたので収録対象とし,解説を書くためにいろいろ調べていて,見つけてしまった。「これははてな村的に受けそう」と思ってブクマしたら案の定だよ,という展開だったりする。実は2010年5月の質問なので,新しくはない。
→ ちなみに,「リーバイス」の出来は悪かったようだ。現代の若者のうち外語大を受験するような層だと,案外リーバイスよりも哲学者の方のレヴィ=ストロースの方が知名度が高いのかもしれない。


・「聖徳太子」「鎖国」復活へ 指導要領改訂案を修正(朝日新聞)
→ 現在は有料会員限定記事となっているが,記事公開直後は無料会員で全文読めたので,私は全文読んでいると前置きした上で。
→ これ,右翼の攻撃で元に戻された「反動」「国粋主義的」な流れと批判されているのを見るけど,そうでもないような。仮にそうだったとしても,修正としては不適切ではない範囲であると思う。
→ 聖徳太子については以前書いた通りで,それ以上は特に無い。「元寇」は「モンゴル帝国の拡大をイメージしやすいよう、中学校では「モンゴルの襲来(元寇)」に変える予定だった」のを「元寇(モンゴルの襲来)」としただけなので,そもそも大きな変化ではない。というよりも「元寇」だけしか太字になっていないような教科書だったとしても,授業では当然モンゴル帝国の征服活動の一環だったことは触れられなければならず,教科書の用語の表記だけでそれが左右されると考えるほうが問題であろう。唯一「大和朝廷」を「大和政権」に変えるのは合理性があった。朝廷を特別視する意味はないし,高校日本史ではほぼ完全に「大和政権」になっているはずである。これが戻ってしまったのは他のものの巻き添えになってしまった気が。右翼も別にここにはこだわってなかったのであるし。
→ 最後に「鎖国」について。江戸幕府は実際には「四つの口」を持っていて諸外国との交流を完全に閉ざしたわけではない,外交問題を持ち込みそうな国々だけ締め出したのである,という教育に切り替わって,もう少なくとも10年や15年以上は経っているはずである。にもかかわらず,鎖国の語が否定的なイメージを持たれるのは15年以上前に義務教育を受け,その後情報を刷新していない人たちが余りにも多いためであろう。この鎖国騒動は,古臭い語のイメージを消す“ためにする”議論と化していて,生産性がない。
→ 鎖国は,当時の東アジア諸国で広く取られていた「海禁政策」と呼ばれる外交・貿易政策の一種である。国家が国交を結ぶ国を著しく限定し,貿易も強く統制するのであるが,似たようなことは朝鮮王朝も明・清もやっていた。それゆえに,日本特殊論を強化する用語として,つまり海禁と鎖国を別個のものとして扱うのであれば,私は反対だ。しかし,当然具体的な海禁の内容は各国によって差異があり,あくまで日本版の海禁政策を指して「鎖国」と呼称するのであれば,強く反対する理由はない。また,高校段階ならともかく,小中学校で「海禁」の語を出しても混乱するだけであり,より単純に「朝鮮や中国も,鎖国みたいなことをやってたんだよ」ということを教えるのみで十分である。高校日本史・世界史をとった高校生には「海禁」の語を教えてアップグレードすればよいのだ。  
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2017年07月09日

ドラクエ11発売楽しみですね

・魔王は勇者の誕生をどうすれば止められるのか(Togetter)
→ ドラクエ的世界観,あるいはドラクエシリーズ諸作品そのものに限定して考える。参考文献。
→ するとまず,魔物は各々勝手に動いているだけで,魔王に忠誠を誓っている魔物はそう多くないということになる。だから5や6のように人間側に寝返るやつも出てくるし,他のシリーズでも自称「悪いスライムではない」スライムが出てくる。ドラクエ8に至っては自分が封印された状態であり,杖を通してでしか操ることができない。ドルマゲスが現れなかったら,物語自体が始まらないのである。してみると,魔王軍の規模は実はかなり小さく,そもそも戦略的に勇者を殺すということが困難である。強い魔物を満遍なく配置して,レベルが上がる前に勇者を抹殺というのは,完全な支配下に置けていない地域には不可能であろうから,残念ながらドラクエ的世界観では取れない。
→ しかも勇者一行は物語中盤あたりまではただの旅人一行と区別がつかない目立たない存在なので,「勇者一行だけを狙って暗殺」という手段も実のところかなり難しい。しかも多くの作品において,物語中盤までにはルーラが出てくるし,そうでなくともキメラのつばさもあるので,神出鬼没すぎて狙いようもない。
→ あとは魔王の目的にもよるだろう。全人類の抹殺が目的(シドー・デスピサロ型)であれば勇者かそうでないかの区別をつけずに見つけた人類を端から殺していけばよいが,ドラクエ6のライフコッドの村人のような事例もあるので油断はできない。ドラクエは5以降,必ずしも勇者が含まれないパーティーであっても魔王を倒せるのである。魔王の目的が人類の支配である場合,Togetter内にもあるように「善政を敷く」のが正解かもしれないが,限界はあろう。たとえばドラクエ1の竜王とドラクエ3のゾーマなら「世界を闇に閉ざすこと」が目的であるのだから,闇に閉ざされた中での善政と言われてもみたいなところはある。この点やはり狡猾だったのはオルゴ・デミーラである。人類に支配されていると気づかれないように,支配を進めていったのだから。命令に従って動く魔物の数も他のシリーズに比べて段違いに多く,返す返すも惜しかった。
→ というようにもろもろ詰めていくと,ドラクエ諸作品についてはTogetter内のコメント欄でウェポン氏が書いている通り,結論的には割りと仕方がなかったところが多い。付け加えて書くことがあるとすると,ドラクエ2のハーゴンは,ムーンブルクを滅ぼしたところで,以降は人類の攻略よりもシドーの復活儀式を優先させるべきと判断したのではないだろうか。あの儀式,おそらくとんでもなく手間と時間をかけているはずである。また,こうしてみるとドラクエ5・8・9と魔王自身が封印されていて,人類を支配する・滅ぼすスタート地点に立っていない作品も多い。


・総額約301億円!藤田美術館所蔵の中国美術品、記録的な落札結果を達成(Art Annual online)
→ 約4900万ドル(約56億円)で落札された「六龍図」の陳容は南宋の画家で,龍を得意とした。東博所蔵の「五龍図巻」は「伝」が付いているにもかかわらず重要文化財である。してみると,この藤田美術館のものはなぜ重要文化財になっていなかったのか。流出して悲しい気持ちが半分,藤田美術館の改装費用になるなら仕方がないなという気持ちが半分である。
→ なお,ボストン美術館所蔵の陳容の「九龍図巻」であれば,この秋に都美のボストン美術館展で来日する。このボストン美術館展で一番すごい作品はこれだと思うのだけども,一般への知名度の問題かそれほど宣伝の表舞台に立っていない。せめてこのブログの読者には宣伝しておきたい。
→ そういえば藤田美術館,1回くらいしか行ったことがない気が。しかも最後に行ったのは10年単位で前の大昔になるような。リニューアルしたら行こうかな。


・ 洋画のポスター、日本版はデザイン変えすぎ!? 映画配給会社の言い分は……(イーアイデムの地元メディア「ジモコロ」)
→ とにかく人を呼ばないと始まらないというのは収益を出す上で当然の発想であるし,その道のプロが経験則で考えてこういうデザインになるならそれが正解なんだろうな,とは思う。一方で,さすがに映画の趣旨が変わってしまうのはただの詐欺では。配給会社以外誰も得しない方向での改変は避けてほしい。こういう事例も多いわけでな……
・【更新】タイトルと内容が違う…?大ヒット映画の邦題「私たちのアポロ計画」に批判 配給会社に聞く(BuzzFeed)
→ そして案の定こういうことも後で起きたわけで。  
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2017年07月01日

最近読んだもの・買ったもの

・『だがしかし』7巻。コンビニ進出,尾張一(ハジメ)さん登場,ココノツ君の漫画応募と挫折。
→ 前巻でまさかのメインヒロイン失踪からの新編。尾張ハジメさんはやっぱり「終わり始め」さんなんだろうか。ずぼらな大学生(中退)だが,これまでのメインメンバーに比べると多少なりとも社会を知っている(社会性はないけど)という点が新しい。そして巻の最後でほたるさんがさらっと再登場。多分,本格的に町に帰ってくるわけではない雰囲気なので,また当分現れなさそう。


・『リボンの武者』6巻。「大鍋(カルドロン)」の開催告知,各校修行編。
→ ほぼ試合のない谷間の巻。7巻からは当分カルドロンか。トーナメント戦らしいし,割りと長そう。
→ 相変わらずこの漫画の西住みほとダージリンは人間じゃない,少なくとも高校生ではないw。アニメは大洗の生徒目線,本作は主人公二人の主観とすると,確かにそういう風に見える人たちではある。ひるがえって,西住まほやカチューシャはまだ人間ということか。


・『アド・アストラ』11巻。イリパの戦い,イベリア制服完了,スキピオの執政官立候補&当選,任地シチリア,アフリカ上陸,ウティカの戦い。
→ イリパの戦いは例によって脚色がある。相手の空腹を誘う作戦は史実通り。豪雨は本作ではトレビアの戦いの再現としてスキピオが活用した形になっているが,実際にはスキピオの予想外の現象で,これのせいで追撃ができなかったようだ。ただし,描かれているようにトレビアの戦いの再現を狙ったという意味で上手い改変。マシニッサが捕虜になったのは本作の創作だが,これも後の同盟を考えると効果的な改変だったと言えよう。この漫画は先の歴史を知っていると改変の意図がわかりやすくて良い。
→ 西ヌミディア王シュファクスはソフォニスバ欲しさに国運を決めた醜悪な人物として描かれているが,西ヌミディアはそれ以前にマルケルスの誘いでカルタゴに攻め込んだのにローマの支援がなくて撤退したというローマ側の失策が先にあったという事情も一応ある。
→ スキピオの執政官立候補&当選はもう少し長く書くかと思ったらあっさり終わった。まあ,本作の見所は合戦であって政争ではないので。
→ ウティカの戦いにおけるカルタゴ・ヌミディア側の兵力9万3千は間違いなく誇張だが,リウィウスを引いているのでしょうがない。展開自体はほぼ完全に史実通りでこちらはほとんど脚色がないと思われる。脚色しないでも十分ジスコーネがださすぎる戦いだからであろう。次はバグラダスの戦いからか。それとマゴの動きを追ってインスブリアの戦いをやって12巻が終わり,13巻でザマかな。


・『ゴールデンカムイ』9巻。土方歳三一派と杉元たちの合流,夕張脱出,ふた手に分かれて月形へ。白石の脱獄物語。鈴川聖弘の偽アイヌ村。白石が第7師団に捕まる。
→ p.12-13の上段の構図はもろにダ・ヴィンチの「最後の晩餐」。アシㇼパさんがキリストの位置,ペテロが杉元なのはいいとして,ヨハネが白石なのかよw。そして案の定キロランケがユダの配置。ここまでフラグがあるとかえって裏切らないのではないか疑惑も。
→ 尾形がすっかり「おちゃらけた一行になじめない真面目な子」の役にw。
→ 樺戸監獄の典獄は脱走されたのが発覚すると失脚するから,熊岸長庵を死んだ扱いにしていたところ,本当に死んでしまうという。結果的に情報が一致して合流した面々が驚くという場面が10巻にある。熊岸長庵が死に際に言った「贋作師は真作を凌駕してやろうという執念があるので,真作よりも材料からこだわったりする」というのは,こちらの陣営が贋作刺青人皮を見抜く手がかりとなるのか。  
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2017年06月27日

雛人形の持つ魔力で役満くらい楽勝……?

・サンゴの天敵「オニヒトデ」を食べてみる(デイリーポータルZ)
→ 平坂さん,いろんな動物の毒を受けすぎて体に耐性ができているのでは……生物学的にはありえないが,この毒耐性っぷりを見るとそうも思えてくる。
→ 自分の考える「食ってみないとわからないだろ」を実践する人の双璧は,山のカメ五郎,海の平坂さんになっている。まあカメさんはサバイバルスキルの一貫として無謀な物も食べている&泳げないから海に行かないというだけなので,食うのが目的で生物学的な好奇心が先立つ平坂さんとはちょっと方向性が違うけども。


・不要になったお雛様で“日常生活”を表現した「福よせ雛」 余生を楽しんでる感が満載すぎると話題に(Togetter)
→ モチーフが平安貴族なので,余生を楽しんでいるというよりかは,現代にタイムスリップして生活をエンジョイしている感がおもしろい。
→ 中にある麻雀,国士無双をあがっている。上家は緑一色聴牌だったので惜しい。この卓,ひょっとして化物だらけですか……?


・鳥取砂丘水たまり「オアシス」巨大化 大雪で地下水増え(毎日新聞)
→ 鳥取砂丘というと以前に旅行で行って大変残念な気分になったところだが,こうなってくるとかえって「緑化しちゃうので早く見に来い」需要を喚起したほうがよいのかも……
→ ところで本ブログの名前は本来稀にしか見られない奇跡的な現象ということで「砂漠の雪」なわけですが,鳥取砂丘に雪が降るのは珍しくも何もない話であるところ,実物を見て「そもそもこれは砂漠ではない」と割り切れるようになったので,見に行ってよかったです。これは謎の行ってよかったポイントだった。
→ ところでもう1つ,この毎日新聞の写真は上手い。見事に鳥取砂丘が大砂漠のように見える。


・青森県田舎館村「田んぼアート」の超絶進化がすごすぎる(デイリーポータルZ)
→ インターネットの風物詩として毎年やっているなという認識はあったけど,並べてみると確かに超絶進化である。元絵の進化もあれば見る角度を考える工夫もあり,稲自体の種類も増えてと,参加する面々の向上心がすごい。機会があったら見に行きたい。


・イスラム法のむち打ち刑、初めて仏教徒に執行 インドネシア(AFPBB)
>2015年にアチェ州法が見直され、シャリアに違反した非イスラム教徒は、国の法制度とシャリアのどちらの下で裁かれるかを選べるようになった。
→ ということで,被告の仏教徒がわざわざシャリーアでの裁きを選んだからこそのむち打ち刑だったようである。自由刑ということは長期間拘束されるということになるから,短時間で終わるむち打ち刑を選んだということであろうか。むち打ち刑が残っているという野蛮さを嘆くべきかどうか悩むところ。  
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2017年06月25日

非ニコマス系動画紹介 2017.1月下旬〜2017.2月中旬

一気に『けものフレンズ』の動画が出てきた時期。





カメ五郎氏のどんぐり料理リベンジ。part4は砂糖抜き,part5は砂糖あり。結論:砂糖はやっぱり偉大だった。そりゃね,どんぐりだけだと甘みがね……




とうとうネズミ避けが完全パターン化。低レベルプレイの鬼門が崩れた。



この動画は明らかに『けもフレ』ブームの起点の1つだったなぁ。



その発想はどこから出てきたんだよw



サンドスターはゲノム編集を引き起こすナノマシンだった……?



これかなり貴重な音源なのでは。しんざきおにいさんも古参のアプリ版ユーザーだったのに驚いた。



気弱でロリ体型の山風が,艶やかな和服を来て色っぽい曲を活き活きと踊るこのギャップがすばらしい。



元ダンス。こっちもすごい。
  
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2017年06月21日

外国人力士枠制限は緩和すべき

・広島大学図書館 教科書コレクション
→ 明治時代の教科書とかまで全部読める。すごい。自分の興味範囲から言えばやはり世界史の教科書になるが,これは偶然にも2巻のコラムに関連する内容であったので,少しそちらの参考にした。何を書いたか興味ある人は読んでみてください(露骨な宣伝)。
→ そこに書いたこと以外で言えば,ある程度の時期まで固有名詞が全部英語由来なので,何のことやら一瞬わからないのがあっておもしろい。たとえば「アゼンの発達,パーシア戦争」(アテネの発達,ペルシア戦争)とか。昭和前半くらいまでくると,かなり今に近い表記に置き換わっていて,戦前でも一応表記を原語に合わせる努力はあったらしいことが読み取れる。


・白鵬 外国人力士枠制限「なくしたい」 留学生らの悩みに心痛(スポニチ)
→ 1部屋1人に制限されている外国人力士枠は,外国人力士は日本人力士よりも(日本語学習や日本の風習の学習などがあるために)手厚い指導が必要で,数が多すぎると親方の指導が行き届かなくなるからという理由があり,この制度が本格化された10年程前まではそれなりに合理性があった。1人というのも,人間2人以上集まると気が大きくなる傾向がある以上は正しい数であった。日本人に帰化しても外国人とカウントして運用していたあたりは,悪気はなくとも人種差別とそしりを免れない制度ではあったがものの,これも無理に帰化させて制度逃れしようとする親方が出現してしまったためと当時説明されており,制度の目的や悪用の防止を鑑みると,当時としてはやむを得ない面があったのは否定しがたい。少なくとも一部で言われていたような「モンゴル人排斥」が目的だったというのは否定される推測であろう。
→ が,さすがにこれだけ外国人力士が増加した現状では不合理であろう。各部屋に対応策がそれなりに蓄積し,やってくる側も日本のことをある程度知ってから来るようになっている。むしろ現在は,有望な若者の外国人力士が入門したがっているのに,空きの部屋がない(あるいは指導力に問題がある部屋しか空いていない)という弊害の方が大きくなっている。日本人力士は部屋を選べるのに,外国人力士は選択肢が非常に狭いという差別の温床になっているのである。
→ 制度創設の目的を鑑みて急な撤廃は無理でも,段階を経るとして以下のような緩和策が考えられる。これだけでも現状の不合理はかなり解消されるように思う。
1.帰化者はノーカウント。
2.5年以上の在籍者や関取はノーカウント。
3.国籍ごとに1人まで可にする。 
4.日本語検定が一定以上,あるいは日本の大学の大卒はノーカウント。


・指導要領改定案の問題点:「厩戸王」は戦後に仮に想定された名、「うまやどのおう」も不適切【訂正・追加】(聖徳太子研究の最前線)
→ 日本史は専門外なので容易には首をつっこめない話ではあるけど,非常に興味深い話だった。
→ 学習指導要領自体は結局聖徳太子を優先する表記に戻った。ただ,文科省の説明も悪かったというか,おそらく説明した役人も今ひとつどこが焦点だったかわかっていなかったのだと思う。これ,私が聞いた話だと「聖徳太子という名は没後になって使われるようになったため」ではなくて「聖徳太子という名称を用いると、後代の伝説化されたイメージが強くなりすぎる」からという,この記事の筆者も懸念しているところが理由であったので,理由としてはそれなりに正当だったはずである。代替候補の「厩戸王」が不適切だっただけで。だから,聖徳太子に戻ったというのは,改悪するよりは随分マシだったにせよ,根本的な解決にはなっていない。
→ ちなみに高校の社会科では,現行の山川の『日本史用語集』では聖徳太子・厩戸王・厩戸皇子・上宮王の4つ併記でこの順番,厩戸王のルビは「うまやとのおう」で清音である。『世界史用語集』は厩戸王(うまやとのおう)のみ。
→ それにしても,
>厩戸王という名は古代の主要資料には見えないという点を報じたのは、私に取材してその談話という形で掲載した産経新聞だけであり
 他のマスコミちゃんと取材せいよ……ただし,産経新聞としては史実がどうこうというよりも「自説の補強に使えるものはなんでも使え」で使ったものと思われる。産経新聞の本音としては筆者の懸念通りであるのだから(後代の伝説化されたイメージの強化)。しかし,だからこそ産経新聞に正しい意見を恣意的に使われる素地を与えてはいけなかったわけで。
  
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2017年06月19日

最近読んだもの・買ったもの

怒涛の勢いで消化しているが,まだ発売日2月の物品である。

・『アルテ』6巻。ヴェネツィア編の続き。
→ ヴェネツィア貴族のお嬢様カタリーナさんは,男児を期待する父親に放置され,父親に物を強く言えない母親の様子もわからず,熱心に世話してくれた乳母は亡くなり,兄のように慕っていた乳母の息子とも生き別れたという情況だった。だから乳母親子のことが忘れられず,いっそのこと平民になりたいとして,問題児の振りをしていたのである。しかし,再会した乳母の長男に「生まれは変えられない。目の前の情況を受け入れて,前に進むしかない」と説得され,両親に向き合う決意を固める。そして母親と和解する。
→ これは4巻で,アルテが自らの出自(貴族)を受け入れるかどうかがヴェネツィア行きのテーマとして示されているから,この事件を体験させることで,テーマの消化も一歩前進する。逆境に立ち向かうにはなりふりかまってはいられない,使えるものは全部使う,それが自らの幸せになるのなら。本作では,情況を受け入れないことと受け入れること,受け入れた上で立ち向かうのは全部違うのである。この点,カタリーナは今回受け入れた上で立ち向かうことにした。さて,貴族である自らの出自にまだ答えの出せないアルテさんは……というところで,7巻はまだヴェネツィア編が続く模様。
→ ヴェネツィアングラスの島,ムラーノ島が登場。フィレンツェでは毛織物工場が登場したので,こちらも登場させたかったのだろう。毛織物工場は行程がいくつもあってマニュファクチュアの先駆けという雰囲気だったが,ガラス工場は職人の集まりのような雰囲気であった。


・『ダンジョン飯』4巻。地下5階,レッドドラゴン戦。ファリンの蘇生。
→ レッドドラゴン編はこの漫画らしからぬマジなバトルだったが,本当に勝てるのかという緊張感が強くておもしろかった。そして,終わったらやっぱり食すのであるが,ドラゴン肉は固いらしい。
→ 地下5階は中世ヨーロッパ風の城下町だが,部分的には古代ローマ都市になっている。公衆浴場も生きている。
→ ファリンはこの兄にしてこの妹という感じ。この人も絶対魔物食好きよね……
→ ファリンの蘇生は非常事態につき,マルシルがこっそり知ってた黒魔術を使ってしまったわけだが,どうやらこれが第2部とも言うべき5巻以降の展開にかかわってくる模様。ライオスは一度地上に戻ると言っているが,戻れない展開になるのだろう。第2部はやはりダンジョンの謎を解くべく,さらに深く潜っていく展開になるのだろうか。


・『プリニウス』5巻。プリニウス一行の船旅,ストロンボリ島の火山噴火。
→ 歴史物としての進行という点では休憩巻で,ほとんど話が進んでいないし,時間も経過していない。
→ プリニウスと出会った老人が「パルミラでセレス(中国)を見た」といい「平たい顔の人種」と呼称していたが,こんなところで『テルマエ・ロマエ』ネタが。しかし,現実的に言って当時はまだ甘英すらシリアに到達していない時代であるから,漢民族がシリアまで行商に来ていたという可能性は極めて薄い。完全にロマンネタである。まあ本作は『博物誌』に登場する架空の亜人種が多様に登場するので,それに比べると実在する漢民族が紛れ込んでいても不自然ではない。
→ 震災に遭ったポンペイで,復興工事のためテルマエを休業するべきという要請をつっぱねる経営者のオヤジがどう見てもトランプ大統領である。時事ネタというか,どこにでも登場するなトランプさん。確かに使いやすいキャラでわかりやすい顔立ちではあるが。なお,このオヤジはフスクスというが,巻末の対談によると実在とのこと。
→ プリニウス一行はネアポリスからレプキス(レプティス)・マグナへ向かう模様。レプキス・マグナといえば後にセプティミウス・セウェルスが登場することになるリビアの都市である。かなりの古代ローマ好きでなければ知らない地名であるにもかかわらず何の説明もなくさらっと出てきたが,確かに本作の読者層なら注釈なしに通じそう。
→ アフリカからネアポリスに来た船の積荷は象牙と奴隷。逆にネアポリスからアフリカに行く船の積荷はワインと羊毛,革のようである。
→ なお,全然知らなかったのだが,いくつかある噴火形態の分類の1つにストロンボリ式噴火,またプリニー式噴火があるらしい。プリニー式噴火はヴェスヴィオ火山が典型例であるから,その対比でストロンボリ島の火山を出しておきたかったらしい。  
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2017年06月15日

コペンハーゲンが将来の旅行先リストに入りました

・肉塊に覆われた世界 グロテスクで有名な『沙耶の唄』の狂気がVRで再現(Mogura VR)
→ これ割りと楽しそう。あとは沙耶のように元からグロいものだけが正常に見えるようになって,音声も実装できれば完璧。


・月に寄りそう乙女の作法聖地巡礼 〜フィリア女学院日本校編〜(みるそら)
→ その建物実在してたのかよというか,コペンハーゲンは行きづらい。せっかくそのためにパリに行った身としてはここも押さえておきたいところだけど。ベルリンに旅行する気はあるので(数年以内を目処に),そこに無理やり入れ込むかどうかかな。


・ルーヴル美術館で「フェルメール展」が開催されます。(弐代目・青い日記帳)
→ 一挙に12点見られるルーヴル美術館はすごいとは思うのだけれど,日本も一度に7作品が会したことはある。また,この12点のうち《天秤を持つ女》,《ヴァージナルの前に座る女》,《信仰の寓意》以外の9点は全て,過去10年に少なくとも1度は来日があり,私自身この3点以外の9点は全て見たことがある。日本も大概すごいとは思う。


・『けものフレンズ』大ヒットの理由とは? ガチケモナーな東大研究者が語るケモナーの歴史とその深淵(電ファミニコゲーマー企画記事)
→ 電ファミニコゲーマー企画記事はおもしろいものが多いが,今回も誰しもが納得するようなケモナーを探してきてインタビューするという着眼点がすばらしい。
→ ただのネコ耳好きとケモナーの双方が支持できるキャラデザ,という話が一番おもしろかった。高い擬人化度を保ったまま,それ以外の点で工夫すればできるものなんだなぁ。ちなみに私はケモ度の階段だと1以外はダメという完全な非ケモナーです。亜人種自体は嫌いではないのだけど……そういう意味では亜人種と「ケモノ」の間にも大きな溝がありそう。


・「アフリカの呪術師」と全面対決するため、電子マネーを導入した話。(Books&Apps)
→ 『ルワンダ中央銀行総裁日記』と同じような読後感。
→ しかし,考えてみると発展途上国で新たに工業化する際に,20世紀後半から21世紀にもなってわざわざ蒸気機関からやり直す人はいないわけで,資本主義と現金自体が根付いていないなら一足飛びで電子マネーに行くというのも合理的な発想ではある。アフリカで固定電話が普及しないまま携帯電話の普及し始めているのも同じか。今回の場合,見た目のギャップと,直接の目的とのギャップがすごいだけで。
→ ちなみに,タンス預金ならぬ「土の中の壺」貯金は,過去に日本でも存在した。室町時代にはそういう風習があったようである。基本的に銅銭なので紙幣よりは目減りしないかな。  
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2017年06月13日

最近読んだもの・買ったもの(東方関連他)

・『異議ガール!』1巻。法律物で,14歳の天才少女(弁護士資格取得済)が,幼馴染の19歳の女性を影武者に立てて事件を解決していく。14歳でなんで法曹になれるんだよというのは第1話で「司法制度改革」で押し切られているのでつっこんだら負け。
→ 連載開始時には「漫画:春河もえ 協力:オーガスト」という異色の制作陣が立てられていたが,いつの間にかどこを見てもオーガストの文字が消えていて,1巻にも書かれていなかった。本当は参加しているけどエロゲメーカーということで伏せているのか,本当に制作協力から抜けたのか,何らかの事情があったのかはわからない。少なくともエロゲメーカーだから伏せるなんてことは,角川もオーガストもやらなさそうだが。
→ 絵は春河もえ氏ということで文句の無い出来。話は……法律物ならもうちょっと法律を活かしてがんばろう,という出来。弁護士がちゃんと監修しているということだったが,1巻で扱われた事件の3つとも,大して法律が関係ないという。なにせこの1巻で一度も裁判所まで行っておらず,全部その手前で解決してしまっている。どういう読者層を狙っているのかよくわからないけど,もうちょっと本格的な法律物が読みたいところ。春河もえ絵が好きなので,2巻が出れば2巻も買うと思うけども。





・『東方鈴奈庵』6巻。
→ 幻想郷の本格ミステリ作家,アガサクリスQさん誕生。まさかこの設定,他作品(『東方文果真報』)で再利用されるとは思わなかった。
→ 百物語の話で,八雲紫が久々に登場していて嬉しかった。いろいろと幻想郷を揺るがす騒動があったのに,ここ数年いなくなってたから。同様に『東方茨歌仙』の方でも再登場していて,神主の考えからして明確に紫の再登場が必要になったということなのだろう。とはいえ『茨歌仙』の方は確かに紫がいないと始まらない話だったが,『鈴奈庵』の方はまだとりあえずの再登場という感じで,この先どういう出番があるのかわからない。


・『東方茨歌仙』7巻。
→ 華扇ちゃんが「道寿の壺」なる油が無限に湧くマジックアイテムを登場させていたが,元ネタが全くわからない。
→ 第34話で霊夢が長編小説を読んでて寝不足という話が出て来るが,読んでいたのはひょっとしてアガサクリスQの作品? とすると『鈴奈庵』と話がリンクするが。
→ そしてこちらでも八雲紫が再登場。紫様のいう「こちら側」,華扇の言う「私は貴方側の人ではない」「私は天道とともにある」とは一体何を指しているのか。単純に妖怪と人間というわけではなさそう。


・『東方外來韋編』3巻。
→ 巻頭は『東方文果真報』に向けた書籍特集で,めちゃくちゃおもしろいので古参の東方ファンなら必読。以下,ちょっと長くなるが要点をしぼって要約する。最初に『香霖堂』の話。そういったもののオファーは意外にも紅魔郷の直後から来ていたそうだ。しかし,使い物になる企画がなく,断っていたとのこと。頼みに行く方も練った企画を頼むというよりは受けてくれれば儲けものという感覚だったのだろう,時期を考えても。結局その中で受けることになったのがビブロスの持ってきた企画で,これが後に香霖堂となって表に出てきた。このときのビブロスの編集がシナリオライター・美少女ゲーム批評家の佐藤心氏で,だから連載誌が『カラフルピュアガール』になった,という裏話が披露されている。そこで神主が当時の風潮について「東方も葉鍵とジャンル的には同じと思われていたかもしれない」と触れ,「昔は「東方って何のエロゲ?」ってよく言われたしね」と語っている……神主そのフレーズ認識してたのね。そこから何度も雑誌が死んで掲載媒体が変わる話もちゃんと触れられている。
→ 次が『文花帖』。話を持ってきたのは一迅社(当時はまだスタジオDNA)の側で,第1回例大祭の時だったとのこと。設定資料集という形が嫌だったから文花帖という形になったというのは有名な話だが,これについて神主が「当時なんであんなに嫌だったんだろう」と言っていて,わかんなくなってのかよというw。記者役は当初天狗ではなくカワウソの妖怪だったとのこと。天狗にして正解である。
→ そして『求聞史紀』。文花帖が出た後,設定資料集の要望がやっぱり多かったので神主が折れたようだ。帯が重版のたびに変わっていて,帯を見ると第何刷かわかるようになっているが,これはスペカのイメージらしい。『求聞史紀』をクリアするには重版するたびに買って帯を保存しておかないといけないということか。実は東方諸作品で一番難易度が高いのでは……? 
→ 問題の『儚月抄』。世間の不評について,神主は「最後に誰かを倒して終わるストーリーじゃなかったこと」と受け止めている模様。全然違うと誰か教えてやって。ちなみに『儚月抄』を振り返る章だけめちゃくちゃ短く,割りと触れられたくないのかも。
→ 『Grimoire of Marisa』。神主本人は楽だったけど,スペカのスクショ(7000枚!)を撮る人が異常に大変だったらしい。というか,画像提供神主じゃなかったのね。
→ 『求聞口授』。「これからの幻想郷の話をしよう」と時事ネタをサブタイトルにしたのは,時事ネタは時代を感じられるものだからとのこと。なるほど幻想入りである。そう考えると『文果真報』が週刊誌ネタでオルタナファクトがテーマというのも理解できるところ。
→ 巻頭企画以外についてはいつも通り。過去作紹介は萃夢想・花映塚・文花帖。幻想郷人妖図鑑はプリズムリバー三姉妹・メディスン・リグル・ミスティア・ルーミア・レティ・チルノ・伊吹萃香・風見幽香・小野塚小町・四季映姫・射命丸文。  
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2017年06月06日

人類は何万局も打てるのか

・さようなら、オバマ「あなたは史上最悪の爆弾魔でした」(プレジデントオンライン)
→ 少なくともこれがオバマの評価を難しくしているところで,どこまでがオバマの本心・意図だったのかはこれからわかっていくのだろう。無人機によって攻撃の心理的ハードルが一番下ったのはオバマ本人だったのだろうか。結果として中途半端な介入を繰り返すことになったのは,今のところ批判の方が強い。トランプ政権が有言実行でモンロー主義を復活させるのだとすると,オバマは積極的に外に出ていったブッシュ政権からトランプ政権への橋渡しになってしまったという評価にもなりかねない。この辺は本当にまだ見えない。


・マンガ『マスターキートン』の知識「砂漠ではスーツがいい」は本当か? マジの砂漠にスーツで行ってみる(それどこ)
→ 冷涼なイギリスで生まれた服がなぜw,と思ったが,逆に言ってスーツとかいうあの服,湿度が高い場所以外ではいけるということなのではないだろうか。そしてつまり,日本は最悪レベルに向いていないのでは。
→ 当然次の検証に期待がかかるところだが,無茶なのが多いからなぁ……w


・AI、ポーカーでプロ4人に圧勝 2億円超のチップ獲得(朝日新聞)
・なぜ人間はポーカーでAIに負けたのか? 日本トッププロが解説する“違和感” (ITmedia)
→ 上記事は朝日新聞の初報。下記事は日本人のトッププロによる詳細な解説。
→ 最初は「ほう,不完全情報かつ運の絡むゲームで」と思ったが,考えてみると運が絡むほうが差がつきやすいのかもしれない。人間はどうしても流れとか考えてしまうし,分岐が多ければ多いほど細かな確率は無視しやすいが,AIはそういうことはない。
→ 囲碁もそうだが,下記事にあるようにこうしてトッププロが「かえってゲームの新しい手法が見つかった」と喜ぶ流れを見ると,人類からゲームは滅びんなぁと。
→ こうなるとやっぱり完璧な麻雀のAIを見たいところで,選択肢が無限に分岐するのも精神的なものの影響が強くて押し引きの駆け引きがある点などもポーカーに近い。問題は「有意に強い」と言えるまでに何千局・何万局とかかる点で,1局にかかる時間も長いし,麻雀力以前の問題で人類が体力負けするような気も。(ところで,完璧な麻雀AIってそれは『咲-Saki-』の和さんではという話で,なるほど能力者級。)


・学校法人に大阪の国有地売却 価格非公表、近隣の1割か(朝日新聞)
→ この第一報がはや4ヶ月前。大きな問題になるにせよこんなに長引く案件だとは思っていなかったし,そう予想していた人も少なかろう。結局森友学園側が泥をかぶる形で学校設立にかかわるフローチャートは消滅に追い込まれたが,森友学園側にも疑いはある以上同情はできない。しかし,それ以上に国が明らかにすべきところを全く明らかにしていないので,本件がずるずると伸びている。明らかにタイムアップ狙い,国民が忘れるのを狙っているようなので,忘れずに追っていきたい。というか,籠池氏が破れかぶれでいろいろ出しているのにあまり効いていないように見えるのが何とも。  
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2017年05月30日

非ニコマス系動画紹介 2017.1月中旬〜2017.1月下旬




この動画を契機にI am Breadを買い,1〜3月くらいにちまちまプレイしていた。やってみると最初はプレイアビリティの低さから漂うクソゲー臭しかしないが,慣れるとかなりおもしろいアクションゲームと化すのでお勧め。難易度は高く,私は全8面中6面で詰んだ(6面が最難関)。バカゲーではあるが,意外とストーリーがちゃんと作ってあってそこもまた一興である。前は英語版しかなかったが日本語が選択できるようになり,しかもしっかりとした翻訳で自然な日本語であるから,英語が読めなくても問題ない。まずは適当な実況動画を見て雰囲気をつかむと良いだろう,ということでこの動画を貼っておく。



トーストガチ勢の動画。1話はそれほどでもないが,章が進むにつれ次第に動きが気持ち悪くなっていく。基本的に挙動がスーパーマリオ64のケツワープと同じと言えばわかる人にはわかると思われる。なので,飛ぶ理屈はわかるんだけども……



ストーリーを知りたいだけならこれで十分。ただ,プレイ動画を先に見てからこれを読んだ方が絶対におもしろい。




現在連載中。最小戦闘勝利なのでちっとも職業レベルが上がらないので,特技をあまり覚えない。よってカジノやメダルによるアイテムの使用とNPCキャラの活躍が鍵になる。ボス戦の経験値が大きくて意外と低レベル縛りになっておらず,ステータスがそこまでジリ貧でもないのがかえっておもしろい。動画はpart3くらいまで正直あまりおもしろくないが,だんだん編集の腕も上がっていっているのでそこも見どころ。



一人FF8学会状態。でも,ひょんなことからFF8のダメージ・ステータス異常判定の順番がわかっておもしろかった。



途絶中? HoI4がHoI2とかなり勝手が違うのはわかる動画。



完結。「死んだふ力学」はすっかりTAS界隈に定着しましたね……w



何はなくとも小傘ちゃんがかわいい動画。
  
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2017年05月28日

最近読んだもの・買ったもの(『狼と羊皮紙』他)

また三ヶ月くらい空いて全然最近じゃなくなってしまった。


・『ダンス・マカブル 〜西洋暗黒小史〜』1・2巻。『乙女戦争』の作者大西巷一による短編集。内容はタイトルでお察しの通りであり,とにかく悪人ばっかり出てきて,同作者の『涙の乙女』や『乙女戦争』よりも激しく血しぶきが飛ぶ。1巻はジャンヌ・ダルクの裁判・火刑,ローマ皇帝カリグラ,スペイン宗教裁判,エリザベート・バートリ(バートリ・エルジェーベト),イエス・キリスト。2巻はジル・ド・レ,シャルロット・コルデー,17世紀イギリス魔女裁判。
→ 大筋は史実に沿いつつも,大西巷一らしい大胆な解釈・改変も含まれている。『涙の乙女』に比べると改変の度合いは強いと思われる。どれもこれも後味悪い・胸糞悪い展開が続き,カリグラとイエス以外は勧善懲悪的な終わり方はしない。むしろ悲劇はこの後も続いていくことが示唆される終わり方をする。白眉はジル・ド・レで,史実でやったことのすさまじさもさることながら,作者の描く「無償の悪」としてのジルが清々しさを感じるほど一貫した悪で,よくぞここまで「悪」を徹底して描ききったと思う。ジャンヌ・ダルク裁判でちらっとフス戦争の話題が出てきて,「ジャンヌが改悛する前に火刑にすれば祀り上げられかねない」とコーション司教が思惑を語っているが,この後にフス戦争の漫画を描くという抗争がこの段階であったのか,少し気になる。


・『狼と香辛料』18巻Spring Log1。ロレンスとホロが温泉街ニョッヒラに定住してから,つまり本編の後日談を描いた短編集の1巻。この後2巻が出ている。本編からはかなり時間が飛んでおり,約十数年後。ロレンスはおじさんだし,夫婦には娘も生まれ,コルはもう立派な青年になっている。続編『狼と羊皮紙』はこの娘とコルの話になるので,本巻は橋渡しの役割も果たしている。変わらないのは不老不死の賢狼様くらいなものだ。
→ そうして平和を手に入れてから十数年経った頃のお話なので,基本的に平和であり,ロレンス行商人時代のようなどったんばったん大騒ぎは起きない。すっかり夫婦となって所帯じみてきた,にもかかわらず行商人時代よりもかえって熱くなっている二人の様子を眺めながらにやにやするお話ばかりである。というよりも,行商人時代は素直になれない二人だったけども,いろいろなタガが外れてしまったので,もう遠慮はいらなくなり,溜まりに溜まったあれこれを取り返している夫婦生活なのだろう。そりゃ娘も生まれますよ,と納得することしきりとなる1巻であった。


・『狼と羊皮紙』1巻。青年神学者となったコルと,ロレンスとホロの娘ミューリの,新たな旅の物語。ロレンスとホロの物語は行商人ロレンスの視点で見る,中世末のヨーロッパ経済をテーマにしたものであった。現実の中世ヨーロッパを範としつつも,差異が作られていって,それによって生まれる現実の歴史とはそれた歴史の展開も,『狼と香辛料』のおもしろさの1つであった。その続編である『狼と羊皮紙』のテーマは宗教改革であるようだ。時代は中世末から近世初期へ。
→ これがまた,現実の歴史を範としつつもやっぱり差異があって,現実世界通りの宗教改革にはならないというのが非常におもしろく仕上がっている。十分の一税や聖務停止,聖書の俗語翻訳なんかの要素を上手いこと使うもんだ。なるほど,現実の歴史でもちょっとしたボタンの掛け違えがあればこういう展開もありえただろうなぁ,と思えるリアリティは,むしろ『狼と香辛料』よりも強かった。ルター派が誕生した頃のドイツってこんな雰囲気だったんかなぁと思わず想像してしまう。
→ 恋人未満の二人の旅路という点では,気鋭の青年神学者コルはロレンスより危なっかしくないけど,一方ミューリは賢狼というにはかなり知恵が足りていない。ホロとロレンスがウィットに富んだ知恵比べ(最終的にホロが勝つ)という雰囲気なのに対し,こちらはまだまだ若い二人の初々しい掛け合いがベースである。剣と魔法が出てこないどころか,魔法の神秘をはぎにかかっているような神学論争が出てくる,一風変わったこの冒険譚をご照覧あれ。『狼と香辛料』が好きだったのなら,試しに読んでも損はないと思う。
新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙 (電撃文庫)
支倉凍砂
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
2016-09-10

  
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2017年05月20日

年号マニアとかもおもしろそう

・Google翻訳の「リアルタイム翻訳」がおもしろ過ぎて試す人続出「電脳をハックされてる感じがたまらない」【画像まとめ】(Togetter)
→ これ別に新しくないじゃないか,と思っていたら,日本語でできるようになったということのようだ。実はGoogle翻訳のこの機能,海外旅行に行った時に友人の一人が使いこなしていて,フランス語→英語翻訳でレストランで大活躍していた。Togetter内の通り,日本語だと精度が微妙だろうけど,ヨーロッパ系言語同士ならかなり問題なく使えると思われるので,是非是非。


・対馬で盗まれた仏像「韓国の寺に所有権」 韓国で判決(朝日新聞)
→ まだ地裁の判決やから(震え声)
→ 実際,これは韓国政府が被告であってしかも控訴する気があるし,政府の思惑としてもこんなことで日本政府と揉めたくないだろうから,韓国司法やそれを促した世論への批判は正当性があれど,政府を批判するのはお門違いであろう。
→ もう4年以上経っていて地裁なので,最終的な解決までまだまだかかりそう。しかも,今後の韓国司法で判決がひっくり返るとはあまり思えないのもつらいところだ。前期倭寇の盗難と断定できない・そもそも前期倭寇の盗難としても近代法で遡及して裁くこと自体に無理がある・前期倭寇の盗難としても一度日本に返還してからの再交渉が筋である等,問題点が多すぎるのは明白なはずなのだが。


・お着替えコーデRPG「ミラクルニキ」で作った、サークル主コーデ、同人女コーデ、黒歴史コーデがリアルすぎる「靴のダサさが絶妙」「わかり過ぎるのでやめてくれ」(Togetter)
→ 再現度高い。最初のTweetの,魯灰潺韻破榲によく見る。△麓楕を見たことがあまりないが,どちらかというと「オタク系女子の生態」系漫画でよく見るのでリアリティある。はおっしゃる通りというか,別に私も自分の服は超絶無頓着だしファッションセンスに自信もないけど,これは作者の言いたいことはわかるw
→ やっぱり靴と鞄と帽子がポイントだよなぁ。服自体は趣味の問題だと思うし,私はかわいいと思う。モデル自体もかわいいので,「でも十分かわいい=俺やっぱファッションわからんわ」と自分のセンスを疑うのは早計だと思う。それとこれとは別概念という。
→ ところで, Ν◆Νともにかわいく見えるのは,おそらくモデルのかわいさ以上にオタクの脆弱性をついているからではないかと思われる。ほら,あれですよ。直近でいう艦これの秋雲先生だったりデレマスの荒木比奈さんだったりにプラスの補正がかかって見える我々の哀しき性ですよ……


・クイズ!この人たちはなんのマニアでしょう?(デイリーポータルZ)
→ 第1問は最後の最後,「サイズ、絞り、焦点距離」でようやくピンと来た。周囲の友人にこの趣味の人がそれなりにいる割にそこまで全然わからなかった。第2問は全くわからず。さすがに縁遠い。第3・4・5問は序盤であっさり。
→ 第4問は自分もけっこう好きな話題で,これは歴史好きの人にはかなりの割合で同意いただけると思う。地図帳や統計資料を眺めて,この国も首都と人口最大都市違うやんとか探すの,私はけっこう楽しい。(ネタバレにつき伏字)
→ 記事タイトルについて。「僕の一押しは395ですね! 直接の関係者は気づいてないけど,後から振り返ると大きな曲がり角だった的なところがすばらしい。あとはベタですが1848もインパクトある。800のぴたり感も美しい。1185か1192かの議論については詳しくないのでうかつに言及できないですね……」みたいな。
  
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2017年05月16日

道義的にはJX金属が動くべきとは思う

・<外国人犯罪デマ>被災地半数聞き86%信じる(河北新報)
→ 思っていたよりも信じていた割合が多くて,ちょっと驚いた。結果的に関東大震災の時のようなことにはならなかったが,そもそも地域的に外国人が固まって住んでいる地域ではあまり被災していないか。


・次のような方法で生まれた子どもに皇位継承権はあるか?(新・怖いくらいに青い空)
→ 興味深い思考実験。
→ 以下,私見。結局その時の社会が「そこまでして断絶回避しようとせんでも」と思うラインによると思うので,現時点では何とも言えないものが多い。とりわけケース7以降は現在の技術で実現できないので。
→ その上で,完全に現在の私の個人的な感覚だけで言うなら,ケース1〜4はセーフ。ただし,ケース2・3は絶対に後から揉めるので,極力避けた方がよいと思う。5・6はケースバイケース。というよりも私は無理に男系を維持する必要はない(女性は当然として女系でも良い)と思っているので,ケース5なら一般女性ではなく皇族出身の女性で,かつ当人の意志があればより問題ないと思う。ただし,おそらく日本社会が異常な動揺状態であることが想定されるので,皇族出身の“個人の”意志確認が本当にできるのかということまで考えると,ほとんど現実的ではない。ケース6も同様に皇太子妃の同意が必須になるが,これも同様の理由により社会の圧力が懸念される。
→ 現時点で技術的にできるようになったとして。ケース7は,皇太子夫妻がそれを望むなら別に問題視しない。ケース8・10はセーフというかむしろ何が悪いのというレベル。ケース9・11・12・13は前述の「そこまでして断絶回避しようとせんでも」ラインに引っかかる,というくらい。


・ミャンマー、言論の自由に影 スーチー氏与党批判で逮捕(朝日新聞)
→ これはアウンサンスーチーがどうのこうのというよりも,単純にまだ(政権側に)民主化が定着してない・未成熟という話では。チョーミョースエ氏の「目上の人に敬意を払わず、根拠もなく自由に批判できるのはおかしい」という発言や,「スーチー氏や議員を告発で守り、英雄になろうとの風潮がある」という点は,いかにも民主主義の概念が理解されていない感じの発言で,長らく権威主義や独裁が続いた社会でそうそうすぐに定着するものではないだろう。これらをもってアウンサンスーチー氏は本当は民主化する気がないのではないか,とするのは早計のように思われる。というよりも,アウンサンスーチー氏の思惑はさして重要ではなくて,急にいろいろと自由化しだしたり権力を得たりしたので,NLDの上層部はロヒンギャ族への対応などを見ても,軍部を含めて手を付けられない状態ではないか。しばらくは未成熟な民主主義の暴走が続きそう。これをアウンサンスーチー氏・NLDの思想やミャンマーの民族的気質に帰してしまうのは,端的に言って悪性のペシミズムでは。


・コンゴ民主共和国(旧ザイール)の日本人遺児たち(Togetter)
→ この話は全く知らなかった。Tweetで出てくる日本の鉱山会社は,当時の日本鉱業(現在のJX金属)とのこと。JX金属の社史にも「1972 ザイール・ムソシ銅鉱山、操業開始(1983 現地政府に譲渡)」とあり,別に隠されている事実ではない。11年間も創業されているし,本気で骨を埋める気だった人から軽い気持ちで現地妻を作った人まで,かなりパターンがありそう。当人たちも艱難辛苦があり,しかしだからこそ「父さんを責める気はない。会えたら、ゆっくりと話し合いたい」と言っているのだろうから,会わせてあげたいが……八方手を尽くして最後の手段としてのTwitterでの呼びかけだろうし,JX金属は動く気がないだろうが,日本政府は動かないのか。  
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2017年05月12日

また大洗か

GW中の旅行については土日で書きます。


・38年住んだベネズエラから帰国して(ベネズエラで起きていること)
→ 全然情報を集めていなかったのだけれど,思っていたよりもかなり悪い状況だった。失政の結果としか言いようがないが,アフリカの最貧国よりも元が整っていた分だけより悲惨な印象が強い。ここからチャベス派が何らかの動きがあって失脚したとしても,政情不安が落ち着くのは10年単位で先のことになるだろうから,先は長い。


・サメの唐揚げ「サガット」  漁の厄介者を大洗新名物に(茨城新聞)
→ 今度大洗に行ったら食ってみます。
→ まあ,タイガーアパカッ的なものは連想するよね。


・旦那がバカなのか発達障害なのか(増田)
→ これあれだ。言われた通り一通りのものを適当に出すと「この組合せはない」とか「ファッションセンスが欠けている」とか言われるパターンだ……と思ったら同反応多数で,同じ経験をしている男性はかなり多い模様。ただし,相手が妻とは限らず,自分を含めて母親や姉妹からこうした経験を得たか,父親が母親にそう言われているところを目撃したかというパターンも多いのではないか。実際にはそれがハードルの高い行動であったとしても,相手が「人間なら普遍的にできる」と思っていることを自分ができないのは相当にショックで,そう言われるくらいならバカの振りをしたくなる気持ちはわかる。常識とは簡単にずれるし,できないものはできないのである。


・「センター試験24泊25日」は「9泊10日」へ〜一木重夫・小笠原村議インタビュー再び(石渡嶺司)(個人 - Yahoo!ニュース)
→ これは継続して追ってた話題だけど,ある程度解決して良かったと思う。前にも書いたけど,これは本来東京都の側が支援してあげるべき事案だった。結局それ以外が動いて解決したのは美談でもあり悲しい話でもある。その意味では,大学入試センターが動いたのは意外。


・「魔法先生ネギま!」のネギ先生が最後に選んだのは長谷川千雨だった(猫とネギま!と声優さん)
→ 限定版を買っていなかったのでここで知る。かなり意外な話で,ちょっと驚いた。基本的に子孫を残せない,『U.Q.HOLDER』で子孫が登場している人々は違うというところから末期の主要なバトルメンバー+委員長あたりは全員違う,とはいえ関係性が遠いクラスメイトでもなかろうと消していくと,確かに千雨くらいしか残らないのだけれど。そう考えると,最終話で描かれた千雨が物憂げな表情をしていて「引きこもりのネット廃人になっている」と評されているのは意味深。しかも,おそらく『U.Q.HOLDER』の世界線は『ネギま!』の最終話とは別世界線であることも考えると,『U.Q.HOLDER』世界線の彼女は一体どうなっているのか。まだ登場してないしなぁ。ネギ本人がすごいことになってるし。  
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2017年05月02日

非ニコマス系動画紹介 2016.12月中旬〜2017.1月上旬




カメ五郎が久々に狩猟ではない,長期間でもない一泊二日の自給自足生活をしていて(収録自体は2年半前だが),かえって新鮮だった。狩猟でないなら食料はいつものカエルとヘビと野草と果実である。そしてやっぱりおもしろい。





プロはハンデでイカサマ禁止のルールだったはずのところ,劣勢すぎて突如イカサマにさらっと手を染めだしたところで大爆笑した。プロがよくこの企画に乗ってくれたなと思ったら,イカサマが下手でむしろ普段はやっていないことが立証されてさらに笑える。そして最後の最後の神展開。





更新が途絶えていたところからの復活,そして完結。お疲れ様でした。算術無双が気持ちよかったし,シドはやっぱり異常な強さだった。



いろんなバグがシャドウの加入・離脱を引き金に起こされているのを見ると,ちょっと変な挙動が思った以上にとんでもない多数のバグの温床になるんやなと……



夕立が振り袖を着て踊るというギャップがとても良い。「お前結婚しとるやんけw」というツッコミはご愛嬌(一応,元々は「若い女性」が着る条件で,未婚は後付だとか)。



ココル原人さんが踊ったのは初めて見た。歌もうまくて踊りもうまいとか反則やん……  
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2017年04月26日

続編はあるんですか?>通称桃太郎事件

・通称桃太郎事件の供述調書(微グロ)(allezvous’s blog)
→ 個人的にはめちゃくちゃおもしろかったのだけど,ネタが細かすぎて伝わっていないものが多いと思われるし,だとするともったいない。しかし私自身深読みを疑っているものもあるので,どの程度当たっているのかわからないという。以下,深読みっぽいものも含めて適当に。
→ たとえば桃太郎一家の名字である「最上(さいじょう)」,及び本籍・住所の「岡山市北区」はおそらく同所に位置する最上稲荷から。なお,自称日本三大稲荷であるが,伏見・豊川まで確定していて3つめはどこも自称というよくあるパターンである。父母の名前は,つなげると「龍泉寺」となり,これも同様に岡山市北区にある。龍泉寺はHP内で桃太郎伝説との関連性アピールをしている。
→ 途中で登場する写真台紙を作った警察官「東山辰巳」は,京都の祇園にある辰巳神社(辰巳稲荷)で,稲荷つながりなんてわかりにくいぞコノヤロウw。なお,鬼門はご存じ「うしとら」でお供の3匹は犬(戌)・雉(鳥,酉)・猿(申)で,いずれも辰巳とは重ならないという意味でも,この取り調べに相応しかろう。
→ コードネーム「犬」こと「犬飼健」は,吉備津彦命を桃太郎の元ネタと考えた場合に,吉備津彦命が連れて行った三人の家臣のうちの一人とされている人物。以下,「雉」こと「留玉臣」,「猿」こと「楽々森彦」は同じ。なお,このうち楽々森彦は龍泉寺が関連を主張している。


・三重銀行「讀賣新聞より当行と第三銀行との経営統合に係る報道がされましたが、これは当行として発表したものではございません」(リークプレス 週明け報道)(市況かぶ全力2階建)
→ pdfのプロパティ(のタイトル)は本当に気をつけたほうがいい。入試の出題ミス公表のpdfもタイトルを見ると昨年のになってたり科目が違ってたりして,ミスにミスを重ねているのを見つけることがけっこうある。ファイル名とは別物というのに根本的に気づいていない人も多そう。


・日光東照宮、宮司の「私物化」問題が紛糾 創建400年の節目に(デイリー新潮)
→ 日光東照宮の拝観料が高すぎた件についてボロクソに書いたことがあったが,こんな裏話があったとは。確かに「東照宮・輪王寺・二荒山神社は1000円の共通拝観券」なら割と納得するし,旅行中に同行者と「これ500円でいいだろ」という会話をしていたのだが,奇しくも共通拝観券の内訳上なら確かに500円だった。オリジナルグッズの展開やら内側の飲食店やらで地元に利益を還元していないというのは,観光客には直接関係がない話なので地元で解決して欲しい話ではあるが,拝観料だけは納得がいかない。なお,地元が干上がっている影響がどの程度表に出てきているのかは知らないが,確かに明治の館以外めぼしい飲食店が見つからなかったことは改めて述べておく。


・『Fate/Grand Order』正月課金トラブル。一部プレイヤーには返金の対応するも公式告知はナシ(ゲームキャスト iPhone)
→ 前年に爆発的にヒットしたソシャゲは正月にやらかす呪いでもあるのか。


・欲しい漫画が書店にないのに重版がかからないのはなぜ?というお話(Togetter)
→ なるべく本屋を使ってあげたい気持ちはあるのだけれど,そこまでユーザーに手間を押し付けるなら申し訳ないがAmazonなりhontoなりを使うわ,が本音。二回同じ本屋に行く手間はかけたくない。通勤・通学ルート上にあるならまだしも,そうでないなら尚更そうなると思う。ちなみに,私がそういう手間をかけてでも応援していた近所の小規模本屋は,応援の甲斐なく半年前につぶれました。オタク系ショップだとかえって売ってないような漫画の品揃えがよく,けっこう重宝していたので,かなり不便になってしまった。世の中世知辛い。
→ 趣味が多様化して出版物が膨大になった現代社会では,陳列棚の回転は良くなる一方であり,本棚から探している本を見つけてもらうという書店のやり方はそぐわなくなっているのかも。
→ しかしまあ,AmazonはAmazonで,明らかに注文が多いのにわざと入荷せずに品薄感を煽るというのを最近頻繁にやるので(あまり良い契約でない出版社に圧力をかけている),あれの独占は良くない。拙著も一時期倉庫にはあるのにAmazonでは品切れで高価な中古しかないという状況になったことがありますが,あれはそういうことですね。今明かすのはもう時効だろう。  
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2017年04月23日

コーエーはいつ対応するだろうか

・新説『忠義の人・松永久秀』について(Togetter)
→ これは流石に意外すぎた。裏切りの代名詞というか,ギリ1ボンバーマンの名を恣にしてきたあの男がまさか。信長の最新の研究以上に衝撃が大きい。
→ ギリ1ボンバーマンのあだ名の説明としてニコニコ大百科にリンクを張ろうとしたら,むしろここに忠臣説の詳しい説明があった。こういう時は妙に更新早いんよなニコニコ大百科。
→ 三好長慶と足利義輝の評価については以前から議論があったのは確かで,松永久秀も確かに見直されるべきなんだろう。信長以前というか足利義昭即位以前の畿内は研究途上なのだろう。自分はとりあえず『応仁の乱』から読むべきなのだろうが,まだ積んでるのよなぁ。
→ 大河ドラマについては,『真田丸』でかなり新説を積んで一年通してみたら意外と皆受けがよかたので,行けるのでは。というよりも,現在の「足利義昭即位以前の畿内」の新説を整理して視聴者に見せる上でちょうどいいのかもしれない。大河ドラマ松永久秀(あるいは三好長慶),どうだろうか。


・経産省、繊維統計を改ざん 請負業者が告発 回答数を水増し、年内に廃止へ(日経新聞)
→ 日本国,空気の読み合い(最近の流行り言葉なら「忖度」だろうか)やゼネコン汚職はあっても,統計は信用できると思っていたらそうでもなかった模様。しかも対応策が「廃止」とは。廃止でいいということは不要な統計だったということであり,それ自体が杜撰で前例主義で悲しくなってくる。
→ まあ,どこの先進国も探せばこういうのはあるだろうから過度に悲観することはなかろうが,今後増えてくるようなら,うちの国は本当に綻びてきているのかもしれない。注意しておきたい。


・【朗報】3.9+5.1=?という問題で、答え9.0が減点だった案件にフィールズ賞受賞者が結論を出す(しきそく)
→ これは議論自体には大した影響を与えないだろう。あれは数学的正しさと教育学的な正しさの衝突を過ぎて,数学的な正しさは自明であるところ,教育学的な正しさは本当に「正しいのか」という疑問(蛸壺化されすぎたために導出された変な議論なのではないか)がすでに焦点になっているからだ。数学者の解答も,数学者ならそりゃそう答えるだろうの範囲を出ていない。
→ ただ,それはそれとして,テレビがこうして取り上げるようになったことや,世界的な数学者が本当にコメントを出したということは一定の意味があるし,おもしろい。この件,ネットでワイワイ騒いでいるだけだとしょうがないので,もうちょっと世間の声や(教育学者を含めた)学者の声が欲しいところ。


・「シンドラーの工場」保存へ 野ざらし7年…和解へ動く(朝日新聞)
→ エレベーターの方かと思って開いたら「リスト」の方で,しかも普通に良い記事だった。有料記事になっているが,無料部分を読んでわかる通りの話である。ドイツ人としては複雑な感情を抱くところだろうが,保存する価値はあるだろう。


・都心の地下鉄、混んでいるのはどの区間か?(東洋経済オンライン)
→ 記事中にある通り厳密なデータではないし,実際には車両の大きさなどもかかわってくるので,混雑率の路線間の比較には役に立たない。しかし,眺めている分には十分おもしろいデータ。真ん中が膨らんでいるのは都心でターミナル駅同士をつないでいる感じの路線が多く,丸ノ内線・東西線・銀座線なんかはイメージ通り。そういう意味では,ここに大江戸線がないのが意外。
→ 一方,西高東低なのはいかにも通勤路線という感じで,私鉄との乗り入れもあって,都心に人を運んでいる様子。大江戸線がここに入っているのは,記事中の説明を読むとわかる。西高東低というよりは南高北低ということだ。確かに,新宿から北回り(時計回り)で乗った時よりも,南回り(反時計回り)で乗った時のほうが圧倒的に混んでいることが多い気がする。
→ 東高西低になっている路線は,西側の終着点が巨大なターミナル駅になっていないからこうなっているものと思われる。千代田線はJR山手線とぶつからないし,日比谷線は恵比寿だ。  
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2017年04月17日

コロンビア和平合意の国民投票とか

・コロンビア和平合意、国民投票で否決 大統領「紛争終結へ努力」(AFPBB)
コロンビア政府とFARCの和平合意はなぜ国民投票で否決されたのか?(AFPBB)
・コロンビア和平プロセスの課題――新和平合意をめぐって(SYNODOS)
→ 一見して和平合意されるべきだと思われたものが,なぜ国民投票で否決されてしまったのかは,2・3つめの記事に詳しく書かれている。FARC側に甘すぎるという反対理由はわかるが,「サントス大統領を信認する形になってしまう」という反対理由は,国民投票という制度の難しさを考えさせられる。Brexitもそうだが,あまりにも特殊な課題だから,他の経済政策や社会政策とは全く別に考えるべきだからこその国民投票ではなかったか。大統領自身,自らの人気が無くなっているのを自覚し,自らが大統領を下りても確実に履行されることをねらってのこの国民投票であるから,やはり自ら人気と切り離す意図が大きかった。他国の国民投票を批判したくはないが,国民の側がこの国民投票を大統領への信任投票にすり替えてしまって否決に回るというのは,国民投票の価値を自ら毀損してしまったように思う。その意味で残念であるし,Brexitやアメリカ大統領選の結果とは意味合いが違うと感じた。


・館内の端っこに座ってるだけじゃない!岐阜県美術館の監視係のお姉さんが描く仕事エッセイ漫画がじわじわ人気(Togetter)
→ 美術館にはよく行く人間だし,一応学芸員資格も持っていて博物館でバイトしたこともあるので,上から下まであるあるwwwwwwwwと読んでしまった。おもしろい。
→ 美術館に行く時は完全に普段着勢です。5話の3コマ目,学生時代の俺だわ。
→ 6話な。日本の美術館,なんでシーンとした雰囲気じゃないといけないという謎の同調圧力がそれなりに定着してしまったのか。
→ 7話もあるある。「おっちゃん,その人に聞いても多分わからんで……」と横から思ったことはしばしば。かく言う私も「あのキャプション,年号間違ってます」とか「誤字(脱字)があります」とかつっこんでばかりで,何というか申し訳ない。大概の場合,その場でメモりながら「上の者に報告しておきます」って言われます。皆も見つけたら監視員の人に。


・2016年美術展覧会入場者数 TOP20 (美術手帖)
→ このランキングの中だと2位兵馬俑展,3位若冲展,4位カラヴァッジョ展しか行っていない(厳密に言えば兵馬俑は2015年)。印象派・ポスト印象派の展覧会は2014年11月にオルセー美術館に行っていて,そこで飽きるくらい見たので当分は日本で行かなくていいかなと思ってパスした。東京以外のものは行く機会がなく断念。現代アート系は興味がわかず。ダリ展とダ・ヴィンチ展はラインナップを見てそれほど豪華には感じなくて意欲がわかず,選択肢にはありながら行かなかった。こうして振り返ると,意外と大規模な展覧会に足を運ばなかったのは去年なのかなと。
→ やはり圧巻は若冲展で,他は会期がそれなりに長いし大きな会場も多いが,これは1ヶ月であの狭さだ。単純に1日で約1.5万人いたことになる。1品1品じっくり見る人が多かっただろうし,そりゃまああの混雑だよなぁ。
→ 逆にランキングに入っていないのが不思議なのは,東博のアフガニスタン展。これは地味にショックで,あんなにおもしろい展覧会だったのにもったいない。あとは同じく東博の禅展。あれはそれなりに混んでいた気がしたが,20万人には届かなかったか。  
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2017年04月15日

曜変天目茶碗問題とか

・ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて 公式サイト
→ とてもおもしろそうで,9・10と離れてたけどこれはドラクエに復帰しそう。PS4も(『うたわれるもの』のために)買ったので。しかし,皆につっこまれていたがサブタイトルのマルセル・プルースト臭

・ネット上の超絶棋士「神の手」 囲碁界騒然、正体は?(朝日新聞)
→ ふたを開けてみるとAlpha Goの進化系の実験だったわけだけども,皆『ヒカルの碁』を連想していた。朝日新聞の記事上で触れられていないのが不思議なくらいだし,仕掛け人の側は少なくとも知っていてやってそうな雰囲気を感じる。初手天元あたりのわざとらしさ。どうせならHNもSaiでやってほしかったところ。


・フランス帰りシェフの信州田舎暮らし。
→ このブログははてブで拾ってからちょくちょく読んでいる。出てくる料理の美味そうなことよ……長野県はフランスだった。


・"賭け"が無くても麻雀は親しまれ続ける(BLOGOS)
→ 思わぬところから生じた「麻雀は賭けないとおもしろくないのか」という議論だが,私はノーレートでしか打たない人間である。たまに「賭けないとおもしろくなくない?」と言われるが,ネット上よりはリアルで言われるあたりに,場面による意識の差が垣間見えたりも。
→ そもそも賭け麻雀は違法であるが,その是非はともかくとして,賭博が麻雀文化の一部として完全に結びついている点は否定できない。あるいは記事中で言われているような雀荘文化と言えるものかもしれない。しかし,それが全てでもない。賭けなくても,おもしろいゲームはおもしろいのである。


・『なんでも鑑定団』に国宝級のお宝登場! 番組22年の歴史で最大の発見(マイナビニュース)
・東洋陶磁美術館・主任学芸員小林仁氏が、なんでも鑑定団に出た曜変天目は偽物だと主張しています。(Togetter)
・『曜変天目茶碗』の調査、徳島県が中止 所有者から「外部への資料提供を控える」(Huffingtonpost)
・「なんでも鑑定団」の曜変天目問題への声明(Huffingtonpost)
→ 事前の騒ぎようからの実際の放映を見てのがっかり感。実物を見てなくても,これだけ識者から反発が出るのは致し方ないと思う。本当に本物の曜変天目茶碗ならそもそも値段がつかないか,まず数十億円単位であるところ,2500万円というのも不思議な値段である。
→ 1つには,曜変天目茶碗自体が世の中に完全なものは3つしかなく,破片の状態で中国で発掘されたものを含めても1つ増えるだけで,きっちりとした定義があるわけではない。そして,あえて定義付けるのなら,「宋代の制作」「窯変があること」というはっきりとした条件以外に,「美しさ」というわかりにくいものが暗黙の了解として含まれてしまっている。それでもこれまで困らなかったのは,既存の4点が「どう見ても他の陶器とは格段に美しかった」からであり,今回のような「化学的(物質的)に見れば窯変してるのかもしれないが,美しさが……」というような陶器は,専門家も好事家も含めて“想定外”であったのではないかと思う。
→ そういうわけで,私も素人なので真贋はわからんけど,と前置くとして。仮に化学的には宋代の天目茶碗に違いなく,窯変が起こっているとしても,有名な曜変天目や油滴天目はどれも魔術的な美しさがあるので,それらに比べると「窯変」が足りず,美しくないので,曜変天目茶碗とは認めがたいという立場を取る。あれが分類上は曜変天目と言われるとちと残念。  
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2017年04月07日

非ニコマス系動画紹介 2016.11月中旬〜2016.12月上旬



下坂すみお君爆誕。アドリブでこんな次から次へと逝ってるオタクのマネできるとかすごい。おそらく実例をたくさん見ているとはいえ。




2016年秋は好きな艦娘が増えて良かった。サラトガはあまりにテンプレすぎたアイオワに比べると,落ち着いてるけどやっぱりアメリカ人という感じで,いいところにキャラが収まっている気がする。アイオワの反省からか語彙が減ってるけど,さすがに語彙が少なすぎて逆に不自然。あとクロスロード作戦を悲しくなさそうに言うのはどうなんだろう,というのはちょっと気になった。



こっちはフランス語だが語彙は豊富で,サラトガと別方向の実験だったのかも。ただ,フランス語自体はあまり抑揚がない。むしろ日本語部分の外国人っぽい喋りがすごくそれっぽくて良い。あと服がおしゃれなので好き。



轟沈セリフが心に来る子,久々に来てしまった。この後巷で大人気になっていくのも理解できる。



そして早速良いモデルが作られる。かわいい。





僕にGoat Simulatorを買わせた元凶。すばらしいバカゲーでした。




能力麻雀ならぬ能力将棋に近いものが。意外と白熱していて,遊戯王のカードの知識が試されるのでおもしろそう。  
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2017年04月05日

決別文のつもりは全く無いですが

・1980年台後半に起こった「アニメファン叩き」の一次ソースが発掘される(Togetter)
→ 自分はオタク第三世代末期の人間なので,第二世代〜第三世代初期の人が遭ったという迫害の最盛期はこういう形の資料でしか知らない。これを見るだけでも恐ろしい時代だったんだなというのは確かに伝わってくる。


・クローズアップ2016:公文書管理 ずさんな点検 政府の「紙くず箱」 国立公文書館前館長・高山正也氏に聞く(毎日新聞)
→ この後,自衛隊の日報問題やら森友学園問題やらがが出てきて「書類の廃棄」がクローズアップされることになるわけだが,昨年の12月の時点でこういう記事を毎日新聞が書いていた。ここをなんとかしないと,書類の廃棄(あるいは偽装廃棄)が政府側の必殺技になってしまって同じことの繰り返しになるような気はしている。


・続・アフガニスタンの炬燵(アフガニスタン便り)
→ こたつって日本以外にもあるんやなと驚いた一件。それでもイランとアフガニスタン・タジキスタン・トルコあたりに限定されるらしく,狭い(本当に軽く調べただけなのでまだあるのかもしれないが)。イランだとコルシ,アフガニスタン・タジキスタンだと記事中にある通りサンダリと呼ぶようだ。しかし,中東なんだなぁ。冬の寒さは厳しかろうが,日本と全く気候が異なるので意外である。
→ 椅子の文化圏だとこたつは使いづらかろうから広がらないのはなんとなくわかるところ。一応,テーブルに布をかぶせて中にフットストーブを入れる風習はオランダとスペインにあるらしいが(英語版Wikipediaはこれをこたつの類似品認定して「こたつっぽいものは世界中にあると書いていたが個人的には……),これもフランスをすっ飛ばしているのが興味深い。まさかハプスブルク家支配の間に生まれたものか? 確かにフットストーブは大体その頃からオランダにあるが……


・Fate/Grand Orderがすごい流行ってるけど型月厨これでよかったの?(増田)
→ 元記事が消えているのではてブページで。「GOはおろかEXTRAからついていけてないので,むしろ型月から卒業させられた感ある。『月姫2』も『まほよ』の続編も完全新作も出なかったら,ひょっとして私二度と型月作品やらずに終わるのでは。」とコメントしたのだけど,おそらく誤解されている部分があるのでここで補足する。別にコンシューマだからだとかソシャゲーだからとかそういう理由でやっていない・読んでいないわけではない。
→ まず,自分の場合は型月世界の設定は伝奇として好きだが,きのこの文章自体が特別好きというわけではない。なので,型月ファンによくいる類型の1つ「きのこの文章が読めればそれでいい」には当てはまらない。
→ 次に,『Fate/stay night』の設定や物語自体は好きだが,「これ,適当なところで止めとかないと,各地の英雄の粗製乱造になって,しかもマイナーな英雄出そうとしたり何かと例外事項を作る型月の癖が出て収拾つかなくなるのでは?」という危惧はあって,それは“私の許容できる”リアリティラインを超えてしまう(ここ大事,別に客観的にどうこう言うつもりは一切ない)から,多分じんましんが出ることになって嫌だなぁと思っていたのが十数年前。そういうわけで『EXTRA』が出てきたときには割りと危惧が当たった感じがあって,読んでなかったのは,面倒だったのが半分,危惧が当たっているのかどうか確認するのが怖かったからというのが半分であった。これは『FGO』になってますます怖くなってしまった。「イスカンダル」はまだいいよ,「オジマンディアス」って呼び方なんだよというのが気になって気になって。
→ そういうわけで『Fate』シリーズには意外と早々に見切りをつけている。だから2012年に『まほよ』が出たのは,出たこと自体が私にとって大きな出来事だったし,とてもおもしろかったのは「まだ自分は型月を楽しめるんだ」と安堵できた点で非常によかった。『月姫リメイク』に『月姫2』と『まほよ』の続編,まーだ時間かかりそうですかね。
→ ところでこのリアリティラインは本当に個人的なものであって,人によっては『Fate/stay night』の時点で耐えられんだろうし,同じことを『艦これ』や『城プロ』で思っている人もいるだろう。私はここら辺OKで別に引っかからない。これで作品の善し悪しを語るのは無理筋である点は念のため改めて書いておく。  
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2017年04月04日

フランス大統領選はどうなるんでしょうねぇ……

・支持率4% フランス大統領も不人気のワケ(ITmedia ビジネスオンライン)
→ この記事を借りて言ってしまうが,オランド政権は本当に全く社会党政権の雰囲気のない政権だった。社会主義的な政策をしたわけではないことに加えて,国内の分断に無頓着であり,アフリカの国々にはしばしば軍事介入し,それで解決していればよいものの,かき回した印象の方が強い。サルコジが強権的だった反動で思わず左派を選んだが,左派内部での人選が大失敗だったのかもしれない。右派の失敗で政権が転がってきたが,ちょうどその時左派に押されていた人の人選が最悪だったという意味では本邦の鳩山由紀夫に重なる。本邦は一年足らずで首相が交代したが,そうもいかずフランス国民は5年耐えるしか無かった。制度とは良し悪しである。5年に縮めといて良かったねという話でもあるが。
→ フランスの大統領というと,大国の大統領なだけあって,第五共和制ではそれぞれがそれなりに名前を残している。ド・ゴールは言うまでもなく,ポンピドゥーはポンピドゥー・センターを知らなければやや影が薄いかもしれないが,第1回サミットを主導したジスカールデスタン,ミッテラン,シラクと続いた。シラクというのが象徴的で,ド・ゴール主義の残滓がここまでは続いていたということかもしれない。そのド・ゴール主義への反発として親米のサルコジ政権ができたわけで,評価はともかく,成立の経緯とNATOの軍事機構復帰は間違いなく歴史の教科書に残る。そこへ行くと,オランド大統領は第五共和制で初めて歴史に名を残さなかった人物になると思われる。
・フランス大統領選挙 2017(NHK NEWS WEB)
→ このままフランスがEUに埋没していくのは,ちょっと見たくない。とはいえ,ルペン政権ができてしまうのも困りもので,なんとかマカロン,もといマクロンさんに勝ってもらえないものかな。


・「Webで全編公開されてる漫画」を買う人は意外と多いが「中身が分からないから買って確かめる」という人は凄く少ないという話(Togetter)
→ 凄く少ないかは知らないが,個人的にはわかる話。ここでは漫画だがゲームや小説も同じで,全部読ませてくれとは言わんから合うか合わないかだけ確認させてほしい。漫画だと連載を雑誌で追っていない場合,1話も試し読みできないまま単行本の1巻を買ってしまうのはリスキーで避ける。物語作品への出費は,くじであるよりかはお布施や投資でありたい。Togetter内にも出ているが,完全Web再録の漫画だったり同人誌の商業化再録だったりしてもお布施だと思えば買ってしまうし,場合によっては次作への投資だと思って買うゲームもある。


・とある神社の入り口にいる「狛犬」が異形過ぎてめっちゃ怖い「ヤバイやつ」「これ一体何ですか?」【真相】(Togetter)
→ 明らかに何かが封印されている雰囲気だったが、そんなことはなかった。なんでよりによって前足を補強した。もう都市伝説の成立に乗っかってしまって,そういう邪気眼的な狛犬として宣伝したほうが神社を参拝する人は増えるのかも。


・東方Projectの聖地をPRする「城嶺神社」の周囲に見える謎の影 霊感商法か!?(おたぽる)
→ 城峰神社自体には一度行ってみたいのだが,これは残念な話。この神社自体が考察とこじつけから勝手に聖地化して盛り上がっているところはあるにせよ,地元住民に迷惑かけない範囲なら悪くないと思うし,それに地元住民や行政側が乗っかってきて村おこしに使うのもお互い様なところはある。しかし,地元住民でもなく東方ファンでもない人が主宰してしまうのは,“善意”を標榜してはいても乗っ取りには違いなく,しかもそれが新興宗教的な胡散臭さがあるのはご本人以外には迷惑でしかない。
→ 神主が何か言って収めるのも違う気がするというか,公式に聖地と決まったわけでもなく神主の手を煩わせるのは筋違いだろう。あえて言えば神主が「東方とは何も関係がない神社」と断言してしまえば話は早いが……という解決の困難さを考えても,残念さしかない。  
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2017年03月24日

最近読んだもの・買ったもの

・『火ノ丸相撲』13巻。童子切VS草薙。
→ 体格は互角,火ノ丸の進化系であり多彩な技の持ち主と,ザ・横綱相撲の対決という頂上決戦。主人公の相撲が安定した最強たりえないからこそ,主人公のあずかり知らぬところで実現した夢のカードである。今考えると,体格があってかつ超絶技巧で相手の優れた部分を消す相撲から考えるに,童子切のモチーフは朝青龍か。草薙は言うまでもなく貴乃花なので,確かに時代を越えた最強対決感はある。本作は高校相撲であるとはいえ。
→ そして勝ったのは草薙,久世である。天王寺は「神に愛された男」とやたらと強調されていたのは,後から「神の化身」を出すためであったか。そして,だからこそ「神に愛されなかった男」たる主人公という対比が生きてくる。性格や立ち位置は完全にジャンプ漫画の主人公なのに,相撲の場ではむしろダークヒーローというあたりも本作のおもしろさかも。


・『ざるそば(かわいい)』ドラマCD。
→ ざるそばの1巻の内容をそのままなぞっていくので,特に新しい情報や展開があるわけではない。この小説は間の取り方が非常に重要だが,おおよそ読者が思ってたペースと同じか,やや早いくらいかと。もうちょっと空白が長くても良かったが,不満ではない程度。ざるそば役の照井春佳ががんばっていて,破壊力がとんでもないことになっているので,原作が好きなら聞いて損はないかと思う。一方,本作のおもしろさは字面とルビのズレや言葉遊びにもあって,音だけだと再現できていない部分も多いので少しもったいない。そこは映像で補完できるアニメとの違いだが,さすがにアニメ化まではしなさそうなので,メディア展開はここで打ち止めか。


・『クソゲーオンライン(仮)』2巻。
→ つちせ八十八作品の肝は奇抜な設定を作っておいて,意外と読者が受け入れやすいところに落とし込んでいくという絶妙なバランス加減にあって,これは本当にすごいと思うのだけど,奇抜な設定を落とし込む作業の段階でおもしろみを大体消化してしまうので,それは連載作品には向かないのかもしれない……というのを感じた2巻。つまらなくはないのだけど,どうしても1巻に比べるとその作業は終わっているのでどうしてもパンチが弱かった。逆に言って設定はかっちり組み上がってきた感じがするので,長い目で見たほうがいいのかもしれない。どこまで続くのかはわからないけど。とりあえず,アズラエルをいじるよりもクソゲーの改善に主眼を置いて話を展開させたほうがおもしろいと思う。


・『うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。』漫画版1巻。デイルがラティナを拾って,ラティナが迷子になる事件まで。
→ 原作は小説家になろうに投稿されていたネット小説である。漫画化はほた。さんによる。東方の同人で有名な人で,私はそちら経由で知った。女の子がとにかくかわいく描ける人ではあるが,本作の幼女のラティナはとにかく破壊力が高い。漫画も連載はコミックウォーカーまたはニコニコ静画で読める。
→ 典型的なファンタジーの世界で,主人公デイルは若いながら凄腕の冒険者。ある依頼をこなした帰り道に,いかにも訳ありの魔族の幼女ラティナを拾い,自らで育てる決意を固める。まあ導入に時間をかけてもしょうがないのだが,原作も漫画もかなりあっさり拾って育てる決意を固めるので,そんなほいほい人を拾っていいのかというw。以後,育っていくラティナのかわいさに,若いながら凄腕の冒険者であるはずの主人公がどんどん骨抜きになっていくのだが,読者も一緒に骨抜きになっていくので何も問題はない。これは父性だよ父性。
→ 父性という話もかかわるが,実のところ原作の後半の展開はおそらくかなり好みが分かれるところであるので(というだけで察しのいい人はきづくかもしれない),よほどネタバレが嫌いではない場合は,ある程度あらすじを知ってから追いかけた方が,嫌いな展開だった時のダメージが少なくて済むかもしれない。私はあの展開が嫌いではないので,少なくとも漫画版は全部追おうかと思う(原作の書籍版は思案中)。



  
Posted by dg_law at 07:30Comments(0)TrackBack(0)