2011年09月16日

K-1の沈没の理由について

K-1がどうしてこうなったのか,ということについてはネット上で多くの分析がなされているが,それらを並べてみる。


まず,世界を目指すと言いつつ,日本の市場に頼りきりであったこと。ヘビー級ではモンスター路線撤回以後,各地で大会を興すようになったが,モンスター路線時代はやたらと小規模な国内大会が多く,そこでモンスターを使いきってしまった感があり,同時に(悪い意味で)プロレスと同一視されるようになっていった感もある。PRIDEを中心とした団体間抗争を煽ったのも醜かった。K-1の元々のファン層はプロレスとはだぶらず,むしろボクシングに近かったのだから,石井元館長の「競技化」路線はそのままで良かったし,モンスター路線ならそれはそれとしても,はじめから世界を見据えて興行を打つべきだった。2003-05年あたりは,二重の意味で貯金を食いつぶすだけの期間であった。

06-07年頃から次第にモンスター路線を撤回し,反省の弁もないままいつの間にか競技化路線に戻っていたが,今度はMAXやらPRIDEから引き継いだDREAMやらに力を入れ始めたという,無軌道な多角化路線。しかし,変にK-1本体よりも日本人が活躍できてしまうためか,今度はこちらが露骨な日本人びいきで,結局体質は変わっておらず,なぜ競技化が求められたか運営陣が理解していないことが露呈した。結果的にMAXはMAXで盛り上がったからいいものの,それで本体の運営がおそろかになった点は指摘しておきたい。K-1本体がやるべきは「無差別級」「立ち技」「世界最強」の維持であって,それ以外は本道ではない。

一方で,「立ち技最強」にこだわったのはいいのだが,他の競技や団体をこけにしすぎた。昔から思っていたのだが,これは旧来の格闘技ファンの心象を相当悪くしたと思う。元々K-1のKは格闘技のKで,異種目最強決定戦だったはずなのだが,次第に「K-1」という種目が確立していった。これ自体はまあ,競技化路線でやっていく以上は別に本道だと思うのだが,ところがこの自意識の拡大がモンスター路線と合体すると肥大化し,いつの間にか「K-1で勝った奴が立ち技最強」ではなく,「K-1を本拠に戦ってる奴が立ち技最強の選手層」ということにすり変わってしまい,そこから他種目への蔑視が強まっていった。これはK-1のプロレス化にもつながり,上述の総合格闘技との馴れ合いにもつながった。まあ,一番の被害者は間違いなくボクシングだが。

スターは勝手に出てくるものではなく作るもの,という傲慢な発想。そもそもモンスター路線が受けなかったので競技化路線に戻したわけだが,手遅れだった。競技化を目指す方針がスター作成方針と衝突し,不可解な判定や恣意的な選手&マッチメイクが全く減らなかったため,本当に実力主義に回帰したとは言いがたい状況だった。しかも「作られたスター」が,魔裟斗とバダ・ハリはともかく,武蔵やテイシェイラ,ボンヤスキーではぱっとせず,作られたうちの半数以上は全く光ってくれなかった。特にボンヤスキーや武蔵の不人気がK-1に与えた影響は正直な話致命的であろう。(一応補足するが,両者とも過大評価にせよ一時期トップファイターにたる実力者であったことは否定しない。過剰な優遇だけが不可解であった。)

財務体質が悪い原因の一因として,石井元館長の一家による中間搾取を挙げている方もいるが,証拠がない以上眉唾である。これが本当だとしたらK-1は石井館長が作って潰した自作自演に近いことになるが,真相は潰れてから誰かしらが暴露本でも出さない限り闇の中だろう。これに引っ掛けて谷川氏と石井元館長の間で確執があるという説もあるが,同様に眉唾甚だしく,谷川氏自身は否定している。現状私はこれらの説を信じていない,というよりも信じるだけの材料がない。いずれにせよ,単純に最盛期02年に東京ドーム・約7万5千人あった集客力が,07年に横浜アリーナに移ると約1万7千人になり,10年にはとうとう有明コロシアム約1万2千人にまで落ち込んだ。Dynamiteこそ箱としてさいたまスーパーアリーナを保っているが,視聴率ではWGPに大きく負けている。人を呼べないから視聴率も上がらず収益がでないのが,極単純な理由だろう。無論,それはそれとして財務状況を明らかにすべきだが。


総じて発端はモンスター路線になるが,06年頃からの競技化路線をきっちりとできていれば「あれは一時の誤りだった」として軌道修正できたのではないかと思う。その意味で真の失敗は06〜08年の運営にある。で,2010年前半くらいまでであれば,「谷川を首にして運営何とかしろ」という話だったのだが,こうなっては再建不可能だろう。谷川一人なんとかして金が湧いてくるわけではない。もういっそIT'S SHOWTIMEにもろもろ全部投げればいいのに。それでオランダで大会開催してフジテレビが放映権買ってくれれば俺は文句ない。ただ,SHOWTIME自身がトラブル絶えないのと,彼らにそれだけの財務的体力はないし,ヨーロッパの外の選手とのコネもなく,おまけにオランダ当局ににらまれているという(移民2世が多く活躍しているので,という多分に人種差別的な問題も含む)。仮にFEGがSHOWTIMEに投げたとしても,石井元館長が商標権を手放さない限りはK-1の名前を使えないので,少なくともK-1の名前が消える可能性は高い。あとはまあ石井さん自身が新企画を立ち上げることだが,あの人は脱税問題でしょっぴかれて館長辞めてからから興行師として死んでるので,もう無理だろう。このまま「立ち技最強決定戦」は地上から滅びるんだろうなぁとか思うと大変に寂しいところである。
  

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2011年09月14日

昨今のK-1

使われていないK-1タグを有効活用してみんとす。現段階で今年のワールドグランプリ開幕は絶望的,というよりもおそらく昨年が最後のWGPになりそうな情勢濃厚なわけだが,どうしてこうなったのか。いろいろ掘り返して時系列的に追ってみた。


報道的に最初に資金難が大々的に取り上げられたのは,今年の年初だった。もっとも,本当は2009年頃から悪化は始まっていて,この頃から未払いの話はぽつりぽつりと漏れていたような気がするし,少なくとも2010年は地方大会の数が少なくテレビ放映も短く,WGPで谷川氏本人が「K-1は厳しい状況」とか言っていたので,予兆は十分にあったと言える。ただし,2011年初の場合は,暴露したのがボブ・サップであったという点と,彼が話を大きく盛ったとしても,借金の額が途方も無い金額であったことが世間の耳目を集めてしまった。当時の2chでは「ボブ・サップみたいなインテリをだませるはずないだろw」という指摘がされていたが,それもそうである。直後にIT'S SHOWTIMEがボブ・サップの発言を裏付けるコメントをインタビューで応答しており,この時点で噂は事実と確定した。

問題が大きくなってきたのは2月になっても例年3月開催の横浜大会の日程が一向に発表されず,4月になってやっとこっそり会見が開かれた。この記者会見は表面的に,東日本大震災のチャリティー企画を立ち上げるというものだったが,こっそり「DREAMとMAXでがんばる」「GP?しらんがな」という彼の態度が表面化した会見でもあった。こういうことをこっそり言うあたりがもう末期的だと思うのだが,一応こっそりやっただけあってそれほど話題にはならずスルーされた。OHPに残っている記事を見ての通り,財務状況については一言も触れていない。以後もOHP及び谷川氏のtwitterは大本営発表が続く。

5月,K-1のヨーロッパにおける最大の提携相手でありルールもよく似ている,IT'S SHOWTIMEが日本支部を立ち上げると(SHOWTIMEJAPAN),谷川氏は「STJに出場した選手はK-1に出させない」と発言し,ほうぼうから反感を買った。彼はその後必死に弁解したが,直後の5月末にSHOWTIME代表サイモン・ルッツ氏が「FEGはSHOWTIME管轄の選手に対し,40万USドルものファイトマネー未払いがある」と発表し,納得が行く説明がなければ提訴するとした。結局提訴はされていないようだが,FEGにとってはニュースで流された事自体が致命傷だろう。7月頭には選手の側からファイトマネー未払いが暴露される。ソースが東スポとサンケイスポーツなのが不安な上に,発言者のバンナとレイセフォーがボブ・サップ同様金額を盛っているような雰囲気もあるが(SHOWTIMEあわせて40万ドルなのにセフォー一人に70万ドルは無いだろう),訴え自体は信用して大丈夫だろう。(サンケイスポーツのほうはバンナの写真付でまだネット上に記事が残っている)。これに対し谷川氏は「少なくともセフォーには支払っている,訴えれるもんなら訴えてみろ」という挑発的な反論を残したが,本当に訴えられたらどうなるんだろうか。

7月末,これまたひっそりとK-1の開催権が不動産業の株式会社バルビゾンに移った。全く聞いたことのない会社だが,都心のマンション等に強く金は持っている模様。ただし,K-1の商標権は石井元館長のままである。もちろん,大本営発表ですらなくOHP上は未発表である。これがいったいいくらのお金になったのか,せめて焼け石に水くらいにはなったのか。そしてまた開催は遠のいたんじゃないかという気がすごくしたのだが,案の定これ以降再び長らく動きがなかった。なお,その際MAXとDREAMの開催権は売却しなかった。完全にWGPは谷川氏に見捨てられている。

で,ようやく「10月WGP開幕戦開催」という風の噂が流れてきた。流したのがダニエル・ギタでソースが彼の所属するマイクスジム,さらに発表されたのがFacebookと,風の噂というよりも半ば単なる情報漏えいか,そうでなければギタ自身がだまされているデマなんじゃないかとしか疑えないような状況である。さらに言えばこれも8月8日付のニュースであり,もう一ヶ月以上経っているのに続報がない。これが本当なら,出場する選手はノーマネーファイトのボランティアになるんじゃないか……大体開催場所どこだよ……というところでもう諦めている。
  
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2010年12月13日

K-1GP 2010 決勝戦

今年のK-1はGP開幕戦を見そびれた上に,例の友人がチケットを取らなかったため,3年ぶりのテレビ観戦となった。しかし,現地に見に行けば良かったなと思うほど白熱した試合が多く,大変見ごたえのあるものであった。

それはそれとして,ハコの縮小が大変気になる。去年の横浜アリーナは17000人で大入りだったが,今年は有明コロシアムで12000人弱で大入りであった。谷川が「K-1も厳しい状況」と言っていたが,あんたの場合それは自業自得だろう。バダ・ハリやグーカン・サキががんばってる間は見届けてやろうと思っているのだが,そこまでK-1が持つのかが,どちらかというと心配になってきた。あれだけ隆盛を誇ったPRIDEも(人気がなくなったわけじゃなくて別の事情とはいえ)あっさり消滅したわけで,いろいろ心配である。そもそもK-1の場合,転機は石井館長の脱税で谷川登板→路線変更であったから,尚更。あの路線変更は,今更ではあるがボブ・サップ含めて誰も得してない。

まあ今年のGPに限れば,バダ・ハリとレミー・ボンヤスキー,ルスラン・カラエフと3人のスター選手を欠いていたという事情はある。バダ・ハリは今年2月の暴行事件の容疑が晴れておらず,レミーは網膜剥離で出術は成功したが本人は引退も考えている状況,ルスラン・カラエフは2010年の一年間ずっとコンディション不良でドタキャンが多く谷川ににらまれている。この3人が消えるとすると,来年以降のK-1もちょっと厳しい。


例によって左が勝者,右が敗者。

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2010年04月04日

K-1WGP in 横浜 2010

けっこうおもしろい試合が多く、良かった。例によって左が勝者。

ついでに自演乙のことを書いておくと、当て勘の良さとノーモーションに近いにもかかわらず独特の軌道のフックは相変わらずで、かつカウンターの技術とタフさ、スタミナなど肉体面での強化が功を奏した形。ただし、足技の少なさとガードの弱さに関してはなんら改善されておらず、特に防御面はスウェイバックに頼り切っている。「気合避け」とはよく言ったもので、食らいボムじゃスペル取得はできないんだよということを今一度再確認して欲しい。


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2009年12月09日

K-1GP 2009 決勝戦(結果) 

日月が異常な忙しさであったため書き溜めていたものを回してごまかしていたが、いよいよ書いておかないと記憶が薄れていってしまう。今年は予想全的中という結果に終わり、非常にエキサイティングな試合が多かったので見に行ったかいがあった。フジテレビとしても編集が楽だったんだろうなぁw、と。

昨年の反省を生かして、今年は崎陽軒のシュウマイ弁当を仕入れてから行った。しかし、K-1の運営にしろ横浜アリーナにしろ、やはりもうちょっと商売っ気を出すべきだと思う。物販が少なすぎるし目立たない。また、今回は開場の16時と同時に入り、前座試合から全部見た。なんというか、前座試合は所詮しょっぱいなーと思った。

実家周りの連中と行ったのだが、向こうから来た連中は新横浜の隣の菊名駅で背中に「エロジマン」のロゴが入った黒いジャケットの黒人に"next Shin-Yokohama?"と聞かれたらしい。多分ジマーマンのスタッフだったんだろうなぁと思っていたら、準々決勝のときの選手入場の時に、ジマーマンスタッフの端っこのほうにいた、とのこと。


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2009年12月05日

K-1GP 2009 決勝戦(予想) 

いつの間にかブランコ・シカティックがクロアチアのサラエボ体育大学で教官になっていた、しかも厚さ600PのK-1の教科書を出版しており、来年日本でも出版されるとか、貴方そんなにインテリでしたっけ?という衝撃の事実をさっき知ったのだが、なんにせよ今年もK-1GPのチケットがとれたので見に行ってくる。前年同様、予想を立てておく。

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2009年09月27日

K-1GP 2009 開幕戦

そういえば、今年は極端にK-1の記事書いてなかったような。別に見てなかったとか、気力に欠けていたとかそういうことではないのだけれど、なんでだろう。決勝戦は今年もチケット取ります。

例によって、左が勝者、右が敗者。

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2009年03月30日

K-1GP in 横浜 2009

いろいろと予想外の結果に終わったのが今回だった。試合結果によらず、試合内容としても。判定がどうだろうというのがなきにしもあらずだったが、それも難しい判断を求められる状況が多かったように思う。ただ一つ思ったのは、ヘビー級チャンピオンをワンデイでやる必要はあったのだろうか。そもそも、次回の防衛戦からまたワンマッチで交代していくことになるわけで、今回の参加者はむしろ不利だったのでは。

以下、例によって左が勝者で右が敗者。

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2008年12月07日

K-1GP 2008 決勝戦(結果)

予想外れすぎだろう常識的に考えて……


というわけで生で見に行ってきた。16時半に友人と新横浜集合。友人は名古屋から直接新幹線で来た。私のほうはメトロと東急各線が連結してたのでどうやってもほぼ一発で行けたのだが、行きは南北線・東急目黒線で武蔵小杉まで行って、東横線に乗り換えて菊名に移動、そこからJRで新横浜に到着した。

会場には割高の弁当があるだろうと、きっとK-1弁当とかあるんだろうなw、と腹を空かせていったら案外と商売っ気が無く、横浜アリーナにはわずかな売店があるのみだった。K-1弁当なんてもってのほかだった。そのため、実は割と空腹に耐えながらの観戦となってしまったがいたし方あるまい。

位置は決して近い位置ではなかったが思ったよりもよく見えた。KO決着が比較的多いトーナメントだったと思うが、KOの瞬間は非常にくっきり見えてしっかりと目に焼き付けることができた。ローキック時の「ピシッ」という音が響いてきて、なんというか、人が本気で殴りあうとこんな音がするんだなと今更ながら実感した。決勝戦の結果以外は、満足の行った観戦であった。

以下、ネタばれ。左側が勝者、右側が敗者。

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2008年12月06日

K-1GP 2008 決勝戦(予想) 

今日はK-1WGP決勝トーナメントの日だが、友人が横浜アリーナのチケットをとってくれたので直接見に行ってくる。本格的なレビューは7日に書けるかどうか、になると思う。K-1を直接観戦するのは初めてなので、どうせなら予想でも立てておく。




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2008年09月28日

K-1GP 2008 開幕戦

さすがに開幕戦は130分時間がとられ、メインの試合がほぼ全て放映された。どれもけっこうおもしろい試合だったし、満足。しかし「以前は日本が世界一のファンでしたが、今は韓国のファンと言ってもいいくらいです。」とは……谷川さん。どんだけ日本嫌いだよ。


以下、感想。左側が勝った選手で右側が負けた選手。


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2008年07月14日

K-1GP2008 台北大会

中継がとうとう深夜になってしまった。時差の都合もあるんだろうが、人気の低下もあるのだろう。聞くところによると愛知県では放送がなかったらしい。悲しいことだが、K-1というよりも格闘技全般の人気が下がりつつあるのではないかと思う。まあ気にせず見続けるんだけどね。おもしろいから。



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2008年06月30日

K-1GP2008 福岡大会

試合そのものはそれなりにおもしろかったが、確かにレベルは低かった。

カシンの化身も言ってたが、もうジャパンGPはGPのリザーブファイト枠でいいんじゃね。

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2008年04月15日

K-1GP2008 横浜大会

中継が一時間半しか無かったのはなんでさ?まあ内容は悪くなかったけども。

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2007年12月10日

K-1GP 2007 決勝戦

好カードがそろったのは非常に良かったのだが、逆に準決勝でつぶしあいすぎた感じ。展開としてはほぼ予想通り。まあ、あんなもんじゃないかなあ。



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2007年09月30日

K-1GP 2007 開幕戦 in ソウル

さすがに開幕戦だけあってそれなりにレベルの高い試合が多かったと思う。ただ、レベルが違いすぎる組み合わせが多くて萎えたのは間違いない。カラエフの代わりはもっとマシなのがいただろうに、なんで韓国人プッシュするかな。まあ、交通事故起こしたカラエフが一番悪いんだが。

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2007年08月13日

K-1GP 2007 ラスヴェガス最終予選

前回とトーナメントのレベル違いすぎだろ……常識的に考えて。今回の準決勝メンバーなら、皆藤本倒せてしまうような。

ただ、全体的に判定に納得が行かなかった。あれがラスヴェガス補正ってことなんだろうか。その割にヴェガスの観客も判定に不満げだったような。本来ならパトリック・バリーが優勝だっただろう。


以下、各試合の感想とグランプリへの展望。


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2007年08月06日

K-1GP 2007 香港大会

アジアで予選大会を開くとろくなことが起きないのは毎年のことだが、今年も史上稀に見る塩具合であった。あれか、これは最近はやりの「塩っぽさを楽しむ」大会ということなのか。

選手のレベルが酷すぎるというのもあるし、実況の日本選手びいきもうざすぎた。そしてルールのgdgd具合。プロレス化しすぎ、という声を聞くがそれはプロレスに失礼だ。エンターテイメントですらない。

だがしかし、トーナメントと関係の無いスーパーファイトはおもしろかった。GP開幕戦には期待が持てそうだ。ひとまずは来週のラスヴェガス大会がこんなことにはならないよう、祈っている。



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2007年05月02日

K-1GP 2007 ハワイ大会

昨日は俺には春天を優先されカシンにはスルーされたかわいそうなK-1の感想でも書こうと思っていたら、いろいろ手間取って流れたので今日になった。昨日手間取らせてくれた原因の人はなんらかの責任をとってくれるらしいのでほっといてみよう。

おとといのK-1ハワイ大会は、まあそれなりにおもしろかった。ただ、トーナメントの一回戦・準決勝がほとんど全部すっとばされたのが、かなり不満ではあったけれど。あいかわらず無駄な選手紹介が長すぎである。トーナメントの結果自体も1から9くらいまで予想通りで大番狂わせが無く、そういう意味でもつまらなかったかも。まあそれは仕方が無いし、応援している選手が勝つのは嬉しいからジレンマだ。


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2007年03月06日

K-1GP 2007 横浜大会

非常に番狂わせの多い大会だった。地元の友人皆で見ていたのだが、眠くなったのが武蔵・藤本戦だけだった。正直これを放映してないで、堀・ピチュクノフ戦を放映してほしかった。今ようつべで見たけど、こっちのほうがいい試合である。

アビディVS野田貢。野田ががんばったというよりは、アビディが長期的不調に入ってるような。どうした、お前はそんな淡白な試合をする奴じゃないだろう。とか思ってK-1の公式サイトを見たら、去年スクーターでこけて足首を負傷していたことが発覚。今回は事故後初の試合らしい。それじゃあ仕方ないか。しかもフランスでパン屋を開業したとのこと。アビディの意外な一面が垣間見えた。

堀と天田、中迫は正直何も期待してなかったので割愛。というか放映されなかったからようつべでさっき見た分だし。特に堀は打たれ弱すぎる。毎回思うけど。そんなダメダメ日本人勢で唯一輝いていたのが澤屋敷。まさかバンナに勝つとは、誰も思ってなかっただろう。最初のダウンのときはまぐれだと思ったが、作戦を冷静に遂行する態度、カウンターを決めるだけのパンチ力は恐れ入る。「まともに闘ったら勝てるはずがないですから」と謙虚なコメントを残したのも好感触。バンナは映画の撮影で調整不足だったらしいが、言い訳にはならない。澤屋敷の戦術については「イライラはしたけど、怒ってはいない」らしく、そこら辺はさすがにバンナ、心が広い。

モーVSチェ・ホンマン。昨年の実績からホンマン有利かなと思い見ていたら、見事にサモアンフックが炸裂。テレビの放映順ではトップだったが、インパクトのある試合ではあった。よく届いたな。最近セフォーの調子が悪いから、モーの時代が来ているのかもしれない。欲を言えばパンチャー同士の闘いすぎて、たまにホンマンがヤクザキックを打つ以外は足の動いてない試合だった。

バダ・ハリVSルスラン・カラエフ。誰もが認める、今大会のベスト試合だろう。先ほどの試合とは打って変わって、一流のテクニックを持つ者同士が手と足をフルに使い切った。カラエフもいい選手だが、バダ・ハリもいい選手だ。去年はちょっと調子に乗りすぎただけなんだ、ということを証明する形になる。初代ヘビー級チャンピオンは彼で当確といえそう。途中でリング下に落ちそうになったバダハリをカラエフが助けていたが、これで因縁もなくなったか。というか、試合後のバダハリのコメントが丸くなってて、おもしろいようなおもしろくないような。

武蔵・藤本戦は眠すぎた。そりゃ魔沙斗だって「足使えよ」と苦言を呈するはずだ。武蔵はともかくとして、藤本にはもう少し期待をしていたのだが……ハイキックで武蔵をKOしたところだけは評価したい。武蔵にとって、あれは予想外の方角からの攻撃だっただろう。武蔵も、最後前のめりに倒れて曙を連想させたところだけは評価したい。

最後はセフォー・シュルト戦。シュルトは嫌いではないが、ここで勝たれても今後のGP予選がつまらないし、先ほどのモーの勝利もあり、セフォーを応援していた。1R目はさすがセフォーだな、と思ったが2R目は調子に乗りすぎたな、と思う。もっと慎重にやっていれば……と見ていた人なら誰でもそう思ったはずだ。試合後シュルトは対戦相手をもっとシステマティックに決定するべきだ、とK-1に提言していたが、自分としては今のままでもランキング形式にしても、どっちでもいいと思う。ただ、そういう改革は谷川には無理だろうな……  
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2006年09月30日

K-1GP2006 開幕戦

今日はなかなかおもしろい試合そろいでよかった。試合の組み合わせも良かったと思うし、バンナやレミーが本調子だと盛り上がる。やっぱビックマウスが少数いたほうがおもしろいしねw

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2006年01月02日

k-1 Dynamite! 2005

正直しょぼかった。ともかく放映してない試合多すぎ。思わず途中でPRIDE見ちゃったしね。清原とか矢沢永吉とかいらないから。それでも一応、それなりに振り返ってみる。

第一試合、アーツ対大山峻護。未放送。いや、アーツに総合ルールでやらしちゃだめでしょ。
第二試合、バンナ対アラン・カラエフ。未放送。見たかったよ。バンナが勝ったのは順当なところじゃないか?というか、この二人なら総合じゃなくてK-1ルールでやればよかったのに。

第三試合、中尾対ヒーリング。未放送。ごめん、両方知らない。しかもそんなしょぼい展開だったのね……
第四試合、永田対レミギウス。デビュー戦でレミギウスは少々荷が重いかと思ったけど、がんばったね。
第五試合、レミー対ザ・プレデター。未放送。これも見たかった。レミーはケガしてたらしいね。そりゃ苦戦もするさ。

第六試合、武蔵対サップ。サップ、大晦日にあれはいかんだろ。正直冷めた。
第七試合、魔裟斗対大東。正直どうでもよかった。
第八試合、シュルト対ホースト。未放送。ありえない。これを放映しないとか、何を考えてるのか理解不能。シュルトが勝ったのは順当だと思う。ただ、判定かなとは思っていたので意外。実際、出血しなけりゃそうなってたとは思うけど。

第九試合、ボビー対曙。周囲は「さすがに曙勝つだろう」と予想されていたらしいが、からくり時代から見てる自分としてはボビーを応援していた。それ以前に、倒れてくれないと一年が終わらない。残念ながら判定だったけど。試合終了後のボビーの「重いというより臭かった」というコメントが、すべてを物語っている気がしないでもない。

第十試合、ホイス対所。これがほんとのバトルニート。超局地ネタでごめんなさい。いや、でもほんと所強かったよ。なんか動きがコミカルで笑えたけど。
第十一試合、須藤元気対山本KID。なんであそこで試合が終わったのか理解できない。まだ須藤動けたじゃん。あのままKIDがトドメさせるとも思えないし。

というわけで、なんか不満だらけのK-1だった。谷山プロデューサーには猛省をうながしたい。あと、K-1は立ち技限定にすべきだと思うね。変に総合ルールでやらないほうがいい。PRIDEと住み分けがうまくいっていた時代に戻してほしいと思っているのは、自分だけではあるまい。

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2005年11月20日

K-1GP 2005 決勝戦

いつものごとく書いていこうと思うのだが、今回はまず総評から。キーワードをあげるなら「強さの均一化」と「新時代」だと思う。

まず前者。今回一回戦は延長2回を含め全て判定だった。何より非常に実力伯仲な試合が多かった。(準決勝以降は全部KOだったのは疲労度の違い。セフォーが風邪引いてなくて、アーツが骨折してなかったら結果は大きく変わっていたのは疑い得ない。)これは全体のレベルが上がっているんだと思いたい。なぜなら、巨大な選手が倒れなくなったからである。だったらレベルは低下したんじゃないかと思われるかもしれないが、自分が言いたいのは体格の良い選手がテクニックを身に着けてきたのではないかということである。

レミーが「K-1の醍醐味は小さい選手が大きな選手を刈り倒すことだ」と言っていた。自分もそう思っているが、これまで簡単にそれができたのはそういった選手が体格に頼って未熟な戦い方をしていたからである。ボブサップなんていい例だ。他にもシウバ(モンターニャね、そういえばジェファーソンもでかいか)しかり、ノルキアしかり。今更チェホンマンやシュルトに驚かずともそんなのはたくさんいたわけで、でかいのはずっと刈り倒される引き立て役だった。それが今回はどうだ。チェホンマンもシュルトも見事だった。何のことはない。彼らはきちんとローキック対策を考えてきたということである。

後者については、何か2、3年前からそんなことは言われ続けていた気はするが(苦笑)、去年一昨年の決勝戦のメンバーや結果を見るとわかるとおりちっともそうじゃなかった。それが今年は8人中3人が初出場で、しかもそのうち一人が優勝してしまった。これで真の意味で世代交代かな、と思う。嬉しいか悲しいかといわれると微妙なところだ。セフォーやバンナあたりにはまだまだがんばって欲しいと思う。

実はシュルトのデビュー01年だからそんなに新人というわけではないとか、そういう野暮なつっこみは入れちゃダメだ。総評の最後に一言。自分はカシンのように専門家ではないが(というかそんな知識無いし)、それでもこう思う。あの解説はありえない。居酒屋の会話並。
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2005年09月24日

K-1GP 2005開幕戦

というわけで今日のブログは予想してた人は予想してたであろう、K-1開幕戦の感想。興味無い人はごめん。

レミーVSイグナチョフ
レミーは動きが固かったね。いかにも苦手そうな感じだった。判定勝ちだったけど、正直イグナチョフのほうが優勢だった気が。微妙。しかしイグナチョフが決勝トーナメントに上がってきても結局微妙なので、これで良しとするべきか。

バンナVSゲーリー
とうとうバンナは「無冠の帝王」か(笑)よく名づけたもんだ。両方ただ打ち合うだけのバカではなく、ベテランらしい巧者だから長引くかな、と思っていたら一瞬で方がついてしまった。バンナは完全復活やね。ファンとしては嬉しいもんだ。

武蔵VSボタ
ボタもかなりの強者だが、どうも彼は対戦相手に恵まれていない気がする。格闘選手には珍しい、気のいい親父なんだけどなあ(笑)相変わらず武蔵はガードが堅い。ボタにはかわいそうだったけど、順当な結果か。

グラウベVSシュルト
シュルトは初めて見たけど、でけぇ。チェ・ホンマンと戦うのはサップじゃなくてこっちで良かったのではないかと思った。グラウベの師匠として、久々にフィリオを見た。彼の強かった時代からK-1見てるけど、彼には悪いが、バンナに1RKOされたときの姿が一番印象深い。しかも自分だけじゃなくて大抵のK-1ファンがそんな気がする。
結果は正直予想外。グラウベはいつかフィリオと同じ悲劇をたどりそうな気がするな……しかし、シュルトは強いかもしれないが、戦い方が見ていてつまらない。もっと連続攻撃を仕掛けるべし。

モーVSアーツ
02年あたりで引退するかと思ってたら、アーツが最近復活してきた。ひょっとしたら、とは思っていたけど、本当にモーに勝ってしまったのには驚いた。しかもまだけっこう余裕ありげだし。まあ彼に関しては出場することに意義があるというような感じがするので、まだまだがんばってもらいたい。

ガオグライVSセフォー
どっちの選手もファンなので、個人的には今日一番期待してた試合……なのだが、なんで編集カットなのさ。
結果そのものは予想通り。ガオグライはミドルでやったほうがいいんじゃないか?KID相手なら楽勝な気がするんだが。

ノードストランドVSカラエフ
カラエフのとにかく早いこと。ノードストランドもけして弱いわけじゃないんだが、一流というわけでもないから、踏み台にはちょうど良かったのかもしれない。

サップVSチェ・ホンマン
どっちが勝つにしろ1RKOだと思っていたのに、意外と長かった(笑)しかししょっぱい試合だったなあ。解説が苦しい。「想像を絶する試合ですね」って、確かに想像は絶してたよ。2R以降二人ともスタミナが切れて両者動かずにらみ合ったまま時間だけが過ぎていく試合なんて、予想はしてたけど想像は絶してたね。チェ・ホンマンは確かに強いが、スタミナがなさ過ぎる。サップと張るスタミナしかない状態で決勝トーナメントに進むとどうなるかは、容易に想像がつくはずだ。今年は無理。スタミナを鍛えれば、来年以降の台風の目にはなる可能性はある。


ということは決勝トーナメントはレミー、バンナ、武蔵、シュルト、アーツ、セフォー、カラエフ、ホンマンか。バンナとセフォーを応援したいところ。少なくとも、三年連続同じ決勝というのは勘弁してもらいたい。  
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2005年07月31日

K-1GP 2005 in Hawaii

久々の実家更新。といってもK-1観たくらいしかめぼしいことが無いが。なんだかんだ言って、藤原紀香が出てこないとK-1という感じがしないのはもはやお約束か。なかなか好カードが多くておもしろかった。一回戦から振り返ってみる。

藤本は全く期待してなかったが、正直スコット・ジャンクにも期待してなかった(笑)彼は総合に専念したほうがいいんじゃないか?あまりに戦い方が立ち技に向いてない。にしても、完璧なカウンターだった。ゲーリーは年なのにがんばるねぇ。てかキャベツって(苦笑)まあ、ゲーリーが勝って当然か。K-1はパンチだけじゃ勝てないということを、証明してくれた感じかな。

ノードストランドは初見だったけど、あれは本物だ。相手がここまでレミー、武蔵じゃ悪すぎだが、他の相手なら勝ってただろう。これから本格的にK-1入ってきたら台風の目になるのは間違いない。武蔵はさすがといったところ。武蔵のテクニックとガードで戦うスタイルは、いかにも日本人という感じがする。どんなスポーツでもそうだけど、日本人という時点で体格の不利は絶対的背負ってるわけだし、攻めて勝つというのは日本人の気風には合わない。

バタービーンとロイスターの試合は、どっちもテクニック無さすぎでむしろ笑えた。修行しなおして来い。カーター・ウィリアムスとゲーリーの試合は事実上の決勝かと思ったけど、いやいや、ゲーリー強かったね。むしろ藤本ががんばったお陰で、ちゃんと決勝が決勝らしくなって良かった。藤本ももうちょっと足技鍛えればいいとこまでいく素質はあると思う。

曙?そんなやつ出てたっけ?(笑)  
Posted by dg_law at 23:30Comments(3)TrackBack(1)