January 22, 2009

伝染各論

牛疫と牛肺疫

牛疫…V.反芻類と豚、経口経気道、東アフリカ、中近東、西アジア、消化器症状(出血性下痢、腸管粘膜の充出血、びらん、潰瘍)、CF.RT-PCR.生ワクチン、治療法なし


牛肺疫:Maycoplasma-mycoides_sbsp.mycoidesのSC株、牛、アフリカ、中近東、中央アジア、呼吸器症状(発咳、呼吸困難、大理石紋理の肺)、発熱、CF.生ワクチン、マクロライド系抗生物質治療



日本脳炎と狂犬病と水胞性口炎と炭疽

日本脳炎V、牛馬豚、節足動物、垂直、日本、アジア、インド、牛馬で神経症状(非化膿性脳炎)、豚は増幅動物(流産、異常子)、乳飲みマウス脳内接種、CF、生、不活化ワクチン、治療なし


狂犬病V、全ての哺乳類、咬傷、12地域を除く世界各国、前駆期(挙動異常)、狂操型(流涎、攻撃的、恐水症)、麻痺型(全身麻痺)、アンモン角にネグリ小体、蛍光抗体法、マウス脳内接種、不活化、生ワクチン、暴露後免疫、治療法なし


水胞性口炎V.Z.牛馬豚、経口、気道、創傷、節足動物、新大陸、口蹄疫に酷似、短い潜伏期、宿主域、日本での発生有無で判断、CF.ELISA.生、不活化ワクチン、治療なし


炭ソ.Bacillus-anthrasis、牛馬豚、Z.世界各国、日本で減少、炭ソ結節形成、牛馬で急性敗血症死、豚は慢性経過(アンギナ型で呼吸器症状、腸炎型で消化器症状)、皮下浮腫、天然口からの出血、血液凝固不全、脾腫大、夾膜染色、アスコリ反応、パールテスト、ガンマファージテスト、マウス、モルモットに接種で敗血症、生菌ワクチン、治療なし


リフトバレー熱とブルセラ病

リフトバレー熱V.反芻類、創傷、節足動物、垂直、アフリカ、中近東、牛は軽症(呼吸器、消化器症状)、羊は流産、脾腫と肝の巣状壊死と消化管出血、CF.ELISA.RT-PCR

ブルセラ病
B.abortus.melitensis.neotomae.suis.canis.
反芻類、豚など、経口、創傷、交尾、世界中、牛羊で流産、豚は不顕性、肉芽腫性病変、ブルセラ結節、炭酸ガス培養、CF、日本はほぼ清浄化によりワクチンなし。


結核とヨーネ

結核Mycobacterium-bovis.牛型菌、tuberculosisヒト型菌、牛、山羊、経口、気道、世界各国、日本でも散発、呼吸器症状(発咳)、結核結節形成、ツベルクリン反応、小川培地


ヨーネ病、ヨーネ菌、反芻類、経口、世界各国、日本常在、発熱、消化器症状(腸管粘膜の肥厚、わらじ状皺壁、水様性下痢)、マイコバクチン添加のハロルド培地、ヨーニン反応、治療なし


ピロプラズマとアナプラズマ
牛のバベシア症
B.bigemina.bovis
牛、節足動物、熱帯から亜熱帯、bigemina(貧血、血色素尿、持続感染しない)
bovis(発熱、貧血、黄疸、血色素尿、持続感染する)、間接蛍光抗体法、弱毒化株ワクチン、抗ダニワクチン

牛のタイレリア病
T.parva
T.annulate
牛、節足動物、熱帯、貧血、黄疸、体表リンパ節腫大、全身臓器にシゾント感染リンパ球が滲出、間接蛍光抗体法、弱毒化株ワクチン、抗シゾント剤


馬のピロプラズマ病
B.caballi
T.equi
南ヨーロッパ、ロシア、中央アジア、馬、節足動物、発熱、貧血、黄疸、肺の水腫性肥大、ヘモジデリン沈着、間接蛍光抗体法、治療イミドカルブ


出血性敗血症と家禽コレラ
出血性敗血症
Pasteurella multocidaの夾膜抗原BまたはE型、菌体抗原6or2or2.5
反芻類、豚、経口、気道、東南アジア(6.B)、アフリカ(6.E)、中近東と北アフリカ(両血清型)、急性熱性全身感染症、急死、敗血症、出血、MBあるいはギムザで両端染色性の小桿菌を検出

家禽コレラ
Pasteurella.multocidaの夾膜抗原A型、菌体抗原05/08/09型
鶏、経口、気道、アフリカ、中近東、アジア、欧米、日本では減少、高致死率、呼吸促拍、下痢、敗血症、多発性巣状壊死、生、不活化ワクチン(海外)、日本は殺処分


BSEとスクレイピー


鼻疽と馬伝染性貧血とアフリカ馬疫

鼻疽Barkholderia-mallei、馬、経口、気道、創傷、東ヨーロッパ、中東、アジア、アフリカ、肺鼻疽(肺炎)、鼻腔鼻疽(膿瘍、結節、鼻汁)、皮疽(結節)、念珠状結節、Straus反応、マレイン反応、ワクチンと治療なし


馬伝染性貧血ウイルス、馬、世界各地、日本では減少、節足動物、垂直、創傷、急性で貧血を伴う高熱、亜急性で回帰熱、慢性で持続的ウイルス血症、キャリアー、担鉄細胞、脂肪組織のコウヨウ化、点状出血、肝、脾腫大、浮腫、にくずく肝、ゲル内沈降反応、淘汰

アフリカ馬疫ウイルス、馬、節足動物、アフリカ、肺臓型(呼吸器症状、肺水腫)、心臓型(心不全、浮腫、点状出血)、混合型、発熱型、乳飲みマウス脳内接種、生、不活化ワクチン、淘汰



家禽コレラと家禽サルモネラと高病原性鳥インフルエンザとニューカッスル


家禽コレラ
Pasteurella-multocida夾膜抗原A型、菌体抗原05、08、09型、両端染色性小桿菌、鶏、経口、気道、アフリカ、中近東、アジア、欧米、急死、呼吸器症状(呼吸促拍)、消化器症状(下痢)、敗血症死、多発性巣状壊死、生、不活化ワクチン、日本は淘汰


高病原性鳥インフルエンザウイルスH5H7亜型、鳥、経口、気道、アラスカ、シベリア、カナダ、日本、呼吸器症状(開口呼吸)、消化器症状(緑色下痢便)、神経症状、チアノーゼ、出血、壊死、蛍光抗体法、治療なし、オーストラリアには不活化ワクチンあり


家禽サルモネラ菌血清型09ひな白痢菌S.pullorum、世界的に減少、日本では激減、敗血症、白色下痢

鶏チフス菌S.Gallinarum、メキシコ、アフリカ、中南米、日本になし、チフス結節、肝、脾腫大、全血急速凝集反応、血清凝集反応、摘発淘汰


ニューカッスル病ウイルス、鳥、経口、気道、創傷、世界各国、日本でも続発している、強毒内臓型(呼吸器症状、神経症状、緑色水様下痢)、強毒神経型(呼吸器症状、神経症状)、中等毒型(呼吸器症状、下痢)、弱毒型(軽い呼吸器症状〜無症状)、蛍光抗体法、生、不活化ワクチン、治療なし



豚コレラとアフリカ豚コレラと豚水胞病


豚コレラウイルス、豚、経口、気道、垂直、アフリカ、アジア、南米、ヨーロッパ、日本で減少、急死、神経症状、下痢、胎子感染で流死産、皮膚炎でひね豚、END法、生ワクチン、日本ではワクチンなし。治療なし


アフリカ豚コレラウイルス、豚、節足動物、創傷、アフリカ、消化器症状(血便)、全身性の出血、チアノーゼ、脾、リンパ節腫大、ELISA、ウェスタンブロット、ワクチン、治療なし


豚水疱病ウイルス、豚、経口、気道、創傷、イタリア、ポルトガル、口蹄疫に酷似の症状、RT-PCR、ワクチン、治療なし



アメリカ腐ソとヨーロッパ腐ソ

アメリカ-Paenibacillus_larvae、幼虫、世界各国、日本、陥落した有蓋房、空胞の存在、HOLSTのミルクテスト、シスト検出、エチレンオキサイド薫蒸消毒、マクロライド系抗生物質、治療なし

ヨーロッパ、Melissococcus_pluton、幼虫、世界各国、給餌を介して感染、無蓋房、後期幼虫の死体、巣房の配列不規則、シスト分離、予防はアメリカと同じ。




猫カリシと猫伝染性鼻気管炎と猫汎白血球減少症

猫カリシウイルス、猫、世界各国、経口、経鼻、猫の代表的上部気道疾患の1つ、呼吸器症状(舌、口粘膜に水疱、潰瘍、上部気道炎、初期は滲出性肺炎、再生期は間質性肺炎)、扁桃に潜伏感染しウイルス排出、蛍光抗体法、中和試験、3種混合ワクチン、対症療法、抗生物質


猫伝染性鼻気管支炎、猫ヘルペスウイルス1、猫、世界各国、経口、鼻、猫の代表的上部気道炎の1つ、上部気道炎、結膜炎、多発性皮膚炎、神経症状、流産、三叉神経に潜伏しウイルス排出、核内封入体、蛍光抗体法、3種混合ワクチン、対症療法、抗生物質


猫汎白血球減少症、パルボウイルス、猫、世界各国、経口、妊娠猫で流死産、小脳形成不全による運動失調症、子猫で消化器症状(嘔吐、下痢、血便、空回腸充出血)、胸腺萎縮、PCR.ELISA.ペア血清によるHIや中和試験、3種混合ワクチン、対症療法、抗生物質


猫腹膜炎FIP

コロナウイルス、猫、世界各国、経口、経鼻、滲出型で腹水貯留により腹部膨満、滲出性、粘チョウ性腹水、非滲出型で化膿性肉芽腫(線維素析出)、ぶどう膜炎(眼病変)、神経症状、PCR、対症療法



猫白血病FeLVと猫免疫不全症FIV(レトロウイルス感染症)

FeLV、猫、世界各国、日本、接触、垂直、リンパ腫(胸腺型で呼吸困難、チアノーゼ、消化管型で嘔吐、下痢、血便、多中心型で全身リンパ節の左右対照性肥大)、白血病、免疫不全、再生不良性貧血、PCR.ELISA、不活化ワクチン



FIV猫免疫不全ウイルス、猫、世界各国、日本、交尾、咬傷、病期別に、急性期(リンパ節腫大)、無症侯キャリアー期(無症状)、持続性全身リンパ節腫大期、AIDS関連症候群期(口内炎、歯肉炎、皮膚炎、上部気道炎)、AIDS期(腫瘍、免疫不全、汎白血球減少症、日和見感染)、PCR.ELISA、対症療法




犬伝染性肝炎と犬ジステンパーと犬パルボウイルス

犬伝染性肺炎
犬アデノウイルス1型、経口、経鼻、世界各国、日本で減少、肝炎、ブルーアイ(一過性の角膜混濁)、持続感染してウイルス排出、不顕性が多い、肝腫大、点状出血、脆弱化、胆嚢壁の水腫性肥厚、ペア血清を用いたHI反応、犬アデノウイルス2型を弱毒化生ワクチンとして使用、対症療法



犬ジステンパーウイルス、接触、飛沫、世界各国、日本、多様な症状(二峰性発熱、呼吸器症状、血様下痢、神経症状、ハードパッド)、胸腺萎縮、細胞質内および核内封入体、ELISA.RT-PCR、弱毒生ワクチン、対症療法



犬パルボウイルス2型、接触、世界各国、嘔吐や血便を伴う消化器症状と白血球減少症が特徴、心筋炎型(非化膿性心筋炎)、腸炎型(下痢、充出血)、DICによる壊死、妊娠犬で流死産、一才以上で無症状感染、ELISA、ペア血清によるHI反応およびIgMの上昇の証明、生、不活化ワクチン、治療はインターフェロン製剤と対症療法


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