先日、352人もの新生児に接触していた助産師が
結核に感染していたという恐ろしい事件があったばかりだが、
今度は有名女芸人まで結核に罹患したというのだから、
最早深刻な社会問題だと捉えてもよかろう。

女性お笑いコンビ・ハリセンボンの箕輪はるか(29)が、
肺結核のために入院したことが、
所属事務所のよしもとクリエイティブ・エージェンシーのHPで発表された。
箕輪は数日前から咳が出て体調不良を訴え、
今月3日に病院で受けた精密検査にて肺結核と診断され、
約2ヶ月間の入院が必要と命じられたのだそうだ。
尚、相方の近藤春菜(26)は現時点で感染していないというが、
近藤も危ういと覚悟しなければなるまい。

箕輪は5日に行われたテレビ番組の収録を欠席したことから、
勘付きが良ければ箕輪に一大事が起きたのではないかと予感できただろう。

昨年12月1日から今年4月3日にかけての4ヶ月間、
吉本興業系劇場やライヴ会場、テレビ番組の収録スタジオ等で、
ハリセンボンのライヴを観覧した客に空気感染する危険性があるため、
東京都や保健所では接触者の調査に乗り出し、健康診断の実施を決定した。
もしも、観客は当然のこと、
会場に居合わせた他の芸人やマネジャー等にも感染が蔓延していたとしたら、
芸能界全体を揺るがす大事件に発展しかねないだろう。

箕輪の結核の症状が悪化すれば、
芸能界にとって大きな損失になることは間違いなく、
芸能界や放送業界がより衛生面の強化に乗り出すことによる費用も
かさんでしまう可能性も考えられる。

結核とは、結核菌の空気感染で広がる感染症で、
発症までの期間に個人差があり、大抵は肺に罹患することが多い。
古くは"死に至る病気"と云われていたのだが、
現在は早期診断や薬の投与等により完治することが可能になっている。
ただ、完治までには相当な期間を要する病気でもあるのだ。
風邪と似た症状が出るので、"たかが風邪"と思ってはならず、
もしも周囲に咳込みが長引いている者がいるならば、
絶対に病院の診察を受けることを薦めておく。