どくしょ。るーむ。

話題の小説、おすすめの文庫本など、感想とあらすじを書きとめた読書日記です

このブログについて -年内最後の更新

ごぶさたしてしまいました。

何ということなくブログの更新を怠けてしまい、気が付くと3ヶ月もたってしまいました。
「そろそろ復帰しよう」と何度も思いながら、こんなに長期間休んでしまったことはなく、「今さらどのツラ下げて」という思いもハンパなく、戻りづらくなっていました。

休止中にもかかわらず、たくさんのコメント、トラックバックをいただきありがとうございます。

今年の後半はあまり本も読めなかったので、毎年恒例の今年のお気に入り本のランキングもできません。
他のブローさんのところにも伺えず、今どんな本が流行っているのかにも疎くなってしまいました。
それでもこれからまた少しずつ更新していくつもりですので、よろしければまた遊びに来てやってください。

それではみなさま良いお年を。

著者:道尾 秀介

感想:
『光』は田園風の街並みのなかで生きる少年、少女たちの物語。
地元に伝わる湖の伝説。教頭先生によると、その伝説には続きがあるという。謎の洞窟をを見つけた利一たちは、伝説の真偽を確かめるため、その奥へと進み始めた……。
7つの物語から成るノスタルジックな少年小説。
少年たちの冒険は好奇心にあふれ、どこか危なっかしい脆さと未来への希望を感じます。各章終わりには、物語を振り返る、大人目線の心境が語られます。
児童文学風なのでお子さんが読んでも楽しめるとは思いますが、この味わい深さは大人になったからこその役得かもしれません。
道尾作品らしく、「私」という一人称に多少の仕掛けがあったようですが、今回ばかりはどちらでも良かった気がしました。

オススメ度:☆☆☆
ポイント:懐かしさの漂う少年小説。自身の在りし日を思って読むと楽しいと思います。

あらすじ:
仲間とともに経験した、わくわくするような謎。逃げ出したくなる恐怖と、忘れがたい奇跡。誰にも言っていない将来の夢と、決死の大冒険。

光

ラバー・ソウル

著者:井上 夢人

感想:
井上夢人さんの『ラバー・ソウル』は、ビートルズのアルバム『ラバー・ソウル』をモチーフにしたサイコミステリ。
容姿にコンプレックスを持ち、ビートルズの評論を書くことだけが社会との繋がりだった鈴木誠。ある事故現場に居合わせ、モデルの美縞絵里と出会ったことによって彼の運命の歯車は廻りはじめた……というストーリー。
鈴木誠、美縞絵里、彼らにまつわる人物の語りによって一連の事件が語られます。
鈴木誠の狂気じみた質疑応答は薄気味悪く、何度か心が折れそうになりましたが、まだ秘密がありそうなので頑張りました。
ある種の狂気をまとった愛の全貌。ラストはお見事、ガッツリ騙されました。
タイトルにまつわる緻密な設定がしてあり、ビートルズをあまり知らない私もこのアルバムを聴いてみたくなりました。

オススメ度:☆☆☆☆
ポイント:ストーカーの取り調べシーンは不快に感じるかも。こういうのは「嫌ミス」と呼ばれるみたいですね。

あらすじ:
洋楽専門誌にビートルズの評論を書くことだけが、社会との繋がりだった鈴木誠。女性など無縁だった男が、美しいモデルに心を奪われた。偶然の積み重なりは、鈴木の車の助手席に、美縞絵里を座らせる……。

ラバー・ソウル
ラバー・ソウル
Twitter プロフィール
Categories
Comments
Archives
ギャラリー(テスト中)
  • 新月譚
  • ビブリア古書堂の事件手帖2〜栞子さんと謎めく日常
  • 贖罪の奏鳴曲(ソナタ)
  • 盤上の夜
  • 夜の国のクーパー
Search
Profile

Thanks & Ranking
YAMA☆そざい屋本舗
素材をお借りしています

【ほんぶろ】〜本ブログのリンク集
ほんぶろ

Blog Ranking〜本・読書

にほんブログ村〜書評・レビュー
にほんブログ村 本ブログへ

JRANC〜読書
ブログランキング
Blog List
QR
QRコード
  • ライブドアブログ