著者:金城一紀
出版社:集英社

紹介文:
話題になっていた本ですが、あまり映画に詳しくないので読むのをためらっていました。
でも、本当に面白かったです。
「というタイトル通り、映画篇」映画にちなんだ5つの物語。
友情もの、恋愛もの、家族ものとバラエティに富んだ内容の作品集です。
どの作品にも『ローマに休日』が登場します。そのワケは最後に明らかにされるのですが、そのラストシーンがとても良いんです。
どの作品にもヒーローが登場します。孤独で恰好良い、自分だけのヒーロー。
ああ、映画だなぁと、とても爽やかな気分になれました。

オススメ度:☆☆☆☆

収録作品:
『太陽がいっぱい』『ドラゴン怒りの鉄拳』『恋のためらい/フランキーとジョニーもしくはトゥルー・ロマンス』『ペイルライダー』『愛の泉』