著者:中島 たい子
出版:集英社

感想:
気になっていた作家さん、中島たい子さんの『漢方小説』を読みました。
元カレの結婚話を聞いてから原因不明の胃の不調を感じるようになった31歳のみのり。漢方診療所で治療を受けるうち改めて自身を見つめ直すようになっていって……という話。
病気の話なので単純に明るい内容ではないのですが、素朴でユーモラスな語り口調で暗さを感じさせず、とても良い気分で読めました。
飾らず前向きな主人公の姿にも好感が持てます。
他の作品も読んでみたくなりました。

おススメ度:☆☆☆

あらすじ:
みのり、31歳、独身。元カレが結婚すると知ったその日から、原因不明のふるえに襲われた。病院でも異常は見つからない。行き着いた先は漢方診療所。独特の視点を持つ東洋医学に戸惑いながらも、自分に何が起きているのか答を探していく、みのり。