個人的にも熱いダービーが終わりました。
世代の頂点を決めるレースが終わると今度は2歳戦。世代の頂点を決める新たな戦いがまた始まります。一口馬主としてはダービー終わったら、また募集の時期がスタートとなるのですが、私にとっては2021産の募集馬検討の前に2019産募集馬のレビュー検証をしなければなりません。復習をしない人間は上手くならないし、そもそも何故上手くいったのかいかなかったのかを知ることで今後も更に目の肥えた一口馬主となれるわけです。毎年のライフワークであり、答え合わせと言い換えてもいいかもしれません。

他にもレビューを書いているブロガーさんやYouTuberさんもいますが結局褒めた馬も貶した馬も、書きっぱなし言いっぱなしなら何言ってもいいんですよね。見解としては大当たりも大外れも当然あるわけですから、それを後から反省することで来年度以降に生きてくると思っています。

実績制が敷かれている現状のシルクで、私のような超低実績では、好きに馬は選べません。絨毯爆撃のように複数頭爆買いし、毎週複数出走みたいな富豪一口民に勝つには、将来を見据える目が何よりも大切です。その目を鍛えることが当たりを引き続ける最善策と信じて疑いません。


前置きが長くなりましたが、2020募集馬のシルクの成績(ダービー終了時点)

勝ち馬率41.0%(34/83)
重賞勝ち馬率0.02%(2/83) 
OP勝ち馬率0.04%(3/83)

イクイノックス、ピースオブエイト、コラリンがオープン競走勝ち馬でした。出資されていた方おめでとうございます。勝ち上がり率は昨年度が6月終了時点で52.4%でしたから、あと1ヶ月でどれくらい上げてくるかですね。重賞勝ち馬頭数は昨年度と同じ数(ピクシーナイト、クールキャット)でした。世代としては、トップ級のイクイノックスが牽引しましたが、東西の募集価格1億超えのアプリシティー、ローマンネイチャーなどのディープ牡馬が共に1戦0勝と大不振。代わりにキタサンブラック、ドレフォンの新種牡馬勢が勝ち上がり頭数は頑張りました。この2頭の種牡馬は今年のクラシックでも活躍したので、アフターディープの世界では要注目種牡馬でしょう。


また、私はシルク会員歴10年間の中で徹底して新種牡馬はケンの方針を貫いていましたが、唯一の例外としてドレフォン産駒には出資しました。その理由は出資馬であるケアレスウィスパー19(スペクトログラム)のレビューで触れているので、是非お楽しみに。


記事は例年どおり関東馬で1本、関西馬で1本、追加募集馬で1本の予定です。