記事を書いてます5月14日朝、「久保建英レアル・マドリード入りへ」との情報がTLを賑わせております。
早ければ14日にも発表!とありますが筆が遅れている私も

「のるしかない このビッグウェーブに」

という事でスペインサッカー観戦記を書き進めたいと思います。
さて第3話ということでようやく試合当日です。
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前夜、バルをハシゴしスペインワインとタコのガリシア風にすっかり魅了された私。
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ホテルに戻ってからもなかなか寝付けず、珍しく睡眠不足。

#1の【準備編】チケット手配のところでも書きましたが結局試合の日時の決定は試合5日前でした。
7日前に1度、最終節は18日21時開始!と公式からリリースされたのですがその2日後にマドリーとバルサは19日ね、と。

これにはリーガ公式へのリプ欄にも「なんで3日間で3度予定かえるんや。お前らアホか」という書き込みも。

テレビ放送の関係でこのリーガではこのような形だそうなんですが、我々はDAZNで観られますからね。
現地の方にとっては予定立てずらいだろうなぁ。

やはりリーガ観戦には滞在日程に余裕を持たれることをオススメします。

そして決定した試合開始時間はお昼の12時。
スペインの時間の感覚的に日本の感覚から2時間はズレていますからJリーグが午前10時に設定されるような感じでしょうか。

だいたいスペインの朝食のお店は9時頃オープン。早いところでも8時です。

かなり朝からタイトなスケジュールになりました。

下調べしておいたお店で朝食。
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このエッグベネディクト、めちゃうまでした。

時間も押してしまったのでタクシーでサンチャゴ・ベルナベウスタジアムへ。

※地下鉄ですと10号線のその名も「サンチャゴ・ベルナベウ駅」から歩いてすぐです。

タクシーのおっちゃんに行き先を告げると「イャーォ!いいね!」とテンションマックス。

『スタジアム近くは道路が規制されてるから近くまで行くぞ。どこのゲートか分かる?』と聞いてくれます。

「おっちゃん、おいらメガストアにも行きたいんだ」と伝え、観戦する座席とは裏側のエリアを目指してもらいます。

スタジアムに近づくと警察が道を封鎖しているのでここで下車。
『ここをまーっすぐだ。まーっすぐいって右側にスタジアムがあるぞ!』とおっちゃん。

10分も歩かなかったと思いますが、閑静な住宅街を抜けてオフィス街。その向こうにスタジアムが。
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こんな街中にあるとは。
市街地にも近くてアクセスもいいところも
我らが日産スタジアムと同じですね。

スタジアムへの道すがら、たくさんの露天があります。
これら全て非公式なのだと思いますが、皆さんたくさん買ってますね。
メガストアで公式のものも見ましたが正直申し上げて露天で売ってるものの方がセンスいいです。

そして値段は3分の1。
作りは粗かったりなぜかリーベルvsボカとかあるんですけどね!
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これ、見たかったんです。
ヨーロッパのスタジアムといえば騎馬隊。
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この人だかり、何かと言うと両チームのバスが到着する、ということで道路を封鎖していたんです。

しかしGoogleマップでみるとメガストアはこの道路の先。

選手バス到着前はメガストアに入れなくなるってことでしょうか。
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バスが到着すると程なくして封鎖解除。

到着したばかりの選手バスを見ながら…
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スタジアム隣接のメガストアへ。
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敷地は広いのですが品ぞろえは街中でみたオフィシャルショップとあまり変わらない印象。

何点かお土産を買いましたがいそいそと外に出ます。

スタジアム外周をぐるっと半周。
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当日販売も行われてました。
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ゲートに到着。
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今回手配したVIPチケットもゲートは普通。
左側にある専用レーンから入れます。

ちらっと写っているスーツ姿のイケメンが丁寧に迎えてくれます。

しっかり英語を話せる方なので逆に私はチンプンカンプン。
そこから女性のアテンドに引き継がれ…
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ラウンジへ。
チャンピオンズリーグを始め、ヨーロッパ系の大会でのトロフィーを展示している部屋をラウンジとして使えるようにしているんですね。
おそらくスタジアムツアーでも見られる部屋かと思いますが、ケータリングやお酒が本格的です。

恥ずかしくて写真撮れなかったんですが、生ハムもドーンと豚の脚が置いてあってそこから切り出してくれます。

ワイン類も沢山あって銘柄はおまかせで飲んでました。
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しかし、もう試合1時間前を切っています。
美味しい料理やお酒もいいのですがアップが見たくてソワソワし始めた私。

何も言ってないのに「アップ見たいんでしょ?」と察してくれるうちの奥さん。

日産スタジアムにも一緒に行く度、アップからみたい!と繰り返していたのが功を奏しました。

ラウンジ出たところでマッチデイプログラムとエリアVIPとプリントされた帽子をもらい、座席に案内されます。
ちなみに帽子はデザインイマイチなので使わずw

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案内されながら撮ったので斜めってます。

私の座席から撮ったのがこちら。
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めっちゃ近い。
もうDAZNでは見られませんが、結構中継にも映ってました。

ゴール裏。
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後で知ったのですがレアルのゴール裏というか公式応援席ってウルトラスを排除したかったペレス会長の思惑もあって設置されたとか。

アップの時にもみなさん思い思いにキャーキャー言ってます。

ベンゼマ&モドリッチ
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マルセロちっか!
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ヴァラン
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クルトワ&ナバス
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建英も同じ形、と報道されたヴィニシウス。
かれもレアルBから抜擢された選手ですね。
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試合時間が決まらず振り回されましたが、デーゲームで良かったなぁ!写真撮れるし。

そしていよいよ選手入場。
レアルの試合ではこのアンセムと共に選手が入場してきます。
曲名は「hala madrid y nada más」。

直訳すると「行け!マドリード これ以上何もない」。
ニュアンス的には「最高だぜ!」って感じかな。

10度目のヨーロッパチャンピオンズリーグ制覇を記念して作られた曲とのこと。

古くから歌い継がれているバルサとは少し違いますね。対抗心もあってかもしれません。

しかしこの荘厳な感じのメロディー、好きです。
みんなそれぞれが口ずさみ、フィールドに散っていく選手を観客のほぼ全てが立ち上がって拍手を送る。

この雰囲気、最高でした。

マリノスにも素晴らしいアンセムがあります。
これはどちらが良い悪いではないですが歌詞がある分、みんなで歌って作られる空気はいいですね。

マリノスのアンセムには歌詞はありませんが、その役割が民衆の歌になるのだと思います。
自分たちで作った訳でもないのにこれ程ピッタリくる曲があることも改めて素晴らしいことだ思いますね。
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さて、試合の方は今世紀最悪のシーズンとの呼び声の通り、0-2で敗れたレアル。


1失点目まではまだサポーターも声援をより大きくして選手を鼓舞していましたが、2点目をとられてからは応援すらトーンダウン。

これはよくありませんね。
既に順位も3位で確定してしまって勝っても負けても何も変わらない状況とはいえこれはちょっと…。

ジダン監督も今シーズンを終わらせて次の準備なんてコメントを出してましたがちょっと残念。

あと個人的な感想としてはみる場所はそれぞれだとしても観客が各々の場所で楽しんでいるよう感じたことでしょうか。

我々はバクスタ、反対のメインや上の階からもチャンスの時には歓声が降ってくるような感覚。
近くの人達もスペイン語、英語であーだこーだ楽しそうに論じながら観戦しています。

ゴール裏が逆に大人しいことも相まってスタジアム全体で同じような空気感だったように感じました。

声出す人はゴール裏、じっくり見たい人はバクスタ2階、と目的によって別れているのも一理でしょうがこのそれぞれがそれぞれの場所で楽しむ空気感はサッカー観というか観戦する文化の深さを感じました。
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試合終了もそれなりのブーイングがありましたが、正直もっと荒れるかと思いました。
今シーズンについては諦めというか、やっと終わったって感覚なんでしょうか。

そして観衆の撤収が早いこと!
この日は5万6000人ほどの来場との事でしたが、試合終了を待たずに帰る人もいました。
また、試合後に選手がピッチを1周したりゴール裏に挨拶に来ることもありません。

ビッチ中央付近からスタンドに向けて各々で拍手を送る程度。

これを見たら、選手がピッチを1周したりゴール裏に挨拶に来てくれるって言うのは当たり前のことではないんですよね。

以前、負けた試合は近くまで来ないとかゴール裏の中心は避けてるなんて言ってる人もいましたけど挨拶に来てくれることが当たり前ではない以上、マリノスの試合ではこういう時間を今まで以上に大切にしたいな、と思います。

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このシーズンで退団濃厚と報道されていたケイラー・ナバスに向けてのチャントと声援でブーイングが程なくかき消された辺りから人の波が出口へ殺到します。

私達は試合後も30分ほどラウンジが使えたのでそちらでデザートなど食べつつ時間を調整しましたが、スタンドに残る人も早々に出口へ促されていたのでだいぶバタバタした印象。

ラウンジ内では全体へのアナウンスではなく1組ずつスタッフが声をかけながら「まもなくラウンジが閉まります」と案内。
私達も出口に向かいます。

そこで貴重な光景が。
ラウンジをでて外に向かう前に名残惜しくて最後にもう一度スタンド側に入れないか、と思いスタッフにお願いしたところ、ちょっと立ち寄ってくれました。
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そこには無人のスタンドとピッチに数名の人影。
周りでは芝の整備や機材の撤収が行われていたのですがとある選手がピッチに座ってお子さん達と何やら話をしています。

ここでは名前はあげませんが、彼も今シーズンで放出されるのでは、と報道されていた中に名前がありました。

心情は分かりませんが、時間が止まったような静寂の中でのその姿はなんとも言えないものでした。

また、周りでは、おそらく選手の子供たちが一緒にボールを蹴っている姿も。
ベルナベウでボール蹴れるなんて羨ましいぞ!!

そんな光景を見たあとは私達もようやく帰路に。
地下鉄はまだ混雑が続いていたようでたまたまつかまえられたタクシーでホテルまで戻ります。
その時点で15時半頃。
スペインの感覚ではお昼すぎですね。

そんな感じ初めてのスペインサッカー観戦は終了。

レアル・マドリードの日本語版ページではよくこの言葉が使われています。

「夢見た場所へ行こう」

まさに夢見てました。

レアル・マドリードが好き!
マドリディスタです!
なんて言うつもりはありません。

私の愛するクラブはマリノスだけ。

前にも述べましたがサッカーの最高峰、ヨーロッパ。
そこで本場の空気の中に身を置いてサッカーを見たかったんです。

そういう意味ではレアル・マドリード、そしてサンチャゴ・ベルナベウという場所は十分夢は叶えられと思います。
チームの調子は悪かったですがw

今日の報道を受けて、我々とも共に戦った建英がここで躍動することになったら堪らないものがあります。

建英にとってベストな選択であればと思いますし、まだ正式発表前ですからバルサやPSGの巻き返しもあるかもしれません。

ただ、もし機会があれば白いユニフォームを纏ってベルナベウで戦う建英を観に、またここに来たいなぁ。

マリサポの皆さんも同じ気持ちの方は多いかと思います。
旅程を建てる時の参考になればとも思い書きましたので役に立てれば幸いです。

さて、私の旅はこの後バルセロナに移ります。
カンプ・ノウにも行きましたのでそちらも書ければいいのですがらどうなる事やら。

あるかどうかはわかりませんが#4もご期待ください。