2010年03月21日

ヨドコウ迎賓館

ヨドコウ迎賓館[兵庫県芦屋市] 特別展示「三代目大木平蔵作 有職雛人形」[2/13-4/4] △

ヨドコウ迎賓館 玄関
駅から歩いて10分くらいか、坂を少し上がった所にあってなかなか眺めの良いところにあった。
由来を読んでみると、もともとは桜正宗のオーナーであった山邑太左衛門氏の別邸だったが、戦後に淀川製鋼所が買い取ったようだ。

この建物は帝国ホテルを作ったライトがデザインしたものとして有名で、重要文化財になっている。
実際に中に入ってみると、テレビドラマに出てきそうなお金持ちのお屋敷とはこんなものかと思うなつくりになっていて、自分が当主になった気分になる。

使用人の部屋とか思わぬ所に部屋があって、中はちょっとした迷路のようになっている。
そのうちの和室になっている部屋に人形が展示されていた。この人形は山邑太左衛門氏の娘さんのためのものだったが、奇縁というのか淀川製鋼所が所蔵することになって、そののち山邑氏ゆかりのここで毎年一般公開しているとのこと。
雛人形のほかに、花嫁人形や、花見の様を表してた花観人形なども展示されていた。

この建物にはバルコニーがいくつもあり、これは4階の南側のバルコニーから撮ったもの。
ヨドコウ迎賓館 バルコニーから
石材には大谷石が多用されていて、それが独特の雰囲気を醸し出していた。            

今日は黄砂で街並みがかすんでいる。昔はこれを春霞と言ったのだろうか、今は無粋に黄砂などと言う。
ヨドコウ迎賓館からの遠望


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社寺・庭園等 | 美術展 日本(明治以後)

コメント一覧

1. Posted by 普請道楽   2010年03月22日 23:42
ご無沙汰してます。
このネタで絡まない訳にはいきませんよね。

ヨドコウ美術館は、建築オタクには極めて著名な物件です。
近代建築3大巨匠(F.L.ライト、ル・コルビュジェ、ミース・ファン・デル・ローエ)が日本に遺した名作のうち、個人邸で内覧可能な物件は、これしかありません。
関西の方はいつでも行けて羨ましいですね。

家のプロポーションといい、ディテールのマヤ風デザインといい、美の塊です。和室と洋室の混在がありますが、唯の和洋折衷とはレベルが違いますもの。
サロンのソファが窓際に置かれ、その部分だけ幾分天井が低く設置されている辺りはご覧になられました?
母体回帰本能をくすぐりながらも、他の高さとのコントラストが現れていて、一番のお気に入りなんです。
もし未確認なら、もう一度足を運んでみては如何でしょう?

また機会があれば、茨木市にある「光の教会」もいらしてみて下さい。
自動車の利用は不可ですのでバス便のみとなりますが、休日の日中に行く価値はあると思います。
近代の名作と現代の名作。
比較論を伺ってみたいです。
2. Posted by Hokurajin   2010年03月23日 20:48
建築物と言えば普請さん。お久しぶりです。
おかげで私もちょっとだけですが、関心を持つようになりました。
最近訪れた司馬遼太郎記念館と姫路文学館が、ともに安藤忠雄さんの設計だと言うことを知って、なにかしら縁を感じていたところです。
この建物は個人的な印象としては、かなり趣向を凝らしたところがあるように感じました。

サロンのソファ。
重要文化財なのでこのソファには座らないで下さい。という注意書があったので、近寄りがたくてそのあたりをよく見ていませんでした。またの機会に見てみることにします。

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少年時代を過ごした、あるところから名前を拝借しました。

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せめてここでさまざまな世界を巡ってみたいと思っています。'05.8.14
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