2010年03月09日
SHURE SRH750DJ 改造計画その2(ケーブル改造編)


時間は掛かってしまいましたが、ようやく完成しました。
SHURE SRH750DJ ケーブル交換の結果です。
左写真がデフォ、右写真が新装したケーブルです。
見事にストレートケーブルになりました。
2本あるのは、部屋用の長め(4m弱)とWALKMAN用(1m)です。
大した手間ではないですし、材料費も安いですので、
駄目で元々と試される方向けの記事です。
まず2.5mm超ミニプラグのケーブルを用意しましょう。
私は今回2本作りたかったので5mのケーブルを買って切り離しました。
無論2.5mmの端子と、シールド(コード)だけを買ってもOK。
でもSHUREのヘッドホン端子に入らなくても私は知りません。
購入したのは上海問屋で扱ってたケーブル。
以前の記事でトラックバックさせて頂いた先輩も活用されてたものです。
価格を見てもらえれば、純正品より安いとご理解頂けるかと思います。
メール便でさくっと購入して、早速切断ですw

本日使った3.5mmミニプラグ端子です。
220円/個 くらいのそこそこ安いものです。
自作派の人にはNEUTRIK(ノイトリック)と言えばご理解頂けるかと。
私も工学部卒ですし、それなりにバイク電装系やら回路弄ったことくらいはありますが、
オーディオケーブル弄るのは初めてです。
やはりネットで自作ケーブル派の先輩方の情報はキチンとチェック!
特にこちらのブログは解りやすかったです。
ただ完全自作でなく、使えれば良いので今回は既成のケーブルそのまま利用します。
私も線で音が変わると言うオカルトをあまり信じてないタイプなので・・・
さっそく切断しましょう。
おそらく、中には皮膜が赤のコードと、黒のコード、シールド代わりの裸線
と、3種類の線になってますね。
目測で作業可能な長さを剥いて、芯線を出し、捻っておきましょう。
なお、次の工程前に写真の用に、プラグのカバーを通しましょう。
テスターでキチンとどの線がどの極か調べましょう。
え? テスターがない!? 実は私もバイク用の簡易テスターしか見当たらず・・・
不便だったので、電池に余り線と適当なLED付けて通電チェッカーで誤魔化しましたw
ステレオプラグとケーブルの芯線をチェックすると、
先=L → 黒線
中=R → 赤線
根=G → 裸線
でしたので、メモっておいて写真の様に配線します。
配線したら短絡(ショート)してないか注意して半田付けします。
ホームセンターの一番安い小手と、細めのハンダを使いました。
ぶっちゃけ、なんでもOKです。
マニアでなければ、高い銀半田や、溶けにくい無鉛半田はヤメましょう。
絶縁にとグルーガン(ホットボンド)を流す手もありますが、
成分によっては絶縁体にならないのと、
低温で溶けるグルーガンだと何かの熱で液化したときにショートします。
やらない方が無難でしょう。
ハンダ付けが完了したら、通しておいたプラグカバーを被せて完了です。
なお、私の使ったプラグはネジになってるので楽ちんです。
私は2本同時作業で進めましたので上記写真の通りです。
さっそく音楽を・・・
ちょっと待ってください。
ショートしてて機器を壊したら元も子も無いので、再度通電チェックを忘れずに。
問題なければテストしてOKですよー。
最後にプチトラブル!
上海問屋の2.5mm超ミニプラグだけど、SHUREのヘッドホンに入るものと入らないものがあります。
僅かなサイズ差だと思うんだけど固有差がありました。
右写真でわかるかな・・・、デザインナイフで気持~ち削りました。
ややキツメにしておくとホールド感が良く、抜けにくいのである意味当たりですね。
結果、やっとカールコードの重さと取り回しから開放されて、使いやすくなりました。
そして思った以上に簡単に作れたのが良かったですね。大満足!
やや音がクリアになったよーな気が・・・いやいやきっとプラシーボ効果です。気のせいです。
SHUREヘッドホンはこちら。全てケーブル交換可能なものです。