徒然なるソフトウェア営業日記

文書管理システムを営業する上で、実際にあった悩み事など、その解決方法を徒然と書いています。

こんにちは。枚岡合金工具の鈴木です。

弊社のお客様から文書図面管理システム デジタルドルフィンズにて類似図面の検索ができないかと聞かれることがあります。

「出来かねます」と申し訳なく思いながら、お答えをしております。

また、以前にも弊社で類似図面検索の機能をデジタルドルフィンズに実装しようと開発者に動いてもらったことがあるのですが、上手くはいきませんでした。

何を持って、似ていると判断するのかが難しかったのです。

おそらくこの点をクリアしてくるのがAI類似図面検索ソフトウェアなのでしょうが、一筋縄ではいかない様子が私の耳に入ってきています。

何が似ているのかを設定、もしくは学習させなければならないので、すぐには使えない!

ということです。

すみません、もっと具体的にお伝えしたいのですが、聞いた話なので、これ以上お伝えすることができません。

OCRソフトウェアもそうなのですが、やはり導入後のトラブルとならぬよう実環境でデモをしてもらうのが現状では良さそうです。

もしデモをしたいとベンダーに伝え、ベンダーが実環境でデモをしたくないのであれば、したくないなりの理由が製品やサポートにあるのではと現時点では思ってしまうかもしれませんが、なぜできないのかは聞くようにしましょう。

またデモでは、おそらく粗も見えるかと思いますが、もし導入を決意するのであれば、気長にお付き合いする覚悟を持ってトライするのが良いかと私としては思います。

そのような先進的な会社が導入を先駆けてくださることで、そのソフトウェアがブラッシュアップされ、世の中が良くなっていくので、まだ導入を決断できない会社は今後に期待しましょう。

また、そのような状況になった時についていけるようにするためにも、今すぐの導入ではなくとも、情報収集はしていかなくてはなりませんね。

今回はあまり有意義な情報をお伝えすることはできなかったと思いますが、私もまた情報を集め次第、お伝えしていきます。

令和3年12月27日

「電子帳簿保存法」の改正について

国税関係帳簿書類を電子データで保存することを認めた法律「電子帳簿保存法」の改正等が行われ、令和4年1月1日より、帳簿書類等を電子的に保存する際の手続き等について、抜本的な見直しがなされました。

 詳しくは国税庁のホームページを参考にして下さい。(下記がURLです)

■国税庁 電子帳簿保存法改正のリーフレット

https://www.nta.go.jp/law/joho-zeikaishaku/sonota/jirei/pdf/0021005-038.pdf

■国税庁 YouTube

https://www.youtube.com/watch?v=OBEmmleCTwk

国税関係帳簿書類を保存するには、①「帳簿」の保存と②「書類」の保存の2種類があります。いずれも紙保存か電子保存の選択ができますが、今回の改正で電子保存の手続きが緩和されます。しかしながら会計ソフトが必要になり、別途コストが発生することになります。

なお弊社の文書管理システム「デジタルドルフィンズ」は、JIIMA(日本文書情報マネジメント協会)認証の会計ソフトではありません。

今回の改正で、現実的に一番大きな影響を受けるのは、③電子取引の取引情報を出力書面により保存する措置の廃止、です。取引情報「注文書、請求書、契約書、領収書等」の保存には下記の3つの方法があります。
 A:データ(PDF等)にタイムスタンプを押す
 B:改変できないシステム(訂正・削除ができない)に保存する
 C:事務処理規定を定めその規定に沿った運用を行う

現実的にはCによる運用が多くなると予想します。

「デジタルドルフィンズ」がBの改変できないシステムかどうかについては、システムの要件満たしていると考えられますが、まだ実例がなく今のところ確定的な回答ができないのが実情です。状況が変わりましたら報告させていただきます。

こんにちは!

今回はRFIDについてお伝えしようと思います。

RFIDはチップみたいなもので、1枚40円ほどの単価だそうです。

電波を用いてRFタグのデータを非接触で読み書きするシステムなので、タグを複数一気にスキャンすることがでることが特徴です。
電波が届く範囲であれば、タグが遠くにあっても読み取りが可能です。

下記参照
https://www.denso-wave.com/ja/adcd/fundamental/rfid/rfid/index.html



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写真は鍵の管理に使われるRFID

プラスチックのネームプレートの中に薄いRFIDが入っています。鍵が金属なので電波不良が起きないよう樹脂の中に埋め込んでいるとのことです。

専用のソフトウェアにて、何番の鍵が管理箱にあるかないかが確認できます。

情報提供
株式会社フジクラ・ダイヤケーブル様
https://www.fujikura-dia.co.jp/


ちなみに文書管理にもRFIDを用いることができますね。
本やキングファイルにRFIDタグを付け、どこにあるのか、誰が持ち出しているのか管理ができます。

電波が届けば、会社のどこにあるかまでもわかるそうですが、電波を発信するケーブルを張り巡らせるコストが大変そうです。。

お聞きした話ですが、某大手洋服販売店では、RFIDの活用をすでに行っているそうです。

服にRFIDタグをつけ、無人会計や万引き防止に役立てているそうです。

服にタグを付ける作業は元々行っていた作業なので、少ない費用で大きな効果が出せているそうです。

文書管理にも使える情報を仕入れましたら、また記事を書きます!

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