弊社のお客様から文書図面管理システム デジタルドルフィンズにて類似図面の検索ができないかと聞かれることがあります。
「出来かねます」と申し訳なく思いながら、お答えをしております。
また、以前にも弊社で類似図面検索の機能をデジタルドルフィンズに実装しようと開発者に動いてもらったことがあるのですが、上手くはいきませんでした。
何を持って、似ていると判断するのかが難しかったのです。
おそらくこの点をクリアしてくるのがAI類似図面検索ソフトウェアなのでしょうが、一筋縄ではいかない様子が私の耳に入ってきています。
何が似ているのかを設定、もしくは学習させなければならないので、すぐには使えない!
ということです。
すみません、もっと具体的にお伝えしたいのですが、聞いた話なので、これ以上お伝えすることができません。
OCRソフトウェアもそうなのですが、やはり導入後のトラブルとならぬよう実環境でデモをしてもらうのが現状では良さそうです。
もしデモをしたいとベンダーに伝え、ベンダーが実環境でデモをしたくないのであれば、したくないなりの理由が製品やサポートにあるのではと現時点では思ってしまうかもしれませんが、なぜできないのかは聞くようにしましょう。
またデモでは、おそらく粗も見えるかと思いますが、もし導入を決意するのであれば、気長にお付き合いする覚悟を持ってトライするのが良いかと私としては思います。
そのような先進的な会社が導入を先駆けてくださることで、そのソフトウェアがブラッシュアップされ、世の中が良くなっていくので、まだ導入を決断できない会社は今後に期待しましょう。
また、そのような状況になった時についていけるようにするためにも、今すぐの導入ではなくとも、情報収集はしていかなくてはなりませんね。
今回はあまり有意義な情報をお伝えすることはできなかったと思いますが、私もまた情報を集め次第、お伝えしていきます。