その時に気をつけるのが、自分をフロー状態にもっていくこと。
チクセントミハイが見たところによれば、明確に列挙することができるフロー体験の構成要素が存在する。
彼は8つ挙げている。
1.明確な目的(予想と法則が認識できる)
2.専念と集中、注意力の限定された分野への高度な集中。
(活動に従事する人が、それに深く集中し探求するする機会を持つ)
3.自己に対する意識の感覚の低下、活動と意識の融合。
4.時間感覚のゆがみ - 時間への我々の主体的な経験の変更
5.直接的で即座な反応(活動の過程における成功と失敗が明確で、行動が必要に応じて調節される)
6.能力の水準と難易度とのバランス(活動が易しすぎず、難しすぎない)
7.状況や活動を自分で制御している感覚。
8.活動に本質的な価値がある、だから活動が苦にならない。
フローを経験するためにこれら要素のすべてが必要というわけではない。
フローに入るためのもう一つの重要な条件に、他者に妨害されない環境がある。
電話がかかってきたり、だれかが部屋に入ってきたりといったいかなる妨害であっても、
おそらくフロー経験から引きずり出され、それに対応するモードに移行してしまうだろう。
Wikipediaから引用。
例えば、煙草を吸うときが良い例である。
ただ漫然と吸うのではなく、この空間を泳ぐような感覚で吸ったりする。
いかに長い間、フローな状態になれるかが最近の課題。
フロー体験 喜びの現象学
posted with amazlet on 07.06.25
M. チクセントミハイ Mihaly Csikszentmihalyi 今村 浩明
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