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フランスでも国民的歌手のエディット・ピアフは、波乱万丈のその人生も有名。
いろんなかたの演じる映画やお芝居を数作観たし、何冊かの本でもその人生には触れている。


「ピアフという女」は、いさらい香奈子さんがピアフの人生の語り部として始まり・・・いつしか、語り部ではなくピアフが彼女の中に降りている。

ひとり芝居だから出ずっぱりで語り、演じ、歌う。その中にちりばめられるのは、自分の選んだ言葉、自作の訳詞で綴られた18曲。

すべてノーマイク。アカペラもある。
ささやかれる歌声、ことばが飛び込んできて腑に落ちる、力強い歌声には心わしづかみされる。涙したり、鳥肌をたてたり、観ているこちらも忙しいこと。

ピアノのErinneさんも、アコルデオンの鳥海涼子さんも、繊細なサウンドで支え、音の引き算も美しい。

いさらいちゃんの女優と歌手の両方の魅力を引き出した、演出家:十朱加奈子さんの手腕も光っていたように思う。
公演が行われたアトリエ2+1の大きさも程よいし、小道具の使い方も小粋でお洒落だった。



6日間で9回公演、ノンストップの1時間40分、脅威である。
ピアフに対する想い、歌への情熱のほかに、実力も体力も伴わないと成しえない、素晴らしい舞台だった。


いさらいピアフに拍手喝采♪



こうして、感動をブログに残しているが、この公演は残念ながら昨日まで。
是非とも再演して、もっともっと大勢に観て聴いてほしい。きっと彼女は進化を続けるだろうから・・・


いさらいちゃん、お疲れさまでした。
大好きなシャンソン、更に好きにさせてもらいました。
幸せな時間をありがとう!