裏らかに日々創想

2007年10月10日から活動中のブログ本館です。コメントは内容確認後の掲載になりますので宜しくお願いします。

コメント自由帳&短信保管庫(2017年4月分)

短信の保管庫を兼ねた4月分のコメント自由帳です。私個人への連絡や、特定の記事には関係しないコメントは、こちらまで気軽にどうぞ。ただしアダルト系の投稿は公開しません。

『コング:髑髏島』が爆発しない理由の1つ

永岡ともよしです。2017年の春は音楽要素の濃厚な作品を中心に、注目したい映画作品が数多く揃いましたが、傾向として仲間外れの面が否めない弱みはあったものの、話題作の1つだった『キングコング:髑髏島の巨神』は、期待ほどヒットしませんでした。
髑髏島日本版
私は父と一緒に観に出掛けて、痛快な特撮ヒーロー作品として大いに満足してシネコンを離れ、その後も熱く語り合ったのですが、世の中の流れは違っていたようですね。

人気爆発に至らなかった理由の1つには、売り込みに際しての根本的な間違いがあったのではないかと思います。貼り付けたポスターではキングコングの脅威に対して、戦いを挑んだ人たちの姿を英雄物語として描く作品のように感じた人がいたのかも知れませんが、本当は島を脅かす残忍な米軍の侵攻を阻止するため、心優しい守り神のコングが大活躍するお話なので、女性客に「コングさん素敵です!」と熱狂してもらう戦略の方が望ましいくらいでしょう。戦争狂いの米国軍人と、コングを含めて愛し許す事を知っている存在との戦いでもあって、出遅れましたが作品の真価を知って欲しいと願っています。

『美女と野獣』で字幕版と吹替版を比べて

永岡ともよしです。注目のディズニー実写版『美女と野獣』が、海外よりも1か月以上遅れて日本で公開されました。先行する地域での評価が思ったほど高くないので、内容に関して少し不安を感じていたのですが、ディズニーらしい実写作品が観られて私は十分満足しています。本編が終わってクレジットが流れる3曲の部分が歌唱面では最も充実していますが、それは今回の映画が持つ成り立ちから、避けられない本質だと思います。
吹替サントラ盤

本編の出演者は本来ミュージカルの分野で活躍しているのではない人たちが大半で、その主要キャストに合わせて製作された音源を基にして歌わなければならない限り、ミュージカル経験豊富な吹替の日本版出演者も大きな制約を受けています。つまり、出演者を歌唱優先で選ばないと決めた時点で、今回の実写リメイク版は歌に明確な限界があると分かっている作品でした。私たち観客だって、それを大前提に評価するべきですね。

上手ではない人たちを、気付かないふりをして褒めろと書いている訳ではありません。エマ・ワトソンさんが、実は歌ってみたらウェストエンドの主演級に負けない声量の持ち主だったら、それは素晴らしい贈り物でしょうが、小さくて囁くような声でも、可愛らしく歌っていれば企画としては成功で、自分が求める歌唱のレベルに全然達していないなどと批判するのは、物事を理解する能力の無い馬鹿丸出しです。普段から舞台や映像のミュージカル作品に親しんでいる観客の多くは、最初から「そういうもの」と認識した上で出来の良し悪しを判断しているのに、今さらヒロインの歌唱力を取り上げて批判するなど、自分の常識の無さや間抜けさ加減を、わざわざ大声で宣伝するのと変わらない愚かさですね。

最後になりますが、ベルに何の本を読んだのか尋ねたおじさんが、つまらなそうだと呟く場面は、吹替だと昆夏美さんと安崎求さんの組み合わせで演じられています。それはヴェローナの恋人たちの物語らしいので、ジュリエットとロレンス神父の声だと分かって聴いていると、現役のミュージカル好きならば絶対つまらないなんて感じないと思います。

今度の共演は役柄の関係性が違いますね

永岡ともよしです。人気俳優の成河さんは、回転式劇場のお披露目となった新感線公演の後も大忙しで、夏から『子午線の祀り』と『人間風車』の出演予定が明らかですね。

☆『子午線の祀り』 作:木下順二 演出:野村萬斎
 出演:野村萬斎、河原崎國太郎、今井明彦、村田雄浩、若村麻由美 ほか
 世田谷パブリックシアター 2017年7月5日(水)〜23日(日)
  ※7月1日(土)〜3日(月)の3日間は、プレビューを開催します。
 料金:S席(1・2階) 8,800円 A席(3階) 5,400円 5月14日(日) 一般発売


☆『人間風車』 作:後藤ひろひと 演出:河原雅彦
 出演:ミムラ、加藤諒、矢崎広、松田凌、堀部圭亮、良知真次 ほか
 東京芸術劇場プレイハウス 2017年9月28日(木)〜10月9日(月)
  ※大阪・森ノ宮ピロティホール(10月下旬)など、東京以外でも各地で上演予定。


『子午線』は1979年の初演作品で、そこまで時代を戻らない『人間風車』も2000年初演ですから歴史ある作品が続きます。さらに年明けは、井上芳雄さんと再共演する『黒蜥蜴』が待っていますね。三島由紀夫版で、こちらの初演は1962年まで遡ります。

井上芳雄さんと成河さんは、『ハムレット』で題名役とホレーショー、『エリザベート』はトートとルキーニでの共演でした。3度目の舞台では明智小五郎と黒蜥蜴の配下・雨宮を演じるので、過去2回の関係性とは違って来ますね。成河さんの雨宮役は、私を含めて多数の人が抱くイメージとは、かなり離れていると思いますが、演出のデヴィッド・ルヴォーさんが判断した結果です。そして成河さんは、不可能を可能にする俳優さんなので、きっと1つの決定版だと言い切れる『黒蜥蜴』の雨宮役を見せてくれると期待しましょう。
ともよしの短信です
通常の記事は不規則掲載ですが
短い文章を連日更新しています。
もちろんコメントは大歓迎ですよ。

【2017年4月26日 18:00】
『雨に唄えば』素晴らしいですね。
大スター主演の存在感ではなく
全体の実力が見事だと思います。
宝塚大劇場(〜5/29)
雪組太陽傳
宝塚大劇場(6/2〜)
花邪馬台
宝塚大劇場(7/14〜)
月大劇場
福岡・博多座(5/4〜)
月博多座
レトロ調なNHK時計
※この時計の時刻は、閲覧しているパソコンのものであり、必ずしも正確な時間とは限りません
明治座の5月公演です
明治座歌舞伎
日生劇場の5月公演です
ギャツビー東阪
帝劇の5〜7月公演です
帝劇レミゼ
三越劇場の6月公演です
三越新派蜥蜴
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