Basque Style - ディスカバリーバスク オフィシャルブログ

フランスとスペインにまたがるバスク地方。 旅行会社勤務時代、この地に訪れ恋におちてしまった。。 そんなこんなで、現在はスペインバスク・フランスバスク地方の旅行コーディネーターを行う、ディスカバリーバスクを作り、コーディネート業、ガイド業を行っております、KAORIです。よろしくお願いします。 オフィシャルホームページ:jp.discoverybasque.com

スペイン生活11年。

もう日常生活で驚くことはほとんどなくなってきましたが、
このコロナの対応策を通して、国民性が顕著に表れたなと
感じるわけです。

今日は2022年5月20日。
ちょうど、約2年間に及ぶ、法律による屋内でのマスク着用義務が
(一時はこちらスペインでは屋外でも義務の時期も長くありましたが)
4月20日に解除されて1か月。

2年間の義務というのは、そこそこ長いもので、
コロナ前までは、マスクなんて「病院で一部の人が利用するもの」という
意識から →
「マスクをすると相手の言っていることも聞こえないし、
コミュニケーションするにはものすごく目障りだけど、着用して
共存しなければいけないもの」
もうしばらくすると、→
さすがにスペイン国民もマスクとの生活になれて、
「当たり前の存在。」(あまりマスクの文句を言わなくなった)わけです。

当初は、マスク越しのコミュニケーションは、本当にわかりにくて、
もどかしく、しゃべる際はマスクを口元から少し話して話したり(←マスクの意味なし)
なぜか、聞く側も無意識で、よく聞こえないからマスクを外して
「えっ?!」って言っていました。
そう、なんかマスクをしていると、耳まで悪くなった気分になったのです。

でもさすがに2年もたつと、マスク越しのコミュニケーションもそこそこ慣れてきて、
「これから、日本みたいにスペインでも、相手に病気を移さないように
マスクをするって、いい考えよね」なんて、
日本人の私に、御世辞のような、本心な事を、もらす人たちは結構いました。

ところがどっこい。

マスク義務事例が解除されて1週間もすると、
もう濃厚接触者にコロナ陽性者が出た人、高齢者、妊婦以外に、
マスクをして外出している人をまったく見なくなりました。

もはや、義務が開始されて1か月の、今日このごろ、マスクをしている
妊婦でもない高齢者でもない人を見かけると「あの人コロナかしら?」なんて
噂話されるまでになっているのです。苦笑


例えば友人の1人が
「俺、ちょっと風邪っぽいんだ。PCR検査して陰性だったんだけど、
一応マスクしてるんだけどさ、俺周りからみたら、異常に神経質な奴って
きっと思われてるんだろうなー」 なんていう発言や、

「私、風邪っぽいんだけど、PCR検査して陰性だったの。
だから職場でもマスクはしないの」
(ちなみに、このセリフちょう鼻声で言ってました)


つまり、マスク義務時に言っていた、コロナじゃなくても、
「周りに病気を移さないようにマスクを利用する」というマスク利用法は、
やっぱり定着しなかったようです。


現在でもスペインでは、「薬局や病院関係施設、公共交通機関」に限って
まだマスク着用の義務は続いています。
なのでもちろんそういう場所では、みんなしっかりマスクを着用してます。

先月くらいから、2年間できなかった、スペイン中各地の、色々なお祭りが
開催されていますし、サンセバスチャンの街中や旧市街は、
コロナ前以前に増して、アジア以外の観光客で盛り上がっています。


スペインと大きく語ってしまいましたが、上記はあくまでも、
私のサンセバスチャンでの経験にすぎませんが、ニュース等見る限りでは
スペイン全土で同じような感覚になっているように伺えます。


ポストコロナのスペインのマスク事情でした。
ご旅行に来る予定の方は、参考までに。


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トリュフって皆さんお好きですか?

トリュフを知らないって方は、いらっしゃらないかもですけど、
トリュフに関して、詳しく知ってる方も少ないのでは。

おそらく「トリュフ」を使う料理と言えば、
フランス料理やイタリア料理がイメージにあがってきて、
あまりスペイン料理やバスク料理といったイメージがないかもしれませんが、
実はスペインの内陸には、質の高いトリュフが取れるエリアがたくさんあるのです。


美食家の貴方、美食を求めたバスク旅行で、
観光だけでなく、もう一歩踏み込んだ、体験・ふれあいをされたい方には
本当に自身をもっておすすめできるプランです。


今回、ご縁があり、私たちをトリュフ採掘に案内して頂いた方は、
ナバラにあるトリュフ博物館を作った方でもあり、
ナバラのトリュフの仕掛け人といっても過言でないかもしれません。
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この地域では、夏トリュフと冬トリュフがとれるそうなのですが、
貴重価値としても、質としても、冬トリュフが勝るので、
できれば12月から3月くらいが、最もおすすめの時期です。
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実は去年から招待されていたのですが、
ちょうど去年2021年のこの頃のスペインは、新型コロナの影響で、
県をまたいだ移動が規制されてた関係で、結局いけないまま
冬トリュフのシーズンが終わっちゃったのです。
(そう考えると、今はだいぶ状況が良くなったんだなーとしみじみ。。)

ナバラのトリュフ博物館に10:30集合とのことだったので、
2月の気温3度の寒い朝、ハイキング用のシューズと、防寒具を着込んで出発。


博物館前で、農家の方と合流。
トリュフ犬2匹も、ワゴンから飛び降りて、元気いっぱい。
ラブラドールの雄のスタンは、体も大きくその嬉しくてフリフリする
しっぽでもバシバシ痛いくらい(*´▽`*)

まずは、トリュフ博物館に入り、トリュフの種類から、採掘できるエリア、
トリュフのできる仕組み、採掘方法など、写真と図を交えて、
わかりやすく解説されているところを見学。
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改めて、今までの自分がいかにトリュフに関して無頓着だったなーなんと感じる
わけです。

そんなこんなで、もう時刻は11:30頃。
友人の車で送ってきてもらったので、なんだかんだ家をで7時30分から時間が
たってるので、お腹はぺっこぺこ。
ちょうどそのタイミングで、博物館の横にあるバルスペースで、
取れてのトリュフをふんだんに、うずらの卵にかけた、
なんともシンプルだけど贅沢なピンチョを、ナバラの白ワインとともに。
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いやー美味しかったなー。
トリュフって白ワインとも、こんなに相性がいいんだなーと。

そして、その後は待ちに待った、トリュフ採掘体験!
車で10分ほど移動し、彼らのトリュフ農家へ。
等間隔に植えられた、セイヨウヒイラギガシの木。
その根っこの部分に、トリュフができるのです。
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早速、トリュフ犬たちが、トリュフのにおいを探知して、
掘り始めるのです。それを見つけると、すかさず人間が駆け寄り、
犬が示したエリアを、慎重に掘っていくと、トリュフが出てくるー!!
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トリュフ好きな動物というと、イノシシや豚のイメージがありませんか?
確かに、それは正しくて、彼らは本能的にトリュフを見つけ出し、
それを餌として食べるのです。

というか、あのトリュフ独特の良い香り。
それはトリュフの生き残りの戦略で、ずーっと土に埋まっていて
誰にも発見されなかったら、繁殖できないじゃないですか。

だからあのなんとも言えない、良い香りを放って、
イノシシや豚などの動物に食べてもらい、
その動物たちが、移動をしながら、糞をすることによって、
繁殖していく戦略なのですって。

でも、人間の私たちも食べたいわけで、
イノシシや豚と、トリュフ採掘にいったら、取り合いになっちゃうわけです。

そこで登場するのが、我ら人間の長年の相棒、「犬」なわけです。
犬は、イノシシとかと違って、自然にトリュフをかぎ分けたり、
それを餌としたりはしないそうなのですが、
子犬の頃からトレーニングすることによって、もちろん彼らの嗅覚がすぐれて
いることは、いうまでもなく、
食べずに、飼い主にトリュフの在りかを教えてくれるのです。
(でも、約一匹、気を抜くとトリュフを食べちゃう犬がいたけど (笑)

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でも、やっぱり慣れないと、いくら犬が教えてくれても
トリュフを見つけ出すのは容易じゃない!
浅くところにある場合はまだしも、結構ふかーいところにある場合も多くて。。
色も土と同化してるし、プロたちは土のにおいをかぎながら、
こっちだーとかあっちだーって軌道修正しながら掘り当てるんだけど
素人は、もうちょっとたつと、もう鼻にトリュフのにおいがついて、
もうどこの土の匂いを嗅いでも、同じ匂いしかしないという。。。
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そんなこんなで、1時間半くらい、めいっぱいトリュフをとった後は、
近くの地元の人に愛されるレストランで、農家3兄弟と私たちで、
ゆっくりランチを頂きました。

本当に、素朴で人間味があって、素敵な3兄弟の人柄に
改めて、旅を通して、人との出会い、新たな体験の素晴らしさを
実感した1日でしたー!
また、そんな体験をみんながたくさんできる世界に早くなってほしい!!


是非、次はあなたも、そんな深い体験、一緒にしてみませんか?

モデルツアーもアップしました。
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2021年7月28日から本日までの3日間、1年半ぶりに日本からの
お客様のご案内をさせて頂きました。


昨年の夏も、今年も時々、ヨーロッパに在住の日本人のアテンドは
させていただいたことはありますが2020年3月に最後のお客様を
ご案内して以来のことで、もう仕事ができた3日間、本当に幸せそのものでした。v( ̄∇ ̄)v


サンセバスチャンでのPCR検査の手配、同行もしてきたのでご紹介です。

今回のお客様は、本日2021年7月30日(金)の夕方に、スペイン国内線で、
サンセバスチャン空港からバルセロナ空港に移動。
明日7月31日(土)は終日バルセロナ観光、そして8月1日(日)早朝に、
ロンドンヒースロー空港経由で、大阪に戻られるという日程でした。

【日本再入国の際に必要な書類】
「出国前72時間以内にうけた、検査の結果の証明書」
医療機関で記入しておいてもらった、PCR検査の日本政府指定の検査証明書(スペイン語)
(リンクでフォームをはっておきます)


サンセバスチャンの場合、今回私たちが利用したのは、市内中心にあるクリニックです。
ラコンチャ海岸の目の前にあるので、待ち時間も優雅に過ごせますよ(´∀`*)
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平日は7-11時まで予約なしに、クリニックに直接行きます。
今回は、私たちの前に4-5人の人たちが検査のために待っていましたが、
受付でPCR検査なのか、抗原検査が必要なのか等伝え手続きを行い
10分も待たないうちに、検査をしてくれました。

そして何も言わないとEUで指定されたQRコード付きの、covidパスポート
証明書を出してくれますが、日本政府は指定のフォームではないとだめなので
必ずその旨も、受付の際伝えます。

このクリニックでは、優しい受付のお兄さんが「うん、うん。そうだよねー」
といって、既に知ってようで、スムーズに話が通じました。
ただ日本政府のフォームは、書き方サンプルがあるものの、日付の順番だとか
AM/PMなど、ヨーロッパではあまり使わない書き方で記入するので、
私は一言、「気を付けてね💛」と受付の人に言っておきました。

そしたら受付のお兄様には「わかってるよー。しかもサンプル通りやればいいんでしょ」
っていわれましたが、やはりここは、念を押すにこしたことはないでしょう。

結局10:30頃、「鼻ぐりぐり」を行い13時前には、3人分のEUバージョンと
日本政府指定バージョン両方届きました。

料金はPCR検査で一人100ユーロ。

でも予約もしなくてよくて、3時間くらいで結果貰えるって、便利かなと思います。


明日、バルセロナで検査を行ってもよかったですが、土曜日なので、検査機関が
閉まっているところもあるかなと思ったのと、サンセバスチャンのこのクリニックでは
最速の3時間で結果が来ましたが、色々なクリニックの説明を読んでいると24時間以内に
結果が出るといっているところもあり、万が一24時間かかると、帰国日前日だと
間に合わないといけないと思い、サンセバスチャンでの検査をご提案したのです。


クリニックに行く際に、パスポートがあれば大丈夫です。


★健康質問票の入力
こちらのリンクから、事前にメールアドレスや電話番号を質問票に入力



【ロンドンのトランジットで必要なもの】
イギリスでは、トランジットでも、イギリス入国前に滞在した国によって、
必要書類が変わってきます。

本日現在、日本もスペインもアンバーに入っています。
UKの国別リスト

アンバーリストからイギリスに入る場合に必要な書類
★新型コロナウィルスCOVID19の陰性証明書
ロケーターフォームの記入


【サンセバスチャン、ビルバオでの、PCR検査、予約代行・アテンド】
サンセバスチャン、ビルバオでPCR検査予約、アテンド代 1件あたり100ユーロ


PCR検査、ワクチンとうまく付き合いながら、
しばらくは海外旅行を楽しむしかないかなと思います。

でも、今のサンセバスチャン、ビルバオを始めバスクは、アジア人もほとんどと
いっていいほど見かけることがなく、おすすめですよ!!

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インスタ、日々の生活やおすすめ情報アップしてます。
フォローください @kaorinumayama

期間限定! サンセバスチャン オンラインバル巡り
金曜日(月1回ほど) 日本時間20時から約1時間

おススメのピンチョレシピやお酒情報もお送りするので、
金曜20時は、オンラインでつまみながら、サンセバスチャン気分
味わってみてください☆
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バスクのご旅行のご相談はお気軽に。また、出張等でスペインにお越しの際のPCR検査等の手続きのお手伝い等もいたしますので、まずはお気軽にお問合せください。
kaori@discoverybasque.com





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