今回は、最近NHKのおかげで、一気に問い合わせが増えた、
ザビエル城のご紹介です!!

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日本に最初に来た、宣教師ーフランシスコ・ザビエルバスク人だって
いうことは、ご存知でしたか?

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あのそう、黒いマントを着た、ザビエル禿・・なんという円型の見事なイメージ。。
実際、それは16世紀の話ですから、写真が残っているわけでもなく、
その時の話をもとに画家か書いたので、興味深いことに、ザビエル城には
16世紀時代からの数多くの彼を描いた絵画がありますが、結構髪の毛ふさふさなんです。

日本に滞在したのは、43歳の頃ですから日本でよくみるイメージが正しいのかも。。


どうでもいい話をしているついでに、もし行かれる方は髪の毛と合わせて
注目していただきたいのは、ザビエル城の2階に16世紀、17世紀に彼が送った
手紙をもとに描いたたくさんの、かれの冒険のワンシーンを描いた絵画があるのですが、
ザビエルが到着したのは、インドのゴアですから、みなさんの頭で想像するインド人
ってあのガンジス川とかそういったイメージかと思いますが、

当時、彼の手紙に「インドについた」と書かれていて、その当時周りはだれもインドにいったことが
ない人ですからー、そしてその前に新大陸を発見した人たちはスペインに戻ってきているので、
彼がキリスト教を説いているのを、聞いている「インド人」達って、
頭にカラフルな鳥の羽をつけて、そう!あのいわゆる新大陸アメリカに住んでいた
「インディアン」の絵なんです。

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(髪の毛ふさふさなザビエルと、左下インディアンにご注目)


そんなことも含めて、

こちらのザビエル城、非常に私たち日本人にとっては興味深い訪問となると思います。




もちろん、日本に彼が来たということで、彼の日本のリンクを見るのも面白いし、
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日本とか関係なしに、1500年代中盤にした彼の冒険を知るのも非常に興味深い

そしてさらに、その彼がいわゆる”お城”!というところで生まれていて、
現在は1900年代以降イエズス会が買い取って、当時のようにだいぶきれいに
復元してくれたおかげで、お城としての完成度も高いし、そのザビエルとその家族が
直面した、スペインの王国争いーナバラとカスティーリャの、お城の歴史をたどるのも
非常に興味深いです。


ちなみに、彼の名前がフランシスコで、苗字がザビエルだと思っている方、
違うんです!!じゃあ、ザビエルはどこからきているのでしょうか?!!!








アクセスなのですが、今もこのお城、ナバラ県にあり、ナバラの一番有名どころは
あの牛追い祭りのパンプローナ。ただパンプローナからはとーっても変な
時間帯にバスが1本しかないので、パンプローナからタクシーで片道50分くらいで
行くか、バスでSangüesaまで行きそこからだと20分くらいです。

往路は街中からですから、タクシーを呼べるにせよ、復路のこのお城の近くには
タクシー乗り場がありません。というかこーんな感じです。
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ただいずれにせよ、けして交通の便がいいとは言えません。


私としてのおすすめは、その日は思い切って、専用車チャーターを終日してしまって
このお城の近くに、スペインのアラゴン王国の
最初の王、フェルナンド2世が生まれた、Sos del Reyes Catolicoという
中世そのままのこれまたとーっても興味深い村があります。
名前からして、カトリックの王となってますからね。


彼はのちにカスティージャのイザベル王女と結婚をし、現在のスペインにほぼ近い
敷地の両カトリック王国の誕生ーとなるわけで。。。
(この話をはじめるときりがないので割愛です)


ということで、このSOS del Reyes Catolicoの詳しい話はまた別の機会にするとしても、


何が言いたかったかといえば、
現在サンセバスチャン発着で今までの海岸線の町を行くツアーとはちょっと違った
中世のスペインの歴史を垣間見ることができる、パンプローナ、ザビエル城、
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ザビエルの年表
1506年4月7日 ザビエル城に生まれる。
1525年     19歳で当時名門のパリの大学へ進学
1541年4月7日 リスボンへ向けて出発
1547年     インド滞在中に、日本人とであう
1549年8月   日本人の故郷である、鹿児島に到着
1552年4月   中国へ出発
1552年12月  中国に入ることなく、この世をさる (享年46歳)