
ご来場いただけませんでしたが、影ながら応援して下さった皆様、
本当に本当にありがとうございました。

お受取りいただけましたでしょうか?

少~しだけ記載されておりました。
翼が正太から受け取った人形の意味。
物語は、客入れからスタートしていました。
今言うなって感じですよね。すみません。
[DISH]は、劇団ではありません。
役者さんたちは、その公演ごとに集められています。
なのに、出演オファーをする段階では、台本的なものは1行たりとも
存在しておりません。
(普通では、ありえないことです)
タイトルはね~、なんとなくファンタジー《WISH》
「なんとなくって何ですか?」
うん。わかんない。なんとなくつけたから…。
「ファンタジーなんですか?」
わかんない。ファンタジーって何でもありってことでしょ…?
「WISHは、テーマっぽい何かですか?」
舞台を教会にしようと思ってるから、なんとなく…。
DISHがお贈りするWISHって、前説の人が噛みそうで楽しいじゃんね。
こんな程度の情報しかない公演なのに、集まってくれたのが
今回の出演者さんたちです。
みんな、人が良すぎですわ。
[DISH]は、台本ありきのキャスティングではなく
役者ありきの台本書きでスタートします。
(これも、確実に間違ってます)
なので、今回の《WISH》は、この役者さんたちがいてくれたからこそ
書けた台本であります。
この役者さんたちじゃなかったら、こんな物語にはならなかったです。
絶対に。
この人ならこうかな?
この人だからこうなる!
1人1人の顔を思い浮かべながら(実際には、稽古場で顔を見ながら)
ちょっとずつ書き進めていく。
台本の進みが遅いので、役者さんたちは大変だったと思います。
稽古不足は、完全に私の責任です。
ごめんなさい。
ここだけの話、ものすごい片想いだったかもしれませんが、
私は、今回の役者さんたちが大好きでした。
この役者さんたちが、本当に本当に大切でした。
心から、「一緒にいてくれてありがとう」と言いたいです。
スタッフさんにも、恵まれました。
台本が遅れて、テンパッている私をいい意味で放っておいてくれて、
気がついた時には、いい感じに着々と物事を進めてくれていました。
過去の公演の出演者さんたちも、受付やら何やら、
いろいろ集まってくれて~~~、めっちゃうれしかったです。
今まで以上に、とってもたくさんの人に支えていただいた公演。
どうやってご恩返しをすれば良いのか…。
目下の課題です。
そしてお客さま!!
《WISH》の向うべき方向を指し示して下さったのは、お客さまだったように思います。
回を重ねるごとに、物語がこの世界になじんでいく
そんな感じでした。
自分や[DISH]の手を離れて、お客さまのものになっていく感覚。
これは、最高にうれしかったです。
私自身が観たいと思えた舞台でした。
本当に本当にありがとうございました。
またみなさんと会えますように。
師匠とゆかりさんに感謝と愛を込めて… 宮元多聞

舞台装置の記録写真を撮っているとき、
棺おけの中に潜んでいた平井です。
怖いってば~~~~。