2018年01月04日

「ディスポーザ排水処理システム」とは何ぞや??

ディスポーザ排水処理システム」とは何ぞや??
ディスポーザ排水処理システム」とは何ぞや??


2018年
皆様、明けましておめでとうございます
本年もディスポーザ業界を注視!していきたいと思います。

さて今回は誰も?が知っているけど、誰もがよくわからない。。。行政関係者はもっとよくわかっていない「ディスポーザ排水処理システム」について少し歴史をたどっていきたいともいます。

これほど日本らしく、日本を象徴する仕組みは無いのではないか?と考えさせられるのが「ディスポーザ排水処理システム」です。
いろんな思惑や立場や利益(利権)、時間の流れが複雑に交差し,できあがった不思議で拘束力もなく、法的根拠もない。言うなれば単なる「提案」であり「参考」であり一般市民や業者には何ら効力も効果さえもないのではないか?少し疑問を感じるものです。
しかし知らない人には絶大な詭弁を発揮し拘束力があるのではないか?と勘違いする偉大な仕組みなのではないでしょうか?

「ディスポーザ排水処理システム」のハードとしての仕組みとしては3つの部位で構成されています。
「ディスポーザ」+「専用排水管」+「専用処理槽」で構成され一つのシステム製品として成り立ちます
そして「下水道のための ディスポーザ排水処理システム性能基準(案)」の指定された適合評価試験を通過したシステムが「ディスポーザ排水処理システム」として商業上成り立つのです。

システム発足当初、国土交通省下水道部は大臣認定を受けたシステムを「適切に維持管理される限りにおいて下水道に接続される排水設備において適当である。」と判断して地方自治体に事務通達を出しました。
しかしこれはディスポーザを直接、下水道に接続することは適当ではないと否定したわけではありません。
水質をしっかり継続的にコントロールする仕組みがあれば下水道にシステムとしてつなげても問題はありませんよといっているだけです。
このシステムは住宅局や浄化槽メーカー、ディスポーザを新たな商材として参入したい住宅関連設備メーカーなどの思惑が合致して構想が練り上げられました。

もとは1994年より国土交通省を主体とし多くの民間企業担当者が研究会を立ち上げ1998年に建築基準法第38条にもとずく大臣認定を複数のメーカーが所得し、ディスポーザ付マンションが登場していきました。ついでに下水道に直接放流するグループは商敵として政治力で一掃することにも成功しました。
業界では通称「サンパチ認定」と呼んでました。知識のない人(ほとんどがそうですが)には後光がさして見える仕組みができあがったのです。

当時、分譲マンションの中でも最初に積極的に採用したのがリクルートコスモスより分離独立した新興マンションである「ゼファー」シリーズです。
 ディスポーザ付マンションの威力は凄く同立地のマンションではゼファーシリーズが信頼のある大手マンションに競り勝つようになり、その対抗として他のマンションもディスポーザを積極的に採用するようになり首都圏・愛知・関西のマンションでは一気にディスポーザ排水処理システムは広がっていったのです。
その反面、建築コストは上がりますので競争のない地方では未だにディスポーザ付マンションはほぼなく知名度は皆無です。

しかしこの大臣認定は2000年6月1日に施工された改定建築基準法で第38条自体が削除(廃止)されてしまいました。
 しかしディスポーザ排水処理システムはすでに実用化されており多くの名のあるメーカーも参入し、多額な費用を払い大臣認定を所得しているために「あれは無しね」なんて気軽に言われたらそれこそ死活問題です。海外なら暴動級ですね。
その為にソフトランディングとして残すために「下水道のための ディスポーザ排水処理システム性能基準(案)」として一定基準の試験をパスした「システム」に適合評価試験の認証を所得したものだから排水設備としては適当ですよとした認定書を任意団体が認めるのです。
 判断基準のない地方自治体の担当者は基準がわからないというよりも役所仕事として行政を行う限り前例のないものはできない(別にできますが)慣習というか、何かあった場合に責任をなすり付けられますのでそうならないように判断委基準(言葉は悪いですが逃げ道、大義名分)として参考資料程度に出されているものなのです。しかし実態は参考資料でもこれは役人にとっては非常に重要で結構絶対的な存在でもあります。
 民間企業と違い、何か手柄を立てても上司に気に入られても社長の娘と結婚しても出世は違うところにあります。逆に何か規定に背いたりミスをしないいで定年退職までおとなしく過ごすのが全体の役所のムードなのです。それが人間の当たり前の本質で明治以降、長年の間に培われた体質なのです。

 しかしこの「下水道のための ディスポーザ排水処理システム性能基準(案)」は直接ディスポーザの排水を下水道に放流することを否定しているわけではありません。
もちろん実態としてディスポーザ排水処理システムを生業としている業者の一部は事業の継続上、否定しないとビジネス上不利になる場合もあると思いますので法のようなことを言っている業者もまだいるようです。この「システム」の協会もいまや相撲協会にように一枚岩では無く不協和音の傾向にあります。

 さて、建築基準法施工令第129条の2の5の第3項第一号には
「排出すべき雨水又は汚水の量及び水質に応じ有効な容量、傾斜及び材質を有すること。」
とありサンパチ認定が廃止された当時もこの条項につき、ディスポーザが設置されることを前提とした検討は必要であるが特段の認定は必要ないとされました。
(その後、国土交通省は2005年にディスポーザの大規模社会実験を北海道歌登町で行いディスポーザは既存のインフラや環境に何ら影響はないと根拠を持って結論付けています)

ディスポーザ排水処理システムは専用処理槽が必要なために集合住宅ではまだしも戸建てになると1世帯に対し、1つの処理槽が必要でシステム価格が割り高になってしまいます。このような戸建てはシステムにする必要はなくディスポーザだけで良いでしょう。(もっとも戸建ての建築後の後付けの場合だとシステムは物理的に処理槽の埋設が無理な場合が多いのでユーザーはディスポーザのみの設置を選択する場合が多いようですが)

だらだらと記載しましたがまだよく理解できない方の方が多いと思います。
結論はシステムとして明確な目的はありませんので「これでいいのだ」と言うところでしょうか。
 人間界は赤塚不二夫が言うように白黒はっきりつける必要はありません。
今やネットで良質な情報を得ることができます。

これでいいのだ。


disposer_kouei at 22:30|Permalinkclip!ディスポーザー | 社会記事

2017年12月26日

ディスポーザーの傾向

ディスポーザーフリークの皆様、こんにちは。

2017年もあとわずかとなりました。

皆様にとりどんな1年だったでしょうか?

ディスポーザーの今年の流れを見ますとどこもディスポーザーの認知度があがり売り上げも上昇傾向にあるようです。
あるディスポーザーで有名な会社の社長さんと話す機会がありました。

予想の普及率がまだまだ3%程度でそのほとんどが首都圏・関西・中部に集中しており後、少しが福岡とのことです。首都圏の知名度は格段に上がってきましたが一般普及はこれからと言われていました。
そしてこの2,3年の傾向としてこれから家を建てるので興味があるとお問い合わせをしてくるユーザーがすごく増加傾向にあるというのです。

しかもその50%程度が25-30才程度の年齢ということです。
これはWEBを介して真実の除法を収集し、公開されているデーターから高齢者に植え付けられたディスポーザーに対するネガティブな印象が無いのでしょう。

何かと似ていますね。

新聞やTVが主な情報源の50才以上の自民党の支持率は良くない印象でした。
連日、新聞やTVで自民党のネガティブキャンペーンをしてうたからです。
ところがSNSやネットで情報を集める世代は自分で情報収集し、判断する世代とのことです。
一方的なネガティブ情報には疑いの目を持つのです。
しかし選挙の結果は自民党が圧勝。
TVや新聞などの一方的な情報の流通の時代は終わったのです。

消費者は業者と同じくらい良質な情報を得ることができるのです。

これが25-30歳のディスポーザーの支持率(というよりも興味)があがったのではないかと言われました。

若い世代がディスポーザーに興味を持つということはやはり今後は普及していくということが予想されるのがディスポーザーとのことでした。


2018年もすてきな年になりますように。










disposer_kouei at 15:00|Permalinkclip!

2017年09月11日

ディスポーザーのスクレイパー効果とは

ディスポーザーの良さは何でしょうか?

使用する人により様々だと思います。

が、生ゴミが発生毎に処理できることが、一番のファーストメリットになります。

個人的に次にくるのは処理室内部の清掃です。
ディスポーザーを使用していない台所で一番いやなのは毎日の排水口の網かごや三角コーナーの「ヌメリ」のお掃除やそれにまつわる手入れです。
何が嫌かといえば一生やらなくてはいけないということです。

特に梅雨の時期や湿気のある時期は嫌ですね。

ディスポーザーはピンからキリまでありますが大半のディスポーザーはこのヌメリが発生しません。

結構ヌメリが発生する製品はディスポーザー付マンションに多くあります。
競争原理が働かないのでしょうがないのでしょうか。。
しかし、これも使用方法によりだいぶ防止することができます。
例えば安永・MAX・パナソニック・INAXのディスポーザーはヌメリが着きやすい製品、構造ですがではどのようにしたら防止できるでしょうか?

1.処理室に生ごみをためない
2.2回運転処理する

上記メーカーの場合はまず生ゴミを処理室内部に貯めこまないということです。
次に生ごみを処理しても数十秒間、水道水とともに運転し続け生ごみを処理室に残さないということです。
特にタイマー式の運転の場合、生ゴミが残っていても勝手に運転を停止してしまい生ゴミが処理室に残っているという環境がヌメリの発生原因になっています。
2回運転することによりこの環境を作らないことです。
(そもそも2回運転するのが手間でディスポーザーの意味が無いといわれるかもしれませんが。。。)

また多くのディスポーザーにはスクレイパー効果というのがあります。
卵の殻や貝殻を処理することによりヌメリやスライムを「そぎ落とす」方法の事です。
ディスポーザーにより粉砕された卵の殻や貝殻の破片が水道水と共に竜巻のように回転し付着した汚れをそぎ落としてくれるのです。
安永・MAX・パナソニック・INAX製品は卵の殻や貝殻を処理できない製品も多く存在します。故障や詰まりの原因になりますので取扱説明書を優先してこの方法は試さないようにしてください

粉砕され粉々になった卵の殻や貝殻の破片が処理室や排水管の黒ずみやスライムをスクレイパー効果できれいにしてくれるのです。
日常的に卵の殻や貝殻を処理して入れば中のきれいさを保てるのです。


下記はスキューズモデルF13という製品です。使用3年程度のユーザーですが処理室に黒ずみもヌメリも発生して無く、とてもきれいな状態です。

F13内部


















スキューズのモデルF13も「蓋」の裏側は凹凸が多くあるので定期的にこの部分だけは洗う必要があります。
シンクを洗うついでに「蓋」も定期清掃してはいかがでしょうか?楽ちんです
また卵の殻だけや貝殻だけを大量に流すと噛み込みや詰まりの原因になるので他の生ごみと混合させて流したりとか適量づつ処理するなどしてください。

ディスポーザーはきれいに末永く使用しましょう。


参考までにディスポーザーの処理室内部をお掃除する専用のブラシもあります。
これは特に目に見えない、掃除しにくい、ディスポーザー本体と台所の間の「シンクフランジ」の接続箇所の凹凸の掃除を考慮して作ったものですね。
税込み1,480円、送料別

ディスポーザーブラシ





disposer_kouei at 15:40|Permalinkclip!ディスポーザー | 営業日誌

2017年08月03日

紙おむつをディスポーザーで流す

国土交通省は6月に生ごみ処理機「ディスポーザー」を応用して紙おむつを下水道に流せるシステムを構築するための研究に乗り出す方針を固めたと発表しました。
これはどのような意味があるのでしょうか?

水面下ではすでにディスポーザーや汚水処理施設に対応できるディスポーザーを開発している企業からの情報も入っています。
今でもトイレで流せるなどとうたっているオムツもありますが実際は汚水処理施設にいくまでのポンプアップ時に弊害が出ていますので下水に流すにはあらたなオムツ素材開発が必要です。

もともと国土交通省はディスポーザーを禁止にしていた歴史は無く、旧建設省時代に米国政府に秘密裏に各地方自治体に対しディスポーザーのお問い合わせが住民から来たら使用の自粛をお願いするようにとの内容で事務通達をだしたのをきっかけに前線の職員が伝言ゲームで拡大解釈し、しまいには根拠がないのにディスポーザーは禁止と口頭(根拠がないので絶対に文章など証拠が残る場面ではいいません)で告げ始めたのがディスポーザー禁止の都市伝説の始まりです。
使用の自粛のお願いを積極的にしていた東京都でさえも旧都庁でディスポーザーを使用していました。
*「自粛のお願い」事務通達を出した当時は下水道の普及率が20%以下だったり、ゴミ回収業者の利権圧力が主な原因でしたが輸入を迫る米国政府の手前、最初はわからないように行っていました。
*一部、実際に使用禁止にしている自治体もありますが全体の2%もありません。使用禁止の根拠も反対派の希望的観測な言い分で裏付けもなく、行政裁判をすれば簡単に覆る内容になっています。

国土交通省は今回の発表によりディスポーザーの是非はディスポーザ社会実験の結果で何ら問題(環境・設備施設・コスト等)ないことが実証されているので次のステージに入ったことを事実上、宣言しました。

社会にとってディスポーザーは水洗トイレ同様に衛生インフラとしては必要不可欠なツールなのです。

disposer_kouei at 13:55|Permalinkclip!ディスポーザー | 社会記事

2017年06月17日

ディスポーザー付マンションの過激販売業者

最近、ディスポーザー付マンションで交換販売のトラブルが急増しています。
こちらにも関係のないマンションの住人からの相談が多くなっています。

以前よりチラホラと耳にして相談もたまにはありましたが5月ぐらいから相談件数が多くなってきました。
一つのマンションでトラブルとおかしいと思う住民が一斉にいろいろ調べだすことが原因のようです。
それも一つのマンションだけでなく東京と大阪の2都市の複数のところからきています。

販売業者も特定すればほぼ決まっておりディスポーザー付マンション(ディスポーザ排水処理システム)の供給メーカーのY社とその子会社のY・C社です。

この2社の手口はこうです。

ディスポーザの故障交換時に住民に対し
「法律により当社のディスポーザーにしか交換できないことになっている。当社以外のディスポーザーに交換するのは法律で禁じられている」
そのような口上で中には水道の水栓も連動しているのでと必要ない水栓も交換されたけど本当にそんな法律なのですか?と相談に来ます。

一つのマンションで連鎖的に相談が来るのは相当強引な手法で居住者の怒りを買っているからです。
ユーザーはディスポーザーは買っても怒りは買いたくありません。

そもそもディスポーザ排水処理システムは法律ではありませんので居住者を騙して販売していることになります。
ルールや安心感としては排水処理システムの試験(適合評価)をパスしたほうが良いとは思いますが倒産や撤退したメーカーも多く存在しますので特定の1社にしか交換できないとなると撤退したメーカーや倒産したメーカーのディスポーザーは故障してもロジックとしては交換不可で故障のまま使用し続けなければならなくなります。
Y社はその倒産したメーカーの交換はY社製品以外は「法律で禁止されている」と住民に言い切り、さすがに合理性もなくおかしいと住民は感じトラブルになっているということのようです。

もともとY社のディスポーザーの品質、開発力としては良い方ではありませんので他社と同じような価格で販売するには無理があり、かといって価格を下げると利益に大きなダメージを与えるので切羽詰まり現場が過激な営業方法になっていったのだと思います。組織が悪を肯定する瞬間、ドラマみたいですね〜(この段はあくまでも想像です)

これは現場の営業マンが数字を負わされて先走り、本社の担当責任者は知らないのではないでしょうか?結構、組織的にやっているようですが本当の内務責任者がこのような騙しての販売などデメリットを考えればリスクしかありません。

せめて「当社の製品はB社の製品と相性がよいので・・・」ぐらいにとどめておかないとさすがに法律でY社の製品にしか交換できないなどと言われてらおかしいなと思ういます。

もし会社の担当責任者の号令でやっているのならもちろんY社は市場から消えていいくでしょう。

ディスポーザー付マンションの中でも特定の1社にしか交換できないという法律はなく良心的な会社はユーザーが選択できるように複数のメーカー・モデルを用意しています。

中には出入り業者が営業上の理由で1社の製品しか扱ってない場合もあるでしょう。その方が多いかもしれません。
しかし騙しての販売はよくありません。

そう言えばディスポーザーの業界では有名な会社の人から、以前、関東の2つの県警の警察が相談に来られ対応したとの話を聞いたことがあります。
内容はディスポーザーの販売に関わる詐欺事件の裏付けを取る調査の相談でその会社の人の話によると操作対象の会社はディスポーザ生ごみ処理システム協会会員で適合評価を所得しているディスポーザーを販売しているメーカー会社が捜査の対象になっているとのことでそのメーカー名までは教えてはいただけませんでした。
2つの県警は連携しておらず独自に調査をすすめているようなことをお話しされてました。

もしかしたらこれは今回の虚偽の説明での販売方法とつながるような気がしないでもないですがいずれにしてもユーザーを騙すような販売方法は許されるべきではないでしょう


Goodjobを期待します。



disposer_kouei at 17:18|Permalinkclip!ディスポーザー | 社会記事
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