2021年05月05日

新型コロナの社会現象とディスポーザー

2021年、4月25日から5月11日まで新型コロナに対し東京都、京都府、大阪府、兵庫県で非常事態宣言、首都圏や一部地域にまん延防止等重点措置が出ています。
同時に変異型が出た、感染力が増加したなどTVのワイドショーでは煽っているのがわかります。

しかしGWでは各地の人出は去年より増加しているとニュースで報道しています。

感染の拡大と縮小を繰り返し、それに追従した行政による自粛と解除の繰り返し。このおかしな状況とすでに日本国民において新型コロナは季節のインフルエンザと何ら変わりないという事を実感し始めているのがわかります。

非常事態宣言により新型コロナが駆逐できるなら意味もあります。自粛をして外出しなくても感染の数値は変わりない事がすでにネットでも入手できるデータからも根拠が取れ、ワイドショーではそのようなニュースはほぼ流しません。一番死者の出ている米国やEUでの新型コロナウイルスの世界の発生状況のグラフ(ネットでも多く閲覧できます)で比較すれば日本は他国と比較して何ら影響がないことが一目瞭然です(固有の遺伝子を所有している民族かによる)。それなのに日本では1週間で10万人あたり15人の感染でまん延防止処置を発動し、25人の感染で非常事態宣言を発動します。例えば日本人に対し死亡率の大変高いフランスでも10万人あたり700人を超えてのロックダウン発動です。日本は感染率、死亡率共にかなり低いのに非常事態宣言は30倍近い厳しい条件になります。どれだけ日本が影響が無いのに厳しく、TVが煽っているのかお分かりになると思います。

日本と世界の感染状況
*日本と世界の感染人数、人口比、死亡率の状況を比較してみてください。


また新型コロナのような弱毒は感染力が強く体内に入って(暴露:ばくろ)も日本人では暴露後に細胞に入り込んで感染者になっても98%が自然免疫力で駆逐・処理できます。増殖力・伝染力・毒性もインフルエンザよりも弱い事も分かっています。ウイルスが体内に入ることを暴露と言い、次の段階で感染すると症状が出てきます。報道では暴露も感染としてカウントしてるので恐怖が拡大します。これは「陽性者」になります。インフルエンザでは陽性で騒いだことがあるでしょうか?症状がでてからだと思います。TVでは変異種が出てきて感染力が〇%上がったと煽っていますが例え暴露、感染しても症状が出て患者になる確率自体が低い為に変異種の感染力が30%上がったとしても大した事が無いというのはデーターを見ればすぐ分かります。
またワイドショーで新型コロナを抑え込む専門家のコメンテーターが疫病の専門家や社会学者ではなく医者という場合が多いのも少しずれています。

非常事態宣言を発動し新型コロナが駆逐できるのなら効果もありますが本当に効果があるような強力な経済停止のやり方では日本が崩壊します。現在は国家や民間等が過去の蓄財の取り崩しと未来の借金で暮らしているのです。

 政府の対応の遅れとしての原因は新型コロナに法的な対応ができる病床が少なく新型コロナの患者を表面上増やしてはいけない事情がります。それは新型コロナの実体としてはインフルエンザよりはるかに毒性が低いのに法的位置付けがペストやSARSと同じ1・2類相当に位置付けられているからです。SARSは全体では14%、年齢によっては50%の致死率があり毒性としてインフルエンザ以下の新型コロナが同じ分類にされてはたまりません。ワクチン接種率によりますがまずは法的位置付けをインフルエンザ並みに下げればほとんどが解決すると思います。
対策分科会の尾身会長もすでに新型コロナはインフルエンザと変わりはなく国民が同じ気持ちを持った時が終息だと語っています。つまりワクチンがある程度いきわたりTVに煽られて敏感に反応する一定層の人が少なくなれば終わりだということです。TVで騒いでいるように世の中の大多数が同じような気持ちかというとそうではありません。GWの人出の情報を見ればわかります。声が大きい人の意見があたかも全体意見のように錯覚をするのです。

厚労省職員23人が深夜まで飲み会をして問題になりました。我々、国民からすれば行政が我々にあらゆる自粛を求めているさなかに何故、その大元である行政職員が密になる飲み会をするのかと。しかしよくよく考えてください。民間よりも質の高い情報が集まる厚労省の職員がもし新型コロナがSARS並みのリスクのある感染症だと考えるならば職員は飲み会に参加するでしょうか?そもそも飲み会自体やるでしょうか?家族に生命のリスクを及ぼすようなことはしないと思います。

 会社内に感染者が出たと保健所に連絡をすると数日間の自宅待機のお願いでもはや終了です。
濃厚接触者の定義もどんどん濃厚接触者ではないようにする拡大解釈のゆるい方向に促され検査をさせないように誘導する?ような感じも見受けられます。
 
新型コロナでも情報の実態を正しく理解する人は本質を見極める事が出来るために仕事においても重要です。
 本質を見る人はTVなどの論点のずれた報道があっても騙されることがありません。行政もしかりです。なぜなら一方通行の情報を鵜のみにせずに反対の情報も確認し根拠を取り、その背景も読み取るからです。ネットが普及した現在に何故、このように扇動される大衆が多くいるのか?これが全体主義です。ネットが一般普及した現代とそれ以前では情報格差が縮小したように思えます。実はその逆なのです。ネットの登場により情報格差は拡大しているのです。情報や知識を飽くなく求める人はネットいう情報ツールを手にしたことにより専門家並みの情報にいつでもどこでもアクセスできるようになり、その反面、そのようなアクションを取らない人は環境が整っていたとしても動きません。情報格差がネット普及以前と比較して拡大しているのです(ある意味、個人の興味が専門化・深堀されていき、興味のあること以外はどんどん大衆マスコミに汚染されてきている現象が起こっています)。
 TV番組も経済で動いており競争原理も働いています。視聴率を上げるためには少しの事でも大げさに報道し煽る事が視聴率につながります。大げさにしないと視聴者側も面白くないからです。何も考えないでBGMにようにTVを見ていると一方通行の報道につい汚染されるのです。嘘も数回言えば真実になるとゲッペルズは言いましたがTVで毎日繰り返されるとやはり恐怖が強くなるのが人間です。
 このような思考停止状態で全体主義的なあおりの影響を受けるのはディスポーザーも同じです。
2000年代はディスポーザーは環境や汚水処理施設等に悪影響がるなどと自治体等が公報に掲載するようなことも多数あり、一般の消費者はその全体主義的な立場からディスポーザーの使用は背徳に包まれる人も見受けられました。現在では下水に流してはいけないなどという人はいません(一部アップデートされていないサイトでは見受けられるようですが)。何故ならディスポーザーの環境やインフラに対しての安全性の根拠をもって公表されているからです。否定する事は利益を背景とした意図的な嘘だと調べればわかるからです。

20年ぐらい前、相当な悪徳業者は自社製品を販売する為に意図的に消費者を騙し、ディスポーザーは下水や環境に悪いと虚偽の説明を行っていました。そして生ゴミ処理機やディスポーザーを利用した類似製品等を高額で販売していました。
 しかもディスポーザーは悪と吹き込むだけではなく反キャンペーンのような宣伝をする人も過去はいましたが今回の新型コロナウイルスで出現したような自粛警察おも同じような構図で全体主義から出たたまものです。専門家から言わせると自粛警察のような行動を取る人はすでに「鬱」状態ということです。

新型コロナなどをTVが煽って報道するとそれに迎合する人々の存在(もっともそれが普通です)、情報格差のマスコミ信者が現代の問題でありこれを防ぐにはいろんな人と会い、興味のない話でも聞く事により、または話す事により本当の意味での多様性に触れる事が必要になってきます。人はコミニケーションにより精神の安定を保っているのです。つまりリモートも実務としては良いですが実態はほとんどの人は形式を変えないと成り立たなくなっていきます(能力が伸びない人を雇用する場合には会社側に都合が良い仕組みなので注意が必要です)。
 ワイドショーが新型コロナを煽り世論を形成していく。自粛を要請しないで問題が発生した場合と自粛要請した場合を天秤にかけて行動を決める保守的な為政者の存在。
 米国、中国、EUは経済の上昇が見込まれますが日本はかなり悪化する事が予想されます。このような時には世論からパージされても日本の未来を考えて行動する、嫌われる事を受け入れる政治家と官僚の出現が熱望されます。

全体性のまとまりのことをゲシュタルトと呼び、これが崩壊してしまうことをゲシュタルト崩壊と呼びます。ゲシュタルト心理学では全体性やその構造に重点を置き、個々の部分は全体によって現れると考えます。日本においての新型コロナの報道や世論、行政の対応はゲシュタルト崩壊を招いているのです。そろそろ社会生活全体のまとまりのバランスを考え、実行に移すときがきました。日本よりはるかに犠牲者の多いイギリスではワクチン接種を受けた人を対象にNOマスクでの集会やコンサートの社会実験が行政により始められました。まずは社会実験で根拠を取り、コロナを受け入れて日常の生活を戻す事に重点を置き始めています。日本も早くそうなることを希望します。


・無駄で意味のない必要不可欠以外の行動(文化や人とのふれあい)で成り立っているのが人間の本質で生命維持の行動がほぼ全ての動物とは違うところです。
・現状のような緊急事態宣言を行っても感染者の増減には統計上、変わりはなく根拠もありません。世論の勢いで飲食や旅行イベント関係者の雇用が奪われています。
・前回の非常事態宣言での経済損失は5.8兆円、失業者22万人。今回の非常事態宣言では約7000億円の経済損失(野村総研試算)。*経済を優先という事ではなく経済が崩壊した方が自殺者増加を含めて全体損失が大きくい。
・新型コロナの毒性・感染力はインフルエンザより低い。
・TVの報道での感染者数は感染者ではなく暴露者。インフルエンザは暴露者はカウントしない。
・新型コロナは駆逐できません。我々国民がインフルエンザのように新型コロナを受け入れて日常を取り戻す時期に来ている。
・欧米と日本の政策の違い、リスクの取り方の違い。

disposer_kouei at 11:45|この記事のURL

2021年04月09日

2021年 ディスポーザーの売れ筋製品はこれ

この新型コロナ過でディスポーザーの売上が伸びているようです。
これは巣籠で一般の家電製品の販売が伸びたことに加えて在宅時間の増加と外食を控えたことにより家での食事が増え生ゴミの毎日の嫌さがクローズアップされた事が原因と思われます。家族だけではなく1人暮らしへの売上も増加していると聞きます。

そこでどのような製品がどのように伸びているかリサーチ、ヒアリングしてみました。

新築・リフォーム業界
新築は家を新たに建てる時の流通経路で主に戸建てが多いようです。またはリフォームは既築をリフォームする場合のディスポーザーの売れ行きで、これは多分新型コロナの影響での売上増はあまりないと思われます。

この分野は工務店やリフォーム会社、設備系の会社やそこに管材設備を卸す大手問屋やキッチンメーカーから流通しています。

この経路で一番出ているのは「ボーンクラッシャー900」になります。
やはり新築・リフォーム分野は地方の戸建ての設置割合が比較的に多い為に3/4馬力と高い馬力とトルクを誇り、設置後のトラブルなどの対応を敬遠する業者やお客様からのボーンクラッシャーのリクエストが多いようで連続投入方式では圧倒的な人気を誇っています。ボーンクラッシャーは粉砕能力が圧倒的に高くDCモーターを搭載している為に掃除機の業界で言えばダイソンのような高性能ハイスペックイメージになっているようです。
集合住宅ではやはりベストセラーの「スキューズF13」が出ているようです。蓋スイッチ式では圧倒的な人気を誇っているようです。これらに共通しているのはトラブルが無くて手ばれが良く、WEBで扱われても値崩れしていない為にワークマンの一定の収益と、業者が勧める場合、設置後の信用が得られる為のようです。蓋スイッチ式(日本メーカー)としては卵の殻や骨類も簡単に粉砕できます。
去年まではエマソン社の「モデルAC105」も人気がありましたが値上げ以降、扱うワークマンが少なくなりネット販売を中心に逆に市場価格の下落が始まっています。またモデルAC105のライバル機種である「エコロジック」のコスパが良いというあおりも受けているようです。
しかしシンクによってはモデルF13は180Φ以上の排水口径でないと設置できず115Φで設置できる「モデルAC105」「ボーンクラッシャー900」に現場で流れるケースもあるようです。そしてこのボーンクラッシャー900もモデルAC105もシンクトップスイッチを扱っていますが本体の耐久性よりシンクトップスイッチの方が早く壊れる傾向にあり不人気です。*
シンクトップスイッチとはキッチンカウンターにディスポーザー専用のエアースイッチを設備するものです。
この分野はどこもだんだん工事付きでの価格が取扱高があがっていく事が予想されます。

ディスポーザー付きマンション業界
どうやら、この業界が一番異変が起きているようです。
ディスポーザー付きマンションでは今まではマンション建設時に設置されたディスポーザ排水処理システムメーカー(現存はINAX,テラル,MAX,ヤスナガ等)か顧客を囲い故障時の交換などを行ったり管理組合や管理会社から委託されたメンテナンス業者が買い替え交換を行ってきましたがネット販売に侵略されているという事です。
この分野で台頭してきている製品がフロム工業製品の「YS8100」になります。特にインターネットからの集客が功を成しているようでその分、価格が急激に下落し、ワークマンが扱う商材ではなくなっています。YS8100を考察しますと欠点としては蓋スイッチ式+1.5ℓの容量は大きすぎ、入居時にディスポーザーの詳細な取扱説明を受けていないユーザーはそのままディスポーザーをゴミ置きとして扱う傾向にある為にトルクの低さと粉砕粒度、大容量とのミスマッチから噛み込や詰まりのリスクが多いということでしょうか。特にDIY経由で流通している分、詰め込みすぎの貝殻などのトラブルに注意が必要になってくる製品です。流れから見ると更にこのメーカーの価格は安くなってくるでしょう。ブランド戦略としては失敗です。他メーカーはネットでの販売をしないようにし今まで通り閉ざされた市場で顧客を囲い込むことです。
またディスポーザ排水処理システムのメーカー系が過去、ディスポーザー付きマンションの買い替え交換のお客様を囲い込んでいましたが耐久性や粉砕性能などの基本性能がよくないものを水栓との同時交換を推奨し20万円近い価格を付けたりしてトラブルになっていたものがフロム工業のYS8100のネット安売りを契機にディスポー付マンションの買い替え需要がWEBに移行し価格が下落しています。もはやメーカーの囲い込みが出来ない状況になるとメーカー嘆いています。弊社ワークマングループでもメーカー系の製品ではなくネットで購入したYS8100をお客様に出されて工事だけお願いと依頼されたケースもあるようです。だんだんそのような依頼が多くなってくるのでしょう。
この分野でもスキューズモデルF13は値崩れしていない為に安定した受注を確保しているようです。ネット経由でYS8100だけではなく並行輸入品やネット専用販売製品もディスポーザー付きマンションでは多く流れているようです。

ネット販売業界
インターネット販売で安定して出荷されているのはアナハイム社の「エコロジック」のようです。
これはDCモーターを搭載し正規品でありながら価格が工事込で6万円程度とライバルのモデルAC105よりスペックが高いのに価格が安いからのようです。モデルAC105は年々値上が続いた結果、競争力が低下し悪循環に陥りユーザー価格が下落傾向にあるようです。エコロジックは初心者に近いユーザーがブランドも価格もスペックも安心できる入門機種として選択する傾向にあるようです。また賃貸オーナーが物件付加価値UPの為に安価でトラブルの少ないエコロジックを選択しているようです。
ディスポーザーの入手経路としてAmazonや楽天市場などの大手ショッピングモールサイトでもディスポーザーが多く流通しておりこのような流れは止まらない事が予想されます。ネットでも「ボーンクラッシャー900」と「スキューズF13」は数十年前から安定しており昨今では本体だけで流通していることが多く調査をかけてみると業者自体が購入しそれをお客様に再販している傾向にある商品のようです。
これは価格が安定してる反面、正規のルートや口座が無いと入手できなかったり、契約をするのに時間がかかるため急にお客様から取付を依頼された業者がネットを利用して直接購入する際にブランド力や設置後の手離れが良い製品としてサポートのしっかりしているディーラーやサイトを選択する傾向にあるようです。

 ネットの流れは止められず価格が下落し価格と生き残るブランドが両極端に分離しています。我々ワークマンはネット経由の仕事依頼の増加も実感していますが、DIYで設置するよりもやはり教育された職人がディスポーザーを設置し、取扱説明をし地域でサポートを提供するべきだと考えていますがUberのようにネットの利便性のほうが本質をとらえているのでしょうか。ネット経由の宿命から安売り合戦になり主戦場がC2Cに移っていく事が予想されます。

米国では以前の買い替え交換市場はホームセンターやデパートからの個人購入ルートが主戦場でしたが現在ではネット販売が主流になっています。環太平洋パートナーシップ(TTP)の協定交渉も再熱してきておりディスポーザー先進国である米国側からの熱意も伝わってきているようです。今後も日本でのディスポ―ザーの市民権はゆっくり広がっていくでしょう。


disposer_kouei at 06:30|この記事のURL

2021年02月06日

エコロジックVSモデルAC105-B

今回は同じ米国メーカーが生産する「エコロジック」と「モデルAC105」を比較してみます。どちらのモデルもディスポーザ付マンション内だけで流通している適合評価製品と比較しても排水性能、耐久性ははるかに高くなっています。
 一般的にはエコロジックは単身、小家族、賃貸に人気です。モデルAC105は都市部のマンション、比較的小家族に人気です。両モデルとも郊外型の戸建てにはあまり人気はありません。

カタログスペックを比較するとエコロジックの方がサイズがコンパクトで軽く、回転数が高くなっています。エコロジックの方がAC105と比較して3僂曚蒜悗高く、幅が9僂曚漂戮なっています。

エコロジック
メーカー:米国アナハイム社
馬力:1/2馬力
回転数:2,600rpm、直流モーター
重量 : 4.4kg
高さ: 354
最大幅:132
快適対象人数:大人2人。子供2人


AC105-B
米国エマソン社
馬力:1/2馬力
回転数: 1,600rpm、 交流モーター
重量:7.5
高さ:311
最大幅: 222
快適推奨人数:大人2人、子供2人

*両モデルとも快適推奨人数以上の世帯でも問題なく使用できます。


eco6

エコロジック



AC105-B



モデルAC105-B






製品概要
米国ではディスポーザーのランク分けの製品指標として馬力数を表示しています。車で言えば排気量に当たります。(日本メーカーは馬力数でのランク分けはしていません)

エコロジックは米国で「エコロジック6」として販売され米国のコストコ等で店舗販売もされています。この格下機種に1/3馬力クラスがありますが日本では耐久性が低く正規品は出ていません。この上級機種として3/4馬力、1馬力が「ボーンクラッシャー900」「ボーンクラッシャー1000」として扱われています。3/4馬力になると処理室構造にもよりますが日本ではどんな家庭でも安心して使用できるレベルになり1馬力になると半業務用レベルで日本で家庭用としては頻繁にホームパーティーを開くなどの用途になりますが3/4馬力でも十分カバーできます。
モデルAC105」もエコロジックもどちらも同じ1/2馬力になりますがモデルAC105は米国では「EvolutionEssentialXTR」の3/4馬力が販売されており、その廉価版スペックダウンモデルとしてモデル名を変え1/2馬力として日本で販売しています。
モデルAC105を製造している米国エマソン社は米国シェアTOPで、米国アナハイム社は日本での累積販売台数は今現在も圧倒的な1位になっており累積では100万台近く日本国内で販売されています。
米国アナハイム社のディスポーザーが人気なのはタフでトラブルが発生しない為に販売業者がのちのちのトラブル訪問で印象が悪くなるのを敬遠する傾向があった為にこぞって米国アナハイム社の製品を選択した経由があり、当時はインシンクイレーターはトルクが低く敬遠されていました。日本で初めてのディスポーザー付きマンション(ディスポ―ザ排水処理システム)は米国アナハイム社の「ボーンクラッシャー」3/4馬力が採用されました。

基本性能
このライバルである「エコロジック」VS「モデルAC105」の大きな違いはモータースペックです。エコロジックはDCモーターを採用しており起動トルクが高い事が大きな特徴です。起動トルクが高いとどうなるか?粉砕能力に影響を及ぼすのはもちろんの事ですが例えば前回処理時の粉砕物を残した状態で運転を開始するとトルクが弱かったり回転数が低いと処理室の回転盤等に異物が噛み込んで運転が開始されないという「噛み込」発生率がグンとあがったり生ゴミを過剰に入れすぎたりした場合の負荷に対応できない事もあります。

特にトルクが低い製品で処理室容量が1.5L近くあり、蓋スイッチ式の組み合わせになると最悪です。
モデルAC105は蓋スイッチのオプションがありますがお勧めはできません。連続投入方式で使用することをお勧めします。エコロジックも米国では蓋スイッチはありますがディーラーの方針でやはりラインしないようです。

*ディスポーザ付マンションでサービスマンの訪問サービスが多いのはこのトルクの低さと生ゴミの残留物の相性の悪さが多くを占めています。(一部の製品ではスプーン等の落下による蓋ロック)
 ディスポーザ付きマンションでは回転数、トルクが低い上にタイマー式を採用しているモデルが主流の為に生ゴミの粉砕が終了以前に60秒程度で運転停止設定され生ゴミの有無に関係なく運転終了するのです。


過負荷運転は安全装置(リセットボタン)が作動しますがエコロジックはそもそも噛み込自体の発生率が極端に少ないモデルです。もし噛み込が発生してもドライバー等で回転盤(三角の穴)に圧を加えればほぼ復旧します。モデルAC105はエコロジックと比較してトルクや回転数が弱いですがその分、360度回転&スライドするスイングハンマーで噛み込を回避します。排水性能や粉砕能力もエコロジックがモデルAC105に対し軍配が上がります。(気になるほどの差はありません。)

またモデルAC105はグライドリング(壁面固定刃)を2ステージに分けており柑橘系や繊維質系のものを上部の突起物のパターンで処理する事により粉砕能力をカバーしています。
 静音性はモデルAC105の方が静かですがこれもエコロジックと気になる程は変わりません。
20年前の米国アナハイム社製品はハイパワーで静音性は気にしてませんでしたが、会社分裂後(*1)から時を経て静かなモデルになってきており防振用のクッションマウントも向上してきてます。またモデルAC105からシンク排水口に着ける「跳ねよけゴム」がエコロジック同様に脱着式に変更され両モデルとも脱着しての洗浄が可能になっています。
*1:米国アナハイム社は合併、分裂、オーナチェンジを繰り返して拡大して来た企業になりますが現在は2つのアナハイム社があります。(アナハイムマーケティングとアナハイムマニファクチャリング)

回転盤の構造もエコロジックはコンピューターで計算した設計ではなく昔の職人が一つ一つ実験しながら作り上げてきた構造というのが分かります。

施工性
施工性に関しては現場のサービスマンはエコロジックを選択する傾向にあります。これはモデルAC105が8垓瓩そ杜未紡个轡┘灰蹈献奪は5圓鮴擇辰討りサービスマンに負担をかけないからです。またシンクとの接続方式がエコロジックが「EZマウント方式」に対しモデルAC105は「クイックロックシステム」でエコロジックの方がパーツ点数が少なく設計されている分、施工時間が短いのが特徴です。また締め付けもエコロジックが一般的な回転で締め付ける方式に対しモデルAC105 は3点ボルト締めで細かく言えば均等に力を締め付ける事が出来ません。施工時間が短い事は現場サービスマンの支持を獲得できます。
AC105はエコロジックと比較して重量があるのでシンクに負担をかけると主張するグループもあります。米国のステンレス厚は1.2mmに対して日本の一般的なシンクは0.7mmと薄いことがあげられます。軽いに越したことはありませんがそう負担にはなりません。ただモデルAC105はシンクとの締め付けは3カ所のボルト締めなので1カ所だけ先に締め付け順次他の個所を締め付ける素人のような施工をすると肉厚の薄いシンクの絞りの部位に経年で水が浸入して錆がはじまり穴があいてきます。
 
一番のメリット
ディスポーザーの一番のメリットは処理室(粉砕室)の洗浄効果です。ワールドスタンダートクオリティでは処理室の衛生さを項目にあげていますが実際はどうでしょうか?
特に日本の女性は排水口のヌメリを嫌う傾向があり毎日のヌメリの掃除が要らないディスポーザーが人気になる傾向があります。
日本の一部のメーカーは処理室をマイコンプログラムで自動洗浄する機能を付けていますがそれ以外のメーカーはヌメリの自浄作用まで至りません。

エコロジックはこの点が優れています。このヌメリの除去は回転数に比例する事が明らかになっています。毎分2,600回転から繰り出す水流で粉砕ルームをくまなくクリーニングしていきます。これに対してAC105は毎分1,600回転とエコロジックと比較した場合は回転数が低い為に特に実験では処理室上部に野菜屑や肉類の破片が残りやすい結果になっています。

この両社に限らずに粉砕後の「後水処理」を15秒程度行えば衛生さを維持する事が出来、また配管の安全も維持できます。

デザイン性
エコロジックはサイズを見て分かる通り一般的な網カゴの排水栓より一回り小さな設計でスペースを奪わず極めてシンプルで実用的です。モデルAC105もサイズ表ほどの差はなく高さも短めでなによりもカラーとデザインセンスが良いと思われます。

このように比較するとエコロジックもモデルAC105も特に差はなく好みの問題だけになるようです。
品質のエコロジック、デザインのモデルAC105というところでしょうか。

disposer_kouei at 22:30|この記事のURL

2021年01月13日

ACモーターとDCモーター

皆さんこんにちは。

世の中ではまた非常事態宣言が発令されました(2021年1月7日に1都3県)。
TVのワイドショーも非常事態宣言を出すように煽りながらも発令が出ると飲食店が潰れると常に反対の方に意見を変えて騒いでいます。

この中でディスポーザー業界の景気はどこも影響は無いようです。

その中でエマソン社のディスポーザーが値上げをディーラーから通知されました。
年末(2020年)には改定されたとのことです。

ディスポーザー付きマンションで扱われている国産のディスポーザーと比較すると性能はエマソン社が頭2つも3つも抜きんでており安全性、排水性能、粉砕性能の基本だけでなく静音性、デザイン性も抜きんでていながら価格がディスポーザー付きマンションで流通している製品と同等なのが嬉しい限りでした。しかし値上げが続くことによりユーザー価格に反映されるために高値圏に突入します。
製品性能からすればディスポーザー付きマンションと同じ価格というのがおかしいですがユーザーの知識がそこまで追いついていません。ユーザーは国産家電の方がよいとまだ勘違いしている方も多いからです。多分、値上げが続けばエマソン社の売上も落ちるでしょう。

ディーラーの話では海外(主に中国)ではディスポーザーの販売競争が激化してきておりエマソン社に代表されているACモーターより30%程、安いDCモーターに需要が移行してきているとのこと。

確かにDCモーターの方が軽く効率も良いので設置販売する側としては嬉しいですが日本で手に入るブランドはほとんどありません(エコロジックボーンクラッシャー)。

日本メーカーのDCモーター搭載モデルの登場が期待されます。

エマソン社は日本では世界から見るほど強者ではありませんが世界シェア75%も占めており価格コントロールを持ちながらも寡占状態に突入しつつあります。日本のディスポーザー市場は米国と比較すればまだまだ小さくこれからなので魅力がないのでしょうがバジャーシリーズなど廉価版製品を投入するのも面白いかもしれません。

客観的にみるとやはりこの牙城を崩す可能性が見えるのは国勢のある中国になってくるのでしょうか?







disposer_kouei at 05:00|この記事のURL

2020年11月07日

ディスポーザーの粉砕性能を探る

ディスポーザーのポジショニング探る上で重要なのが基本性能になります。
基本性能とは「安全性能」「粉砕性能」「排水性能」です。
・安全性能は電気的な物や動作的な物で使用や運転するにあたり人に危険はないか?トラブルの発生やその危険度は?
・粉砕性能とは生ゴミを安全にスピーディーにトラブルなく粉砕する事はできるのか?
・排水性能とは粉砕された生ゴミの粒度や割合が排水管や下水道、汚水処理施設に影響を与えないのか?
そしてこの3つの基本性能に加えて静音性や操作性、デザイン、耐久性など用途や嗜好も加わってきます。

「一般市場」でのディスポーザーの売れ筋はスキューズ社(日本)の「モデルF-13」、そして米国アナハイム社の「エコロジック」モデル、そして「ボーンクラッシャー900」になります。このメーカーで日本の一般市場の6割以上のシェアを取っているものと思われます。


 米国メーカーは蓋スイッチ式にあまり力を入れていない中、スキューズ社のモデルF-13の人気があるのは蓋スイッチ式としての操作性が高く粉砕能力も高く米国メーカーと同じだからです。蓋スイッチ式の中ではピカイチです。しかし日本メーカーの共通点はデザイン性が悪いところです。
 米国アナハイム社の少人数用のエコロジックは安定した人気があり、また大人2人、子供1人程度の都市型家族構成ではオーバースペックになるボーンクラッシャー900は少しサイズが大きく過剰スペックではあるもののエマソンではかなわない圧倒的に高い基本性能と粉砕力で郊外型の住宅や昔からのファンにはかなり根強い支持を受けています。

ディスポ―ザ付マンション市場にしか流通していないディスポーザーと比較してみましょう。


テラル社の内部構造を見てくください。

テラル社製DSP-125


国産メーカーは大体どこもこのような形状です。
これは米国メーカーの1970年代ぐらいの構造を模写した構造で縦刃の配列パターンです。







こちらはLIXIL社のミニポです。

INAX社製ミニポ


米国アナハイム社の構造を模写しています。□の配列を施しています。
両社とも多角度からの生ゴミにグラインドリングの形状配列が対応していません。柑橘系の外皮が回転盤の上に覆いかぶさり皮が空転する事を防ぐには規則的に繊維状のものをカットする部位を設けたり配列のパターンにカーブを取り入れたり不規則なパターンを入れたり突起物を設ける、またはそれ以上の高出力を生むモーターに変更する必要がありますがエコロジック、ボーンクラッシャークリアしています。


Inkedアナハイム回転盤_LI











これは米国アナハイム社の回転盤とグラインドリングです。赤丸を確認してください。グラインドリングの突起は複数配置されており柑橘系や繊維質を千亀利ことに効果を発揮します。回転盤の突起物はグレープフレーツの皮など以外に処理しにくいものに威力を発揮します。米国アナハイム社はこの構造に加えDCモーターでトルクが高い為に粉砕でのトラブルはほぼありません。

ディスポーザー付きマンション市場で流通している安永・LIXIL・MAX・テラル社の粉砕能力の課題は柑橘類系や硬質(卵の殻や貝殻)の生ゴミだとが分かります。グラインドリング(壁面固定刃)の形状も米国市場では一番底辺モデルの形状に近いものです。日本市場では低価格帯モデル米国アナハイム社のエコロジックの本体価格は部材を入れても4万円を切るかなりの低価格帯で流通していますがはるかにエコロジックの方が粉砕性能や耐久性が高いのが実情です。(LIXIL、テラル、MAX、安永社は交換費用も含めて9−16万円程度が目安)
ユーザーはなんでエコロジックより高いの???となるでしょう。
特にディスポーザー付きマンションではディスポ―ザ排水処理システム性能基準(案)*1を基準とする為に粉砕粒度が配管の実態に合致していない事と合わせて通常の住宅では洗面所やお風呂の生活排水が流入することに対しディスポ―ザ排水処理システムでは単管での排水管になり排水管詰まりのリスクが増しています。

*1:ディスポーザ排水処理システムとはディスポ―ザ部+専用管部+排水処理部の3つの
組み合わせでシステムが成り立ち、任意試験を所得する規格適合評価、適合同等性評価(参考基準であり法律ではありませんのでシステム適用の強制力や根拠はりません。)の事を言います

市場の競争原理にさらされているメーカー品に対してディスポーザー付マンション内でしか流通していないディスポーザーはディスポーザーの本質、ユーザーのニーズを市場から逆算するマーケットインの観点から理解する必要があります。音を小さくする、本体をダウンサイズする、何か機能を付けることも競争力を付けるためには必要な事ですがあれが流せない、これが流せない、噛み込で動かなくなるなど本来のディスポーザーの利便性を犠牲にした製品開発をしてはユーザーが離れるだけではなく本末転倒です。

まずはユーザーに本当のメリットをお届けするのが肝心かと思います。
ディスポーザーは毎日使う便利な製品なのです。


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