今年は4月1日が月曜日。ちょうどキリのいいところで新年度がスタートした。

本校は2日が入学式。約4000人が入学したので、学内はすごいことに・・・。どこからこんなに人が来たのかと思うくらい人があふれていたっけ。

かくいう私たちは4月1日から通常通り。講義が始まるのは5日からだが、5日からフル回転というものではない。なんせ、講義が始まったら日々のことで追いかけられるから、半期分の講義準備は事前に済ませておかないと大変なことになる。講義期間中は採点やレポートチェックなども加わり、学生の出席管理なんかもあって、講義だけではなくなるからだ。科目によっては使用テキストだって毎年変わるから、新年度が始まる前に全部目を通して準備(教員としての予習)をするのが通常のこと。そう、春休みに全部済ませておく必要があるのだ。

というわけで、粗方の準備は終了。あとは、学生の進捗状況を見ながら、講義中にいろいろ調整していくことに。これがまた大変なんだけど、まぁこれも仕事だからね。

だが、我々は「大学教員」ではあるものの、それだけではない。大学HPなどにもあるが、基本的には「研究者」である。だから、基本的には研究をしなければならない。世間的には「教えることがすべて」と思われている節があるが、それは一部分にすぎない。研究者であるからこそ、大学という研究機関に所属しているのである。そこが高校までと大きく違うところだろう。

なので、業務としては、「教育」だけではなく「研究」も含まれる。そう、当然の業務でもある。

つい先日、お友達でもありフランス語を教えている教員でもあるEちゃんが言っていた。「研究しているから教員。研究していなかったら、単なる語学教師だ。」って・・・。なかなか厳しい言葉だが、真実だろう。研究していないのに、研究者って言えないもんね。

というわけで、研究は永遠の業務でもあるのだが、研究者として歩き出した私にとって、本当に本当に嬉しい知らせがやってきた!!!

諸事情があって全てを書くことはできないが、研究者としては本当に本当に嬉しい知らせがやってきた。その知らせが来たのが4月1日だったので、「エイプリルフールじゃないよね?」と思ったくらい。だが、関係する方々が「良かったね!」とか「おめでとうございます。良かったですね。」って言ってもらって、あぁ本当なんだぁってすっごく嬉しくなった。

これでこれから3年間、腰を落ち着けて研究出来る環境が整った。ちょっと躊躇していた海外視察や研修にも思う存分参加できる。

先月には、別の嬉しい知らせも届き、研究活動の幅が広げられるなぁって思っていたばかり。

去年はいろいろあり過ぎて、研究どころではなかった。日々の生活を送っていくだけで精一杯だった。が、その分、神さまがお返ししてくれているのかなと思うくらい、今年は年明けから良い知らせばかり。

あ〜、本当に嬉しい!今年は研究業績をしっかり挙げるように頑張るぞー!!!