2009年12月24日
希望の再出発
ご訪問ありがとうございまァ〜す
色々な事情で閉鎖したおしゃべりワンコブログだったけれど、
幸せワンコさんを増やすお手伝いをするために、
今日からまた再開しましたァ〜
私は虹の橋を渡っちゃったから、このブログのおしゃべりの更新はないけれど、
このおしゃべりワンコブログ記事は、きっと読み込むたびに目線が変わって、
目線が変わるたびに視野も広がるから『あァ〜そうかァ〜』
『あァ〜そう言う意味だったのかァ〜』って
感じるようになるはずだから、何度も何度も読み返してみてねッ。
そしてェ、このブログの続きはァ、先住ワンコのビビちゃんと一緒に
虹の橋の向こう↑↑からおしゃべりしているから遊びに来てねェ〜
それじゃァ〜皆さん、また会いましょうねェ〜
色々な事情で閉鎖したおしゃべりワンコブログだったけれど、
幸せワンコさんを増やすお手伝いをするために、
今日からまた再開しましたァ〜
私は虹の橋を渡っちゃったから、このブログのおしゃべりの更新はないけれど、
このおしゃべりワンコブログ記事は、きっと読み込むたびに目線が変わって、
目線が変わるたびに視野も広がるから『あァ〜そうかァ〜』
『あァ〜そう言う意味だったのかァ〜』って
感じるようになるはずだから、何度も何度も読み返してみてねッ。
そしてェ、このブログの続きはァ、先住ワンコのビビちゃんと一緒に
虹の橋の向こう↑↑からおしゃべりしているから遊びに来てねェ〜
それじゃァ〜皆さん、また会いましょうねェ〜
dixie1996 at 00:00|Permalink│Comments(0)│
2009年06月14日
ジグソーパズル
『今日で丁度、私が虹の橋を渡ってから2週間だねェ…。
ねェ、お母さん、早速来週から、私とビビちゃんの
虹の橋からの、楽しいメッセージを始めちゃおうよッ
きっと、その方が、お母さんのメソメソ対策にも良いかもよッ』
『うん…、Dixie…、そうだねェ…。
最後の4時間の記事をアップした後、あんたがいってから初めて
生身を削られるような、物凄い強烈な辛さが襲ってきて、本当に、
息も絶え絶えな放心状態だったから…』
お母さんったら、ベッドに倒れこんでからの二日間、
私にお薬飲ませたり、インスリンの注射を打つのまでが
懐かしいって寝言言ってたよ…
アハハァ~、天使のあんたは、もう地獄耳なのかァ…
そうよッ 大きな翼を貰ったから、もう何でも見えちゃうし、なんでも聞こえちゃうのよ~
盲目難聴の身体障害が取れたんだねェ 私はそれを聞いて、もうとっても嬉しいよ~
ねェ、Dixie、あんた、ジグソーパズルって知ってるでしょう~?
それって、お父さんが大好きなパズルのことだよねッ
うん、そうそう、あのパズルのことよッ。
私、この2週間、ずーっと考えてたんだけど、あんたは私のジグソーパズルだったんだよねッ
パリから遊びに来ていたトップさんご夫婦が滞在中に、虹の橋へ旅立ったのも、
あんたが生きたワンコだったんだって、知ってもらう為みたいでしょう。
そして、その前に、日本からいらしてたピッピさん親子にも、生前のあんたを見てもらえたのも、
今思うと、Dixieは身体障害を抱えてても、とっても自由で、変に束縛されないで、
穏やかなワンコ生活を送っているのを、日本中に広めてもらう為だったみたいじゃない?
日本には、物凄い数の犬ブログがあるけれど、一体、その内の何パーセントの二本足さんたちが、
本当にワンコを愛して、ワンコを尊重して、ワンコを本当に理解して生活しているのか…
その実態って、多分、文章だけじゃァ見えないんだよねェ…
うん、ホント良い事言うわねェ、Dixie
あんたと一緒におしゃべりした、この2年間の766記事の全ては、
こよなくワンコを愛する一人の愛犬家としての思いと、ペットドッグトレーナーとしての知識を結集してるから、ブログを通してお友達になった皆さんに、生前のあんたの健気な姿を見て貰えて、
私は安堵するべきなのよね。
あんたが倒れる寸前まで、あんたが大好きだったクリッカーで遊んだのも、
あんたが、あの日に小康を得たのも、私が尽くせる限りの事をして、思い残しが無いようにとの、
あんたの配慮だったのでは?って思うのよ。
あんたが家へこなければ、私はドッグトレーナーにはならかったし…
あんたが糖尿病にならなければ、こうして、日本に向けてブログなんて書かなかったでしょう…
この頃は、私はまだ使役犬協会に籍があって、
ハイジやルーガス女史に出会ったばかりだったよね。
ワンコの世界やカーミングシグナルを知ったばかりだったから、
《トレーニング観念》から抜けきれないで、
文字通り、2速の草鞋を履いてたから…
まだ首輪だし… あんたのお顔も、ちょっと表情が硬いよねェ…
陽性トレーナー研修に
どんどん参加するようになって、
色々な知識が増えて、それを頭脳とハートで吸収してからは、
犬訓練の世界を正視出来なくなって、思い切って籍も抜いたのよね。
それから、あんたの表情が見る見る変わって、ステキな笑顔を見せてくれるようになったのよね
うわァ~、懐かしい~
私、お母さんと一緒に遊ぶ、ワンコゲームが大好きだったのよ~
私もね、Dixie、あんたと一緒にいる時間が、とっても貴重で、そして、とっても楽しかったの
あんたと暮らした、この13年間の出来事の全てが、今になって思うと、一つ一つの辻褄が合って、
まるで精巧なジグソーパズルなのよッ
そしてね、あんたの最期のシーンまでが、
この精巧なパズルの最後の空間にピッタリと納まって、
こんなに、ステキな一枚の絵になったよ
私は、あんたから、本当に大切なものを教えてもらったから…
思いやりの心…、尊重の意味…、愛の真意…、
ついつい、傲慢で、独りよがりになりがちな、
汚い人間の業を、私に少しずつ悟らせてくれたのも、
他ならない、ワンコのあんただしね
Dixie、本当にありがとう~
お母さん、そんなに私を美化しちゃうと、ちょっと、恥ずかしいよ~
でもね、でもね、どうか皆さん、気が向くままに何度でも、私のおしゃべりを読み返してみてねッ
尊重の意味を意識の中に取り入れられる繊細さとハッピーブルーの心を持つ貴方なら
時期さえ熟せば抜け落ちていた幾つかのアルファベットが繋がって
今まで部分的に納得がいかなかった箇所も、『あァ~、そういう事だったのかァ』って、
真の尊重精神が開眼する日が来るはずだからァ~
皆さま、本当に本当に、有り難うございました
ねェ、お母さん、早速来週から、私とビビちゃんの
虹の橋からの、楽しいメッセージを始めちゃおうよッ
きっと、その方が、お母さんのメソメソ対策にも良いかもよッ』
『うん…、Dixie…、そうだねェ…。
最後の4時間の記事をアップした後、あんたがいってから初めて
生身を削られるような、物凄い強烈な辛さが襲ってきて、本当に、
息も絶え絶えな放心状態だったから…』
お母さんったら、ベッドに倒れこんでからの二日間、
私にお薬飲ませたり、インスリンの注射を打つのまでが
懐かしいって寝言言ってたよ…
アハハァ~、天使のあんたは、もう地獄耳なのかァ…
そうよッ 大きな翼を貰ったから、もう何でも見えちゃうし、なんでも聞こえちゃうのよ~
盲目難聴の身体障害が取れたんだねェ 私はそれを聞いて、もうとっても嬉しいよ~
ねェ、Dixie、あんた、ジグソーパズルって知ってるでしょう~?
それって、お父さんが大好きなパズルのことだよねッ
うん、そうそう、あのパズルのことよッ。
私、この2週間、ずーっと考えてたんだけど、あんたは私のジグソーパズルだったんだよねッ
パリから遊びに来ていたトップさんご夫婦が滞在中に、虹の橋へ旅立ったのも、
あんたが生きたワンコだったんだって、知ってもらう為みたいでしょう。
そして、その前に、日本からいらしてたピッピさん親子にも、生前のあんたを見てもらえたのも、
今思うと、Dixieは身体障害を抱えてても、とっても自由で、変に束縛されないで、
穏やかなワンコ生活を送っているのを、日本中に広めてもらう為だったみたいじゃない?
日本には、物凄い数の犬ブログがあるけれど、一体、その内の何パーセントの二本足さんたちが、
本当にワンコを愛して、ワンコを尊重して、ワンコを本当に理解して生活しているのか…
その実態って、多分、文章だけじゃァ見えないんだよねェ…
うん、ホント良い事言うわねェ、Dixie
あんたと一緒におしゃべりした、この2年間の766記事の全ては、
こよなくワンコを愛する一人の愛犬家としての思いと、ペットドッグトレーナーとしての知識を結集してるから、ブログを通してお友達になった皆さんに、生前のあんたの健気な姿を見て貰えて、
私は安堵するべきなのよね。
あんたが倒れる寸前まで、あんたが大好きだったクリッカーで遊んだのも、
あんたが、あの日に小康を得たのも、私が尽くせる限りの事をして、思い残しが無いようにとの、
あんたの配慮だったのでは?って思うのよ。
あんたが家へこなければ、私はドッグトレーナーにはならかったし…
あんたが糖尿病にならなければ、こうして、日本に向けてブログなんて書かなかったでしょう…
この頃は、私はまだ使役犬協会に籍があって、
ハイジやルーガス女史に出会ったばかりだったよね。
ワンコの世界やカーミングシグナルを知ったばかりだったから、
《トレーニング観念》から抜けきれないで、
文字通り、2速の草鞋を履いてたから…
まだ首輪だし… あんたのお顔も、ちょっと表情が硬いよねェ…
陽性トレーナー研修に
どんどん参加するようになって、
色々な知識が増えて、それを頭脳とハートで吸収してからは、
犬訓練の世界を正視出来なくなって、思い切って籍も抜いたのよね。
それから、あんたの表情が見る見る変わって、ステキな笑顔を見せてくれるようになったのよね
うわァ~、懐かしい~
私、お母さんと一緒に遊ぶ、ワンコゲームが大好きだったのよ~
私もね、Dixie、あんたと一緒にいる時間が、とっても貴重で、そして、とっても楽しかったの
あんたと暮らした、この13年間の出来事の全てが、今になって思うと、一つ一つの辻褄が合って、
まるで精巧なジグソーパズルなのよッ
そしてね、あんたの最期のシーンまでが、
この精巧なパズルの最後の空間にピッタリと納まって、
こんなに、ステキな一枚の絵になったよ
私は、あんたから、本当に大切なものを教えてもらったから…
思いやりの心…、尊重の意味…、愛の真意…、
ついつい、傲慢で、独りよがりになりがちな、
汚い人間の業を、私に少しずつ悟らせてくれたのも、
他ならない、ワンコのあんただしね
Dixie、本当にありがとう~
お母さん、そんなに私を美化しちゃうと、ちょっと、恥ずかしいよ~
でもね、でもね、どうか皆さん、気が向くままに何度でも、私のおしゃべりを読み返してみてねッ
尊重の意味を意識の中に取り入れられる繊細さとハッピーブルーの心を持つ貴方なら
時期さえ熟せば抜け落ちていた幾つかのアルファベットが繋がって
今まで部分的に納得がいかなかった箇所も、『あァ~、そういう事だったのかァ』って、
真の尊重精神が開眼する日が来るはずだからァ~
皆さま、本当に本当に、有り難うございました
2009年06月12日
最後の24時間パート3
『ねェ、Dixie、いよいよ最後の4時間のおしゃべりなんだけど、
今日は、私が一人語りしても良い?』
『そうだねェ…、新しいブログには、
もうお母さんは登場しないんだっけェ〜?』
『うん、だって、あそこは、ワンコたちだけが
心のメッセージを発信する場所だからね…』
『じゃァ良いよッ もし、お母さんがメランコリッシュになりそうだったら、私が、面白い横槍いれてあげるからァ〜』
『… Dixie、これは、ホント、あんたが言いそうなセリフだわねェ…』
【2009年5月31日 12時過ぎ】
再診の後に、もし、フラフラ状態が少しでも悪化するようなら即飲ませるように、
そして、次の日から、一日2回あげるようにと、五日分の錠剤コーチゾンを頂いて帰宅しました。
糖尿病には、このコーチゾンは害毒なのですが、
でも、脳卒中には必要不可欠な処置なので仕方がありません。
帰宅後、救援に駆けつけてくれたエヴェリンも交えて、一緒に昼食を終えたのが、
確か12時過ぎでした。
『うわァ〜、懐かしい写真だわァ〜 私…ちょっと良いお顔してるよねッ』
その間、Dixieは、自分のベッド前の白熊の上で横になって休んでいましたから、
ここでも、私はすっかり安心しきっていました。
【2009年5月31日 13時過ぎ…】
Dixieが、リビングを徘徊する足音がしましたので、確認しに参りましたら、
キッチンに続くドアの位置が解らないようで、ひどく困惑しているように見えました。
この時も、脳卒中の後の後遺症で、方向感覚がないものと思っていましたから、
『Dixie、トレイに行きたいの? 出口はこっちよ〜』と優しく誘導してあげました。
玄関前で、いつもの様にハーネスとリードをつけるときも、前足を上げて協力してくれました。
でも、念の為に、主人には『抱いて連れて行ってね』と、お願いしました。
私はその間に、Dixieの昼食の用意をして待っていました。
いつもなら、散歩の後のオヤツに目もくれないで、即、食事にかかるのに、
この時は、主人の差し出す、大好きな牛の肺も、始めて拒みました…
ついさっき、病院では、あんなに美味しそうにハグハグして…
『もっとちょうだい』って催促してたのに…
昼食をとってくれないと、夜のインスリンにも関わってきますから、私はコーチゾンをあげる為に、
これも、Dixieが大好きなターキーの間に入れて、そのお肉を口元にもっていったのですが、
始めて、Dixieは、食べるのを拒否をしました…
『闘病生活10年だから、私は毎日飲む、ターキーのお肉に入ったお薬には慣れているのよ』
そして、皆の居るキッチンから、一人でヨロヨロと歩いて、白熊の上に行ってしまいました…
それから、何度も、何度も、
コーチゾンを飲んで貰おうと、
大好きなオヤツを口元に持っていくのですが、
その度に、顔を背けて(カーミングシグナル)拒否をします…
13年半、Dixieと生活を共にしていて、
これ程強烈な拒否に出会ったことはありませんでした。
【2009年5月31日 14時過ぎ】
昼食の時間(13時30分)がとっくに過ぎているのに、今食べないと、夜のインスリンが打てないのに…
もう一度だけ…と思ったのですが、白熊の上で身体を固くして伏せをしながら、
頭を小刻みに震わせて、左右にフラフラさせているDixie…
うつろな眼球を左右に振動させているDixieを見て、
『このコには、自分にお迎えが来ているのが分かってるのかも…』と閃きました…
私は、お薬をあげる事を断念して、今度は、Dixieに寄り添ってから、優しく両手でその頬を挟んで
『Dixie、あんたが往きたいのなら、あんたの好きにして良いよ…』と言った途端に
Dixieは、私の右の手の平に頭を乗せたまま、そーっと横になりました…
その後は、その姿勢で横になったまま、まるで夢想の境地に行ってしまったようでした。
それを見届けてから、私は主人に尊厳死のお願いの電話を頼みました。
この日は、精霊降臨祭の日曜日で、本当に皆さん出払っています。
でも、連絡を受けたシルビアもアンドレアも、我が家に駆けつけますと言ってくださいました。
Dixieの主治医シルビアの出先は遠方でしたから、到着は18時から19時の間に、
隣町のアンドレアは、16時には来れると言う事でした。
私は、Dixieの苦しみを不要に長引かせたくないので、シルビアの了解を得てから、
アンドレアにお願いいたしました。
【2009年5月31日 16時50分】
Dixieは、とても静かに、そして、とても穏やかに、私に抱かれたままお星様になりました。
今日は、私が一人語りしても良い?』
『そうだねェ…、新しいブログには、
もうお母さんは登場しないんだっけェ〜?』
『うん、だって、あそこは、ワンコたちだけが
心のメッセージを発信する場所だからね…』
『じゃァ良いよッ もし、お母さんがメランコリッシュになりそうだったら、私が、面白い横槍いれてあげるからァ〜』
『… Dixie、これは、ホント、あんたが言いそうなセリフだわねェ…』
【2009年5月31日 12時過ぎ】
再診の後に、もし、フラフラ状態が少しでも悪化するようなら即飲ませるように、
そして、次の日から、一日2回あげるようにと、五日分の錠剤コーチゾンを頂いて帰宅しました。
糖尿病には、このコーチゾンは害毒なのですが、
でも、脳卒中には必要不可欠な処置なので仕方がありません。
帰宅後、救援に駆けつけてくれたエヴェリンも交えて、一緒に昼食を終えたのが、
確か12時過ぎでした。
『うわァ〜、懐かしい写真だわァ〜 私…ちょっと良いお顔してるよねッ』
その間、Dixieは、自分のベッド前の白熊の上で横になって休んでいましたから、
ここでも、私はすっかり安心しきっていました。
【2009年5月31日 13時過ぎ…】
Dixieが、リビングを徘徊する足音がしましたので、確認しに参りましたら、
キッチンに続くドアの位置が解らないようで、ひどく困惑しているように見えました。
この時も、脳卒中の後の後遺症で、方向感覚がないものと思っていましたから、
『Dixie、トレイに行きたいの? 出口はこっちよ〜』と優しく誘導してあげました。
玄関前で、いつもの様にハーネスとリードをつけるときも、前足を上げて協力してくれました。
でも、念の為に、主人には『抱いて連れて行ってね』と、お願いしました。
私はその間に、Dixieの昼食の用意をして待っていました。
いつもなら、散歩の後のオヤツに目もくれないで、即、食事にかかるのに、
この時は、主人の差し出す、大好きな牛の肺も、始めて拒みました…
ついさっき、病院では、あんなに美味しそうにハグハグして…
『もっとちょうだい』って催促してたのに…
昼食をとってくれないと、夜のインスリンにも関わってきますから、私はコーチゾンをあげる為に、
これも、Dixieが大好きなターキーの間に入れて、そのお肉を口元にもっていったのですが、
始めて、Dixieは、食べるのを拒否をしました…
『闘病生活10年だから、私は毎日飲む、ターキーのお肉に入ったお薬には慣れているのよ』
そして、皆の居るキッチンから、一人でヨロヨロと歩いて、白熊の上に行ってしまいました…
それから、何度も、何度も、
コーチゾンを飲んで貰おうと、
大好きなオヤツを口元に持っていくのですが、
その度に、顔を背けて(カーミングシグナル)拒否をします…
13年半、Dixieと生活を共にしていて、
これ程強烈な拒否に出会ったことはありませんでした。
【2009年5月31日 14時過ぎ】
昼食の時間(13時30分)がとっくに過ぎているのに、今食べないと、夜のインスリンが打てないのに…
もう一度だけ…と思ったのですが、白熊の上で身体を固くして伏せをしながら、
頭を小刻みに震わせて、左右にフラフラさせているDixie…
うつろな眼球を左右に振動させているDixieを見て、
『このコには、自分にお迎えが来ているのが分かってるのかも…』と閃きました…
私は、お薬をあげる事を断念して、今度は、Dixieに寄り添ってから、優しく両手でその頬を挟んで
『Dixie、あんたが往きたいのなら、あんたの好きにして良いよ…』と言った途端に
Dixieは、私の右の手の平に頭を乗せたまま、そーっと横になりました…
その後は、その姿勢で横になったまま、まるで夢想の境地に行ってしまったようでした。
それを見届けてから、私は主人に尊厳死のお願いの電話を頼みました。
この日は、精霊降臨祭の日曜日で、本当に皆さん出払っています。
でも、連絡を受けたシルビアもアンドレアも、我が家に駆けつけますと言ってくださいました。
Dixieの主治医シルビアの出先は遠方でしたから、到着は18時から19時の間に、
隣町のアンドレアは、16時には来れると言う事でした。
私は、Dixieの苦しみを不要に長引かせたくないので、シルビアの了解を得てから、
アンドレアにお願いいたしました。
【2009年5月31日 16時50分】
Dixieは、とても静かに、そして、とても穏やかに、私に抱かれたままお星様になりました。
2009年06月11日
最後の24時間パート2
【2009年5月31日 午前中】
『この朝も、普段と変わらないあんたの様子に安心したのよね』
『トイレの散歩も自力で歩いたし、朝ごはんもハグハグしたから
インスリンも普段通りに打てたしね』
『だから、ブログにも《無事だった》って書いたのよね…』
『うん、エヴェリンにも電話で、とっても快調って伝えたんだよね』
『それから、9時半に、エヴェリンが迎えにくるまで、
あんたはワンコベッドの前の白熊の上でウトウトしてたから…私はすっかり安心してたのよね…』
『うん、お母さんに起こされて、立ち上がろうとしたら、後ろ足がまたちょっとだけフラフラして…
そして、また方向感覚がなかったんだよね…』
『そう…、でもその時は、避けられない、脳卒中の後遺症だとばかり思ってたから…』
この時間は、
後ろ足がフラフラしながらも
まだ普通に動けたんだよねッ。
ご褒美のオヤツだって、
美味しくって、美味しくって
一杯、ハグハグしたもんねッ。
『この写真だって、《Dixieは頑張って回復しましたよ》って
ブログに書くつもりで撮ったのに…』
『お母さん、でも、撮っておいて良かったじゃないの〜』
『…うん、Dixie、ホントにそうだねッ。
あんたの顔ったら、今見ると、何もかも悟りきった表情だよね…
これであんたが、いかに利発なワンコだったのかって判るよね…』
『エへへェ〜、そんなに言われたら照れちゃうよ〜
それから診察台から降りて、ご褒美のオヤツをみんなから貰って一杯食べたよねェ〜』
『その時に、《このコは食欲があるから安心だわァ〜》って自慢したのよねェ…』
『この後、私とお母さんは先に表に出て、トイレの散歩を済ませたんだよねッ』
『その時は、これが、あんたとの最後の散歩になるだなんて、思いもしなかったけど…』
『この朝も、普段と変わらないあんたの様子に安心したのよね』
『トイレの散歩も自力で歩いたし、朝ごはんもハグハグしたから
インスリンも普段通りに打てたしね』
『だから、ブログにも《無事だった》って書いたのよね…』
『うん、エヴェリンにも電話で、とっても快調って伝えたんだよね』
『それから、9時半に、エヴェリンが迎えにくるまで、
あんたはワンコベッドの前の白熊の上でウトウトしてたから…私はすっかり安心してたのよね…』
『うん、お母さんに起こされて、立ち上がろうとしたら、後ろ足がまたちょっとだけフラフラして…
そして、また方向感覚がなかったんだよね…』
『そう…、でもその時は、避けられない、脳卒中の後遺症だとばかり思ってたから…』
この時間は、
後ろ足がフラフラしながらも
まだ普通に動けたんだよねッ。
ご褒美のオヤツだって、
美味しくって、美味しくって
一杯、ハグハグしたもんねッ。
『この写真だって、《Dixieは頑張って回復しましたよ》って
ブログに書くつもりで撮ったのに…』
『お母さん、でも、撮っておいて良かったじゃないの〜』
『…うん、Dixie、ホントにそうだねッ。
あんたの顔ったら、今見ると、何もかも悟りきった表情だよね…
これであんたが、いかに利発なワンコだったのかって判るよね…』
『エへへェ〜、そんなに言われたら照れちゃうよ〜
それから診察台から降りて、ご褒美のオヤツをみんなから貰って一杯食べたよねェ〜』
『その時に、《このコは食欲があるから安心だわァ〜》って自慢したのよねェ…』
『この後、私とお母さんは先に表に出て、トイレの散歩を済ませたんだよねッ』
『その時は、これが、あんたとの最後の散歩になるだなんて、思いもしなかったけど…』
2009年06月10日
最後の24時間パート1
皆さん、お早う〜
さて、私の地上での御用納めに、もう一仕事ねッ
【2009年5月30日】←先住犬Bibiのお誕生日でした…
『この日は、あんたは普通に起きて来て、
ご飯も普通に食べて、インスリンの注射も普通に出来たのよね』
『うん、でもさァ、朝のトイレの散歩の時、
ちょっと方向音痴だったじゃない』
『そうだったわァ…。
でも、あの時は、寝ぼけているのかと思ったの…』
『私も、自分で気が付かなかったけど、
でも、あれが兆候だったかもね…』
『お昼のお散歩もご飯も済ませて、後をお父さんに頼んで、トップさんご夫婦に
テンダーちゃんの授業を見てもらうのに出掛けたのよね…』
『うん、そして、お母さんたちが返ってきたのが、4時過ぎで、私はいつもの様に、
お客さんの皆さんにご挨拶して、ご褒美のオヤツを貰って、良いコにしてたでしょう〜』
【2009年5月30日 午後4時30分過ぎから…】
ルビーさんから頂いた、この↓↓↓ワンコが最後のトーイでしたから、Dixieの分身になりました…いつも持ち歩いています
『トップさんに、クリッカーのゲームをして見せたのよね…』
『うん、久しぶりのクリッカーで、楽しかったよ〜』
『私もね、難聴のあんたが、クリックが鳴るたびに飛び上がって
喜ぶ姿を見て、嬉しくってたまらなかったのよ…』
『ご褒美のオヤツも、美味しくってハグハグしたのにね…
それから、急にフラフラってしちゃって…』
その経過はこの記事
本当に、あの時は、心臓が飛び出るほどビックリしたよねェ…
『でも、病院から返ってきてからのあんたは、また持ち直して、あの夜は、
3人でゆっくり寝られたね…、あれも、あんたからのプレゼントだったァ…???』
『お母さん、それはねェ、永遠の謎よ………ねッ、皆さん』
お母さんの涙腺が緩んできちゃったから、続きのおしゃべりは、またこの次ねッ
私もお母さんも、湿っぽいのって好きじゃないし、
それに、そんなのは陽気な《おしゃべりワンコ》の私には似合わないでしょう〜
さて、私の地上での御用納めに、もう一仕事ねッ
【2009年5月30日】←先住犬Bibiのお誕生日でした…
『この日は、あんたは普通に起きて来て、
ご飯も普通に食べて、インスリンの注射も普通に出来たのよね』
『うん、でもさァ、朝のトイレの散歩の時、
ちょっと方向音痴だったじゃない』
『そうだったわァ…。
でも、あの時は、寝ぼけているのかと思ったの…』
『私も、自分で気が付かなかったけど、
でも、あれが兆候だったかもね…』
『お昼のお散歩もご飯も済ませて、後をお父さんに頼んで、トップさんご夫婦に
テンダーちゃんの授業を見てもらうのに出掛けたのよね…』
『うん、そして、お母さんたちが返ってきたのが、4時過ぎで、私はいつもの様に、
お客さんの皆さんにご挨拶して、ご褒美のオヤツを貰って、良いコにしてたでしょう〜』
【2009年5月30日 午後4時30分過ぎから…】
ルビーさんから頂いた、この↓↓↓ワンコが最後のトーイでしたから、Dixieの分身になりました…いつも持ち歩いています
『トップさんに、クリッカーのゲームをして見せたのよね…』
『うん、久しぶりのクリッカーで、楽しかったよ〜』
『私もね、難聴のあんたが、クリックが鳴るたびに飛び上がって
喜ぶ姿を見て、嬉しくってたまらなかったのよ…』
『ご褒美のオヤツも、美味しくってハグハグしたのにね…
それから、急にフラフラってしちゃって…』
その経過はこの記事
本当に、あの時は、心臓が飛び出るほどビックリしたよねェ…
『でも、病院から返ってきてからのあんたは、また持ち直して、あの夜は、
3人でゆっくり寝られたね…、あれも、あんたからのプレゼントだったァ…???』
『お母さん、それはねェ、永遠の謎よ………ねッ、皆さん』
お母さんの涙腺が緩んできちゃったから、続きのおしゃべりは、またこの次ねッ
私もお母さんも、湿っぽいのって好きじゃないし、
それに、そんなのは陽気な《おしゃべりワンコ》の私には似合わないでしょう〜