2009年03月29日

<働く人> 52-1


中華に和食にイタリアン・・・
そこは様々な食事をする事が出来る、フードコートと言われるレストラン。

大きなホールの真ん中に大きな厨房。

調理している所を、360°どこからでも見る事が出来る。僕は、ステンレスの棚の間から見える白い割烹着のコックさんにカメラを向けた。

真心と言う、スパイスが隠し味。その表情は凛々しく実にカッコ良い。

お客さんに、おいしい料理を出したい。
そして食べる事を楽しんで欲しい。

その気持ちは調理場に活気をもたらせ、威勢のいい声が飛び交う。またフライパンから炎が登り、料理は真剣勝負なんだとも言っている様だった。

料理と真剣に向き合うその姿は、凛々しく実にカッコ良かった。

いつかコックさんになりたい。
その夢を叶え、今、調理場に立っている。
誤魔化す事の出来ない、オープンな調理場に。

コックさんがフライパンを振る度、真心と言うスパイスの隠し味が入る。





♪『HOW DO I SURVIVE?/Superfry』
                       写真・文・音楽/ARCHE



djarche at 07:00|PermalinkComments(5)TrackBack(0)

<鏡の中の自分> 52-2


いつも見ている自分の姿。
それは、もちろん鏡を通して。

一度でいいからこの目で自分を見てみたい。

思っているより、優しいヤツかもしれない。
思っているより、面白いヤツかもしれない。
思っているより、格好いいヤツかもしれない。

でも、思ってもいないくらい、嫌なヤツかもしれない。

一体どんな自分なのか少しでも見てみたくて、
鏡の中の自分にシャッターを切った。

『鏡の中の自分』

鏡の中にいたのは、いつも見ている僕の良く知っている僕だ。僕が見たいのは、人と話をしている時の僕だ。

人は我が鏡と言う。

そう、僕が一番見たい僕は、話しをしている相手に映し出される事がある。そして時にその相手をもどかしく思う事がある。


・・・人は我が鏡。



・・・まずは自分から変えて行こう。




♪『今・ここ・私/平原綾香』
                       写真・文・音楽/ARCHE

djarche at 06:59|PermalinkComments(4)TrackBack(0)

<おじさん> 52-3


真っ白なアイススケートリンク。

子供と滑るお父さんや、彼女をエスコトートする彼氏、手すりを放さない女子高生。リンクには、はしゃぐ声が響いていた。

そんな中、ひと際目立つおじさんがいた。

この日、このおじさんが一番カッコ良かった。
茶色いスラックスにネクタイを締め、カーキー色のコートを着た60代ぐらいのサラリーマン風。

ただ一つ、小判や米俵、花や赤提灯。

紫のハット型の帽子に飾りが山盛り付いている。サラリーマン風のおじさんの頭に、山盛り付いている飾り。


まるで、頭が熊手の様だった。

手には真っ赤な手袋。


その赤い手でバランスを取りながら、決して上手とは言えない滑り方。

まるで、躍っている様だった。

それを楽しそうに眺める、同じ年ぐらいの奥さん。
人生、辛い時も楽しい時も、一緒に乗り越えて来たんだろうな。

真っ白なリンクを、自由に自分らしく、楽しく滑るおじさん。
このおじさんが、この日、一番カッコ良く見えた。





♪『花/中孝介』
                     写真・文・音楽/ARCHE




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<サイドミラーの自分> 52-4


僕にとって、心を洗い流してくれるサーフィン。

この日も波のサイズはそこそこある。
はやる気持ちを抑えウエットスーツに着替えていると、
サイドミラーに映った僕に、友達がレンズを向けた。

僕の知らない僕。

そこに映っていたのは、僕の知らない僕だった。





人には四つの自分があると思う。

回りの人も、自分もよく知っている自分。
人に見せていない、自分しか知らない自分。
自分では気付いていない、回りの人だけが知っている自分。
そして、回りの人も、自分も、誰も知らない自分。

僕の知らない僕に言いたい。

人を悲しませる事をしてはいけない。
そして、人を傷つける事はしてはいけないと。

一緒にプロサーファーになろうと誓った親友は元気だろうか。
学生を卒業し、初めて夢を追いかけたあの頃。
もし出来るなら、一緒に誓った夢なのに『先に諦めるよ』
と言えなかった、あの頃の自分にも言いたい。

正直に伝える勇気を持てと・・・。
人は、話せばわかってくれるからと。




♪『ウクイウタ/かりゆし58』
                      写真・文・音楽/ARCHE

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最終回


『アーチの小さな写真館』

あなたのひと時を彩る事が出来たでしょうか?

始まりがあれば終わりがあるもので。
このブログは今週でお別れになります。

この一年間で撮った写真は約4000枚。
写真と音楽は、僕に生きている事の尊さを教えてくれました。

皆さんも毎日の中のステキな瞬間に、ぜひシャッターを切ってみて下さい。
そしてその瞬間に合う音楽を探してみて下さい。



最後にお知らせです。

このブログで紹介した写真と僕の言葉を、
一つの作品『写真集』にして4/15に発売します。
あなたのお気に入りの一つになると嬉しいです。

そして、4月から別のブログを始めます。
仲間で、ネットTVも始めます。
芝居の舞台も色々やっていきます。

詳しくは、アトリエッジのHP
http://www.djdj.co.jp/at/
を見て下さい。

今後の活動情報を見る事が出来ます。


一年間、このページに来てくれて
本当にありがとうございました。

『アーチの小さな写真館』
ナビゲートは、MUSIC PHOTOGRAPGER ARCHEでした。


♪『ひとりじゃない with MONGOL800/SOFFet』




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