パチモンボールというミニアルバム(と当時は言ってましたが、まぁアルバムみたいな感じです)
が完成してから10年!その間も、「TEAM PLAY」、「GREATEST HITS」(欲しい方はbandcampでお願いします!)
と作って来ましたが、今年こそはアルバムを作るぞ!と決めてなんとかでっちあげました、Remix除いて14曲。
自分のアルバムと言ってはいますが、LBTのメンバーがいなければこのアルバムは完成しなかったでしょう。
耳コピやらリフ作成やら手伝ってもらったMAEDA KENJI、音感もテンポ感も無い俺をサポートして、とある曲やとある曲ではボーカルの調整も手伝って頂いたカレーパイセン。
細かい部分をチェックしてもらって、最終的に俺のアルバムが84分に達している事を知らせてくれたオニボ。
彼がいなかったら入稿直前になって「あ…」と呆然としていた事でしょう。そしてLBT総出で色々サポート、チェックしてもらいました。
自分の能力の無さに凹む事もありましたが、なんとか完成にこぎ着けました、
そのアルバムの名前は告知で散々出していますが、
「Sampling Roads / DJイオ」
ジャケット

少し長くなりますが一曲ずつネタバレない程度に解説していきたいと思います。
---------------
01.Intro
02.Sampling Road feat.inko
03.I Want Warp&Hardhouse(Mega Moremix) feat.FJK
04.Devil Boy(Shadowbringers mix)
05.Packet Monstar(Champion シロナ mix)
06.Into The Discoteque
07.Chaos Disco Track
08.四国お遍路88 feat.DJありがとう
09.Heat Attack(Colour Bass Remix)
10.Needy Girl Soulseek
11.生
12.Love or Death(Old Skool Happy Hardcore Mix)
13.BLACK GOD DEATH DRAGON(NO FUTURE SUPER RAVE MEGA FIRE HOT MIX) feat.チームスプラ
14.Circuit On The Moon(2022 DJイオ Remix) / DJ SHINKAWA
15.Sampling Road (Telematic Visions 909WAVSampleAttack Remix)
16.Chaos Disco Track(Musicarus Remix)
17.Circuit On The Moon(The LASTTRAK Remix)
---------------
・01.Intro
このアルバムはサンプリングをテーマとして作りました。
なので1曲目は先人のサンプリングマニアの方々の力をお借りし、というかサンプリングした部分をサンプリングし、何かもう良くわからないですが、繋げてイントロとさせて頂きました。
後半ではアルバムの各曲からサンプリングし、アルバムの案内もしています。
1番わかりやすいのはLesson1、Sampling Parade、Boss On Paradeあたりでしょうか。
この曲は一曲丸々動画で上げています。
・02.Sampling Road feat.inko
アルバムの名前が「Sampling Roads」、何かに似てるなぁと思い出すと「カントリー・ロード。」
映画はまだ見ていませんが、公開当時自分は確か思春期で胸に刺さったジブリの映画です。
天誅の紅一点でもあり、友人の中では屈指の歌うまんちゅ、Inkoちゃんに冒頭を歌ってもらいました。鼓動の音は恥ずかしいのですが、どんな曲でも血は通っているんだよって事で。
その他色々なカントリーロードもクレイジーソルトばりに豪快なサンプリングをしています。
冒頭の歌はIzotopeのvinylってプラグイン(無料だったかな?)、時間が進んでいく毎に現在の音に進化していく的な処理をしています。歌を聴いて欲しかったので、dustは0%に指定してあります。
・03.I Want Warp&Hardhouse(Mega Moremix) feat.FJK
前自分でも連載をしていたWARPHOUSE、そしてUKでは主にこちらが知られているHARDHOUSE、最近ではBeatportからジャンル名が消えてしまうという悲しい事件も発生しましたが、邪悪のメガ盛り(以前オフ会までやったゲーム、クラッシュオブクランより)ばりに
昔の音をサンプリングしています。何故なら自分のアルバムなのでやりたい放題やらないと損なので…
過去のハードハウスやワープハウスについては連載で全てを語ったのでもう語る事はありません…。
この方も歌うまんちゅであるFJKちゃん。夫婦で家に遊びに来てくれた時に録音して冒頭、後半を簡単なフレーズではありますが歌ってもらいました。
autotunaってMAXのものを使っていたんですが、音が少し汚いとの指摘を受け、crispytunerというものに切り替えました。特にコードを指定してなかったので、結構好き放題にずれています。
・04.Devil Boy(Shadowbringers mix)
昔から悪魔くんの歌が好きでした。だからDevil Boy。エロイムエッサイム。終わり。では悲しいので、続きます。「パチモンボール」では「味っ子(このタイトル…)」
に引き続き、フィルターであれこれしている似た立ち位置の曲です。(Shadowbringers mix)というのはググってもらえばわかるのですが、一時期ハマっていたオンラインゲームの章の名前です。
ちなみに私はこの章(Shadowbringers)で難易度の壁に阻まれ、なんとかクリアしたものの、それ以上進める気力はなく、ゲームはアカウントだけ残って放置状態です…。このオープニングを何度見た事か…この章では主人公達が闇の戦士となり、敵と戦うのですが、悪魔を使役して戦う悪魔くんとも似たものがあるなと思い、無理やりくっつけました。
さらに間奏で某有名RPGの戦闘曲も入りますが、これは個人的に好きなので入れました。
特筆すべき処理はあまりしてないのですが、冒頭はWAVESのenigma、ベースはSylenth1とabletonの独自のものを重ねています。
・05.Packet Monstar(Champion シロナ mix)
私はパケットを沢山使うのでパケットモンスターというタイトルの曲です。というのはアレで、検索避けです(ポケモン大好き!と一緒。)シロナはポ○モンダイパで見た事も無いモンスターを次々繰り出してくる屈指の強チャンピオンでした。
ダイパリメイクでは更に強化されており、最初のミカルゲを下げて違うモンスター(例えば火炎玉ミロカロス、防御が1.5倍になる。元々特防が強いので凄く硬い敵になる)を出して来たり、
「このせかいが にくいなら じぶんひとり だれもいないところにいけば いいだけでしょう」
などと攻殻機動隊の少佐ばりに言い放ったりする名キャラです。そんな彼女と戦うBGMも格好よくないわけがなく、イントロ的な部分やインタールードをを除き今作唯一のインストドラムンになっています。
途中ではレイヴ世代から生き残っているレジェンドのとある曲なんかも混じっています。
ベースはserum、massive、サブベースでvitalを重ねてます。vitalは無料版を使ってるので、色々探してプリセット増やしたいとこもあります。
06.Into The Discoteque
ディスコが全盛期だった1978年。そんな年に産まれたせいかいつの間にかDISCO大好きになっていました。
タイトル通りのディスコ連発のインタールードというか、Skitというか、そんな感じで割と身近な方を多めにサンプリングしました。
聴いた人にダムダムTVとも言われましたが、Captain Funk(キャプテン!と連呼される)のオマージュのつもりで作りました。
07.Chaos Disco Track
その名の通りカオスなDISCOまみれのトラックです。思いつくだけのDISCOをサンプリングしたディスコハウストラックになっています。
気合いを入れてサンプリングした割には短文になってしまった。ベースは映画ピンクフラミンゴにも出てくるあの方の曲をネタにしています。ベースだけで私はワクワクしてしまいます。
ベースはspireと原曲のベースをRXで抽出したものを使ってます。spireは良くも悪くも八方美人というか、リードとpluckなどが強いのでたまに使ってます。
ここまでの視聴もアップされています。
08.四国お遍路88 feat.DJありがとう
「結論から言うと、お前は死ぬ」という事で、その前にやっておきたい事があり、その中のひとつがお遍路でした。
ある事がきっかけですまきゅーさんという方とお遍路に行く事になり、それがきっかけで産まれた曲です。
様々なゲットーファンクをサンプリングし、お遍路とは何の脈絡もないDJありがとうさんに無理やりボイスを担当してもらいました。後は「VOICE BOX」で一応「四国めたん」(記載すれば商用可なのでありがたい)に喋ってもらったり、自分の声をOVOXで加工したりしています。結構waves使ってるな…
曲が終わる少し前にノイズが載ってますが、意味が無いわけではなく、aphex twinがやったアレみたいなもんです。
ベースその他は全部サンプリングしたゲットーファンクに合わせました。
09.Heat Attack(Colour Bass Remix)
この曲は以前出したロックマンコンピのトラックをあれこれしたものです。
前は完全なハードテクノでしたが、最近Colour Bassという音があり、結構8bitな音も挟まれていたりするので、相性合うかな?
とあれこれサンプリングしてみました。現在Colour Bassの中心人物とも言えるChimeがコンパイルしたアルバムが3まで出ているので、どの曲とは言いませんが、それらを色々とサンプリングしています。
基本ハーフテンポで進行する事が多いジャンルですが、私には耐えきれなかったので、半分半分ぐらいで作りました。
ハードテクノ部分ではリバーブを短く、高音を残し、ハーフテンポ部分では長く、低音を残すような処理をしています。
ベースはserumを三種足してます。この曲はableton8から11に持ってきたので、magical 8 bit plugを一度オーディオに書き出して使ってます。
10.Needy Girl Soulseek
これはモデムの音を最初にサンプリングしてインターネットをテーマにした曲にしよう!と決めてから、なかなか進まなかった曲です。
Soulseekという、ダンスミュージックに特化したP2Pソフトを何故か知っていたのですが、そのソフトには音や音楽がありませんでした。
なので某メイカーのハッキングをする時のkeygen音を何故か知っていたので、その音楽を打ち込み直し、そこから色々と付け足して行きました。よろしくないサイトを見ている時に、PCがウイルスにかかりましたというナレーション、某サブスクの広告ナレーション、そしてSNSの承認欲求を満たせるゲーム、NEEDY GIRL OVERDOSEというゲームなどを題材に作っています。BPMが加速していくので、今回のアルバムの中で一番トリッキーな曲かもしれません。
冒頭の8bit音はmagical 8bit plug(アタック遅めにするとエモい感じがして好きですが、この曲ではやらなかった)を使っています。
ゲームのサントラを買った時、インストもついていたので、この曲だけ位相反転したアカペラを使っています。
ベースはserumとvitalを重ねていますが、GABBAキックであんまり聴こえないかも…
ギターの音は何かにおまけでついてきた、「strum session」を使ってます。何故かファイルを開くたびにディストーションの設定が初期値に戻ってしまう事があるので、そのたびにディストーションを反映させて結構難義しました。
11.生
一応ファイル名では(sei)とつけていたものですが、心の中では「生(なま)」と読んでいます。思ったより聴いている人が知らなかった、フジテレビの「ザ・ノンフィクション」某テーマ曲が元ネタです。ダブステップなどでよくあるベースが次々入れ替わるベースミュージックをやってみたかったので、そんな感じでやっています。serumを結構使ったかな。後はbipというシンセをそのままオーディオに変換できるMax for Liveを使ってます。abletonでよかった。この曲だけ何故かリファレンス曲を書きますが、
「Defunk - Chase The Vibe」
https://defunkmusic.bandcamp.com/track/defunk-chase-the-vibe-2
です。この曲はアカペラがなかなか合わず、カレーパイセンに色々とお世話になってます。ありがとうございます。
ダブステップで次々ベースが変わるみたいなのを試してみたくて、10種類ぐらいベースの音色を使ってます。確か全部serum…この曲にはベースがほぼないので、ボーカルに合わせてます。後はマスタリングの時にOzoneでMS処理をしてあります。
パイセンにvitalのサブベースの音が高いと言われたので-12にして低めのサブベースにしてます。
ピアノはM1を使ってます。レイヴというとM1しか思いつかないので…しかもアルバムにピアノが入る場合、ほぼ同じプリセットを少し調整したりして使っています。
12.Love or Death(Old Skool Happy Hardcore Mix)
あいみょんネタの某曲です。最初は今風のキックにしようかと悩んでましたが、思い入れがあるのが1997〜2000年のハピコアだったので、容赦なく10年以上前のサンプリングCDからキックをサンプリングしました。オープニング、途中、最後の方にハピコアネタを細かく挟んでいます。ピアノリフで苦戦していて、MAEDA KENJIに助けてもらってます。ありがとうございます。
あいみょんの声が歪む所はRC-20のWOBBLEを使ってます。
途中女性に喋ってもらってる「Love or Death」の声は最初映画の「レオン」からサンプリングしようとしたんですが、英語が流暢すぎて友人に喋ってもらいました。vocalsynthというので加工しています。トークボックス機能が欲しくて買ったんですが、今見たら2が出ていたので、(リンク先もそこ)色々バージョンアップしてるのかもしれません。
13.BLACK GOD DEATH DRAGON(NO FUTURE SUPER RAVE MEGA FIRE HOT MIX) feat.チームスプラ
一番進行が遅く、CD80分の壁を突破してしまい、最後に悩んだ結果、申し訳ないながら○秒に短くなった曲です。
本来なら自分の曲を削るべきなのですが、どうしても削れる曲が思い当たらず、色々と作り上げて仕上がり寸前まで行ったのですが、この曲だけ不幸な事になってしまいました。チームスプラ(私はいいとして、パイセン、オニボ)の皆さんすみません。
いずれリベンジしたい曲でもあります。
最初はめちゃくちゃに色々サンプリングしていたんですが、支離滅裂になってしまったので、パイセンがまとめあげてくれましたが…前述の80分入らない問題により15秒へと縮まってしまいました。
14.Circuit On The Moon(2022 DJイオ Remix) / DJ SHINKAWA
以前Circuit On The sunというタイトルでカバーさせて頂きましたが、満足いかない部分もあったので、
やっぱりまた作りたくなって、色々と改良して作った曲です。そこまでは大きくは変わっていないのですが、
ツージーによるラップを削り(ごめん)、YO-Cがよくかけてる昔の某トラックをサンプリングしました。快く快諾して頂いたSHINKAWAさんに感謝です。
今年YOJIさんによる「2022 SPECIAL REWORK」が出ましたが、あそこまでハードダンスではない曲です。ハードハウスの範疇というか。この冒頭のムーンって声はRXで抜いたのかなと思いますが、
本人にTwitterで聴いても教えてもらえませんでした。ここ、似てるよね…著作権の関連とかあるのかもしれません。
ベースはspire、(サブベースはvital)、シンセはvitalとSylenth1を重ねてます。
途中ベースが止まる部分はgritch2(テープストップ以外ほぼ使わなくなった)、後はRC-20でDistort、digitalで味付けしています。
REMO-CONさんレコメンで買ったので、最初はあまり出番ないかなって思ったけど思ったより色々使ってます。ありがとうございます。
ここまでも動画でまとめて視聴できるようになっています。前回の10分が長かったので、8分弱の動画になっています。上2つの動画はYoutubeでOKだったのですが、今回は駄目みたいで、dailymotionに上げた動画です。
本編はここまで。以下はREMIXです。マスタリングの際やっぱり人の曲は緊張しました…
15.Sampling Road (Telematic Visions 909WAVSampleAttack Remix)
TOFU君のスペースで知り、その時できていたアルバムは架空のサントラをイメージして作ったという、サンプリングを殆どしていない曲で、逆にサンプリングをしていない方にオファーしたらどうなるだろう?という好奇心(失礼)でオファーしました。
出来上がって来たのは硬派なテクノトラックで、今の人の感性を感じました。
自分が厳密に締め切りを設定しなかったせいで伸び伸びになってしまい、申し訳ない思いをさせてしまいました。
16.Chaos Disco Track(Musicarus Remix)
出来上がる前は、あのDIVINEのベースを使って来るのかな、と思いきやベースはオリジナル。
MS-20の復刻版(実機)でベースを作っており、原曲より断然お洒落さ、グルーヴが増しています。
その他細かい打ち込み部分、ハットなども細かく、そして心地よくなっておりまして、流石の出来です。
原曲を作った時、Fatboy slimのスクラッチ部分をサンプリングしていたのですが、Captain FunkがPuffyのリミックスでほぼ同じサンプリングをしており、あまりにもパフィーパフィーと言われるので一旦消しておりましたが、やっぱ入れようって事で少し原曲をいじりました。
17.Circuit On The Moon(The LASTTRAK Remix)
(事実上)最後の曲です。基本ジャングルなのですが、途中ハーフテンポでレゲエになる変則的な曲です。以前もラストラはそういったトラックを作っていて、かなりお得意な手法なのかもしれません。レゲエの部分だけ音量が倍になってるので、マスタリングどうしよう…と頭を抱えた曲でもありました。SHINKAWAさんの私RemixをさらにRemixするというトラックになってます。
出来は流石のラストラ…!大学では後輩でも音楽では先輩の立場です。
原曲を余すところなく使用し、うまく落とし込んでくれました。
1X.なんか入ってるのかな?
詳しくは書きませんが、一番サンプリング数が多いトラックでもあります…。
裏ジャケ

パチモンの時はペタンクという当時のLBTメンバーにマスタリングをお願いしていたのですが、
今回は全体的にマスタリングを全部自分で行いました。
基本的にOzone10(ギリギリ発売された)とInvisible Limiterでマスタリングを行っています。
原曲は-0.2dbまでピッタリピークをあわせたんですが、itunesで読み込んでmp3に変換されると、
謎の仕様でピークが0まで行ってしまっている…悲しい…
と、こんな感じでアルバムを振り返ってみました。
いやしかし、これだけ盛りだくさんにして全然売れなかったらどうしよう…
通販やお店では1700円ですが、M3や直販売では1500円です。
特設サイトはこちら!
予約はこちらで可能です。
2022.10.30(sun)のM3では「え-17A」にて頒布!
が完成してから10年!その間も、「TEAM PLAY」、「GREATEST HITS」(欲しい方はbandcampでお願いします!)
と作って来ましたが、今年こそはアルバムを作るぞ!と決めてなんとかでっちあげました、Remix除いて14曲。
自分のアルバムと言ってはいますが、LBTのメンバーがいなければこのアルバムは完成しなかったでしょう。
耳コピやらリフ作成やら手伝ってもらったMAEDA KENJI、音感もテンポ感も無い俺をサポートして、とある曲やとある曲ではボーカルの調整も手伝って頂いたカレーパイセン。
細かい部分をチェックしてもらって、最終的に俺のアルバムが84分に達している事を知らせてくれたオニボ。
彼がいなかったら入稿直前になって「あ…」と呆然としていた事でしょう。そしてLBT総出で色々サポート、チェックしてもらいました。
自分の能力の無さに凹む事もありましたが、なんとか完成にこぎ着けました、
そのアルバムの名前は告知で散々出していますが、
「Sampling Roads / DJイオ」
ジャケット

少し長くなりますが一曲ずつネタバレない程度に解説していきたいと思います。
---------------
01.Intro
02.Sampling Road feat.inko
03.I Want Warp&Hardhouse(Mega Moremix) feat.FJK
04.Devil Boy(Shadowbringers mix)
05.Packet Monstar(Champion シロナ mix)
06.Into The Discoteque
07.Chaos Disco Track
08.四国お遍路88 feat.DJありがとう
09.Heat Attack(Colour Bass Remix)
10.Needy Girl Soulseek
11.生
12.Love or Death(Old Skool Happy Hardcore Mix)
13.BLACK GOD DEATH DRAGON(NO FUTURE SUPER RAVE MEGA FIRE HOT MIX) feat.チームスプラ
14.Circuit On The Moon(2022 DJイオ Remix) / DJ SHINKAWA
15.Sampling Road (Telematic Visions 909WAVSampleAttack Remix)
16.Chaos Disco Track(Musicarus Remix)
17.Circuit On The Moon(The LASTTRAK Remix)
---------------
・01.Intro
このアルバムはサンプリングをテーマとして作りました。
なので1曲目は先人のサンプリングマニアの方々の力をお借りし、というかサンプリングした部分をサンプリングし、何かもう良くわからないですが、繋げてイントロとさせて頂きました。
後半ではアルバムの各曲からサンプリングし、アルバムの案内もしています。
1番わかりやすいのはLesson1、Sampling Parade、Boss On Paradeあたりでしょうか。
この曲は一曲丸々動画で上げています。
・02.Sampling Road feat.inko
アルバムの名前が「Sampling Roads」、何かに似てるなぁと思い出すと「カントリー・ロード。」
映画はまだ見ていませんが、公開当時自分は確か思春期で胸に刺さったジブリの映画です。
天誅の紅一点でもあり、友人の中では屈指の歌うまんちゅ、Inkoちゃんに冒頭を歌ってもらいました。鼓動の音は恥ずかしいのですが、どんな曲でも血は通っているんだよって事で。
その他色々なカントリーロードもクレイジーソルトばりに豪快なサンプリングをしています。
冒頭の歌はIzotopeのvinylってプラグイン(無料だったかな?)、時間が進んでいく毎に現在の音に進化していく的な処理をしています。歌を聴いて欲しかったので、dustは0%に指定してあります。
・03.I Want Warp&Hardhouse(Mega Moremix) feat.FJK
前自分でも連載をしていたWARPHOUSE、そしてUKでは主にこちらが知られているHARDHOUSE、最近ではBeatportからジャンル名が消えてしまうという悲しい事件も発生しましたが、邪悪のメガ盛り(以前オフ会までやったゲーム、クラッシュオブクランより)ばりに
昔の音をサンプリングしています。何故なら自分のアルバムなのでやりたい放題やらないと損なので…
過去のハードハウスやワープハウスについては連載で全てを語ったのでもう語る事はありません…。
この方も歌うまんちゅであるFJKちゃん。夫婦で家に遊びに来てくれた時に録音して冒頭、後半を簡単なフレーズではありますが歌ってもらいました。
autotunaってMAXのものを使っていたんですが、音が少し汚いとの指摘を受け、crispytunerというものに切り替えました。特にコードを指定してなかったので、結構好き放題にずれています。
・04.Devil Boy(Shadowbringers mix)
昔から悪魔くんの歌が好きでした。だからDevil Boy。エロイムエッサイム。終わり。では悲しいので、続きます。「パチモンボール」では「味っ子(このタイトル…)」
に引き続き、フィルターであれこれしている似た立ち位置の曲です。(Shadowbringers mix)というのはググってもらえばわかるのですが、一時期ハマっていたオンラインゲームの章の名前です。
ちなみに私はこの章(Shadowbringers)で難易度の壁に阻まれ、なんとかクリアしたものの、それ以上進める気力はなく、ゲームはアカウントだけ残って放置状態です…。このオープニングを何度見た事か…この章では主人公達が闇の戦士となり、敵と戦うのですが、悪魔を使役して戦う悪魔くんとも似たものがあるなと思い、無理やりくっつけました。
さらに間奏で某有名RPGの戦闘曲も入りますが、これは個人的に好きなので入れました。
特筆すべき処理はあまりしてないのですが、冒頭はWAVESのenigma、ベースはSylenth1とabletonの独自のものを重ねています。
・05.Packet Monstar(Champion シロナ mix)
私はパケットを沢山使うのでパケットモンスターというタイトルの曲です。というのはアレで、検索避けです(ポケモン大好き!と一緒。)シロナはポ○モンダイパで見た事も無いモンスターを次々繰り出してくる屈指の強チャンピオンでした。
ダイパリメイクでは更に強化されており、最初のミカルゲを下げて違うモンスター(例えば火炎玉ミロカロス、防御が1.5倍になる。元々特防が強いので凄く硬い敵になる)を出して来たり、
「このせかいが にくいなら じぶんひとり だれもいないところにいけば いいだけでしょう」
などと攻殻機動隊の少佐ばりに言い放ったりする名キャラです。そんな彼女と戦うBGMも格好よくないわけがなく、イントロ的な部分やインタールードをを除き今作唯一のインストドラムンになっています。
途中ではレイヴ世代から生き残っているレジェンドのとある曲なんかも混じっています。
ベースはserum、massive、サブベースでvitalを重ねてます。vitalは無料版を使ってるので、色々探してプリセット増やしたいとこもあります。
06.Into The Discoteque
ディスコが全盛期だった1978年。そんな年に産まれたせいかいつの間にかDISCO大好きになっていました。
タイトル通りのディスコ連発のインタールードというか、Skitというか、そんな感じで割と身近な方を多めにサンプリングしました。
聴いた人にダムダムTVとも言われましたが、Captain Funk(キャプテン!と連呼される)のオマージュのつもりで作りました。
07.Chaos Disco Track
その名の通りカオスなDISCOまみれのトラックです。思いつくだけのDISCOをサンプリングしたディスコハウストラックになっています。
気合いを入れてサンプリングした割には短文になってしまった。ベースは映画ピンクフラミンゴにも出てくるあの方の曲をネタにしています。ベースだけで私はワクワクしてしまいます。
ベースはspireと原曲のベースをRXで抽出したものを使ってます。spireは良くも悪くも八方美人というか、リードとpluckなどが強いのでたまに使ってます。
ここまでの視聴もアップされています。
08.四国お遍路88 feat.DJありがとう
「結論から言うと、お前は死ぬ」という事で、その前にやっておきたい事があり、その中のひとつがお遍路でした。
ある事がきっかけですまきゅーさんという方とお遍路に行く事になり、それがきっかけで産まれた曲です。
様々なゲットーファンクをサンプリングし、お遍路とは何の脈絡もないDJありがとうさんに無理やりボイスを担当してもらいました。後は「VOICE BOX」で一応「四国めたん」(記載すれば商用可なのでありがたい)に喋ってもらったり、自分の声をOVOXで加工したりしています。結構waves使ってるな…
曲が終わる少し前にノイズが載ってますが、意味が無いわけではなく、aphex twinがやったアレみたいなもんです。
ベースその他は全部サンプリングしたゲットーファンクに合わせました。
09.Heat Attack(Colour Bass Remix)
この曲は以前出したロックマンコンピのトラックをあれこれしたものです。
前は完全なハードテクノでしたが、最近Colour Bassという音があり、結構8bitな音も挟まれていたりするので、相性合うかな?
とあれこれサンプリングしてみました。現在Colour Bassの中心人物とも言えるChimeがコンパイルしたアルバムが3まで出ているので、どの曲とは言いませんが、それらを色々とサンプリングしています。
基本ハーフテンポで進行する事が多いジャンルですが、私には耐えきれなかったので、半分半分ぐらいで作りました。
ハードテクノ部分ではリバーブを短く、高音を残し、ハーフテンポ部分では長く、低音を残すような処理をしています。
ベースはserumを三種足してます。この曲はableton8から11に持ってきたので、magical 8 bit plugを一度オーディオに書き出して使ってます。
10.Needy Girl Soulseek
これはモデムの音を最初にサンプリングしてインターネットをテーマにした曲にしよう!と決めてから、なかなか進まなかった曲です。
Soulseekという、ダンスミュージックに特化したP2Pソフトを何故か知っていたのですが、そのソフトには音や音楽がありませんでした。
なので某メイカーのハッキングをする時のkeygen音を何故か知っていたので、その音楽を打ち込み直し、そこから色々と付け足して行きました。よろしくないサイトを見ている時に、PCがウイルスにかかりましたというナレーション、某サブスクの広告ナレーション、そしてSNSの承認欲求を満たせるゲーム、NEEDY GIRL OVERDOSEというゲームなどを題材に作っています。BPMが加速していくので、今回のアルバムの中で一番トリッキーな曲かもしれません。
冒頭の8bit音はmagical 8bit plug(アタック遅めにするとエモい感じがして好きですが、この曲ではやらなかった)を使っています。
ゲームのサントラを買った時、インストもついていたので、この曲だけ位相反転したアカペラを使っています。
ベースはserumとvitalを重ねていますが、GABBAキックであんまり聴こえないかも…
ギターの音は何かにおまけでついてきた、「strum session」を使ってます。何故かファイルを開くたびにディストーションの設定が初期値に戻ってしまう事があるので、そのたびにディストーションを反映させて結構難義しました。
11.生
一応ファイル名では(sei)とつけていたものですが、心の中では「生(なま)」と読んでいます。思ったより聴いている人が知らなかった、フジテレビの「ザ・ノンフィクション」某テーマ曲が元ネタです。ダブステップなどでよくあるベースが次々入れ替わるベースミュージックをやってみたかったので、そんな感じでやっています。serumを結構使ったかな。後はbipというシンセをそのままオーディオに変換できるMax for Liveを使ってます。abletonでよかった。この曲だけ何故かリファレンス曲を書きますが、
「Defunk - Chase The Vibe」
https://defunkmusic.bandcamp.com/track/defunk-chase-the-vibe-2
です。この曲はアカペラがなかなか合わず、カレーパイセンに色々とお世話になってます。ありがとうございます。
ダブステップで次々ベースが変わるみたいなのを試してみたくて、10種類ぐらいベースの音色を使ってます。確か全部serum…この曲にはベースがほぼないので、ボーカルに合わせてます。後はマスタリングの時にOzoneでMS処理をしてあります。
パイセンにvitalのサブベースの音が高いと言われたので-12にして低めのサブベースにしてます。
ピアノはM1を使ってます。レイヴというとM1しか思いつかないので…しかもアルバムにピアノが入る場合、ほぼ同じプリセットを少し調整したりして使っています。
12.Love or Death(Old Skool Happy Hardcore Mix)
あいみょんネタの某曲です。最初は今風のキックにしようかと悩んでましたが、思い入れがあるのが1997〜2000年のハピコアだったので、容赦なく10年以上前のサンプリングCDからキックをサンプリングしました。オープニング、途中、最後の方にハピコアネタを細かく挟んでいます。ピアノリフで苦戦していて、MAEDA KENJIに助けてもらってます。ありがとうございます。
あいみょんの声が歪む所はRC-20のWOBBLEを使ってます。
途中女性に喋ってもらってる「Love or Death」の声は最初映画の「レオン」からサンプリングしようとしたんですが、英語が流暢すぎて友人に喋ってもらいました。vocalsynthというので加工しています。トークボックス機能が欲しくて買ったんですが、今見たら2が出ていたので、(リンク先もそこ)色々バージョンアップしてるのかもしれません。
13.BLACK GOD DEATH DRAGON(NO FUTURE SUPER RAVE MEGA FIRE HOT MIX) feat.チームスプラ
一番進行が遅く、CD80分の壁を突破してしまい、最後に悩んだ結果、申し訳ないながら○秒に短くなった曲です。
本来なら自分の曲を削るべきなのですが、どうしても削れる曲が思い当たらず、色々と作り上げて仕上がり寸前まで行ったのですが、この曲だけ不幸な事になってしまいました。チームスプラ(私はいいとして、パイセン、オニボ)の皆さんすみません。
いずれリベンジしたい曲でもあります。
最初はめちゃくちゃに色々サンプリングしていたんですが、支離滅裂になってしまったので、パイセンがまとめあげてくれましたが…前述の80分入らない問題により15秒へと縮まってしまいました。
14.Circuit On The Moon(2022 DJイオ Remix) / DJ SHINKAWA
以前Circuit On The sunというタイトルでカバーさせて頂きましたが、満足いかない部分もあったので、
やっぱりまた作りたくなって、色々と改良して作った曲です。そこまでは大きくは変わっていないのですが、
ツージーによるラップを削り(ごめん)、YO-Cがよくかけてる昔の某トラックをサンプリングしました。快く快諾して頂いたSHINKAWAさんに感謝です。
今年YOJIさんによる「2022 SPECIAL REWORK」が出ましたが、あそこまでハードダンスではない曲です。ハードハウスの範疇というか。この冒頭のムーンって声はRXで抜いたのかなと思いますが、
本人にTwitterで聴いても教えてもらえませんでした。ここ、似てるよね…著作権の関連とかあるのかもしれません。
ベースはspire、(サブベースはvital)、シンセはvitalとSylenth1を重ねてます。
途中ベースが止まる部分はgritch2(テープストップ以外ほぼ使わなくなった)、後はRC-20でDistort、digitalで味付けしています。
REMO-CONさんレコメンで買ったので、最初はあまり出番ないかなって思ったけど思ったより色々使ってます。ありがとうございます。
ここまでも動画でまとめて視聴できるようになっています。前回の10分が長かったので、8分弱の動画になっています。上2つの動画はYoutubeでOKだったのですが、今回は駄目みたいで、dailymotionに上げた動画です。
本編はここまで。以下はREMIXです。マスタリングの際やっぱり人の曲は緊張しました…
15.Sampling Road (Telematic Visions 909WAVSampleAttack Remix)
TOFU君のスペースで知り、その時できていたアルバムは架空のサントラをイメージして作ったという、サンプリングを殆どしていない曲で、逆にサンプリングをしていない方にオファーしたらどうなるだろう?という好奇心(失礼)でオファーしました。
出来上がって来たのは硬派なテクノトラックで、今の人の感性を感じました。
自分が厳密に締め切りを設定しなかったせいで伸び伸びになってしまい、申し訳ない思いをさせてしまいました。
16.Chaos Disco Track(Musicarus Remix)
出来上がる前は、あのDIVINEのベースを使って来るのかな、と思いきやベースはオリジナル。
MS-20の復刻版(実機)でベースを作っており、原曲より断然お洒落さ、グルーヴが増しています。
その他細かい打ち込み部分、ハットなども細かく、そして心地よくなっておりまして、流石の出来です。
原曲を作った時、Fatboy slimのスクラッチ部分をサンプリングしていたのですが、Captain FunkがPuffyのリミックスでほぼ同じサンプリングをしており、あまりにもパフィーパフィーと言われるので一旦消しておりましたが、やっぱ入れようって事で少し原曲をいじりました。
17.Circuit On The Moon(The LASTTRAK Remix)
(事実上)最後の曲です。基本ジャングルなのですが、途中ハーフテンポでレゲエになる変則的な曲です。以前もラストラはそういったトラックを作っていて、かなりお得意な手法なのかもしれません。レゲエの部分だけ音量が倍になってるので、マスタリングどうしよう…と頭を抱えた曲でもありました。SHINKAWAさんの私RemixをさらにRemixするというトラックになってます。
出来は流石のラストラ…!大学では後輩でも音楽では先輩の立場です。
原曲を余すところなく使用し、うまく落とし込んでくれました。
1X.なんか入ってるのかな?
詳しくは書きませんが、一番サンプリング数が多いトラックでもあります…。
裏ジャケ

パチモンの時はペタンクという当時のLBTメンバーにマスタリングをお願いしていたのですが、
今回は全体的にマスタリングを全部自分で行いました。
基本的にOzone10(ギリギリ発売された)とInvisible Limiterでマスタリングを行っています。
原曲は-0.2dbまでピッタリピークをあわせたんですが、itunesで読み込んでmp3に変換されると、
謎の仕様でピークが0まで行ってしまっている…悲しい…
と、こんな感じでアルバムを振り返ってみました。
いやしかし、これだけ盛りだくさんにして全然売れなかったらどうしよう…
通販やお店では1700円ですが、M3や直販売では1500円です。
特設サイトはこちら!
予約はこちらで可能です。
2022.10.30(sun)のM3では「え-17A」にて頒布!


