2009年12月11日

不見識の極み


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 わが国の政治家はどうしてここまで喩えがヘタクソなのだろう。巧い下手ならばまがりなりにも真意が伝わるであろうからまだしも、ここまでおかしい比喩では誤ったメッセージを相手に、相手の国民に、さらには国際社会に与えてしまう。この比喩下手は与野党ともにみられる傾向であるが、今回は与党になったばかりの民主党がとんでもないたとえ話をしてくれた。不適切かつ不見識である。

 世の中には喩えに使っていいものと悪いものがある。亡くなった方の名誉を傷つけるような比喩などである。ここでは人民解放軍を持ち出した。天安門で民主化を訴える学生や民衆をタンクで蹂躙した、民主主義とは対極に位置すると世界的にイメージされている軍隊の司令官が自分だといっている。 少なくとも民主主義国家の政治家は自分をそのような立場に喩えたりしない。相手を喜ばそうとするあまり、であってもこれはひどい。

 ついうっかり出た言葉とすれば、本音でしょう。かねがねそのように思っていたからこそ、ついうっかり本音がでる。ころころと言うことが変わって信頼を損ねつづける首相と並んで、困った人物が党の中心に座ったものである。

djnmp610 at 15:24|PermalinkComments(0)TrackBack(0)■WEB運営:一般-2 

2009年12月05日

四字熟語、「政権交代」に浮かされた結果

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 標語ほど曖昧でいい加減なものはない。私は以前からそう思っている。的を得た、言いえて妙な言葉に聞こえるが物事をきちんと言い表していない。標語を使うことは見方によっては人を馬鹿にしたことにもなる。「ちゃんと話してもどうせ理解できないでしょ。」という傲慢が透けてみえます。そしてあとでどうとでも言い逃れができる、それが政治の世界における標語である。
 「政権交代」 ことし8月、衆院選挙の標語だったこの四文字。それまでの自民党政治にも問題はあったが、マスコミの表面的であまりにも揚足とりの論調も政権交代の四字熟語に過大な幻想を抱かせたと思う。その結果、言葉におし流される形で民主党政権が誕生しました。

 社民党との連立など出来るわけがないと考えていました。その政策協定をを聞いて、これではもたないだろうと危惧しましたが、それが現実になろうとしています。連立与党内部の意思統一ができず、同盟国との約束を後回しにする国。そのうちに誰からも相手にされなくなります。
 前政権のやったこと、決めたことを全否定するかのような姿勢は、かつて中国大陸の歴代王朝に彷彿たり、そう思うのは私だけでしょうか?よそとの約束を反故にしてまで内輪の事情を優先する。どこかの身勝手な国と同じになってしまったのでしょうか。

 政権交代後わずか3ヶ月。
標語の大好きな連立与党を構成する少数政党の党首に振り回され、大切な同盟相手の国との約束を反故にし、不信を招いている。わずか半年前の野党時代に声高に訴えてきた天下り、政治資金等への対応が、ことごとく矛盾しています。ひどいものです。
 最近のいい訳は早くも末期的。前政権原因説と報道されていました。前政権がやったことがひどいので、うまくいかない?そうではない。前政権がひどいほど政権交代後は容易に改善できるのではないのか。見苦しい言い訳である。語るに落ちるとはこのことであろう。

 8月の選挙で民主党候補に投票しなくてよかった。こんなことになる予感がしていたのです。さてこの政権、いつまでもつでしょう。

djnmp610 at 11:50|PermalinkComments(0)TrackBack(0)■WEB運営:一般-2 

2009年11月21日

So What? 

それがどうした? 岡田外相にはそう言ってやりたい。 非核三原則を重箱の隅をつつくような真似をして、それがどうしたと言うのだろう。 それで相したいというのだろう。 意図がわかりません。

「核密約」関連文書を発見、外相が調査委設置へ
外務省が進めている核持ち込みなどに関する日米間の「密約」調査で、その存在の裏付けにつながるとみられる関連文書が見つかったことが21日、明らかになった。
 岡田外相は同省がこれまで否定してきた「密約」の存在につながるとして、来週中に有識者を交えた調査委員会を設置し、分析を進めた上で来年1月に調査結果をまとめる方針だ。(以下略)

2009年11月21日13時31分 読売新聞


核兵器を、「持たず、作らず、持ち込ませず」これが非核三原則ですが、最後の持ち込ませずにあたる英語は、introduction(イントロダクション)です。これには配備するという意味があるのですが、これを勝手に持ち込ませずと標語的に翻訳したことがそもそも間違い。 言葉の調子は良いが不正確な訳語を放置して一人歩きさせただけのことである。 密約とやらでこれを放置してきたことが今、明らかになった。 それだけのことでしょう。 それがどうしたというのか。 舌足らずの翻訳で勝手に持ち込ませないと思い込んできたことについて、なんの反省もない。 標語大好きの社民党党首も、同じ間違いをやらかすんじゃないかと心配ですね。 耳あたりは良いが不正確で、誤解を生じやすい。 誤解が生じても当分は放置して、問題化したら本意はこうでしたと言い訳できる。 そういうたぐいもものです。 今後日米関係を壊したいとでも意図するならこのまま突き進めばいいのでしょう。 外相の意図はどこにあるのだろう。理解できない。

djnmp610 at 15:02|PermalinkComments(0)TrackBack(0)■オピニオン:行政改革 

2009年04月07日

科学の力でお見通し


 北朝鮮が人工衛星と言おうがなんと言おうが、弾頭代わりに衛星と称する物体をのっけてミサイルを発射した。その映像が見事に写真に撮られています。結果的に彼らの言う軌道には何ももっていないことが国際社会の複数の機関が発表しています。科学の力で客観的に証明されてしまうのです。にもかかわらず衛星打ち上げ成功と歓喜しているとはなんともおめでたいことである。慶賀すべきことです。
 この写真、早くGoogleEarthやGoogleMapsに掲載してほしいですね。

djnmp610 at 14:35|PermalinkComments(0)TrackBack(0)