2007年06月30日

カブトムシ

カブトムシ(甲虫、兜虫)は、コウチュウ目(鞘翅目)・コガネムシ科・カブトムシ亜科・真性カブトムシ族に分類される昆虫だが、広義にはカブトムシ亜科 (Dynastinae) に分類される昆虫の総称としても用いられる。

大型の甲虫で、成虫は夏に発生し、子ども達の人気の的となる。サビカブト属 Allomyrinaから独立した。

特徴
体長はオス30-54mm(角を除く)、メス30-52mmほどである。かつては日本最大の甲虫とされていたが、1983年に沖縄本島でヤンバルテナガコガネが発見され、その座を失った。

オスの頭部には大きな角があり、さらに胸部にも小さな角がある。この角は皮膚が発達したもので、餌場やメスの奪い合いの際に使用する。ただし角の大きさには個体差があり、これは幼虫時の水分や栄養状態で決まるとみられている。一方メスには角はないが、わずかに頭部がとがり、脚が太く、鋭いとげが発達している。これは土中にもぐるために都合がよい。

なお、大型のカブトムシとしては珍しく角の枝分かれが大きい。 たいていの大型カブトムシは二股に分かれるか枝分かれしないかだが、 この種類だけは頭角が四股に分かれ、胸角も二股に分かれる。 そのため、闘争の際に相手を角で挟まず頭角をひっかけるだけで投げることもできる。

本州以南から沖縄本島まで分布し、日本以外にも朝鮮半島、中国、台湾、インドシナ半島まで分布する。北海道には人為的に定着したものといわれている。 また、クワガタムシと同様に南西諸島等のサトウキビ栽培地域では、一部の種がサトウキビの農業害虫として駆除の対象になっている。

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