今年の初め頃から、京都市でリフォーム工事をしていました。
鉄骨3階建ての建物で、1階部分は工場として使っていたのですが、もう何年も前から、がらんどう。
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2階、3階に住まいがあるのですが、階段を上り下りするのが、年々しんどくなってきている、
とのことからこの1階部分を、終の棲家にしたいというご相談でした。

『和の雰囲気がよいけれど、古臭い感じはイヤです』
というご要望のもと、デザインや色選び等、すべてを任せていただきました。

タイル張りの外壁の中に、突如、木の空間を作ろうと♪
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木に囲まれた玄関ポーチを作りました。
ここに1歩足を踏み入れただけで、木の香りが充満しワクワク感が高まります。
玄関扉を開けると、こんな感じ。
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格子戸はやはり、カッコイイ~
玄関内部は、落ち着いた和の設えです。
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車椅子を利用することを考え、
土間とフローリング部分は
段差をつけず、フラットとしています。
また、足の悪いお父さんのため、造り付けのベンチも作りました。
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ゆったりとした広さのある玄関です。ちょっとしたお店みたいですね♪
また、手すりには桧の無垢材を使用し『さりげなく』配置しています。
小さな金物にもこだわって取り付けているため、
手すりばかりが主張することなく、キレイに納まっています。

リフォーム前の写真
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元々、天井高さが3.5mほどあったため、この高さをうまく利用できないかと考え
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印象的な三角天井にしました。
窓の位置を変えるとおおごとになるため、そのまま残しています。
内側にもう1重サッシを取り付け、断熱性能を高め、細かい熱環境にも配慮しました。
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床暖房も全面に入っているため、暖かい♪
寝室
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寝ていても眩しくならないような、照明計画としています。
寝室の照明は結構難しいので、いつも悩みまくっていますが、今のところ成功しているのでは・・・
と思っています。
『ドラマチックで非日常感を演出しつつも、実用的であること』
照明1つとっても、考えることは山積みです。

考えることが多すぎて、いつも設計に要する時間がどうしても長くなってしまうのですが
最後には想像以上の出来に感動しました!と言っていただけます。
空間に感動していただけることは、本当に嬉しいです。

建築は、その場所の空気感、上質な雰囲気を作り上げていく仕事です。
そのため、なかなか口や図面ではうまく説明できませんが、
そのあたりは、出来上がってからのお楽しみという感じでしょうか^^


written by  傳寶慶子建築研究所 http://dmpdmp2007.com/