定期的に環境デッキに割り込んでくる「G・ゼロ」能力持ちのカードたち。
今回はあまり見向きされていなかったあのカードに光を当ててみましょう。

まえがき:DM-16のG・ゼロサイクルを振り返り

    特定種族のクリーチャーが1体いるだけで条件を達成できるサイクル。 光:《巡霊者ウェビウス》
    • 条件:エンジェル・コマンド1体
    • 性能:コスト2/プレイヤーを攻撃できないパワー1000のブロッカー。
    • 備考:《知識の精霊ロードリエス》との相性がよく、大量展開からの《ハイドロ・ハリケーン》が強力。

    水:《パラダイス・アロマ》

    • 条件:サイバーロード1体
    • 性能:コスト3/パワー2000のバニラ
    • 備考:神化編のサイバーロードプッシュで猛強化。《アストラル・リーフ》の種としても活躍。後に殿堂入りを果たすレベル。

    闇:《マッド・ギター》

    • 条件:デーモン・コマンド1体
    • 性能:コスト2/パワー1000のバニラ。
    • 備考:著しく相性のいいカードは少ないものの、Gゼロ条件で人気種族を抑えておりいつでも化ける可能性を秘めています。何気に「パズドラ」とのコラボでは数多のカードを差し置いて参戦した実力者。

    自然:《式神ブゥ》

    • 条件:ホーン・ビースト1体
    • 性能:コスト3/パワー2000のバニラ。
    • 備考:《賢察するエンシェント・ホーン》、《鳴動するギガ・ホーン》、《統率するレオパルド・ホーン》などGゼロ対象はそこそこ充実している。豚がかわいい。

    火:《北風の騎手フォッカー》

    • 条件:アーマード・ワイバーン1体
    • 性能:コスト4/パワー1000のスピードアタッカー
    • 備考:スピードアタッカー持ちの為、大量展開からの総攻撃に《キリモミ・スラッシュ》などを挟む必要がない。

    《フォッカー》のここが辛い…

    • Gゼロ対象のアーマード・ワイバーンだが、転生編で収録されたのはDM-14の《メガアサルト・ワイバーン》のみ。
      (同様に《パラダイス・アロマ》のサイバーロードもDM-16には収録されていないが、転生編中に《ドルンカ》《デジロン》《パクリオ》《ペコタン》の4枚が収録されたのでまだマシ。)
    • そのメガアサルト・ワイバーンは7マナと重く、pigの強制効果で《ミリオン・スピア》が発動。フォッカーを展開しようにも相性がよろしくない。
    • ワイバーン全体を見るにしても、軽量のアーマードワイバーンは《エグゼス・ワイバーン》や《ストームジャベリン・ワイバーン》など相手プレイヤーを攻撃できないクリーチャーが多く、フォッカーのスピードアタッカーとあまり相性が良くない。
    • 後に登場したアーマード・ワイバーンは重量級の《アムドゥル》、アムドゥルと同コストの上に他カード2枚と合わせることが前提となる《爆音のジャック》、軽くなければ能力も局地的な《メガンス・ワイバーン》の3種のみと冷遇が続いている。
    • 最後に出た《メガンス・ワイバーン》から6年、新規アーマード・ワイバーンの気配はない…

    2ターン目に《フェアリー・ギフト》や《ヘブンズ・フォース》を使ってアーマード・ワイバーンを出すことで、最速2ターン目にフォッカーを呼び出すことはできるのですが、そんなことをやると簡単に手札が枯渇してしまいます……枯渇?
    というわけで、手札切れと相性のいい《轟轟轟ブランド》と組んでしまいましょう!

デッキ構築例

    『赤白轟轟轟ブランド with フォッカー』

      【ハッシュ】 6258c8cea2b0b76bec76542cd663c6e3


      ◆光文明
      3 x 予言者クルト
      3 x 希望の親衛隊ラプソディ
      4 x ヘブンズ・フォース
      4 x 奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ
      4 x 閃光の守護者ホーリー
      ◆火文明
      4 x 凶戦士ブレイズ・クロー
      4 x グレイト ”S-駆”
      4 x エグゼズ・ワイバーン
      4 x 北風の騎手フォッカー
      4 x ”轟轟轟”ブランド
      ◆多色
      2 x 雷炎賢者エイジス
      【超次元】
      (Nothing 超次元)

      解説

      • 《ヘブンズ・フォース》でワイバーン→《フォッカー》→《轟轟轟ブランド》が基本戦術。
      • 採用候補のアーマード・ワイバーンは以下の通りです。
        • 《エグゼス・ワイバーン》:
          最軽量。《ヘブンズ・フォース》が引けなくても3ターン目に《フォッカー》を呼んだり、《クルト》などを一緒に出せる点は他ワイバーンにないポイント。
        • 《雷炎賢者エイジス》:
          小型ジョーカーズなどに強いブロッカー持ちワイバーン。STで引いた《ヘブンズ・フォース》から呼び出して敵の攻撃を耐えるような使い方もできます。多色なのでマナゾーンに起きにくい。《フォッカー》擁する「フェザーノイド」という種族は滅多に環境で見かけないものの、最近は《紅風の盗賊ビューラー》が轟轟轟ブランドのデッキで採用されている事例有。ここをブロックすると自軍のフォッカーが消し飛ぶ点には要注意!
        • 《ストームジャベリン・ワイバーン》:
          《オリオティス》などを殴り倒すことのできるアーマード・ワイバーン。プレイヤーを攻撃できないワイバーンを増やしたくなかったので今回は採用見送り。
        • 《マインロード・ワイバーン》
          単色で相手プレイヤーを攻撃できる、コスト4以下のワイバーンは彼のみ。テキストが書いてありますが実質的には赤い《シザー・アイ》だと思いましょう。
      • ワイバーン+フォッカーが上手く引けなくても、《ヘブンズ・フォース》で小型数体→轟轟轟ブランドの動きができます。ワイバーン+フォッカーが揃うところを待つ必要はありません。
      • 光文明のカードが少ないと、2ターン目に《ヘブンズ・フォース》を引いても唱えるための光マナがないという状況に陥りやすいです。ある程度は投入しておくことを推奨します。
      • 《螺神兵ボロック》は"出た瞬間に"溶けます。《猿神兵アッシュ》まで入れるような構築にすると支離滅裂なデッキになるので白赤での採用は潔く諦めておきましょう。
      • 《奇石 ミクセル》はとても優秀な踏み倒しメタクリーチャー。《ニクジール・ブッシャー》や《轟轟轟ブランド》のような《オニカマス》を貫通するクリーチャーにも有効です。
      • 《轟轟轟ブランド》と相性がいいということで注目を浴びた《ニクジール・ブッシャー》ですが、このデッキでは意図的に採用しませんでした。以下、理由。
        1. 《ヘブンズ・フォース》で処理できないカードをデッキから減らす為。
        2. 《守護者ホーリー》、《ヘブンズ・フォース》→《エイジス》などSTから広げられる防御の可能性を自ら削ってしまう為。
        3. カードイラストを見ているとお腹が空いてしまう為。

最後に

  • 今回は紹介しませんが、《勇気の爪コルナゴ》や《単騎連射マグナム》→《無重力ナイン》という風に展開する赤白轟轟轟ブランドの形もあります。《ナイン》は《フォッカー》のようにSAを持ちませんが、Gゼロ元のアウトレイジはワイバーンよりもデッキに組み込みやすいのではないでしょうか。
  • おまけ程度に、ワイバーン+フォッカーを含有しない赤白轟轟轟ブランドのデッキレシピも添えておきます。赤白轟轟轟ブランドデッキ構築の参考程度に。
  • 『赤白轟轟轟ブランド(base)』

      【ハッシュ】 003c1e5d7ff8066b39019a198059c092


      ◆光文明
      4 x 予言者クルト
      4 x 希望の親衛隊ラプソディ
      4 x 黙示賢者ソルハバキ
      4 x ヘブンズ・フォース
      4 x 奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ
      1 x 光姫聖霊ガブリエラ
      4 x 閃光の守護者ホーリー
      ◆火文明
      3 x 凶戦士ブレイズ・クロー
      3 x ホップ・チュリス
      4 x グレイト ”S-駆”
      1 x 単騎連射 マグナム
      4 x ”轟轟轟”ブランド
      【超次元】
      (Nothing 超次元)