2006年06月23日

苦丁茶(クーディンチャ)

苦丁茶

 

苦丁茶(クーディンチャ)

 元、明、清の三王朝に渡り献上されてきた健康茶が今また世界中で脚光を浴びています。

苦丁茶(クーディンチャ)のように、茶樹そのものがもつ薬効成分を生かし昔から病気の防止や治療など漢方として扱われていたお茶は、一般的な中国茶と区別して「保健茶」とよばれることが多いようです。

苦丁茶の茶樹は産地によって異なりますが、中国茶がツバキ科の一種「カメリア・シネンシス」という植物からつくられているのに対し、苦丁茶は木犀科の女貞樹の新芽を使ってつくられています。元々は、広西省の少数民族によりつくられたお茶で、苦丁茶のもつ薬効は大変貴重とされ、東晋〜斉の時代の歴史書にすでに記されているほど。元、明、清の三王朝には献上茶として貢がれています。


苦丁茶の味わいは……

  苦丁茶は、まず茶水の色に驚かされます。葉を1枚〜2枚いれお湯を注ぐと、たちまち茶水が透き通った黄緑色になります。

さらに少し置いておくと、濃い黄緑色になり、中国茶では見られない発色です(葉自体がもつ独特の色ですので、ご安心下さい)。葉がじょじょに開き始める様子も大変美しいものです。次に味わいにも驚かされます。名前の通り「苦い」のですが、最初ほろ苦く、それがだんだんと口の中で甘みに変わってきます。

「苦丁茶」はこんな方にオススメの中国茶です


・健康を維持したい
・もっと元気な若々しさが欲しい
・ダイエットしたい!
・体の中からキレイになりたい
・おいしい健康茶を飲みたい


2006年05月20日

武夷岩茶大紅包

武夷岩茶大紅包

 

最高級中国茶、武夷岩茶大紅包

 観光地でも有名な福建省武夷山の岩肌にへばりつくように生息している大紅包は、実は千年もの古樹。現在はわずか6株のみが残っていて、その樹から作られる岩茶は大変貴重とされ、20gで300万円近い値がつくほど。



武夷岩茶大紅包の味わいは……

 酸性岩石が風化してできた土壌と岩から湧き出る水で生育する大紅包のお茶は馥郁たる香りと味が口いっぱいに広がり、飲んだ後もその独特の香りが残ることから「岩韻(がんいん)」と呼ばれています。現在は繁殖が成功した2代目、3代目をわたしたちは口にすることができますが、やはり中国名茶としてたくさんの人々を魅了させているお茶です。


中国茶

武夷山は奇岩と渓谷が織りなす水墨画の世界。その雲霧が充満している岩肌をおそるおそるつたいながら、ついに伝説の古樹をみることができました。到底そのお茶を口にすることは無理でしたが、その古樹からうけつがれている大紅包の味はまさに絶品。「岩の味」とも言われるどっしりとした力強い味と馥郁たる香りに魅了され、ついつい茶杯が進みました。



凍頂烏龍茶

凍頂烏龍茶


 

中国茶ブームの火付け役

台湾中部にある凍頂山の標高800m付近に生息する、最も人気の高い品種の烏龍茶です。およそ150年以上前に中国の福建省から烏龍種の苗木を台湾に持ち込み、凍頂山に植えたのが凍頂烏龍茶の始まりだと言われています。


烏龍茶といえば、頂烏龍茶

丁寧に揉みあげられた茶葉は硬く球状に締まり、深緑色で艶があります。茶葉を刻まずに揉みこんでいくので、お湯で戻すと綺麗な葉の形が現れます。その独特の香りと優しい甘みは蘭の花に例えられることも多く、凍頂烏龍茶は台湾でも特に人気があります。台湾烏龍茶の代名詞とも言えるでしょう。


中国茶

凍頂烏龍茶は標高の高い山頂が産地であり、冬になると凍りつくことから「凍頂」という名がついたと言います。凍頂烏龍茶の茶葉は一芯一葉、新芽の柔らかい部分2枚だけを選んで摘まれていきます。他の烏龍茶より発酵度が低く焙煎が浅いために抽出されるお茶の色は緑茶に近い色をしています。ペットボトルや缶入りで売られている烏龍茶とは種類の異なる、深く優しい味わいを心行くまでお楽しみください。

 



2006年05月13日

銀豪七子餅茶

銀豪七子餅茶


 

 プーアール茶は、その薬効が注目され今や世界に知れる中国茶、黒茶の代表名茶。


プーアール茶は雲南省西双版納「シーサンパンナ」周辺で古くから生産されている黒茶の代表名茶です。西双版納周辺でとれたお茶は、その昔、プーアール県が管轄し出荷されていたことから「プーアール茶」と名付けられたとか(広東読みでは「ポーレイ」)。その西双版納の側、景谷県でつくられており、実は西双版納よりも古い歴史ある産地です(景谷県の「姑娘茶」が改良されて今では「下関沱茶」として広く知られていま)。標高2000m以上の山岳地帯で生産され、茶葉は大きくて産毛があり、水分をたっぷりと含んでやわらかいのが特徴です。茶葉のランクには春、夏、秋がありますが、特に春の最初に摘まれる茶葉が最高級とされています。


プーアール茶

プーアール茶には製茶によって二種類に分けられます。まずはぱらぱらとした他の中国茶のような茶葉の状態のものを「散茶」といい、これは蒸してつくられます。また「磚茶」など緊圧加工を施されるお茶は緊圧茶と呼ばれています。

 昔は手のひらで餅のように茶葉を固め成型していたことから「餅茶(へいちゃ)と言われています。プーアール茶を蒸して圧力をかけ、餅茶にして寝かせること数年。通常七つの餅茶を一つに纏めて竹の皮で包まれています。品質のよい茶葉には銀色の毫毛がある茶葉を使用されています。味と香りが濃厚でコクがあり、飲んだあと広がる甘みが絶品。少量ずつ砕いてどうぞ。


また、プーアールの注目すべき特徴とも言える成分には様々な薬効があると、昔から中国でも知られていて、唐代からすでに生産され広まっていたとか。血圧を下げ、脂肪を流しやすい特徴があります。体を温めてくれる効果もあるので、毎日でもとりたい飲料です。
 



美麗花茶(メイリーファーチャ)

美麗花茶


 
 
美麗花茶【メイリーファーチャ】は、大人気の中国茶のなかでも特に美しい手仕事を経て作られた芸術性の高い工芸花茶です。

美麗花茶【メイリーファーチャ】は 8種類。それぞれの花茶の創作時に花ひらく時間の移ろいを連想して名前がつけられています。

味や五感ばかりでなく、花言葉や名前の由来を想像する時間も楽しいものです。

  


美麗花茶【メイリーファーチャ】の生産工場は中国政府の厳しい審査の中で「有機土壌、有機茶葉」の政府認定を受けており、「有機茶葉・無農薬・品質本位」にこだわった良品提供をしております。


 ◆◇ 召し上がり方 ◇◆

美麗花茶を1個(固形)をグラスやサーバーに入れてください。

・次におよそ90〜95度のお湯を注いでください。

・約2〜5分後にお飲みいただけます。



美麗花茶【メイリーファーチャ】は味がなくなるまで楽しめます。少なくとも三煎までは充分に楽しんでいただけます。

一煎目は立ちのぼる香りを、二煎目は芳醇な味を
三煎目は花茶の美しい絵姿を楽しみながら飲むことがポイント。



2006年05月12日

安渓鉄観音

安渓鉄観音




安渓鉄観音」の茶葉は肉厚で濃い緑色、ツヤがあるのが特徴です。
黄金色の茶水は香り高く、かつ芳醇な味わい。また後まで続く甘味が絶品。「安渓鉄観音」は中国十大銘茶にかぞえられています。


最高級の中国茶

“鉄観音茶”という名は日本人なら誰でも聞いたことがあると思いますが、この「安渓鉄観音」は、やはり中国茶の中でも特に名高く、西湖龍井茶や碧螺春、黄山毛峰、大紅袍などとともに、中国十大銘茶の一つとされています。また、数ある青茶(烏龍茶)の中でも、名実ともに最高級のものの一つといっていいでしょう。



「安渓鉄観音」名前の由来


安渓鉄観音」の、「安渓」とは、福建省南部の土地の名前であり、古くから上質な茶樹を産する土地として知られています。茶畑は一年中雲霧に包まれる海抜1000mもの山々に広がり、そのだんだん畑のような光景は思わず息をのむほど。

また、「鉄観音」とは、茶樹の品種名です。むかし、仏教の信仰が厚かった茶農魏蔭(ぎいん)がある日一株のお茶の木を発見し、大切に栽培しお茶をつくってみると、そのお茶が何とも鉄のように重く香り高い逸品に仕上がったため、「観音様の賜り物」として「鉄観音」と名付けたとか。その発祥地を訪れると、澄んだ空気と水に見舞われ、今も健在に生育していました。

鉄観音種の茶樹は枝ぶりがよく、葉は深緑色で厚く、葉脈も発達しているのが特徴です。鉄観音種の茶樹は、安渓産のものが最も上質とされており、その茶樹から作られる最上級のお茶が安渓鉄観音なのです。



「安渓鉄観音」は香り強く濃厚な味


 茶葉は肉厚で色は濃い緑色、ツヤがあるのが特徴です。年に四回摘まれますが、春茶が一番美味しく、お茶を淹れたときの水色は、琥珀色。まるで蘭の花を思わせるように香りが強く、その香りは7煎まで持続すると言われるほどです。また、味は、コクが強く濃厚なのが特徴で、また後まで続く甘みが絶品です。清く爽やかで優しい中国茶「凍頂烏龍」とは、まさに対照的。ぜひ飲み比べてみることをお奨めします。