blog:合言葉は腹八分目。

写真中心にファッション買物記録やアート展示訪問記録を更新。

読書感想『虚人たち (中公文庫)』

読了:2017年91冊(7月11冊)★3.2
『虚人たち (中公文庫)』1998/2/1、筒井 康隆 (著)

───今のところまだ何でもない彼は何もしていない。何もしていないことをしているという言い回しをのぞいて何もしていない。(p.7)本書書き出し部分


虚人たち (中公文庫)
筒井 康隆
中央公論社
1998-02-01


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読書感想『心の病が職場を潰す (新潮新書 588)』

読了:2017年90冊(7月10冊)★3.4
『心の病が職場を潰す (新潮新書 588)』2014/9/16、岩波 明 (著)


───「新型うつ」は、うつ病ではありません。「新型うつ」と言われている若者たちは、単に生産性が低く十分な能力がないうえに、真面目に働く意欲が不十分で、権利ばかり主張する、企業の中における「不良資産」であるのです。(p。127)

───なぜこのように、自分の「権利」、それも不誠実で不当な要求を主張する風潮が蔓延しているのでしょうか。その根底には、「事実」を言うと面倒な無用の反発を食らうことから、誰も事実を見極め、本音を言わないという状況にあります。「新型うつ」等、「偽の患者」たちは現在の日本社会のあり方に巧みに付け込んでいる小悪党であると言えます。彼ら一人一人がかすめ取るコストは大きなものではありませんが、その総体となると膨大で、国家や企業の基盤を食いつぶしているのです。(p。137)




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読書感想『日本経済論の罪と罰 (日経プレミアシリーズ)』

読了:2017年89冊(7月9冊)★3.5
『日本経済論の罪と罰 (日経プレミアシリーズ)』2013/9/10、小峰 隆夫 (著)

小峰氏の本はこれで2冊目である(前回は『人口負荷社会』)…

日本経済論の罪と罰 (日経プレミアシリーズ)
小峰 隆夫
日本経済新聞出版社
2013-09-10

 
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読書感想『損する結婚 儲かる離婚 (新潮新書)』

読了:2017年88冊(7月8冊)★3.3
『損する結婚 儲かる離婚 (新潮新書)』2017/2/16、藤沢 数希 (著)


───何度も指摘している通り、婚姻費用は持っている財産でなくフローの所得により決まる。財産分与は結婚後に蓄えられた財産(=共有財産)を夫婦で分割することである。結婚と離婚で動く大きな金はこの二つであり、浮気が発覚した場合に支払わなければいけない慰謝料などは取るに足らない金額なのだ。(p。112)




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読書感想『セロ弾きのゴーシュ (角川文庫)』

読了:2017年87冊(7月7冊)★3.2
『セロ弾きのゴーシュ (角川文庫)』1969/2/24、宮沢 賢治 (著)

どの話も新潮文庫で読んだことがあった。…


 
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読書感想『拡大ヨーロッパの挑戦―グローバル・パワーとしてのEU (中公新書)』

読了:2017年86冊(7月6冊)★3.2
『拡大ヨーロッパの挑戦―グローバル・パワーとしてのEU (中公新書)』2014/5、羽場 久美子 (著)

EUというとユーロ通貨の統一や貿易障壁の解消という面が大きく感じていたが、それ以外にもヒト、モノ、情報の行き来が自由化されたことが現地では大きいだろう。…



 
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読書感想『相手に「伝わる」話し方 (講談社現代新書)』

読了:2017年85冊(7月5冊)★3.4
『相手に「伝わる」話し方 (講談社現代新書)』2002/8/20、池上 彰 (著)


───よりよいリポートというのは、明文の条件と共通点があります。それは、「文章は短く」という点です。井上靖を初め、多くの名文家と言われる作家たちの文章は、短文の積み重ねです。短い文章が積み重なって、独特の文体をつくりだします。(p。94)
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読書日記『AVビジネスの衝撃 (小学館新書)』

読了:2017年84冊(7月4冊)★3.3
『AVビジネスの衝撃 (小学館新書)』2015/7/31、中村 淳彦 (著)



───中国では日本人で一番知名度があるのは、AV女優です。安倍総理は訪中した際には、政府専用機のタラップを降りるとき、波多野結衣と一緒に降りればいいんですよ。(p。245)




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読書感想『ポラーノの広場 (新潮文庫)』

読了:2017年83冊(7月3冊)★3.2
『ポラーノの広場 (新潮文庫)』1995/1/30、宮沢 賢治 (著)

───お前たちはだめだねえ。なぜ人のことをうらやましがるんだい。僕だって辛い事はいくらでもあるんだい。お前たちにもいいことはたくさんあるんだい。僕は自分のことは一向考えもしないで人のことばかりうやらんだり馬鹿にしているやつらを一番嫌なんだぜ。僕たちの方ではね、自分を外のものと比べることが一番恥ずかしいことになっているんだ。僕たちは皆一人ひとりなんだよ。(p.91)


ポラーノの広場 (新潮文庫)
宮沢 賢治
新潮社
1995-01-30


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読書感想『亡国の中学受験 (光文社新書)』

読了:2017年82冊(7月2冊)★3.2
『亡国の中学受験 (光文社新書)』2009/11/17、瀬川松子 (著)



───つまるところそれは、「日本の学力低下」と、その元凶である「ダメな公立学校」というあらかじめ決まった結論を導くため、科学的データを恣意的に「悪用」したものにすぎないのだ。広告は、論証の正確さを競うモノではない。消費者の心を掴めば、それでよしとされる。しかし、それが電車内に掲げられることの影響を思うと、やはり悪質。食肉偽装や賞味期限開山と同質の問題という気もしてくる。栄光ゼミナールのドア上広告は、≪公立不信ビジネス≫の特徴を端的に示す一例に過ぎない。(p.66-67)




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