blog:合言葉は腹八分目。

写真中心にファッション買物記録やアート展示訪問記録を更新。

読書感想『子どもという価値―少子化時代の女性の心理 (中公新書)』

読了:2017年044冊(3月14冊)★3.8
『子どもという価値―少子化時代の女性の心理 (中公新書)』 2001/5、柏木 恵子 (著)

───アメリカには、Childless By Choiceと明言しているグループがあるそうです。子どもが生まれていないのではない、自分から子供を持たないことを主体的に決めた人々です。前述の人々も、まさにChildless By Choiceですが、日本ではそう明言しにくい風土があります。子どもをもつのが当たり前、子どもがいて一人前という風潮が、日本の社会では今なお強いからです。それは、女性の人生に対する不当な圧力ではないでしょうか。(p.108-109)

───今から10年ほど前でしょうか、婦人週間に当たって「今、個性は性を超える」という標語を総理府が掲げたことがありました。「今」とは言うものの、それは現実がそうだというのではなく、これからの社会の目標としての言葉でしたが、その含意は、前述のような性による分業やしつけが最適性を喪失し、一人ひとりの個性が活かされることが求められる社会を想定しての、大変ヒットな標語だと思いました。(p.194)

 

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読書感想『もぐら 凱 (上) (中公文庫)』

読了:2017年043冊(3月13冊)★3.3
『もぐら 凱 (上) (中公文庫) 』2013/10/23、矢月 秀作 (著)

とうとうシリーズ最終に突入。…

 
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読書感想『音楽の聴き方―聴く型と趣味を語る言葉 (中公新書)』

読了:2017年042冊(3月12冊)★3.2
『音楽の聴き方―聴く型と趣味を語る言葉 (中公新書)』2009/6、岡田 暁生 (著)

───集団が違えば、音楽に置いて何を正の価値とし、何を負の価値をするのか、全く異なってくるのである。もう一度確認しよう。相性が純粋に個人的なものであることは、一般に思われているほど多くはない。生理的かつ個人的な相性や思考と見える者の多くは、実はその人の履歴であり、しかも集団的に規定されている。そして集団が違えば、価値体系は全く異なってくる。「よかった」や「悪かった」は常に、「彼ら/彼女らにとっては良かった/悪かった」なのである。(p.19)



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読書感想『ゼロからわかる経済の基本 (講談社現代新書)』

読了:2017年041冊(3月11冊)★3.3
『ゼロからわかる経済の基本 (講談社現代新書)』2002/12/16、野口 旭 (著)

経済学についての総論、教科書のような内容。…

 
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読書感想『今から考える終の棲み家 (平凡社新書)』

読了:2017年041冊(3月11冊)★3.3
『今から考える終の棲み家 (平凡社新書)』2007/8、大沢 久子 (著)

題名から見て、建築系の本だと思って買ったら違った。…

 
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読書感想『もぐら 戒 (中公文庫)』

読了:2017年039冊(3月8冊)★3.2
『もぐら 戒 (中公文庫)』 2013/2/23、矢月 秀作 (著)

今回のお題はパテントトロール。…

 
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読書感想『ニッポン監獄事情―塀の向こうの閉じられた世界 (平凡社新書)』

読了:2017年038冊(3月8冊)★3.7
『ニッポン監獄事情―塀の向こうの閉じられた世界 (平凡社新書) 』2002/8、佐藤 友之 (著)


───「矯正のため」「正しい勤労習慣を身につけるため」と称して受刑者を酷使し、国家は高収益を得ている。(中略)刑務所・少年院・婦人補導新など矯正施設は2000年中に、約110億円の作業収入を得ているのに、被収容者に約15億円の作業賞与しか支払っていない。受刑者の搾取を越えて、奴隷的扱いである。(p.139)


───「監獄を見れば、その国の人権レベルがわかる」といわれている。囚われの身の人たちは、最も弱い立場に置かれている。高い兵で遮られた、隔絶されて世界。権力的な国であればある程、彼らの権利は蔑にされている。(p.166)



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読書感想『ポピュリズムとは何か - 民主主義の敵か、改革の希望か (中公新書)』

読了:2017年037冊(3月7冊)★3.2
『ポピュリズムとは何か - 民主主義の敵か、改革の希望か (中公新書)』2016/12/19、水島 治郎 (著)

───ただ橋下は、彼が「政治生命」をかけるとした大坂都構想をめぐる大阪市の住民投票では、僅差で劇的な敗北を喫した。彼は大阪市長の座を退き、とりあえずは政治家としての人生に終止符を打ったとしている。その意味では、フォルスタインも橋下も、現実政治に飛び込んでいた時間は長くない。しかし日蘭両国で二人が残した刻印は、容易には消し難い。二人の登場と退場が、現代のポピュリズムの時代の到来を強烈に印象付ける劇的なものだったことは、否定できないだろう。



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読書感想『もぐら 闘 (中公文庫)』

読了:2017年035冊(3月5冊)★3.2
『もぐら 闘 (中公文庫) 』2012/12/20、矢月 秀作 (著)

前作はネットを題材にしていたが、本作は再生医療である。…

 
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読書感想『カネを積まれても使いたくない日本語 (朝日新書)』

読了:2017年034冊(3月4冊)★3.6
『カネを積まれても使いたくない日本語 (朝日新書) 』2013/7/12、内館牧子 (著)

今まで読んだ「日本語の乱れ」系の中では一番良いかもしれない。…

 
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