●データ
【所在地】長野県富士見町 【運営キロ】1.5Km 
【開業】1904年(明治37年)12月21日 【廃止】1980年(昭和55年)9月25日
【魅力】距離こそ僅か1.5Kmですが、今までで一番中身の詰まった1.5Kmと感じました。
 見所は「旧立場川橋梁」でしょうか。注意が必要な廃線跡です。 【訪問日】01.01.11

●2009年一発目の探索は昨年の宿題、
 長野県・富士見にある中央本線旧線を済ませることに。
 時間の都合であと 2つのトンネル探索を残した状態でした。
 前回 から約 3ヶ月、その間に季節も秋から冬に。
 ところが事前調査では「雪」は無いハズだったのですが・・・
 一面の冬景色に驚愕。景色は一変していたのです!
 どんな調べ方をしたらこうなるんだか・・・汗
 だからといって「廃線魂(?)」が消えることはありませんが(笑)。
 ということで前半戦は「おさらい」気味になりますが、
 全く違う景色でもありますのでとりあえず行ってみましょう♪

FILE26-1-01
この雪景色ですよ・・・。
マイカー・ノーマルタイヤで
ここまで来ました。滝汗
来てしまったものは仕方ありません。
ヤケクソ根性で突き進むのみです。









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まずは本線と旧線の
分岐点付近へやってきました。
やはり季節は冬ということで
雑草はゼロ、ジャングル状態だった
前回とは大違いです。









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ご覧の通りです。
下へ降りたかったのですが、
予定が詰まっていることもあり見送り。











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申し遅れました、こちらのトンネル、
「瀬沢トンネル」と言います。












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瀬沢トンネル、
反対側へやってきました。
すっかり雑草は無くなり
綺麗な雪景色となっていました。










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ちょこっと覗いてみました。
前回入りましたので今回は入りません。












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では次の目的地「旧・立場川橋梁」へ。
振り返って撮影。












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「旧 立場川橋梁」と再会です。
「緑」も良いですが、
「白」もまた格別ですねぇ・・・。











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僅か3ヶ月で随分景色が変わ ました。
山々を覆っていた葉が
無くなったせいで、
極端に山が小さくなったように見えます。










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振り返って撮影。
冬場は「雪」が廃線跡を教えてくれます。
それにしても・・・
私以外の足跡もチラホラ。。。笑










さぁお待たせ致しました。
これより先が前回時間の都合で探索できなかった部分となります。
これから 2つのトンネルを経て立場川橋梁の東側へと向かいます。

FILE26-1-11
ではこの辺りの状況を
空撮で確認しておきましょう。
右下、乙事トンネルより
旧・立場川橋梁東側まで向かいます。










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まずは乙事トンネル入口に到着です。
実はこのトンネル、
事前の調査では反対側は
閉塞していることが分かっています。










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たとえ塞がっていても、
入ることには変わりません。笑
しかし雪が深くて足が埋まり、
入口まで来るのに苦労しました。










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とりあえずまだ入口付近なんですが・・・
うーむ、静か過ぎですねぇ。
完全な無風状態だしカビ臭い。
やはりこれはもう閉塞確定のようです。










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でもとりあえず進みます。
枕木がまだ埋まっていました。
で、暫く進むと・・・み、水かいっ!
実はある程度予期してましたが。。。










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右カーブということで、
右側から水が溜まっていきます。
そして更にここは下りトンネル・・・
ということは。。。










結論から先に言います。水没により断念しました。
自分、ヘタレなモンで(汗)ジャバジャバと進むワケにも行かず、
仮に進んだとしても下っているので恐らく水位を徐々に増し、
完全に「水没閉塞」している可能性が大です。
ということで、靴が水没する前に引き返しました。
ここを攻めるならば「完全武装」しなければ無理かも知れません。
前編は以上です。後編ではもう一つのトンネルを抜け、
旧・立場川橋梁の東側までを辿ります。