Doctor Shopping Diary

うつろう日々、漂うあれこれ。

映像と信仰心

撮影です。もう何日目かも忘れた。

演出家もそうだが、監督業務は過酷。
だからこそ洒落っ気は忘れないようにと思うし、
洒落っ気だして気分を盛り上げようとする。

そんなわけで今年初のニット帽。
でも今日の服には合ってなかった気がする。

洒落っ気的に失格。

粗編集したものを上映。この状態でも面白い。
岩倉君の仕事は素敵です。

その後、住宅街にて撮影。
ヘリコプターが飛んでいて、通過待ち。
車、バイク、人、通過待ち。
撮影というものは天候だけではなく、
そういったものにも影響を受けるわけ。
撮影できた瞬間はまさに神から授けられたもの。
映画を撮り始めてから妙に信心深くなった。

宗教家の皆さん、
私を落とすなら今がチャンスです。

撮影は12時に終了。
明日の映画&写真のW撮影の打ち合わせを兼ねて
ジョナサンで食事。

明日の写真撮影衣装製作をする衣装チーム。
私たちのいる一角はもはや物干し場。
とにかくやることや決める事がいっぱいあって、
あっという間に4時間経った。

夜は新宿からの道すがら、ある看板の撮影行脚。
そして音響村山さんとトーク。
マン喫で粗編集DVDのチェック。
家に帰ってもう一度チェックし直して
気づけば5時。お風呂入って6時。

生活時間グッチャグチャ。

ひらめき

日曜日の撮影に備えて某ロケ地にて稽古。
私が思う今の自分らしいシーンなだけにこだわりも多数。
注文、注文、また注文。(あ、演出か)
キャストの2人は一生懸命応えてくれました。

稽古場にてストレッチに私服で参加。
体を動かすことには長いこと拒絶反応がありましたが、
ビリー隊長のおかげでだいぶトラウマは減りました。
実際、体を動かした方がカラダも軽いしね。

稽古にて数名キャストが決定。
微妙なバランスが要求されるので頑張ってもらいたい。

最後はエチュードを。どれも面白かった。
中でも羽田サトシ君のいやらしさ。
女性である私にはああいうの思いつかない。
こういう瞬間が稽古の醍醐味でもある。

人見代表と夕食を食べながら話す。
最近は劇団員とはあれこれ話すものの。
意外と代表と話す機会が少ないので
逆に新鮮だったりするし、何より気楽。
そう感じる同志がいるってことは幸せです。

帰り道、携帯についてる辞典を読んでいたら
長らく悩んでいたあることがひらめいた。
その瞬間、細胞が活性化したのを感じた。
明日からの未来がパアッと明るくなった。

これなんだな、と思った。

深夜にテンションが上がる。
明日は撮影。早く寝ないと。

訳あって

4048aa70.jpg



ご満悦写真。
コ○○○ー○ーの気持ちもわかります。

ちなみに外では俳優様たちが稽古中。
不真面目でごめんね。

今日は脚本を配布。
我ながら注文の多さに辟易。

余暇の余談

稽古休み(という名の執筆デイ)。

撮影のない稽古休みはもはや貴重品。
思いっきし充電させていただいた。
もちろん机にも向かっております。


たまには下世話な話も。


小朝と泰葉の離婚について。

こんな風に明るく離婚会見ができるのはとても素晴らしいことで
離婚するならこれくらいサバサバできたらいいなと思う。
(まだ結婚もしておりませんが)

ビジネス上でのパートナー兼夫(もしくは恋人)との関係性は
仕事をしていく女としてはどうにも他人事ではなく、
泰葉がドン引きさせる天然の女であったとしても
そこはどうしたって共感してしまうものがある。

「師弟関係」のような夫婦の関係というのはあるだろうし、
「愛情と情はあるけどラブはなかった」という言葉も
自分でもイヤになるくらいに容易に理解できる訳で、
「ああ、明日は我が身だなあ」と将来に多大なる不安を覚える。

宇多田ヒカルの離婚の時もそうだったし、今回も考えた。

「だとしたらどうすれば離婚を避けられたんだろう」

一緒に仕事をしなければよかったのか。
どちらかがやりがいを捨てればよかったのか。
家庭では仕事の話をしなければよかったのか。
本気で仕事をしている人にそんなことができたのか。

尊敬する人を愛してはいけないのだろうか。
ならば尊敬しない人を愛することはできるのか。

女性が働く時代の、現代人の命題です。

しかし、ワイドショーのコメンテーターは
2人のことがあまり理解できないらしく、
「ちゃんと<夫婦>だった時期もあると思いますよ」
などとどうでもいいフォローを入れる。

一方、旅番組にはボクサーの内藤夫妻が。
あまりにもいい夫で、かわいい奥さんで、
幸福を絵に描いたようないい家族で、
あんまり微笑ましくて、胸が苦しくなって
チャンネルを変えてしまった。

私は家庭を持てるのでしょうか。

ひとつひとつ

稽古でダンスをやりたいとの要望があり、
どうしようかと考えた。

振付は基本的に振り写ししたらやり投げだし、
ダンス順序もひとりひとり全員違うので、
過去にやったダンスの振付を覚えていない。
覚えていたとしてもそれ以前に恥ずかしい。
やっぱりダンスってその時のテンションもあるし、
基本的に役者のダンスはバカバカしいものだし、
それを別のメンバーで再現することがなんだかな
的な気持ちにもなるのです。

と言うわけで、一から振付することにした。
アップ用のダンスなのでストレッチ要素を多めに。
みんながストレッチをする後ろでひとり踊り続けて
なんとか完成、みんなに振り写しした。
いつもよりは難しくもないので、覚えも早い。

毎日踊っていればうまくなるはず。
ああ、本番に無関係って気楽。

ダンス後はエチュードを。

本日もいろいろなエチュードがあったのだけど、
オッホ女優陣がやった温泉のエチュードは
人物たちがたいそう恥じらいがなくて、
人と温泉入るのが嫌いな私は嫌悪感に襲われ、
女として絶対友達になりたくない、と思った。
ギャラリーからもあちこちで失笑が聞こえ、
しかも各々笑っている意味は違う風だった。
どちらにせよ、ヤバいエチュードだった。
当人たちが気づいてなさそうなのもヤバい。

ううう、女同士の温泉旅行やだやだ。

今週末にあるパンフレット用写真撮影の衣装を
人見君と新宿西口路上にて打ち合わせ。

ひとつひとつ決まっていき、
ひとつひとつ終わっていく。
何事も時が経てば必ず終わるのだ。
そう思えば<今現在>なんてどうってことない。

さあ、明日も何かしら済ませていこ。
手始めにブログデザイン変えました。
(これは不必要な仕事)

人間は欲求で出来ている

六角慎司君(以後六角)も参加して
本日が事実上の稽古開始。

最近のマンネリ化した稽古場を改革すべく、
稽古のメニューを見直して、一新。
見慣れないストレッチ風景にしみじみ。

しかし男優陣はカラダが堅いな。
六角の次に体柔らかいのがガンツさんという事実。
若者たち頑張って!

稽古やワークショップ用テキストは
一応たくさんあるのだが、
今回はこちらも新たに作成した。
ついでだから脚本も読み返したが、
他人の作品のように感じながら読んだ。
そういう感覚はおかしいのかとよく悩むが、
先日、『食彩浪漫』で作家の北方謙三氏が
同じようなことを言っていて、ちょっと安心した。

さまざまな欲求を表現するエチュードを
やっているのだが、これがとても面白い。
今までエチュードってものに懐疑的だったのだが、
この欲求エチュードで「これこそ私がやりたかった
エチュードだ」と覚醒したような感もある。
逆にいえば、人間の根源は欲求で出来ているという
ことが確証されたのかもしれない。

ところで稽古開始にしてナンだが、
今回の現場はたいそう居心地がいい。
全員が芝居をしにここへ来てるだけで
それ以上でもそれ以下でもない距離感がちょうどいい。
このままストレスレス刺激的な現場であって欲しい。

中央区について

撮影5日目。

またしても雨でロケ地変更。
しかもあの台風の中でロケハンした土地ではなく、
人通りも多いセレブな街銀座に変更。

全員で今まで歩んできた銀座地図を駆使し、
新ロケ地を探しまくる。

銀座では撮影許可を何度かお願いしたが、
可否はあったものの、どなたも親切。
中央区は人情がある場所なんだと思う。

撮影は三度目の撮影で要領を得てくれた
男優陣のおかげでたいそうスムーズで、
一緒に仕事する上で経験と前向きな人間性って大事だ。

最終的には予定したいた場所よりも
素敵なスポットに遭遇できて、満足の画が。
しかも予定終了時間ジャストに終了。
助監督芳賀さんも嬉しそう。

巣鴨かと思うような中華料理屋で食事して
オッホメンバーは真っ白いカフェで打ち合わせ。
不器用な人間も器用に立ち回らねばならない時が
いつかやってくる。

それがまさに今。
今、今、今。

パンクしないでくれ、自分。

打ち合わせ後も打ち合わせ。
廃人のように電車に根を生やす。
もはや中央線快速で寝食したいと思うほど。

カラダがベッドを欲していた。
まさに全機能停止。
横になってからの記憶はない。

新鮮だったり、新鮮じゃなかったり

『欲々しい』顔合わせ。

プレ稽古をやっていたので、新鮮な顔はひとつもない。
右向いても左向いてもついこないだ会った人ばかり。

意味ないじゃん。

という声はおいといて、
すべては形式、大事なのは形式。
だから私は普段よりいいカッコしてきたし。
ゴールドラメのソックス履いてきたし。
そうすりゃとりあえず顔合わせは有意義に決まってる。

顔合わせなので、飲み会を。
工藤史子ちゃんと隣でいっぱい話す。
新鮮で楽しかった。あ、これは新鮮。

飲み会とは<最後に誰が残るのか>という
プライドやメンツをかけた戦いでもある。
できるなら早めにリタイヤしたい。
が、立場上そうもいかない。
逆に言えば、立場上早く帰ってもいいのだが、
人間的な性質上そうもいかない。

要は淋しがりで気が小さいということである。

で、残ったメンバーが演助ふたりと上野君と私。
場の新しさに面食らう上野(元教え子)&私(元講師)。

そんなこんなで顔合わせは無事終了。
怒涛の2ヶ月の幕開けです。

黒川麻衣より皆様へ

学生の頃、某ユニットの企画会議で出した脚本案が落選し、
悔しくて、悔しくて、大学の屋上で泣きじゃくっていました。
友人たちが「そんなにやりたいならやればいいじゃない」と
言ってくれ、その二時間後には劇場をおさえておりました。

しょせん一発屋のつもりだったので、
ビジュアル的に面白く、どうやって読むのかわからない
スペイン語をユニット名にしたあの日から、
こんなに[オッホ]と発音するとは思っても見ませんでした。

「オジョですか?」
「オッホです」

何度も繰り返したこのやりとりを最近はめっきりしなくなりました。
それだけこの名前が浸透したのだなと思うと感無量です。


あれから15年が経ちました。


オッホにとって15周年という記念すべきアニバーサリー。
でもその年月をすべて体験しているのは私ひとりで、
現在の劇団員のほとんどはその半分も一緒に過ごしていません。

次の記念日は愛する同志たちと共に喜びを分かち合いたい。
そのためにはこの場所を壊すべきなのだと思いました。


2008年、オッホは新しく生まれ変わります。
だからこれがオッホとしての最後の公演です。

オッホが生まれて15年目の年末に、
オッホという名でお届けする最後の公演を。


『欲々しい』にぜひいらしてください。
劇団員一同、心よりお待ちしております。

撮影4日目

昨日の反省を踏まえ、乗り継ぎには慎重だったのに
最後の最後で違う電車に乗った。

アタマ悪すぎる。

ゆったりとリラックスして始まった撮影の最中、
ふとしたきっかけで愕の事実が発覚。
あまりのことにますますリラックスしてしまった。

ハプニングをユーモアに変える力。
と、とらばーゆのPUFFYインタビューにありました。

どうでもいいですね。

気を取り直して本日は人見VS上野の撮影。
助監督芳賀さんが私のしつこさを考慮して
演出時間をたっぷりくれた。感謝します。
その甲斐あって結構面白く撮れました。

その後、移動して街灯を使っての撮影。
撮影監督岩倉君とレフ担当上野君の蜜月ぶりに圧倒され
その輪の中に入れなかった。

疲れや感情やいろんなものが一緒くたになって
目も当てられないほどグタグタになった。

無力

乗り継ぎをことごとく失敗し、集合に相当遅れて到着。
最終的には開き直った。

本日は一番の難関、土手のシーンを撮影。
先週雨で延期になったのだが、今日は快晴。

雨男は高橋信行ではないようです。
たぶん加藤華子だと思います。

午前中は念入りに段取りをつけて、午後から撮影。
陽の光が刻々と動いていることを痛感する。
陽が翳ってしまえば撮影は終了せざるを得ない。
なんとも人間的な活動時間。

想像していた以上に映像は自然に翻弄される。
デジタルは結局森羅万象の前には無力なのだ。
人間の表現欲など所詮微生物レベル、
もしくはそれ以下でしかないのだと思う。

夜はイルミネーションのある場所での撮影。
携帯についているライトをスタッフ全員で照らす。
たった1人しか出ていない静かなシーンも
これだけの人の力が加わっているのだと思うと
集団創作というものの本質を考えざるを得ない。

東京駅で解散するが、その都会的な変貌に高揚する。
ネオンが大好きなシティギャル気質は
結局この歳になっても変えられそうにない。

打ち合わせマン

せっかく時間があっても不安で不安で
打ち合わせをしてしまう。

人疲れしてるのに毎日毎日誰かと約束を。


赤い靴みたいに打ち合わせし続ける。
我ながら呆れてしまうウイークデイ。

あわわ。

プレのラスト

演出助手希望のSさんに会う。
これまでは演出助手はたいてい役者志望者が
やっていたのだが、彼女は違う。
現役大学生で、なおかつ演劇サークル内で
作・演出もしているとのこと。
とても明るくて聡明な人だった。

約1ヶ月続けてきたプレ稽古最終日。

映像の云々でおざなりになっていたため、
シーンの出来は今ひとつ。

最近の俳優は自分の気分が勝ってしまう。
だから演技がすぐマッタリする。
そういったものをどうすれば克服できるのか。
これは絶対に避けられない難問である。

一種の欲

この二日間の疲れがとれない。

だのに。

制作カトーと急遽打ち合わせ。
しかも私が申し出た。


せっかくのオフなのに。
こんなに疲れているのに。


バカだ。

打ち合わせしないと気が済まない。
これを<打ち合わせ欲>っていうのだろうか。

野外はひらめき

本日は完璧なまでの晴天なり。
雨男(女)はとりあえず私ではない。
本日は劇団員のみの撮影。
だから雨男(女)は劇団員でもない。

では誰なのか。

昨日の撮影から参加した
高橋信行だと私はにらんでいる。

どうでもいいのですが。

ちょこっとロケハンした場所で
パッと構成を決め、パッと撮影。
野外ロケは勢いとひらめき。

事務所のシーン。
役者とカメラが一心同体になった姿が印象的。

あまりの晴天ぶりに予定を変更して野外ロケ。
初めて行った公園でひらめきだけで撮影していく。
こういう撮影はいつやっても楽しい。

どうしても撮っておかなければならないシーンがあり、
ロケーションで悩んでいたらそこに素晴らしいスポットが。
なんだろ、今日はついてるなあ。

もう一度、事務所のシーンを撮りに戻る。

映像演技はありのままが映し出される。
レンズ越しに見えるものは確かに事実。
そこが難しく、そこがやりがいがある。

帰りの電車は疲労がどっと押し寄せて、
廃人同様に口をあけて最寄り駅まで。




いやぁぁぁぁぁ…疲れた。

雨男(女)は誰だ

撮影初日、雨。

運命論者なワタクシは
「きちんとロケハンしてなかった罰が当たったのだ」
と、今回の一件(台風)について思っている。
というか、そう思おうとしている。

DVDチーム、岩倉君とヒカルと待ち合わせ。
昨日寝る間を惜しんで書いた絵コンテを見て
「こんなにカット割りあるんですか」と仰天するヒカル。
勢いで撮ると思っていたらしい。

そんなはずないじゃん。

打ち合わせ後、ロケハンを二箇所。
想像してたよりいい場所だった。

そしていよいよ撮影現場へ。

最初のシーンは初対面の二人の会話。

まずは役割分担をして、それぞれ職務に。
いかんせん素人集団である上に
こだわりのある会話シーンなだけに
時間は押しに押して押しまくる。

次の撮影現場ではキャストが扮装して待機していた。
さきほどとは違って大人数ゆえになかなか大変。
時間のなさで焦りが増すスタッフ勢。
ああ、演技者の8時間押しを思い出す。

撮影が終わったら雨があがっていた。
なんなんだ、いったい。

明日からの作戦会議をして帰宅。
いつ眠りに入ったかもわからない。


それにしても、雨男(女)は誰なんだ?

しょっぱなから

明日は台風上陸。
つまり、野外ロケはできない。

午前中からスケジュール変更に関するメールが鳴り響く。
大幅に予定を変更したが、かえってスムーズになりそうで。

しょっぱなから困難。なぜか妙に燃える。

夜は某打ち合わせ。
演劇を始めた時からずっとずっとやりたかったこと。
15年目にしてやっと願いが叶います。

嬉しいです。
必ずやいいものにします。

たまには雑談を。

最近は人々の金銭感覚、食感覚に興味があって、
人に出会ってはやたらと質問ぜめにします。
お金と食べ物は毎日関係するものだから
人生観にも似たものが垣間見えます。
できるものならあと1000人位に話を聞きたい。

明日いよいよクランクイン。
クロカワマイ監督デビュー作。

映画論か幸福論か

更新が遅れました。

あれやこれやあれやこれや
昨日やおととい何をしたかも
熟考しないと思い出せない。

週末の撮影に備えて、できるだけ脳みそ
使いたくないので自発的には思い出しません。
衣装合わせと映像リハ、ロケハンなんかした気がします。

で、で、で、映画のお話を。

映画を撮るのはタイタス大阪公演の翌日、
大阪観光をかねて製作した映画以来。
あん時はその場でストーリーをこしらえて
クランクアップしたらすぐ上映会ができるように
全シーン1テイクのみで撮影した。

今回はきちんと脚本もあるし、
スケジュールだってたてなきゃならないし、
そういうわけにはいかないのでね。

初めてのことに挑戦するのはいつだって楽しい。
苦しくても、精神的に参っても、最終的には楽しい。
そして楽しいさなかに心臓が止まって欲しいとよく思う。
あと、大事な誰かとココロが通じ合った時。
「こんな気持ちのまま終わりに出来たらなあ」って思う。

私にとって、幸福とは<死>なのかもしれない。


いや、いや、いや、映画の話ですよ。

演劇の稽古では普通にやっている演出なのに
急にわからなくなったりする。
言葉の足りなさに打ちのめされたりする。

イメージやメンタルな部分の説明が
演劇のようにナマではないからこそより重要だ。
と、いったようなことを前回の稽古で思った。


とにかく週末は撮影。やる。やってやる。

予告と名言

チケット発売を前に予告!

次回公演『欲々しい』には前売特典として
なんとスピンオフムービーがついてるんです!
(登場人物のアナザーストーリーってこと)
そして脚本・監督はワタクシが。

まだ公演台本書けてないのに!
チラシもまだできていないのに。
来年の準備とかいっぱいあるっていうのに!
とにかくやることだらけだっていうのに!

初監督なんてしてる場合なの!

という声があちらこちらから聞こえますが、
やると決めたらやるしかない。

どうぞお楽しみに!


と言うわけでチオビタ飲んで台本執筆して
プレ稽古へと向かう。

本日より菊地&志織嬢も参加。
狭い稽古場はますます空気が薄くなった。

稽古しているシーンはだいぶかたまってきた。
が、いまひとつ面白い域までは。
誰に見せるって訳じゃないけど、
より完璧な『欲々しい』になるために。
残り少ない時間、有効に。

そして映像台本、本読み。
くだらなくって面白かった。
撮影が楽しみになった。

で、撮影打ち合わせ。

あっちもこっちも「麻衣さん」「麻衣さん」。
その都度右向いて、左向いて。
まあ当たり前なんですけども。


帰りの電車での芳賀さんの奥深いお言葉

「足が悪い人に「何で足が遅いんだ」と聞かないのに
すぐ寝てしまう人に「何ですぐ寝るんだ」と聞くのはおかしい」

名言過ぎて返す言葉がありません。

ヤケクレープまで食べた

訳あってむかついた。

生まれ変わったら絶対女になりたくない。
  • ライブドアブログ