書評:「会社が甦る 逆境経営 7つの法則」




いつどうして購入したのか記憶にないが、積ん読になっていた本書を読んだ。

会社経営を順風満帆だけで通すのは現実的でなく、逆境と言えるようなシビアな状況はつきものだ。世に成功している企業は、そうした逆境を乗り越えて今がある。そうした企業から逆境を越えるための法則を見い出して紹介したのが本書。

法則1:壊すことから始める
法則2:カネを惜しむな
法則3:何があっても「顧客満足」
法則4:「威張らない上司」を養成せよ
法則5:社員がのびのび働ける環境をつくろう
法則6:「らしさ」で団結
法則7:社会から離れない

しかしながら、あくまで筆者の主観的な視点で整理されており、定量的な分析はなされていない。それゆえ再現性があるのかは怪しく、ぶっちゃけ説得力は弱い。質の高いおじさんの説教みたいな感じ。

書いてあること自体は真っ当だ。逆境かどうかに関わらず、経営において意識すべき基本が並んでいる。まぁそうだよねと違和感なく読み進められる。そのことは筆者も自覚的であり、次のように述べている。

逆境のときこそ基本を大切にしなければなりません。この7つの法則は、分解していくと企業活動の基本姿勢を示すものばかりです。


ということで、会社経営の基本をなぞる一冊。よほどじゃなければ読まなくていいし、逆境に追い詰められたときに救いを求めて読んでも、ヒントは多くなさそう。そうだ、むしろ順風満帆でおごりが出てきているときに読むのが一番良いかもしれない。


November 18, 2017


dogandchopsticks at 22:24



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