本業で 生活できぬ 殆どが

　昨日の日曜日は「我々愛犬のお散歩屋さん」の７月度の定例研修会だった。「ドラッガーのマネージメントがメーンの研修内容であったが、私も昨日参加されたＦＣ店の皆さんも、多分に　退職後　この仕事を本業にするまでには、数々の試練を体験をされてきたであろう！と思うのだ。今日の話題は本業だけでは難しい・・と云う現実的な話題だ。
　全国の金融機関における普通預金の平均金利は０.０２１%(７月１５日現在)と、一生懸命に貯金をしてもあまり資産運用の効果は少なく、お金を増やせる環境ではなさそうだ。
　そうなると、ビジネスパーソンや主婦の方々の中には貯蓄のために「副業」を求める方も多くなるのではないだろうか？と言うのだ。
　イーキャリアの「副業に関する意識調査」では、副業を始める動機として「毎月の収入が減ったため」が４２.８%と最も高かったという。
　また、副業の条件として「本業との両立が可能であること」を挙げる方が８７.８%と圧倒的に高かったようだ。（ネット情報）
　故人曰く・・一に貫く・・一生涯を一つだけの職業にて過ごせる人は幸せである。
ペットシッターの私などは大学卒業後には３１年間「カネボウ化粧品」にて販売一筋の生活体験をさせて戴き、現在は「愛犬のお散歩屋さん」を１７年間継続させて戴いているのだが、職業と言えば、高校時代、大学時代のアルバイトを含まれば、数え切れないほどの体験をさせて戴いた。
　高校時代には氷り配達（当時代は冷蔵庫には氷を利用していたのだ）
　新聞配達、大学時代には銀座風月堂のお菓子の店頭販売から　その地下にて営業していたナイトクラブ（銀座ではナンバーワンのクラブ）にてボーイとバーテンダーの体験。
　新宿にてデュエット純喫茶のマネージャーの経験等どちらかと云えば、水商売の体験が多かった。考えれば、カネボウに入社後には、それらのアルバイトの体験がカネボウ時代に私を強く育ててくれたようだ。その為か？社長賞を二度戴いたのだった。
　カネボウを希望退職後、保険会社を設立し、見事に失敗、その後現在の「愛犬のお散歩屋さん」業の真っ最中なのだが、その間、生活が苦しく、「ＮＨＫの新宿営業所」にて、受信料（特にＢＳ放送の受信料のおじさんの仕事を一年間位　体験させて戴いた。
　又「小学生対象の学研」にも入社して、入社研修会期間だけは・・・・勤めさせて戴いた。（途中にて退社させて戴いたのは愛犬のお散歩業の仕事が多忙になったので辞めさせて戴いたのだ）
　詰まるところ、本業だけでは生活できず、助けて戴いたのだった。
　考えてみれば、現在の仕事が順調に推移させて戴いているのは、カネボウさん、ＮＨＫさん、学研さんのお陰であろう・・と感謝している。
　過去の自分の体験が現在の自分を築いているのであろう事は確かである。
　要は　明日の生活を好くする為には　現在の今は　全力奮闘しなくてはいけないのであろう！過去から現在、明日へと・・必ず影響してくるのでは・・・。