漫画のコマには二つの表現方法がありますということで第335回。

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(つき指で手を痛めていて絵が薄くなっています。これでも頑張って描きました。突き指の内容に関しては近日かきます)

漫画のコマの表現方法は2種類あります。一つは言動を一つ一つコマの絵として描いていく「時系列法」と台詞や思考の内容によって独自の表現技法を入れる「演出法」です(管理人はそう名付けました)。

時系列法は少年漫画によくあるコマ(表現技法)です。一つ一つの言動をコマで描いて表現するため「どこに誰がいて何をしているのか」がよく分かります。
ただ逆に言いますとこのコマが多くなれば多くなるほど単調な場面になっていきます(場所が変わらないことから)。バトルや会話シーンで長くなってくると地味にみえてくるのは避けられません。

演出法は少女漫画によくあるコマ(表現技法)です。台詞や思考に合わせたコマ(絵)を描くことになります(誰かを思っている時はそのキャラを描くなど。あるいはトーンのみや背景のみを描くといった独特の表現方法があります)。
この演出方法のメリットとして「単調になりそうな台詞や思考のコマを飽きないように演出すること」ができます(読者が飽きないということは作者も飽きないということになります。これはすごく大きい)。デメリットとしては言動しているキャラが別次元の世界にいってしまう(演出により現在地から離れる?)ためどこで何をしているのかがよくわからなくなってしまいます。このよくわからない状況に陥りますと見にくくなってしまうため読者離れを加速させるリスクにつながります。

時系列法は地味なコマばかりになる傾向があり、演出法はどこで誰が何をしているのかがわからなくなってしまう傾向にあるためどちらも一長一短です。ちなみに管理人は少年漫画を描くため時系列法よりになります。
・・この単調なコマばかりを描いている傾向にありましたので「何とかしなくては」と思いいろいろ調べていると少女漫画の演出法にたどりつきました。とはいえ、管理人は演出法を用いていないわけではないです。

パーセンテージで例えると8:2くらいの割合で採用しています(いつも感覚で描いていますのでこのパーセンテージはあまり当てにはなりませんけど)。仮に時系列法が割合で8だと仮定するとこの8の中に地味なコマが多くなっている印象があります。時系列法の8は割合的に多すぎたのです。
しかし、少女漫画のような2:8(もちろん8は演出法)でやると誰がどこで何をしているのかがよくわからなくなります。ベストは5:5だと思いますが同じ割合にしてしまうとどう演出しているのかが作者も読者も編集者もよくわからなくなってしまいますので6:4か4:6くらいの割合で調整すべきなのではと思いました。

問題は時系列法と演出法、どちらの割合を多くするか・・です。ぶっちゃけ飽きないように漫画を描きたいのであれば演出法を6にして時系列法を4にするべきです。構図で飽きてもらうよりは演出で独自の表現(世界)を作っていくべきだと思います(おかしいなと思いましたら調整します)。
こうやって割合まではきまりましたが問題は演出法をどのように採用していくか・・です。時系列法でしかあまり描いてこなかった管理人は(特にバトル漫画の場合、時系列描写が必須になる)演出法と相性があまりよくないので演出法のやり方つまり引き出しをあまり持ち合わせていないのです。

意識的にこれから「演出法よりにする」という努力をしなくてはならないと思います。とてつもなく時間がかかりそうな感じですが時間をかけなければ達成困難な割合ですので時間をかけて慣れていこうと思います(次の新作までに反映できるといいんですけどねー。今年中ではマスターできそうにありませんね)。

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・「遅刻する遅刻する」と時計の時間を確認しながらいつも焦っているうさぎ(アリスはこのうさぎを追って不思議の世界に入り込んだ)、人語を話すことができる(ついでに服も着ている)
・後にうさぎの家で再会するが(アリスが巨大化した状態で)アリスの姿に驚きながらも時間に追い詰められているのか、遅刻するといい家の中で巨大化したアリスを放置プレイにし、そのままいなくなってしまう(自分の家よりも仕事が優先らしい、サラリーマンの鑑やね)
・ハートの女王が裁判を行う時に出現し悪いこと?をした相手に関して訴状を読む役を行っている、裁判中に自分の大切な時計をめちゃくちゃに破壊される描写がある(とてもかわいそう)
・訴状の内容は存在しない事柄(やっていないこと)を読み上げることもある(ハートの女王の専属スタッフにかき変えられたと思われる)、裁判が止まってしまうと先に進めるためにハートの女王に何らかのアプローチを行う


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