2023年のわたしのプライベートでの地味な目標は。

1. 2年以上のコロナ禍を経てやっぱりもっと外に出て人と会う時間を増やしたい。
2. と、同時にもっとゆっくり読書もしたい。

この相反するインドアとアウトドアのバランスを上手にとる、ということなのである。

まだ1月は過ぎたわけではないが、真冬で外に出てもそれほどやることもないわけで、
読書は捗ったほうではあったと思う。

ベルリンお決まりの冬の三重苦、
くらい さむい 天気わるい はインドア趣味には追い風を吹かす。

年末にお家にルカのお古のテレビがやってきてしまったので、
年末年始はアマゾンプライムでドラマやユーチューブの動画を観まくった気もするが

数週間もするとテレビからすーっと離れていった、元・紙の本を愛する人間なのであった。

Tage des Verlassenwerdens
Ferrante, Elena
Suhrkamp Verlag AG
2019-09-09



Die Enkelin: Roman
Schlink, Bernhard
Diogenes Verlag AG
2021-10-27


エレナフェランテのいくつかの本が大好きなので(例えばこれ 日本のアマゾンでも発見↓)
リラとわたし (ナポリの物語(1))
Elena Ferrante
早川書房
2017-07-06

まだ読んでいなかった本を読んでみたけど、ガーン..あまり好きじゃなかった

15年連れ添った旦那が急に妻を捨てて違う女性に走ったら
残された妻の生活はどうなるのか?というテーマだったんだけど

主人公として旦那に去られた女性が自分勝手すぎて全然共感できなくて
途中から読み進めるのがきつかった。

選んだ本が好みじゃないというのはきつい。
ドイツ語で読むともちろんノロノロと読むのが遅いので
なんだか時間を無駄にした気がしてしまう。

もう1冊のDie Enkelin(孫娘)は2021年のベストセラーでこちらは面白かったな。
舞台が壁崩壊前のベルリン、崩壊後のベルリンと知っている地名や場所もたくさんでてきたので
親近感もあってサクサク読めた。

読んだ2冊は図書館から借りてきた。
自分の好みかどうか分からない本は図書館で借りるようにしている。
Bibliothek
Pankow寄りのWeddingにひっそりとある図書館は最近のわたしのお気に入り。