バタバタしていて全然更新できていませんでした。

昨日水曜日、1年11ヶ月住んでいたモンポスを、離れました。
本日ボゴタに上京、来週には日本に帰ります。


最後の最後なんて、何もすることないでしょー
暇してるだろうし、旅行でも行こうかな〜

なんて考えていた、数ヶ月前の自分を殴りたい。


最後の2週間は、想像を絶するほどのとてつもない速さと忙しさで、過ぎていきました。


まず、最後の最後になって、配属先とのコラボが実現。
地域の小規模ビジネスを持っている人たちに向けて開講した、マーケティングの講習会。
私が講習を行って、配属先が受講証明書を発行するというもの。
※コロンビアではCertificacion(証明書)の有無がとても重要で、これが発行されないと受講者は半分以下になります。


講習会は2時間×連続4日の、計8時間。
準備含めてかなり大変でしたが、ずっとやりたかったことなので、実現できてよかったです。
これもカウンターパートが変わって、迅速に動いてくれたおかげです。
参加者からも好評で、配属先の他のスタッフにも賞賛され、やってよかったと本当に思いました。


そしてそして、この講習会が終わると、あっという間に最後の土日。

土曜日は街を歩いていると、5歩おきに「まつこー!」と声をかけられました。
そのたび、「実は来週モンポスを離れるんだ」という話になり、「ええーっ!なんで!?」と聞かれたりしてその説明をしたりして、前に進めない。笑
ホテル経営者のおじいちゃんには、「じゃあお別れしないと!」と、午前中だったにも関わらずその場でビールを勧められ、2人でほろ酔いいい気分に。

なんだろうなあ。この多幸感。
このつながりが、多分、私が2年かけて築いたもののなかで一番貴重なものかもなあ・・・
と、そんなことを思ったりしたのでした。


そして、またしても最後の最後まで、とある女性グループにて折り鶴アクセサリーの講習会。
彼女達は、自分達で手作りした手芸品を売り、生活の足しにしている女性たちです。
新たな商品ラインナップが欲しいということで、折り鶴アクセサリーの作り方を伝授しました。


鶴や立方体などの折り方には、複雑な工程も含みますが、やっぱり手工芸を得意としている人たちだからか、飲み込みが早いひとも多い!
そしてその飲み込みが早い人たちが、他の人にも教えてくれるという助け合いぶり。
実際に販売を開始するところまで見れなくて残念ですが、彼女達の折り鶴アクセサリーがラインナップに並ぶ日が早く来るといいなあと思います。


そしてそして、あっという間に最後の月曜日・火曜日。

この2日間は、挨拶まわり&記念撮影。
民芸品の工房やお店をはじめ、市役所、文化会館、学校、エトセトラエトセトラ。

フィリグラーナの職人達に挨拶に行ったら、なんと複数の工房にてアクセサリーをもらってしまいました・・・!嬉しい!
その他にも、こうした手作りの装飾品を用意してくれたり。 


伝統的な練り菓子をつくっている女性は、私があまりにバタバタと一ヶ所にとどまっていないものだから、夜にわざわざ家までお土産のお菓子を届けにきてくれました。


ホストマザーにも、フィリグラーナのピアスをもらいました。
このピアスは、ホストマザーと私で一緒にお店に行って、選んだもの。
お店では、いくつかの異なるデザインのピアスを出してもらって、「どれでも好きなものを選んで」と。
で、一番好きなデザインのものを選ぶと、どうやらそれは他のデザインよりも倍くらい値段が高かったみたいで(ホストマザーと店員の会話が聞こえてしまったんです)。

ホストマザーのおばあちゃんは、いつも金欠金欠と言っていて、夜は電気代を節約するために冷蔵庫のコンセントを抜くくらい節約には気をつかっている人です(果たして冷蔵庫のコンセントを抜くのが実際はどれくらい節約につながっているかはわかりませんが・・・)。

なので、値段が聞こえてしまって「あちゃー」と思ったので、他のデザインで最初に選んだものより安価なものを「やっぱりこれも好きだなー!これにしようかな!」と言ったところ。

「これはまつこへの記念品よ。まつこが本当に一番好きなものを贈りたいの。値段は関係ないのよ」と。
結局、最初に選んだものを、なんの躊躇もなく購入し、プレゼントしてくれました。 


正直、ホストファミリーとは割とドライな付き合いなほうだと思っていたので、いきなりホストマザーの優しさのようなものに触れて、感動しました。


あれ?私って、私が思うよりもずっと、モンポスの人に好かれてたのかな?って。

最後の最後でそれがわかって、良かったです。


挨拶をしていると、

「私たちのこと、忘れないでね」

ってよく言われましたけど、忘れられるわけがないと思う。


で、モンポスを出て、カルタヘナに出てきたわけですけれども。 

もうこれでモンポスには戻らないんだって、全く実感がないです。
カルタヘナのあとボゴタに行って、またモンポスに戻るような気がしている。


でももうモンポスには戻らないんだってこと、
もうホストマザーのおいしいご飯が食べられないんだってこと、
もうモンポスの友人達と薄いビールを飲みながら語り合ったりできなんだってこと、
もうフィリグラーナの工房を訪ねて職人達とコーヒーを飲んだりもできないんだってこと、

全く実感がないです。


いつも私は旅行したときは、ホストマザーにはお土産を買って行っていたのですが。
ホストマザーは、モノより甘いもののほうが喜ぶんですね。
で、昨日カルタヘナの街を歩いているときに、ふと甘いものを売っているところを通りがかって、
「あ、これホストマザーのおばあちゃん好きそうだな」とか思うわけです。
でももう、そういうのを考える必要はないんだってこと。

お別れっていうのは、お別れした瞬間にくるんじゃなくて、
こういう、ふと誰かのことを思い出して、でもその人にもう会えないってわかった瞬間にくるものなんだなあと思ったりして。

「まつこは機械なの?」と言われたことすらある、普段はシステマチックな私でも、ちょっとセンチメンタルな気分になるわけです。


だからね。

もし任地でつらい思いをしている協力隊員や、協力隊員に限らず異国の地で悲しい思いをしている人がいたら。
大丈夫、あなたはあなたが思うよりもはるかに、周りの人に好かれているよって、伝えたい。

あっという間に終わりはきちゃうから、あとから後悔しないように、辛くても悲しくても地域の人たちのことをせいいっぱい考えてねと伝えたいです。 
 
 
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