今朝6時半頃、エジプトの首都カイロ中心部にあるイタリア領事館前で大爆発がおこり、1人が死亡、10人が負傷し、イスラム国が犯行声明を出しました。
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これはかなりものすごい爆発で、私はこの「どっかーーーーーーん!」という爆音で今朝目覚めました。

イスラム国のテロの爆音で目覚めるって、なんて素敵な1日の始まりなんでしょう・・・汗

この領事館、うちから1kmくらいのところにあります。

自宅から1kmのところでイスラム国がテロって、なんていうか・・・衝撃っていうのとも違って、いよいよ奴らが攻め込んできたな・・・っていう感じです。

イスラム国がカイロ市内のテロに関して犯行声明を出すのはこれが初めてです。

エジプトにはもともとたくさんのテロ組織があって、そのひとつであるアンサール・バイトゥルマクディスABMという組織が2014年11月にイスラム国に忠誠を誓い、「イスラム国シナイ州」を名乗るようになりました。

イスラム国シナイ州というだけあって、彼らの活動(?)拠点はシナイ半島にあります。

先日もシナイ半島でエジプト治安部隊に対する総攻撃を行い、エジプト当局を震撼させました。

その次が今回のイタリア領事館爆破テロなんですが、イスラム国がカイロでテロを行うのは初めてでも、ABMはカイロでテロを行ったことが複数回あります。

そのうちのもっとも主要なものが、2013年9月のエジプト内相暗殺未遂事件です。

これは自動車爆弾を使った自爆テロで、ABMが犯行声明を出し、犯人の遺言や現場映像をおさめた動画も公開しました。

つまり何が言いたいかというと、ABM時代にカイロでテロができたんだから、イスラム国入りした後も当然カイロでテロしようと思えばできるでしょ、ってことです。

どちらかというと、今までイスラム国がらみのテロがカイロで発生しなかったことのほうが不思議です。

かといって起こってしまうと、それはそれでショックなもので、改めて「エジプト終わったな・・・」と思ったりするわけです。

まあこれまで4年エジプトに住んでいて、「エジプト終わったな・・・」と思ったことは数え切れないほどあるのですが・・・汗。

このイタリア領事館はカルチャーセンターとして使われていて、イタリアン・レストランも併設されており、漫画家のヤマザキマリさんがイタリア人のご主人と結婚式をあげたのもこちらのようです。

ご本人のツイートがこちら。
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悲しいですね・・・。

テロの状況ですが、発生後まもなくの現場からの中継映像がこちらです。

うーん・・・

ヤバヤバだな。もう否定のしようがない。。。

犯行声明には「爆発物450kgを積んだ車を爆発させた」とあるのですが、450kgってとんでもない量ですよねえ?

でもあの爆音の凄さとこの様子、さらに近隣の住宅や車の破壊されっぷりをみると、頷けます。

うちはまだ爆音くらいですんだものの、近所の家は壁がふっとんだり、ガレージがひんまがったり、ガラスが木っ端微塵になったり、もう大変です。

近隣住民は内相が現場を訪れた際、「モルシを死刑にしてください!!」とか訴えていました・・・。

6月26日にチュニジアのビーチで発生したテロをうけて、日本政府は7月10日になりチュニジアの危険情報を「渡航の是非を検討してください」に引き上げました。

エジプトの危険情報は今のところ、カイロとルクソール、アスワン、アブ・シンベル、ハルガダ、シャルムといった観光地に関しては「十分注意してください」です。

カイロでもルクソールでも、テロ多発してますけどね・・・。

これでも一応、十分注意して暮らしてるんですけどね・・・。

今回の犯行声明ではムスリムに対し「外国権益の建物からは遠ざかるように」と警告しているのですが、私の住んでいるザマレクは外国権益の建物だらけで、もう遠ざかりようとか全然ないわけでして・・・汗。

一言で言うと、「怖い」ですわ、本当に・・・。