( ゚毒゚)< しんどい。

つらい



かせつ。

先に 何が待つか予想もつかぬ 単管パイプ の

仮設参道の急傾斜 カンカンと登ると 奥に しとど

か というほど に降り注ぐ 緑越し の日差し。


ちょっと前まで  ゲル状か とさえ思われ

掻き分け進むほど だった空気 が途端に

シャビシャビの液体 に感じられ全身に浴びる。


したたり。




のぼり。

なんとなく だけれども 四半世紀くらい
前の 真夏ってこんな だった気がするな
という 懐かしい気象が 展開されている。

 それでも高台に登れば 薄着の隙間から
吹き込んでくる爽やかさ に今が2023年の
9月 という現実を突きつけられ つらい。

おり。




どっと。

マメヅタの群生が こびり付いた 一画は

葉の艶が出す明暗で 凹凸が強調され

粒感と相まって ドット絵のようで。


世界の解像度 下げそうな 緑の繁茂が

地球を覆えば 世はゲーム的に単純化され

簡単世界に なって生きやすく なるのでは。


はんい。


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