ひそみ。

何か の条件が合わないと現れない 見て

しまった人間を 無条件で誘き寄せる

ような 森に空いた穴の 奥に続く鳥居。


当然のように その魅力に抗えず

飲み込まれ ふと 我に返って振り向く

と 彩度を吸い取られた のかと戸惑う。


きえ。