かすれ。

地を這う僕を 嘲笑う かのように 空は

様子を好き勝手に変え 空模様を追って

移動 すれども 地面際は 別の天候が。


天気とか季節とかいう 大いなる存在が ただ

そこに在って 勝手に営まれて 意にも

介されない ような無力感が気持ちいい。


はれ。