なみてん。 2020年11月08日 集団越冬の地を求め テントウムシたちは集い。テカテカのボディで ガードレール上を走り回る姿は 昆虫界のモータリゼーションか という具合。傍で じっと立っていると 気づけば体中に纏わりついていて スカラベに覆われて骨にされるアレ を連想する。 タグ :#ナミテントウ#写真
そらたつ。 2020年09月11日 天が高くなる という季節 確かに縦方向に 拡大されたように 雲は伸び 虫は空高くを舞い。地を這い 見上げていれば。ぼうっと湧き上がってくる 自分の意識も上方に延伸 される感覚に 浸り味わってそれが熱中症の前触れ と気付く。まだ暑い。 タグ :#アゲハチョウ#写真
ひぐれに。 2020年07月21日 日暮れを待たず 脱ぎだした ひぐらし。その 琥珀色から出た 脱ぎたてエメラルドグリーンの 湿った身体は 無防備な美しさ。身体 乾けばその カサカサボディのどこから そんな音が鳴るのか 不思議なくらい 艶っぽい声を上げ 視覚聴覚で 夏景色の一角を 支える。 タグ :#蝉#写真
まんちす。 2020年07月15日 夏が近づくと 目に付きだして 夏の間急激な成長 を遂げ 秋に子種 残して散っていく様は 果実の様 であるなと。その光透かす 身体を構成する物質もどこか果物めいて いるなと 観察する僕を ずっと めっちゃ見てくる。 タグ :#カマキリ#写真
くものめ。 2020年07月03日 濡れ艶の参道の奥におわすお狐が こちらに投げかけた鋭い眼光は 妙に禍々しく。見返すと 眼帯のような片目から 発せられる八個分の視線。左右の狐と一緒に神社の守備を 担っていることだろう蜘蛛。 タグ :#稲荷#写真
まつくも。 2020年04月16日 各地で閑古鳥なく 花見会場。開く花多すぎると 獲物 分散するのか蜘蛛たちも暇 持て余していそう で。あと一週間 もすれば 急激に散りだし住宅事情も一変するだろう蜘蛛たちと 先の見えなさ 不安を共有 する。 タグ :#ハナグモ#写真
はなもり。 2020年03月28日 一介の草花 にしちゃあ ちょいと美しすぎるんでないか と思わせる造形の ヘビイチゴだか クサイチゴだか の花。結構な割合で 一花に一蜘蛛 ガーディアン的に ハナグモの類が待ち構え そら守護される のも納得の美しさ である。