( ゚毒゚)< しんどい。

つらい

カテゴリ: むし



さんれん。

集団越冬の地を求め テントウムシたちは集い。

テカテカのボディで ガードレール上を走り回る

姿は 昆虫界のモータリゼーションか という具合。


傍で じっと立っていると 気づけば

体中に纏わりついていて スカラベに

覆われて骨にされるアレ を連想する。


かーぶ。




さんわ。

天が高くなる という季節 確かに縦方向
に 拡大されたように 雲は伸び 虫は空
高くを舞い。地を這い 見上げていれば。

ぼうっと湧き上がってくる 自分の意識も
上方に延伸 される感覚に 浸り味わって
それが熱中症の前触れ と気付く。まだ暑い。

くもたつ。


ぬぎ。


日暮れを待たず 脱ぎだした ひぐらし。
その 琥珀色から出た 脱ぎたてエメラルドグリーン
の 湿った身体は 無防備な美しさ。

身体 乾けばその カサカサボディのどこから そんな
音が鳴るのか 不思議なくらい 艶っぽい声を
上げ 視覚聴覚で 夏景色の一角を 支える。


なき。

うわめ。


夏が近づくと 目に付きだして 夏の間
急激な成長 を遂げ 秋に子種 残して
散っていく様は 果実の様 であるなと。

その光透かす 身体を構成する物質も
どこか果物めいて いるなと 観察
する僕を ずっと めっちゃ見てくる。


よこめ。

つやみち。


濡れ艶の参道の奥におわす
お狐が こちらに投げかけた
鋭い眼光は 妙に禍々しく。

見返すと 眼帯のような片目から 発せられる
八個分の視線。左右の狐と一緒に神社の
守備を 担っていることだろう蜘蛛。


がんたい。

ひまそう。



各地で閑古鳥なく 花見会場。開く花
多すぎると 獲物 分散するのか
蜘蛛たちも暇 持て余していそう で。


あと一週間 もすれば 急激に散りだし
住宅事情も一変するだろう蜘蛛たち
と 先の見えなさ 不安を共有 する。



ゆびくわえ。

しわはな。



一介の草花 にしちゃあ ちょいと美し

すぎるんでないか と思わせる造形

の ヘビイチゴだか クサイチゴだか の花。



結構な割合で 一花に一蜘蛛 ガーディアン的

に ハナグモの類が待ち構え そら守護

される のも納得の美しさ である。



とおさぬ。

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