さいせん。 2024年08月15日 かつては 文明の最先端 であった宗教は 歴史が長く続くうちに また 科学の隆盛に伴って古いものが善し というスタンスに切り替わり。そうでなく 一体となって発展していったら鳥居にネオンがチカチカ灯った時代 とか ドローン狛犬導入とか まったく別の景色があったかも と。 タグ :#色彩#写真
ひのいろ。 2024年07月22日 何か の条件が合わないと現れない 見てしまった人間を 無条件で誘き寄せるような 森に空いた穴の 奥に続く鳥居。当然のように その魅力に抗えず飲み込まれ ふと 我に返って振り向くと 彩度を吸い取られた のかと戸惑う。 タグ :#日光#写真
へんせん。 2024年07月12日 何を残し何を壊すか の選択の連続で 町は変化を遂げ 独特の形を成し 神社とかがアクロバティックに残って いたりすると うれしく。不可逆的な選択結果の集積が そのまま表れる町の様相と、もう取り返し つかない選択結果たる 自分の人生を見比べる。 タグ :#参道#写真
たはしる。 2024年07月07日 田が先か社が先か という田園ド真ん中突っ切る参道は 爽快で。周囲の植物のエネルギー感と相まって 加速 を感じる。その 傍らには暮らしの掲示板などが 田んぼだけでなく 生活とも融合して いる様子を示している。 タグ :#参道#写真
ぬれがみ。 2024年07月02日 湿った神社が纏う 独特の空気は単に湿度の所為 とは思えない何か別の要素が 入り込んでいるよう で。年季を経た物質 が濡れた匂いと思い込みからくるやつ とが合わさり充満した湿度越しに 五感を刺激する。 タグ :#湿度#写真
どくせい。 2024年01月16日 正しい表現である とは思わないけれど妙に完成度の高い景色 というもの が町の中、生活圏の中に 存在していて。唐突に 眼前に現れると ウッソだろ…と しばし立ち尽くした後 現実の光景と理解し 高揚感が こみ上げてくる感覚には 強い中毒性が。 タグ :#参道#写真
のこよみ。 2024年01月03日 人々の心の中から 早々に消えた正月感は 景色を置き去り にしたのか 残された暦に準拠した灯かり が脳裏に焼き付き。そんな 発生しては消える 淡く不確か な風景を 求め彷徨う ことだけをモチベーションに なんとか今年も 這いずり回りたい。 タグ :#一月#写真