( ゚毒゚)< しんどい。

つらい

カテゴリ: 神社・寺



ごくさい。

かつては 文明の最先端 であった宗教は 歴史

が長く続くうちに また 科学の隆盛に伴って

古いものが善し というスタンスに切り替わり。


そうでなく 一体となって発展していったら

鳥居にネオンがチカチカ灯った時代 とか ドローン狛犬

導入とか まったく別の景色があったかも と。


さび。




ひそみ。

何か の条件が合わないと現れない 見て

しまった人間を 無条件で誘き寄せる

ような 森に空いた穴の 奥に続く鳥居。


当然のように その魅力に抗えず

飲み込まれ ふと 我に返って振り向く

と 彩度を吸い取られた のかと戸惑う。


きえ。




からみ。

何を残し何を壊すか の選択の連続で 町は

変化を遂げ 独特の形を成し 神社とかが

アクロバティックに残って いたりすると うれしく。


不可逆的な選択結果の集積が そのまま

表れる町の様相と、もう取り返し つかない

選択結果たる 自分の人生を見比べる。


くぐり。




くらし。

田が先か社が先か という田園ド真ん中
突っ切る参道は 爽快で。周囲の植物の
エネルギー感と相まって 加速 を感じる。

その 傍らには暮らしの掲示板など
が 田んぼだけでなく 生活とも
融合して いる様子を示している。

とおし。




た。

湿った神社が纏う 独特の空気は

単に湿度の所為 とは思えない何か

別の要素が 入り込んでいるよう で。


年季を経た物質 が濡れた匂いと

思い込みからくるやつ とが合わさり

充満した湿度越しに 五感を刺激する。


かわ。




つづく。

正しい表現である とは思わないけれど

妙に完成度の高い景色 というもの が

町の中、生活圏の中に 存在していて。


唐突に 眼前に現れると ウッソだろ…と しばし

立ち尽くした後 現実の光景と理解し 高揚感

が こみ上げてくる感覚には 強い中毒性が。


まいる。




きえ。

人々の心の中から 早々に消えた正月感

は 景色を置き去り にしたのか 残された

暦に準拠した灯かり が脳裏に焼き付き。


そんな 発生しては消える 淡く不確か な

風景を 求め彷徨う ことだけをモチベーション

に なんとか今年も 這いずり回りたい。


さり。


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