( ゚毒゚)< しんどい。

つらい

カテゴリ: 雨/雪


 
ともし。

フェイント的に 妙に暖かかった冬半ば の所為か
各地の開花予想は前倒し された感があり
しかし結局だらだら 続いた寒さ。

結果的に 昼行灯ならぬ 蕾提灯と でも言うべき
光景 が各地で見られた ような気がして
今年ならでは という感じは 案外悪くなく。

ぬらし。




くるま。

夜は良く。気象に右往左往 させられながら も

涸れつつある自分への期待 の残り滓に 焦燥感を

煽られ 何か得られるのでは という 昼間と違い。


最早 諦観と許容しかない 宵は もうどうにでも

なーれ と積もった雪を跳ね除ける足取り も

軽く 関節さえ軋まなければ スキップしている所。


ばいく。




もぐり。

逃げ出したく なる過酷な天候の中

見かけた 潜っていくタイプの

立体交通交差 に引き込まれると。


その中も キンキンに冷えている上

暗い中で流れる水の音が 心細さ

を 増大させて 精神に来る冷え。


のぞき。




ほそまり。

奥の細まりまで 入り込み 残った
白いそれは いつからか脳に こびり
ついた 雪景色への執着に似て。

もう今年は これで最後かと 何度も
思わせて また降らせる粘着質な今年の
冬型気圧配置を 少し応援してしまう。

くらがり。




ふみ。


靄がかった空気は 意識をぼんやり と

させ。清らかな 白い平面は 登下校

の 小学生に とっておかなければ 。


みたい な使命感的なものや このまま

ぜんぶ白くホワイトアウトしてしまえばよい と

いう終末願望まで いろいろ湧いてくる。


かすみ。




やね。

連なる屋根屋根の下 には 当然に僕とは

何も関係の ない空間が存在して いて

それが視界の ずっと先まで続いて いて。


全く違った環境があり そこに一切 無縁な

生活が 当たり前に大量に あるということ

が 鬱屈した日々において 救いに思える。


みち。




みち。

白塗りの世界 を照らしていた日が 定刻

より 山の高さ分 少し早め に引いて

ゆき 一緒に彩度まで 攫っていくようで。


背中側から 寒さが増して いく感覚の中

山の向こう側は 真オレンジ色の見たことの

ない光景に なっているのでは と妄想する。


やま。


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