ぬれちん。 2024年04月06日 フェイント的に 妙に暖かかった冬半ば の所為か各地の開花予想は前倒し された感がありしかし結局だらだら 続いた寒さ。結果的に 昼行灯ならぬ 蕾提灯と でも言うべき光景 が各地で見られた ような気がして今年ならでは という感じは 案外悪くなく。 タグ :#提灯#写真
ゆるゆき。 2024年03月06日 夜は良く。気象に右往左往 させられながら も涸れつつある自分への期待 の残り滓に 焦燥感を煽られ 何か得られるのでは という 昼間と違い。最早 諦観と許容しかない 宵は もうどうにでもなーれ と積もった雪を跳ね除ける足取り も軽く 関節さえ軋まなければ スキップしている所。 タグ :#夜道#写真
ゆきあな。 2024年03月01日 逃げ出したく なる過酷な天候の中見かけた 潜っていくタイプの立体交通交差 に引き込まれると。その中も キンキンに冷えている上暗い中で流れる水の音が 心細さを 増大させて 精神に来る冷え。 タグ :#通路#写真
ほそゆき。 2024年02月25日 奥の細まりまで 入り込み 残った白いそれは いつからか脳に こびりついた 雪景色への執着に似て。もう今年は これで最後かと 何度も思わせて また降らせる粘着質な今年の冬型気圧配置を 少し応援してしまう。 タグ :#晩冬#写真
せっけい。 2024年02月06日 靄がかった空気は 意識をぼんやり とさせ。清らかな 白い平面は 登下校の 小学生に とっておかなければ 。みたい な使命感的なものや このままぜんぶ白くホワイトアウトしてしまえばよい という終末願望まで いろいろ湧いてくる。 タグ :#雪景#写真
べつまち。 2024年01月28日 連なる屋根屋根の下 には 当然に僕とは何も関係の ない空間が存在して いてそれが視界の ずっと先まで続いて いて。全く違った環境があり そこに一切 無縁な生活が 当たり前に大量に あるということが 鬱屈した日々において 救いに思える。 タグ :#雪景色#写真
いろへり。 2024年01月23日 白塗りの世界 を照らしていた日が 定刻より 山の高さ分 少し早め に引いてゆき 一緒に彩度まで 攫っていくようで。背中側から 寒さが増して いく感覚の中山の向こう側は 真オレンジ色の見たことのない光景に なっているのでは と妄想する。 タグ :#雪#写真