( ゚毒゚)< しんどい。

つらい

カテゴリ: 朝



てる。

よく晴れる日の朝 早めに起きる と
ご褒美的に立ち込める朝霧は 今日も
始まる 辛い現実を オブラート状に包み。

非現実と見紛う視界は 外に踏み出す
一歩へ の抵抗を無くし 靄は
現実導入剤みたいな役割を担っている。

きわ。




まち。

常軌を逸した気温と 尋常ならざる日差し

を 伴う真昼間の空気 と違って 早朝の

それ は実に常識的で 気品さえ 窺え。


そんな 友好的かつ紳士的 な振る舞いに 自然と

こちらも勤勉で 折り目正しい生活 を以て

応えるべき では と ラジオ体操でもしたくなる。


た。




ゆき。

朝 霧は濃く深く 底から昇りだした太陽
からは ティーバッグから滲み出す 紅茶的 に
深いコクを 感じさせる いい感じの色合い。

現実と地続きだとは考えにくい光景 も
何処かからの列車が 何本か通り過ぎる
頃には すっかり醒めるように現実。

さき。




のぼり。

夜明け直後 訪れた 霧の塊に圧し潰されそう
な朝。気怠げに ずるずる 昇りだした
太陽が 未だ寝ている世界を 照らし。

目の前の 圧倒的な光景に比べ 妙なほど
静寂を保っていた 人間社会が 節々で
動き出す様に 謎の昂ぶり を感じる。

めざめ。




あさ。

海峡を 朝も早よから行き来する
船音の振動が響きわたり 朝っぱら
から 賑やかな空気に包まれる 海の町。

町を目覚めさせる ような音が 寝起き
の怠い身体 震わして 周囲の雰囲気
にも つられてちょっと元気 出る。

はし。




もやまち。

朝はやく 立ち込める靄は 眠気にも似て

突然 始まった一日に ぬるり と抵抗

なく 没入していくため の潤滑剤的。


差し込む日光 との組み合わせは 聖属性

といった様子で ただのカーブミラー

さえ 伝説の剣みたいに演出する。


もやみち。




ふたり。

日が昇りきる前の 田園の空気は
なんだか もっちり として高台から見ると
巨大なモチモチした存在 が居るような気配 感じ。

気温が低い内に、と早くから農道を
軽トラが忙しく 走り回りる光景 見てると
もうすぐ 田んぼの繁忙期 始まるなあと。

いっぽん。


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